PS版DQ4:装備禁止クリア レポート


文責:dqmaniac@極限攻略研究会

※このレポートは、ファミ通やり込み大賞に送付した簡略版をベースにしています。

第一章攻略開始日:2001年12月1日
第五章攻略終了日:2002年1月13日
第六章攻略終了日:2002年7月14日


●コンテンツ

ビデオテープの内容
今回のやり込みの概要
動機と経過
基礎知識
・攻略ガイド簡略版
  第一章 王宮の戦士たち
  第二章 おてんば姫の冒険
  第三章 武器屋トルネコ
  第四章 モンバーバラの姉妹
  第五章 導かれし者たち
  第六章 その後の世界
Special Thanks

・参考資料
  拾得アイテムリスト
  レベルと経験値の関係
  キャラクターのステータス


●ビデオテープの内容

No 内容              カウンタ
 1.武術大会(2章)        0:00:00
 2.バルザック戦(4章)      0:15:31
 3.灯台タイガー戦(ここ以降5章) 0:36:54
 4.キングレオ戦          0:44:32
 5.バルザック戦          1:01:41
 6.ピサロナイト戦         1:15:38
 7.盗賊バコタ戦          1:27:18
 8.エスターク戦          1:39:02
 9.ギガデーモン戦         2:09:53
10.アンドレアル戦         2:22:38
11.エビルプリースト戦       2:29:13
12.ヘルバトラー戦         2:49:53
13.デスピサロ戦          3:23:24
    第1形態           3:28:35
    第2形態           3:37:06
    第3形態           3:42:33
    第4形態           3:48:23
    第5形態           3:59:44
    第6形態           4:09:38
    最終形態           4:17:14
   KO              4:38:53
   THE END         4:53:13


●今回のやり込みの概要

今回の「PS版DQ4 装備禁止クリア」の具体的な条件は次の通りです。

まず上の2つは、「装備禁止」を掲げる以上当然のことです。そして必然的に、「そうび」コマンドは移動中も戦闘中も使用不可です。NPCキャラについては、ホイミンとドラン以外は何らかの装備をしていますが、イベント進行のために不可欠な場合(第四章でオーリンがキングレオ城の扉をこじ開ける時)以外は移動・戦闘に参加してはいけません。また、下の3つについては、いかに無装備キャラといえども、種や木の実を使いまくったりレベル99まで上げたりするとパラメータが恐ろしく上昇し、戦闘がつまらないものになってしまうため、制限を設ける必要がありました。種や木の実に関しては拾えるものや確実に落とすもの(カメレオンマンの命の木の実など)のみを使うこととし、レベルに関しては通常の攻略よりも低い基準に設定することで、緊張感のある戦闘を可能にしています。……と言うよりも、レベル上げに関しては後述する「吟味」という単純作業が恐ろしくタルかったため、これ以上やる気にならなかったというのが真相です。

さて、以上の制限を設定した結果、通常の攻略と比較して次の点で厳しくなります。

●「武器装備禁止」なので、与えるダメージが減少する。

アリーナ以外は、打撃攻撃でのダメージをほとんど期待できません。ライアンや勇者、ピサロなどの比較的力が上がるキャラでも、素手でボスの装甲を貫くのは至難の業です。唯一アリーナだけはその会心率の高さから打撃攻撃要員として使えますが、キラーピアスという強力無比な武器を装備できないため、通常の攻略と比較すると攻撃力が約半分に落ちます。

●「防具装備禁止」なので、受けるダメージが増加する。

まず、打撃攻撃で受けるダメージが恐ろしく増加します。第一章では、レベル1のライアンはスライム×2にすらボッコボコにされます。ましてボス戦ともなると、最大HPの半分、場合によってはそれ以上を一気に持っていかれることも珍しくありません。スカラやスクルトで守備力を上げることも可能ですが、通常の攻略と比べて守備力が圧倒的に低いため、アリーナなど素早さの高いキャラを除いてはほとんど役に立ちません。

そして打撃攻撃よりも恐ろしいのは、ブレスや呪文です。耐性のある防具を装備できないため、例えばキングレオの凍える吹雪とか、バルザック(第五章)のヒャダルコ連打とかをまともに食らうことになります。炎や吹雪を唯一軽減する手段がフバーハですが、何しろ修得レベルがミネア29であり、今回の攻略の制限ギリギリです。というか、攻略レベルを「29以下」に設定しているのは、実はフバーハ修得のためなのです。

●「装飾品装備禁止」なので、様々な追加効果を活用できない。

疾風のバンダナや星降る腕輪を装備できないため、素早さを上げる手段はレベルアップしかありません。豪傑の腕輪も装備できないため、攻撃力にプラスされればかなり助かるところなのですが諦めざるを得ません。……この程度なら大した影響はありませんが、最大の問題は、「メガザルの腕輪が使えない」ということです。このため、デスピサロ最終形態戦や第六章のボス戦では死者が出ないように、出ても戦線が崩壊しないように、慎重に戦いを進めなくてはなりません。

●カジノや小さなメダルの景品は、そのほとんどが使えない。

エンドールカジノの景品のうち、使えるのは魔法の聖水と祈りの指輪だけです。移民を集めてカジノを作っても、新たに獲得可能な景品の中で使えるのは微笑みの杖とラーの鏡だけ。また、小さなメダルの景品も、天罰の杖(30枚)、はぐれメタルの盾(52枚)以外は無用の長物です。

●NPCキャラは、そのほとんどが使えない。

第三章では、スコットやロレンスを雇えません。トルネコ1人ではレベル上げさえも難しいため、銀の女神像など洞窟内のアイテムは諦めざるを得ず、Gはすべて商売で稼がなくてはなりません。さらに大きな問題は、第四章でオーリンを使えないことです。キングレオ城の扉をこじ開ける時だけは使わざるを得ませんが、その後バルザック戦では第1ターンに死んでもらい、以後ミネアとマーニャだけで勝利しなくてはなりません。第五章に入ってからも、ホフマン、パノン、ルーシアが一時的に仲間になりますが、戦闘に参加させてはいけませんし、移動中にルーシアのベホマを使うのも厳禁です。

●レベル制限のため、強力な呪文を使えない。

初回クリアまでは、ベホマラー(クリフト30)、ベホマズン(勇者32)、ザオリク(クリフト33)といった強力な回復呪文を使えません。結界4ボスまでは祝福の杖やベホイミだけでしのがなくてはなりませんし、デスピサロ戦では回復量よりも大きなダメージを受け続けることになります。一方、マヒャド(ブライ32)、メラゾーマ(マーニャ33)、ギガデイン(勇者34)といった強力な攻撃呪文も使えません。メラゾーマとギガデインがあれば終盤のボス戦がかなり楽になるのですが、今回使用できる最強の攻撃呪文はベギラゴンなので、デスピサロ第4形態の瞑想を上回るのもなかなか大変です。

●第六章のボス戦が厳しい。

クリア後に登場するボスである、エッグラ&チキーラ、エビルプリーストに関しては、普通に戦っても強いです。まして今回は装備禁止で挑むわけですから、かなり厳しい戦いを覚悟しなくてはなりません。エッグラ&チキーラの攻撃に対しては、事実上防御手段がありません。フバーハはHP・素早さ不足のため使えませんし、スクルトも重ねがけしている暇など全くありません。そして仮にこいつらを撃破できたとしても、エビルプリースト戦ではさらなる苦戦を強いられます。通常の攻略では装備+スクルト連打で軽くしのげるはずの「踏みつける」で230程度のダメージを平気で食らいますし、これに加えて守備力無視攻撃である「叩きつける」だとか、輝く息の連打とかが襲いかかるのです。



しかし、工夫をこらせば通常の攻略よりも低いレベルでクリアすることが可能です。前記の様々な問題点への基本的な対策は、次のようになります。

●吟味付きレベル上げにより、最大HP・最大MP・力・素早さを上げる。

装備禁止という条件では、ボスを上回る強さを得るためにはパラメータを上げるしかありません。……何だか1行で簡単に書いていますが、この作業こそが本攻略の最大にして最凶の難関となって立ちはだかります。

●呪文はマホトーン、マホカンタ、マホステ等でしのぐ。
●ブレスはフバーハで半減する。
●スカラ・スクルトも、長期戦なら重ねがけすればそのうち効いてくる。

全体攻撃には呪文を駆使して対処します。とはいえ、フバーハを初めて使うのはヘルバトラー戦ですし、それぞれの呪文を使えるキャラが限られているのも問題です。実際には、魔封じの杖や天空の盾、はぐれメタルの盾など、呪文と同じ効果の道具を使用することで対処していきます。また、スカラやスクルトについては、確かに単発ではほとんど効果がありませんが、5回、10回とかけ続けることでじわじわと効果を発揮していきます。もちろん、デスピサロ最終形態のように凍てつく波動を使うボスに対しては全く無力ですが(笑)。

●祝福の杖や賢者の石を駆使して、回復力不足を補う。
●天罰の杖や氷の刃、炎の爪などを駆使して、攻撃力不足を補う。

回復力や攻撃力を補う有力な手段が、豊富なアイテム類です。特に第五章のキングレオ戦あたりからは、打撃攻撃では埒があかないためでもありますが、メラミなどの呪文に加えて炎の爪、天罰の杖といったアイテムが主力となります。

●ラストバトルに限り、ドランを使用する(何も装備していないので使用可)。

NPCのうち、第一章のホイミンと第五章ドランは使用可です。ありがたく使わせていただきましょう。なお、ドランは結界4ボス戦の前に仲間になるのですが、結界4ボスはさほど強くないですし、ドランを入れると最終ターンの調整が難しくなるため、デスピサロ戦まで馬車に待機させておきます。

●第六章エビルプリースト戦に備えて、種や木の実、回復アイテムを温存する。
●第六章エビルプリースト戦では、ピサロを駆使する。

エッグラ&チキーラ、エビルプリーストといったボスは確かに恐ろしく強いのですが、こちらにも相応の対抗手段が用意されています。特にピサロは勇者を上回る総合力を有するため、パーティの主力として働いてもらいます。さらに、種や木の実、世界樹の葉、世界樹の雫はすべてエビルプリースト戦まで温存します。これでようやく互角の戦いに持ち込むことができるのです。


●動機と経過

このやり込みを開始した2001年12月1日は、PS版DQ4の発売から1週間くらいしか経過していなかったのですが、既に低レベル攻略やタイムアタックでは達成者が複数出ていましたし、挑戦中の人も多数いました。そして、社会人である筆者はゲームに割ける時間という点では学生、主婦、フリーターといった方々に絶対にかなわないため、この時点でメジャーなやり込みを行う気が失せていました。

装備禁止というのも比較的メジャーなタイトルなのですが、この時点で手をつけている人はほとんどいませんでした。しかし、日記等で公表してしまうと途中で追い抜かれる可能性が高かったため、15日にピサロナイトを倒すまでは「とあるやり込み」と称して公開を控えていました。その後エスターク戦で詰まったものの、PONさんのアドバイスを得て切り抜け、2002年1月13日に初回クリアを達成しました。

2002年1月末、F通Y大賞にて「装備禁止+逃亡禁止+ノーセーブ」という作品が掲載されました。吟味を行わず、逃亡も制限してクリアしていることには感服しましたが、第三章で助っ人(装備している)を使用していたり、クリアレベルが42?まで上がっているなど、「そりゃないだろう?」という要素もありました。

筆者もF通Y大賞にはビデオを送ったのですが、1月のY大賞には間に合わず、その後5月?のY大賞には掲載されませんでした。恐らく、「やり込みのすべてを録画する」という条件を意図的に無視したことと、1月に掲載されたものと同類の作品として扱われたことが原因でしょう。しかし、筆者はもともと「やり込みのすべてを録画する」気は毛頭なかった(初回クリアまでで約120時間……時間とビデオテープ代、送料の無駄)ので、この結果はほぼ見えていました。

その後は、第六章の装備禁止クリアをやる人など皆無だろうと予想していたこともあり、大幅にペースを落としていましたが、最終的には夏コミ合わせで攻略を進め、7月14日になってようやくエビルプリーストの撃破に成功しました。


●基礎知識

【種や木の実の使い方】

種や木の実はすべてデスピサロ戦に残します。そのため、第四章までの種や木の実は一切使わず、すべて第五章に持ち越します。また、第一・三・四章では換金用アイテムを可能な限り多く持った状態でクリアするため、そもそも種や木の実は拾わずに進むべきです。

また、六章の攻略を行う場合は、デスピサロを種や木の実を使わずに倒して、すべてエビルプリースト戦まで温存します。

【Gを第五章に持ち越す】

第四章までは、クリア時にGが余っていても、第五章にそのまま持ち越すことはできません。そこで、コインや換金用アイテムに替えることで持ち越します。第一章では鉄の鎧、第二章ではコイン、第三章では鋼鉄の剣(あわよくば破邪の剣)+コイン、第四章では毒針を買えるだけ買い、所持金を0付近にしてクリアするのが賢い方法です。

【ステータス吟味】

本攻略では攻撃力・守備力を上げる唯一の手段がレベルアップです。従って、レベルアップの際にはステータス上昇に気を配り、最高に近い数値が出るまで何度もリセットを繰り返す必要があります。運が悪い時は200回、300回のリセットが必要になるため、妥協ラインを事前に決めておくか、新聞を読むなど他のことをやりながらプレイすることをお勧めします。

【ボス戦でのレベルアップの回避】

パーティの最高レベルが29以下という状態でデスピサロを倒すためには、すべてのレベルアップにつき吟味が必要です。一方、ボス戦では時間もかかりますし勝率も低いため、いちいちレベルアップの数値が気に食わないからと言ってやり直していては時間がいくらあっても足りません。従って、事前に経験値を調整したり、ボス撃破直前で故意に仲間を殺したりして、ボス戦でのレベルアップを徹底して回避します。

【時の砂を使って逃げる】

PS版DQ4では、時の砂は無限回使用可能です。従って、雑魚戦から逃げ損なったら時の砂を使うことを繰り返せば、先制されない限りノーダメージで逃げ続けることができます。

【時の砂を使って吟味】

種や木の実を使用する際には最大値を出すのが理想です。しかしPS版DQ4ではロードに時間がかかりすぎるため、いちいちリセットするのは時間の無駄です。そこで、雑魚戦の途中に種や木の実を使い、最大値が出なければ時の砂、最大値が出たら逃亡、とすれば、比較的短時間で最大値を出すことができます。なお、弱い雑魚敵の場合は逃げられることがあるため、ラリホーマ等で眠らせておくと安心です。


●攻略ガイド簡略版


序章

特にやることはありません(爆)。なお、勇者の性別はどちらでも良いです。男女間のステータスの差は多分ありません。筆者は当然女性を選択し、「さくら?」と命名しました。本攻略をする頃、なぜかさくら大戦(注:「サクラ」大戦ではありません。真宮寺さくら萌え萌えなプレイをすることをこのように呼称します……念のため)にはまりまくっていたためです。ちなみに、「?」という記号に特に意味はありません。初回プレイでは「さくら」という名前にしていたため、2回目プレイのセーブデータを目立つようにしたかったためです。


第一章 王宮の戦士たち

まずはライアンの装備を外して売り払い、薬草を買い込んでレベルを上げます。

レベル2に上げるのがものすごく大変です。本攻略の第1関門と言って良いでしょう。攻撃力7、守備力2はスライムやはさみくわがたにも劣りますし、非力さを補う呪文もありません。スライム相手に4とか5とか平気で食らう一方、倒すまでに3〜4ターンはかかるので、モンスターが2匹以上出てきたら勝てません(笑)。仕方がないので、事前にセーブしておいて1匹での出現を待ち、ちまちまと経験値を稼いでいきます。1回戦闘を終えるごとに回復(4Gで泊まれる宿屋の方が、8Gの薬草よりもリーズナブル)・セーブします。この時点では「エアラット1匹」を狙うと良いでしょう。倒すために薬草1個+宿屋が必要になりますが、経験値3は大きいです。

※あまりにも手間取るようなら聖水を投げる手もあります。8〜15のダメージを与えるので、バトランド城周辺のモンスターならほぼ一撃で倒せます。

そしてレベル2に上がる直前にセーブし、吟味を始めます。目標は「HP+3、力+3、素早さ+1」。ここでのステータス上昇により、レベル2に上がってからの戦闘がどれだけ楽になるかが決まるので、徹底的に吟味したいものです。もっとも、筆者は当初HP+4を狙っていたのに、時間の都合上+3で妥協してしまいましたが……。あと素早さはレベルアップのたびに1ずつ上げるようにします。守備力を上げる手段は素早さアップしかないからです。

なお、DQ7や4ではソフトリセットができません。ソニーロゴとエニックスロゴと堀井雄二ロゴはあまりにうざ過ぎます。町に入る時の読み込み時間をあれだけ短くできるのに、なぜ起動までの時間は短くできないのでしょうか。手抜きですか? ……ということで、ロゴが出ている時間は新聞を読むとか食事をするとか寝るとか、何か他のことをやりながらやることをお勧めします。

このようにしてレベル4まで上げると、ようやくスライムを一撃で倒せるようになり、戦闘が飛躍的に楽になります。さらに吟味つきレベルアップを繰り返します。イムル到達レベルが6、古井戸の底攻略レベルが8といったところです。

古井戸の底ではホイミンを仲間にします。ホイミンは何も装備していないので、今回の攻略では使用可です。先頭に置いて盾にしましょう。これで湖の塔に乗り込めます。1Fの破邪の剣を入手すれば、ピサロの手先を倒すことも可能です。しかし、「バトランド王の餞別戦」(経験値10000取得)がとにかく厄介です。筆者はここで何度もレベルアップ吟味を繰り返すのが時間の無駄に思えたので、事前にレベル14まで上げました。これで、餞別戦でのレベルアップを2回に抑えることができます。それでも吟味のため33回もリセットしましたが……。


<BOSS:ピサロの手先>

基本データ HP:250+42 EX:100
行動パターン 打撃、メラ、ギラ、火の玉

【ステータス】

名前LvHPMP攻撃力守備力素早さ
ライアン14123050817
ホイミン353092858

【持ち物】

名前持ち物
ライアン破邪の剣

※空飛ぶ靴とか鉄の鎧(換金用アイテム)とかは持っているが、戦闘には使わないので省略。

【攻略法】

レベル14もあれば、大目玉→ピサロの手先の順に破邪の剣を使うだけで楽勝。回復はホイミだけで十分間に合います。



第一章終了前に鉄の鎧を買い込み、所持金を0近くに減らしておきます。戦歴は次のようになりました。

────────────────────
ぼうけんした時間 7時間23分
戦闘回数       429回
たおした匹数     826匹
全獲得ゴールド   8031G
勝利回数       377回
全滅回数         0回
逃走回数        52回
一撃最大ダメージ    51P
────────────────────


第二章 おてんば姫の冒険

3人いる上にブライのヒャド、クリフトのホイミがあるため、レベル2に上げるのは第一章よりも格段に楽です。ということで、まずは吟味つきレベル上げです。カメレオンマン戦でのレベルアップを防ぐため、全員レベル7まで上げます。もっとも、カメレオンマン戦でレベル7もあると緊張感に欠けるので、ア7ク5ブ5くらいで挑み、アリーナのみ生存してトドメ、とするべきかもしれません。


<BOSS:暴れ狛犬+カメレオンマン+暴れ狛犬>

基本データ HP:23+40+23 EX:150
行動パターン 打撃、眠り打撃、ホイミ

【攻略法】

暴れ狛犬→カメレオンマンの順に殴って倒します。クリフトはスカラやホイミ、ブライはルカニやヒャドを使いましょう。



カメレオンマン戦を抜けたら、本攻略の第2関門である武術大会に向けて、ひたすら吟味つきレベル上げです。エンドールカジノの景品はこの章では全くの役立たずですし、アリーナ自身の力・素早さ・最大HPに頼るしかこの大会を抜ける手段はありません。幸い、第二章ではエンドール西の山地にメタルスライムが出現するので、経験値稼ぎは比較的楽です。但し、この時間違えてレベルアップしないように、必要に応じてクリフトやブライを殺し、経験値を調整します。


<武術大会>

本攻略の第2関門です。武術大会を突破するにはレベル15以上は必要です。鉄の爪もスパンコールドレスも星降る腕輪も使えないため、吟味つきレベル上げで力と素早さ(そして攻撃力と守備力)を上げて補わなくてはなりません。筆者の場合、種・木の実なしで次ページのステータスまで上げました。これでもラゴスに苦戦しますし、サイモン戦では会心が出ないと勝てません。今回は薬草を12個持っていたのと、ラゴス戦・サイモン戦・ベロリンマン戦で会心が出たのとで何とか勝てました。吟味にこだわれば攻略レベルは1つ2つ下がるでしょうし、会心に期待すればさらに攻略レベルが下がるでしょうが、時間がなかったために妥協しました。

【対戦相手の基本データ】

名前HP行動パターン
ミスターハン70打撃のみ
ラゴス90打撃、クロスボウ、防御
ビビアン90ヒャド、ギラ、打撃、防御
※HPが減るとベホイミ
サイモン90打撃のみ
ベロリンマン55打撃、力ため、火の玉
※毎ターン分身する

【ステータス】

名前LvHPMP攻撃力守備力素早さ
アリーナ171170682755

【持ち物】

名前持ち物
アリーナ薬草12個

【攻略法】

<ミスターハン>
受:14〜18  与:14〜19
4〜5ターンで倒せます。戦闘終了後に薬草を1〜2個使用。

<ラゴス>
受:15〜20  与:12〜16
素早さ55でも先攻されることがあります。7ターンくらいかかるので会心が欲しいところです。

<ビビアン>
受:ヒャド6〜16 ギラ10〜18 打撃9〜11  与:15〜20
素早さ55でほぼ先攻されます。MPが切れるまでは防御しているのが得策です。

<サイモン>
受:19〜25  与:7〜9
素早さ55でほぼ先攻可能。但し長期戦では薬草が尽きてしまうので、会心に期待しましょう。

<ベロリンマン>
受:11〜15(力ため後は2倍)  与:18〜21 75(会心)
素早さ55でも先攻されることがあります。戦闘開始時点で薬草3個は残しておきたいところです。



残金でコインを買い(結局この章では計2400枚購入)、所持金を一桁まで減らしてから第二章終了です。戦歴は次のようになりました。なお、実際のプレイ時間はここまで累計29時間22分かかっています。

────────────────────
ぼうけんした時間 18時間37分
戦闘回数        874回
たおした匹数     1899匹
全獲得ゴールド   31165G
勝利回数        763回
全滅回数          0回
逃走回数        111回
一撃最大ダメージ     75P
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第三章 武器屋トルネコ

トルネコをレベル2に上げるのは、ライアンをレベル2に上げるよりも難しいです。破邪の剣があれば良いのですが、筆者の場合は1時間バイトしても出ませんでした。ここで粘るのは時間の無駄ですし、第五章でトルネコを使う機会はない(あるとしても、その時に改めてレベルを上げれば良い)ので、戦闘からはすべて逃げてレベル1でクリアします。

また、クリア時には破邪の剣×12(次善の策として鋼鉄の剣×12)を持っておきたいので、余分なアイテムを入手してはいけません。種や木の実、鉄の金庫、銀の女神像はすべて第五章に持ち越します。というか、レベル1ではダンジョン内のアイテム入手は至難です。スコットやロレンスを雇えば可能かもしれませんが、残念ながらこの2人は武器防具を装備しているので、本攻略では雇えません。

……ということで、まずはキメラの翼をいくつか買ってボンモールへ向かいます。狐の村のイベントをクリアして鋼鉄の鎧をもらい、これをボンモールで売り飛ばして3000Gくらい元手を作ります。後は鉄の前掛けを転売→ネネの店で転売としてGを稼ぎます。エンドールに鉄のよろい×6+はがねのつるぎ×6を納品し(買値19200G、売値60000G!)、鋼鉄の剣を12本(買値24000G)買って、残金をすべてコインに替えて終了です。

この時点の戦歴は次のようになりました。

────────────────────
ぼうけんした時間 20時間49分
戦闘回数        879回
たおした匹数     1899匹
全獲得ゴールド   31165G
勝利回数        763回
全滅回数          0回
逃走回数        116回
一撃最大ダメージ     75P
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第四章 モンバーバラの姉妹

2人いるのと、マーニャのメラ、ミネアのホイミがあるのとで、初期段階でのレベル上げにはさほど苦労しません。ただ、レベルが低いうちは「スライムベス×3+ももんじゃ」あたりに2〜3回回り込まれてなすすべもなくリセット確定ということもあるので要注意です。

ミネア7でラリホーを、マーニャ8でギラを覚えます。この2つの呪文はダンジョン攻略に必須なので、ステータスを吟味しつつも必ずこのレベルで覚えるようにします。この2つの呪文を覚えたらコーミズ西の洞窟を攻略します。但し、オーリンはまだ仲間にしてはいけません(闇のランプや静寂の玉を取るのは構いません)。

アッテムト鉱山の雑魚敵と互角に戦うにはある程度のHPが必要ですし、少なくともイオ(マーニャ11)、できればベギラマ(マーニャ14)が欲しいところです。実際にはバンプドックに眠らされるとほぼリセット確定なので、それでも厳しいです。逃げまくればレベル10程度でも火薬壺は取れるでしょうが、このレベルではバルザックに勝てないので、しばらくレベル上げです。

レベルが上がったらコーミズ西の洞窟に行ってオーリンを仲間にします。しかし、彼を使うのはキングレオ城の扉をこじ開ける時だけです。なお、アッテムトの毒の沼地でオーリンのHPを減らしておくと楽です(死なせてはいけない)。


<BOSS:バルザック>

基本データ HP:300 自然回復:約20 EX:500
行動パターン ギラ、火の玉、打撃(40程度)
※HPが減るとベホマ

オーリンは武器防具を装備しているため、この戦闘では使えません。従って戦闘の難易度は高く、本攻略の第3関門と言えます。

通常の攻略ではオーリンに攻撃を任せてミネアが回復、マーニャはギラあたりで援護することで楽勝です。しかし本攻略ではオーリンが使えないため、マーニャのベギラマがないとバルザックの自然回復を上回ることができません。加えてバルザックは魔法回避率が高く、ベギラマで約2割、バギで約8割は回避されてしまいます。銀のタロットでミネアにバイキルトをかけても良いですが、基本的にはマーニャの最大MPが勝敗を左右します。最低限ベギラマ19回分、MP114は欲しいところです。なお、メラミ(マーニャ19)があればミネアがレベル1のままでも勝てます。

【ステータス】

名前LvHPMP攻撃力守備力素早さ
ミネア168064321734
マーニャ1798114111225

【持ち物】

名前持ち物
ミネア静寂の玉
マーニャ

※実際には第五章に持ち越すための種や木の実、換金用アイテム(毒針など)を所持しているが、ここではバルザック戦に必要なもののみ記す。

【攻略法】

まずは静寂の玉で呪文を封じつつ、逃げ続けてオーリンを殺します。と言ってもPS版ではパーティアタックができないため、バルザックの攻撃で殺してもらうことになります。その後はマーニャのベギラマを毎ターン連打しつつ、ミネアの打撃で援護してダメージを与えていきます。バルザックの魔法回避率に左右されるので、気長に行きましょう。



キングレオにはどうあがいても勝てません(笑)。おとなしく降参しましょう。

この時点の戦歴は右のようになりました。

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ぼうけんした時間 29時間21分
戦闘回数       1417回
たおした匹数     3066匹
全獲得ゴールド   54395G
勝利回数       1256回
全滅回数          0回
逃走回数        161回
一撃最大ダメージ     75P
────────────────────


第五章 導かれし者たち

まずは勇者のレベルアップ吟味です。裏切り小僧+αを倒すにはベホイミとギラが必要ですし、裏切り小僧戦でのレベルアップを避けるために少なくともレベル9まで上げなくてはなりません。最大HP・最大MPを同時に吟味し、かつ力と素早さも平均以上の値が出るまで粘ります。リセット回数は少なくとも200〜300回、運が悪ければ1000回は覚悟しましょう。

レベル上げの傍ら、女神像の洞窟などに残しておいた宝を一応回収します。と言っても武器防具は不要ですし、鉄の金庫も五章では役立たずなのですが ^^;


<BOSS:ベロベロ×2>

ギラ×2+打撃。以上。


<BOSS:裏切り小僧×2+吸血コウモリ×2>

まずは裏切り小僧をギラ×2で2ターン瞬殺します。吸血コウモリにはニフラムや正義のそろばんが効きますが、レベルアップする危険がなければ倒しても構いません。



馬車入手と同時にホフマンが仲間になりますが、いろいろと装備しているので今後の冒険で使ってはいけません。馬車の中に入れておいても良いですが、念のため棺桶にしておくと安心です。そして大灯台のお宝を回収しつつ最上階に突入し、灯台タイガー+αを蹴散らします。なお、この戦闘でレベルアップしないように、場合によってはミネアとマーニャのレベルを1つずつ上げ、経験値を調整しておきます。


<BOSS:炎の戦士+灯台タイガー+炎の戦士>

基本データ HP:230 EX:2000(灯台タイガーのみ)
行動パターン 打撃、雄叫び
※HPが減るとホイミ(4回しか使えない)

【ステータス】

名前LvHPMP攻撃力守備力素早さ
勇者11903237918
ミネア178768351836
マーニャ18104122111225

【持ち物】

名前持ち物
勇者正義のそろばん 薬草5個
ミネア薬草5個
マーニャ薬草5個

【攻略法】

第四章でミネアとマーニャのレベルが上がっているので楽勝です。より楽に勝つためには、炎の戦士をニフラムで消し、灯台タイガーをラリホーで眠らせます。この戦闘ではレベルアップを防ぐために勇者を殺すのですが、その作業の方が大変です。灯台タイガーはホイミを使いますが、4回しか使えないので、マーニャがベギラマを連打していればそのうち勝てます。



ここでトルネコと鋼鉄の剣(場合によっては破邪の剣)×12、そして船が手に入ります。船で世界中を回り、仲間とアイテムを回収します。順番は人により様々でしょうが、筆者の場合は次のように回りました。



1.コナンベリー → ミントス → ソレッタ

ホフマン(の棺桶)を追放し、ブライを仲間にします。正義のそろばんを持っていなければここで買っておきましょう。パデキアの洞窟では人食い箱に要注意です。ソレッタのイベントをクリアし、ミントスでアリーナとクリフトを仲間にします。

2.コナンベリー → ロザリーヒル → メダル王の城

ロザリーヒルとメダル王の城にはこの段階では特に用はありませんが、後でルーラで来られるようにしておきます。メダル王の城ではいくつか景品をもらえますが、この段階ではまだ天罰の杖がもらえないため、すべて無用の長物です。

3.コナンベリー → リバーサイド

やはりこの段階では特に用はありませんが、後でルーラで来られるようにしておきます。

4.エンドール → ハバリア → アッテムト、キングレオ、モンバーバラ

ルーラで行ける場所を増やします。コーミズ西の洞窟で魔法の鍵を入手しておきましょう。

5.エンドール → 海辺の村 → サラン、砂漠のバザー跡地 → スタンシアラ

海辺の村で渇きの石を入手します。砂漠のバザー跡地のホフマンに話し掛けて移民イベントを発生させます(魔法の鍵入手がフラグです)。スタンシアラでは王様に話し掛けてイベントを発生させ、ルーラのみで移動してパノンを連れていき、天空の兜を入手します。天空シリーズの武器防具は装備することは勿論ありませんが、天空への塔に入る際に必要になります。



なお、この間のレベルアップは徹底して避けます。正義のそろばんとニフラムで消しながら進みましょう。

次に、今後のボス戦の準備として、クリフトにベホイミを、マーニャにメラミを修得させます。また、この段階で移民の町を成長させておくと楽です。移民を30人集めると第7形態まで成長し、炎の爪を入手できます。35人集めると通常の最終形態まで成長し、ここまでで集めた小さなメダル30枚で天罰の杖をもらえます。また、ボス戦の前には適宜経験値の調整を行い、ボス戦でのレベルアップを回避します。

さらに、滝の流れる洞窟に行って時の砂を入手します。


<BOSS:キングレオ>

基本データ HP:950 EX:5100
行動パターン 2回行動
打撃、凍える吹雪、ギラ

【ステータス】

名前LvHPMP攻撃力守備力素早さ
アリーナ181260743060
マーニャ19110130131531
クリフト179369291632
勇者1310838431021

【持ち物】

名前持ち物
アリーナ薬草5個
マーニャ薬草5個
クリフト
勇者薬草5個

【攻略法】

PS版屈指の強敵。凍える吹雪が脅威で、2ターン連続で来たらリセット確定です。さらに、装備禁止だと打撃攻撃でも最大HPの約半分を持っていかれます。凍える吹雪の頻度が少ないこと、打撃攻撃が同じキャラに当たらないことなど、いくつかの要素がかみ合わないと勝てません。

凍える吹雪や打撃をしのぎつつ、メラミ+ベホイミ×2を軸に戦闘を進めます。メラミがないと厳しいでしょう。また、炎の爪や天罰の杖があるとその分楽になります。

気休めのため、クリフトのマヌーサやスクルトあたりを使っても良いですが、マヌーサはすぐに解けますし、スクルトでは雀の涙ほどしか守備力が上がりません。また、間違ってもマホトーンを使ってはいけません。ギラを唱える回数が減る分だけ凍える吹雪の頻度が増します。クリフトはベホイミ係であり、やることがなければ防御するくらいの慎重な戦い方で臨みましょう。

なお、この戦闘ではマーニャだけ残して勝利します。事前にマーニャにスカラを連打し、HPを満タンにしておけばこの調整は簡単です。


<BOSS:バルザック>

基本データ HP:500 自然回復:約50 EX:6500
行動パターン 2回行動
打撃、凍りつく息、ヒャダルコ

【ステータス】

名前LvHPMP攻撃力守備力素早さ
勇者1310838431021
マーニャ20116139131734
クリフト1810073301734
ブライ1893147121837

【持ち物】

名前持ち物
勇者炎の爪
マーニャ時の砂
クリフト
ブライ天罰の杖 薬草11個

【攻略法】

ヒャダルコや打撃攻撃も脅威ですが、それよりも厄介なのは1ターンに約50という自然回復です。従って、短期間に集中してダメージを与えなくてはなりません。レベルが高ければメラミ+ライデインという手段があるのですが、ここでは移民の町で得たアイテムを利用します。メラミに天罰の杖と炎の爪を合わせることで、何とか短期決戦で勝つことができます。

最初の数ターンはマーニャは防御し、他3人で守備を固めます。ヒャダルコを防ぐためにマホカンタを、先手を取って回復するためにピオリムを使用します。ブライをパーティに入れているのはこのためです。また、効果は微々たるものですがスクルトを連発し、打撃攻撃のダメージを少しでも抑えます。この間の回復はベホイミで行いますが、マホカンタがかかっているブライについては薬草を使います。

最初の数ターンで防御をある程度固めたら、メラミ+天罰の杖+炎の爪で一気にダメージを与えます。恐らく死者が出るでしょうが、マーニャを優先的に回復して、毎ターンメラミを唱えるようにします。バルザックの残りHPを計算しつつマーニャ以外を途中で見捨てていき、最後はマーニャだけ残して勝利します。



バルザックを倒してサントハイムの宝を入手するとガーデンブルグに行けるようになります。また、ロザリーヒルでイベントを発生させることもできます。ここではガーデンブルグで2個目の炎の爪を入手した後、セーブポイントが近くにあるロザリーヒルを先に攻略します。ピサロナイトは本来倒す必要のないボスですが、今回は全ボス攻略が目標のため、あえて挑んでみました。


<BOSS:ピサロナイト>

基本データ HP:1200 EX:6800
行動パターン ローテーション
「打撃 → 静寂の玉 → 仲間を呼ぶ → 打撃 → 仲間を呼ぶ → 打撃」

【ステータス】

名前LvHPMP攻撃力守備力素早さ
勇者1411741461123
マーニャ21122148141837
クリフト1910677321837
ブライ1893147121837

【持ち物】

名前持ち物
勇者炎の爪
マーニャ時の砂
クリフト炎の爪
ブライ天罰の杖 薬草11個

【攻略法】

行動はローテーションですが、第2ターンに来る静寂の玉(マホトーンの効果)が厄介です。ここでマーニャ・クリフト・ブライのうち誰か1人にでも効いてしまったら、時の砂でやり直しです。マーニャのメラミは攻撃の要ですし、クリフトのベホイミ、ブライのピオリムとラリホーは守備の要だからです。ここを抜ける確率が1割程度です。

ピサロナイトは第3ターンと第5ターンにアイスコンドルを呼びますが、コイツらは放っておくと痛恨の一撃や凍える吹雪など強力な攻撃を繰り出してくるので、ラリホーで眠らせます。効く確率は5割程度なのがつらいところです。

攻撃面ではメラミ・炎の爪・天罰の杖でピサロナイトを集中攻撃し、遅くとも10ターン程度で倒すようにします。それ以上長引くと、死者が続出することでしょう。ピサロナイトは魔法回避率が2割弱くらいあるため、メラミをかわされると痛いです。

最後に生存人数調整をしてからアイスコンドルを倒します。



次に盗賊バコタに挑むのですが、はっきり言ってバコタよりも洞窟の雑魚敵の方が強いです。ドラゴニットの高熱ガス、グレートオーラスの2回攻撃などが脅威で、2回回り込まれたらほぼ確実に死者が出ます。ミネアを連れていき、死者が出たらザオラルで復活させながら進みます。

なお、盗賊バコタ戦では洞窟に入った4人にしか経験値が入らないので、事前の経験値調整はキングレオ・バルザック・ピサロナイトよりは楽です。


<BOSS:盗賊バコタ>

基本データ HP:1000 EX:7400
行動パターン ローテーション
「ヒャダルコ → 打撃 → スクルト → ヒャダルコ → 力ため → 打撃」

【ステータス】

名前LvHPMP攻撃力守備力素早さ
アリーナ221620994285
マーニャ22129157152040
ミネア2111584452143
勇者1815264581530

【持ち物】

名前持ち物
アリーナ天罰の杖 正義のそろばん 時の砂
マーニャ
ミネア炎の爪
勇者炎の爪

※アリーナの正義のそろばんと時の砂は、洞窟の雑魚敵対策。

【攻略法】

1回行動・ローテーション・各攻撃がぬるいと三拍子揃った雑魚です。装備禁止でも楽勝です。次の行動は完全に読めるので、ヒャダルコのターンと力ため後の打撃のターンには前3人が防御して、無駄なダメージを食らわないようにします。そして力ためやスクルトのターン(ダメージが来ない)に集中攻撃です。

こちらの攻撃手段はメラミ+天罰の杖+炎の爪×2なので、スクルトが何回かかっても意味がありません(笑)。

戦闘終了直前に勇者を殺し、他の3人で勝利します。たとえ1人だけ残さなくてはならないとしても、その調整は簡単です。



最後の鍵を入手後、世界各地でアイテムを回収します。必須アイテムとしては、種や木の実のほかに、氷の刃、天空の鎧、変化の杖、風神の盾などがあります。海鳴りの祠では死神の群れが強敵ですが、アリーナが正義のそろばんを使えば何とか対処できます。その他の強敵に対しても、時の砂を駆使して逃げまくりましょう。

次に、エスターク戦に備えてレベルを上げます。吟味、また吟味、ひたすら吟味です。経験値15000をもらってもレベルアップしないようにするためには、勇者をレベル25に上げるか、ブライ・ミネア・マーニャのうち1人をレベル26まで上げなくてはなりません。今回はエスタークに苦戦しまくったこともあり、ほぼ全員をここでレベル29かそれに近いところまで上げました。

なお、レベル上げはアネイル北の砂漠(メタルスライムのみ倒す)とソレッタ周辺(教会が近い)で行うと良いでしょう。逃亡可能レベルはアネイル北の砂漠が勇者21、ソレッタ周辺が勇者22なので、勇者がレベル22に達するとレベル上げの効率が飛躍的に向上します。

レベル上げが終わったらアッテムト鉱山の奥深く侵入します。ドラゴンライダー×3など強敵が多いですが、時の砂をうまく使って逃げ延びましょう。


<BOSS:ベンガル+ライノスキング+ベンガル>

まずは速攻で風神の盾を使い、ベンガル×2を飛ばします。また、ライノスキングはダメージ100近い2回攻撃と自然回復20が厄介なので、メラミやライデインを軸にやはり速攻で倒します。



倒したら一旦戻ってセーブし、その後エスターク戦に向かいます。なお、事前にトルネコの特技「宝を奪う」でビビンバー(王家の墓)から祝福の杖を奪っておくと、戦闘が格段に楽になります。しかし、PS版ではこの効果が消滅したか確率が非常に低くなったようで、筆者は2時間を費やして成果なしでした。


<BOSS:エスターク>

基本データ HP:2700 EX:15000
行動パターン 2回行動
睡眠時は怪しい光
覚醒時はローテーション
「凍える吹雪 → 打撃 → 息を吸い込む → 打撃 → 凍てつく波動 → 打撃」

【ステータス】

名前LvHPMP攻撃力守備力素早さ
ライアン2933101201632
マーニャ29176216203060
勇者27227123902448
クリフト29182113413367

【持ち物】

名前持ち物
ライアン炎の爪
マーニャ時の砂
勇者いかずちの杖 祈りの指輪
クリフト炎の爪 祈りの指輪

※天罰の杖は無効。氷の刃も効かないことがある。

【攻略法】

こちらが補助呪文を全く使っていないとエスタークが波動を使わないことに要注意です。今回はアストロンを使うので問題ありませんが。また、確実に先攻できるメンバーがいないため、クリフトや勇者の回復が間に合わないこともあるので多少は運が絡みます。

眠っている間に来る「妖しい光」(全員に約50ダメージ)は、アストロンでかわします。また、エスタークの行動が「打撃+吹雪→打撃+息を吸い込む→打撃+凍てつく波動」となるようにアストロンと時の砂で調整し、「打撃+凍てつく波動」のターンにアストロンを使います。アストロンは波動ですぐに無効化されますが、こうすることで息吸い後の打撃(無防備状態だと200ダメージ!)を食らわずに済みます。

それでも通常の打撃で約100、吹雪では全員が約50のダメージを受けるので、余裕を持って回復を行い、ピンチに陥ったら防御で耐えます。

攻撃面ではマーニャのベギラゴンを軸に、炎の爪も交えて削っていきます。勇者も余裕があればライデインを唱えましょう。最終ターンが近づいたら生存キャラ(今回はライアン)の守備力を上げつつ他のキャラを戦闘不能にします。

この戦闘が終わったら強力な雑魚敵がうようよいるエスターク神殿をしばらく歩いてガスの壺を取らなくてはならないため、なるべくHPを多く残した状態で勝利します。

なお、今回はかなり高レベルで攻略しましたが、マーニャはHP150程度でも耐えられますし、攻撃手段はメラミ(+ライアンの炎の爪)で十分です。従って、攻略レベルは平均25程度までは下がるでしょう。



エスタークKO後はガスの壷を入手し(レベルアップを防ぐためにライアン1人しか残さなかったのでかなり運が絡む)、直後に自殺ルーラ(雑魚戦でわざと全滅し、一瞬にして最後にセーブした場所に戻ること)で戻ります。

気球入手後、世界樹 → ゴットサイドとその周辺 → 天空への塔 → 天空城、と一直線に進みます。途中ルーシアを仲間にしないとなりませんが、装備をしているキャラは使用不可なので、毒の沼地を歩き回った後雑魚から逃げまくって抹殺します。

天空城ではマスタードラゴンの餞別(経験値2万)が入ります。勇者のレベルアップを1回に抑えるため、事前にレベル21以上にしておきます。当然ながらここでも納得の行く値が出るまで吟味です。餞別戦を終えたら、闇の世界に行って結界4ボスを倒します。


<BOSS:ギガデーモン>

基本データ HP:2300 EX:4100
行動パターン 2回行動
ローテーション
「打撃 → 痛恨打撃 → 防御 → 打撃 → ルカナン → 打撃」
ルカナンは2回だけ使用

【ステータス】

名前LvHPMP攻撃力守備力素早さ
ライアン2933101201632
アリーナ29222014468136
勇者28236130942550
クリフト29182113413367

【持ち物】

名前持ち物
ライアン祝福の杖 天罰の杖
アリーナ氷の刃
勇者炎の爪
クリフトいかずちの杖

【攻略法】

打撃攻撃しか能がないため、スクルト連打で無力化できます。痛恨はスクルトでは防げないため、防御でしのぎます。また、最後まで全員が生き残る必要はないため、ある程度ダメージを与えた後は痛恨が来るターンにも構わず全員で攻撃しています。今回は経験値調整のため、ライアンだけ残して倒しました。


<BOSS:アンドレアル×3>

基本データ HP:450 EX:1020×3
行動パターン 打撃、高熱のガス、仲間を呼ぶ

【ステータス】

名前LvHPMP攻撃力守備力素早さ
ライアン2933101201632
勇者28236130942550
クリフト29182113413367
ブライ29164225203570

【持ち物】

名前持ち物
ライアン祝福の杖 天罰の杖
勇者氷の刃
クリフト
ブライ

【攻略法】

1匹ずつ倒すとどんどん仲間を呼ぶため、天罰の杖やヒャダインで均等にダメージを与えていって3匹同時に倒します。また、経験値調整のためにブライだけ残して倒すのですが、最終ターンにはこちらはブライ1人、相手は3匹という状況になるので、一歩間違えば全滅確定です。さらに、ブライ以外を殺すのも面倒です。基本的にはラリホーで眠らせておくのですが、3匹とも眠らせてしまうと誰も死にませんし(PS版ではパーティアタックができない)、3匹とも起きていると全滅の可能性が高いです。なるべく1匹だけ起きている状況を保つようにします。また、打撃を防ぐためにはマヌーサが有効なのですが、この呪文を使うと味方を戦闘不能にする際に手間取るので、状況判断は難しいところです。


<BOSS:エビルプリースト+スモールグール×3>

基本データ HP:1600 自然回復:約20 EX:6300
行動パターン 1〜2回行動
打撃、マホカンタ、バギクロス、マヒャド、メラミ

【ステータス】

名前LvHPMP攻撃力守備力素早さ
ライアン2933101201632
勇者28236130942550
クリフト29182113413367
ブライ29164225203570

【持ち物】

名前持ち物
ライアン祝福の杖 風神の盾 いかずちの杖
勇者時の砂 天空の盾 炎の爪
クリフトはぐれメタルの盾 正義のそろばん 炎の爪
ブライバロンの角笛

※氷の刃は効果なし。

【攻略法】

4人パーティの場合、2人以上にマホカンタやマホステがかかっているとバギクロス・マヒャドを唱えてきません。従って、天空の盾・はぐれメタルの盾・マホカンタを適宜使用し、この状態を保つようにします。

攻撃面は意外と厳しいです。守備力190でしかも頻繁にマホカンタを唱えるため、ルカニを使う暇はなく(使っても数ターンで効果が切れるため、またかけ直すのが面倒)、従って打撃攻撃は通用しません。ここはバロンの角笛(発動確率:約5割)や炎の爪・いかずちの杖(5割程度有効)で少しずつ削っていくしかありません。また、最終ターンに1人だけ残すのも大変です。今回はいちかばちかでバロンの角笛を使ったところ、見事に決まって何とか勝てましたが……。

この戦闘は、とにかく神経戦です。自然回復20が面倒ですし、攻撃手段も確実性のないものばかりなので、かなりイライラすることでしょう。さらに、マホカンタ・天空の盾・はぐれメタルの盾・ピオリムの効果が少しずつ切れていきます。無装備状態ではバギクロスやマヒャドの連打が死に直結しますし、ラストターン付近では次のような悲劇も起こります(実際経験した)。


<BOSS:ヘルバトラー>

基本データ HP:3300 EX:5500
行動パターン 1〜2回行動
打撃、イオナズン、激しい炎、凍える吹雪、雄叫び

【ステータス】

名前LvHPMP攻撃力守備力素早さ
勇者28236130942550
クリフト29182113413367
ブライ29164225203570
ミネア29167114552958

【持ち物】

名前持ち物
勇者魔封じの杖 時の砂
クリフト祝福の杖 祈りの指輪
ブライ静寂の玉 バロンの角笛
ミネア天罰の杖 祈りの指輪

【攻略法】

勝率が低いので、事前に経験値調整を行い、全員生き残って倒してもレベルアップしないようにします。今回は上記のレベルでもかなり苦戦し、8回目の挑戦で勝利しました。

ここから先はフバーハが必要です。また、「イオナズン+激しい炎」という極悪非道な攻撃を防ぐため、マホトーン・魔封じの杖・静寂の玉を毎ターン誰か1人は使って呪文を封じます。また、効果が切れた時に先攻して再び封じるために、ピオリムを唱えておきます。それでもマホトーン類の効果は最短1ターンで切れますし、雄叫びで行動不能にされることも多いため、苦しい戦いになります。実際、「雄叫び連打→マホトーン切れ→激しい炎+イオナズン連打(マホトーン効かず)」という凶悪な行動もあるので、かなり運が絡みます。

さらに、10ターンくらいスクルトを連打し、その後も定期的に唱えることで、打撃攻撃を無力化します。これで脅威は激しい炎だけになるため、祝福の杖を毎ターン使えばほぼ回復が間に合うようになります。その後もスクルトは3ターンに1回、フバーハとピオリムは切れたら即かけ直します。

攻撃面では勇者のライデインを軸に、天罰の杖を交えて削っていきます。HPが3300と異様に高いので長期戦を強いられますが、スクルト・フバーハ・マホトーン・ピオリムの効果が切れないように戦えばそのうち勝てます。



デスピサロ城のお宝(特に賢者の石)を回収し、デスピサロ戦に向けて準備を整えます。まずは今までに温存しておいた種や木の実をすべて使います。素早さの種はクリフトに集中的に与え、たまに先攻スクルト&ベホマができるようにします。ミネアは後攻フバーハが安定するように、素早さを低く抑えておきます。

【持ち物】

アイテム使用対象目標
力の種23アリーナ力   200
素早さの種14クリフト素早さ  95
命の木の実19クリフト、ミネア最大HP230
不思議な木の実12ミネア最大MP170
ラックの種6アリーナ運の良さ100

※移民の町の最終形態を全部作れば、数はもっと増える。(「拾得アイテムリスト」参照)
※ラックの種は気休め。ひょっとすると回避率あたりが上がるのだろうか?

また、これまた温存しておいた世界樹の葉2枚と世界樹の雫4個をアリーナに持たせます。最終形態戦で全部使い切るのがコツです。さらに、クリフトとミネアは途中でMPが切れるため、祈りの指輪を3個程度持たせておきます。祈りの指輪が不足ならばカジノで調達しましょう。

そして、この戦闘に限りドランを使います(装備していないので使用可)。本来ならばギガデーモン戦から使えるのですが、結界を守る4ボスはドランがいなくても勝てるため、あえて使っていませんでした。最後に、基本的なことですが、デスピサロを倒しに行く時にバロンの角笛で馬車を呼ぶのを忘れずに。


<BOSS:デスピサロ>

【ステータス】

名前LvHPMP攻撃力守備力素早さ
ドラン258019516035
ライアン2933101201632
アリーナ29222018768136
勇者28236130942550
クリフト29222137414386
ミネア29222136552958
マーニャ29176216203060
ブライ29164225203570
トルネコ221750522041

【持ち物】

名前持ち物
ライアン賢者の石 はぐれメタルの盾 炎の爪
アリーナ時の砂 祝福の杖 世界樹の雫4個 世界樹の葉2枚
勇者祈りの指輪 炎の爪
クリフト祈りの指輪3個 天空の盾 天罰の杖 いかずちの杖
ミネア祈りの指輪3個 氷の刃

※ドラン、マーニャ、ブライ、トルネコは持ち物なし。

【攻略法】

●第1形態(腕2本)

基本データ HP:2000
行動パターン 2回行動
打撃のみ(痛恨は250程度)

名前行動
ドラン打撃(会心率高い) / 凍える吹雪 / 甘い息(無効)
ライアン賢者の石 / 炎の爪(余裕があれば)
アリーナ打撃(会心率高い) / (ピンチの時は祝福の杖)
クリフトスクルト / 安定したらいかずちの杖

時々来る痛恨の一撃(ダメージ約250)が厄介です。痛恨を食らう前に倒すのが理想ですが、早い段階で食らってしまったら時の砂でやり直すのも手です。スクルトは戦闘開始直後に6ターンくらい連続して唱え、打撃ダメージが少なくなってきたら以後は5ターンに1回唱えて効果が切れないようにします。ライアンが賢者の石で回復し、ドランとアリーナの打撃を中心にして倒します。

●第2形態(腕1本)

基本データ HP:1600
行動パターン 1回行動
打撃のみ(痛恨は340程度)

名前行動
ドラン打撃(会心率高い) / 凍える吹雪 / 甘い息(無効)
ライアン賢者の石 / 炎の爪(余裕があれば)
アリーナ打撃(会心率高い) / (ピンチの時は祝福の杖)
クリフト天罰の杖 / スクルト(5ターンに1回)

腕は1本に減りますが、攻撃力は上がります。痛恨では約340のダメージを受けるので、ほぼ確実に死者が出ます。この段階では世界樹の葉を温存するため、復活手段はザオラルしかありません。成功率が半々なので精神衛生上非常に悪いです。筆者の場合は10回連続で効かなかったこともありました。そこまでいかなくても、5〜6回効かないということは良くあるので覚悟しておきましょう。クリフトのMPが当初より30以上減ったら、祈りの指輪で回復します。

攻撃面では、第1形態と違ってバギ系が効きやすいので、クリフトは天罰の杖でダメージを与えます(平均ダメージはいかずちの杖よりも上)。倒す直前に全員がほぼHP満タンという状態にしておきます。

●第3形態(腕0本)

基本データ HP:1600
行動パターン 2回行動
打撃、甘い息、ベギラマ、ヒャダルコ、スクルト、ザキ

名前行動
ドラン打撃(会心率高い) / 凍える吹雪 / 甘い息(無効)
ライアンはぐれメタルの盾 / 賢者の石
アリーナ打撃(会心率高い) / (ピンチの時は祝福の杖)
クリフト天空の盾 / 天罰の杖
ブライマホカンタ / ヒャダイン

ザキ・ヒャダルコ・ベギラマが鬱陶しいので、天空の盾とマホカンタではね返します(5ターンに1回使用)。ライアンもはぐれメタルの盾を使い、呪文を防いだ方が良いです。また、最初のうちはアリーナを出しておきますが、相手にスクルトがかかったらブライと入れ替え、ヒャダインを連打して効率的にダメージを与えます。

とはいえ、ザキで死者が出るのは完全には防げないので、その場合はザオラルで持ち直します。なお、この形態との戦闘では祈りの指輪を使わず、素早く倒します(長期戦になればなるほど、ザキで死者が出る可能性が高まります)。また、打撃はあまり痛くないので、スクルトを唱える必要はありません。

●第4形態(緑色に)

基本データ HP:1800
行動パターン 1〜2回行動
ローテーション
「瞑想 → 激しい炎 → 波動 → 打撃 → 激しい炎 → 高熱ガス」
1回の瞑想で500回復

名前行動
ライアン賢者の石 / 炎の爪(余裕があれば)
勇者ライデイン
ミネアフバーハ / 氷の刃
マーニャメラミ

1回の瞑想で500回復するため、それを上回るダメージを与える必要があります。ライデインとメラミを軸に、ライアンとミネアも余裕がある時に援護して素早くダメージを与えていきます。相手の攻撃は激しくないので、フバーハが切れないようにしておけば賢者の石だけで十分回復が追いつきます。

ライデインやメラミは時々回避されることもありますが、基本的には相手が2回行動を連発しない限り、瞑想を上回ることができます。最終ターンが近づいたら、なるべくダメージを回復した状態で第5形態に進めるよう、場合によってはわざと攻撃の手を緩めて回復し、次の瞑想までに倒すようにします。

●第5形態(腕新生)

基本データ HP:1600
行動パターン 2回行動
打撃、激しい炎、高熱ガス

名前行動
ドラン打撃(会心率高い) / 凍える吹雪 / 甘い息(無効)
クリフトスクルト / 安定したら天罰の杖
ミネアフバーハ(5ターンに1回) / 氷の刃
ライアン賢者の石

まずはスクルトを連打し、打撃攻撃をしのぎます。フバーハも切らさないように。スクルトが安定したら賢者の石だけで回復が追いつくので、以後は5ターンに1回スクルトを唱えて切らさないようにします。

攻撃面ではドランの会心に期待しつつ、天罰の杖と氷の刃で少しずつ削っていきます。また、この形態では比較的余裕があるので、クリフトとミネアは祈りの指輪を適宜使い、MPを最大値付近まで回復しておきます。

●第6形態(脚新生)

基本データ HP:1700
行動パターン 2回行動
打撃、激しい炎

名前行動
ドラン打撃(会心率高い) / 凍える吹雪 / 甘い息(無効)
クリフト天罰の杖 / スクルト(5ターンに1回)
ミネア氷の刃 / フバーハ(5ターンに1回)
ライアン賢者の石

第6形態に入っても、賢者の石だけで回復が追いつきます。2ターン連続で「激しい炎×2」をやられた場合はベホマやベホイミを使う必要がありますが、それさえなければ楽勝です。倒す直前にクリフトとミネアのMPを最大値まで回復し、かつなるべくダメージの少ない状態で最終形態戦を迎えられるようにします。

●最終形態(音楽変化)

基本データ HP:2100
行動パターン 2回行動
打撃、輝く息、激しい炎、凍てつく波動
マホカンタ(最初のみ)

名前行動
ライアン賢者の石
ドラン打撃(会心率高い) / 凍える吹雪 / 甘い息(無効)
ミネアフバーハ
クリフト天罰の杖 / 先攻スクルト(フバーハがかかっていない時)
アリーナ世界樹の葉 / 世界樹の雫 / 祝福の杖 / 打撃(会心率高い)
勇者ライデイン
マーニャメラミ
ブライヒャダイン

最終形態は総力戦です。死者がボロボロ出ますが、世界樹の葉2枚と世界樹の雫4個を駆使して立て直しましょう。アリーナとミネアが死なない限り希望はあります。上3人は固定で、残り1人は死んだら入れ替えていきます。ライアンは毎ターン回復(賢者の石)、ミネアは毎ターンフバーハです(相手に凍てつく波動を使わせるため)。上3人+クリフト、もしくは上3人+アリーナで相当長期間持ちこたえられるので、その間にできるだけダメージを与えます。と言っても実際にはドランの会心に頼ることになります。ドランは甘い息ばかり吐くこともあるため、運の絡む部分はかなり多いです。

アリーナは死者が出たら世界樹の葉、複数のキャラがピンチに陥ったら世界樹の雫を使います。世界樹の葉2枚と世界樹の雫4個は全部使ってしまって構いません。これらを無駄なく使うことが勝利の鍵です。一方、アリーナが死んだら勝ち目なしです。

デスピサロの攻撃は、こちらにスクルトやフバーハがかかっていれば大抵の場合は「波動+α」ですが、「輝く息+打撃」「輝く息+激しい炎」「打撃+打撃」のような厳しい攻撃も時々来ます。そのような場合に死者が出るのはやむを得ません。世界樹の葉は途中で2枚ともなくなるでしょう。

その後は馬車内のキャラを出し、デスピサロの攻撃をしのぎつつも確実にダメージを与えていきます。トルネコ以外のキャラは何らかの攻撃手段を持っているので、毎ターン誰かが殺されでもしない限り、1ターン平均60〜70程度のダメージを与えることができます。ただ、マーニャに関しては、ベギラゴンの効き目が悪いので、メラミを使いました。

ミネアのMPは170程度なので、毎ターンフバーハを使っていると30ターン弱でMPが尽きます。その頃までに2000程度のダメージを与えている場合は、全員で特攻して倒します。与えたダメージが少なく特攻しても倒せない場合は、運を天に任せて祈りの指輪を使うしかありません。



攻略レベルについては、まずトルネコとブライは間違いなく下げられます。マーニャも第4形態でメラミを連打するだけなので、レベル19でも多分OKです。ライアン・アリーナ・勇者・クリフトは種・木の実の吟味をきちんとやることでもう少しずつ下げられるでしょう。一方、ミネア29(フバーハ)、クリフト27(ベホマ+素早さ)、勇者25(ライデイン)は最低限必要だと思います。


第六章 その後の世界

デスピサロ撃破後は、ゲーム内時間だけ確認して即リセットします。間違っても戦歴セーブをしてはいけません。種や木の実がすべて無駄になります(同じレベルで第六章を攻略するなら別ですが)。なお、今回の攻略では累計プレイ時間は123時間、ゲーム内時間は62時間33分(マスタードラゴンの祝辞が終わった直後)でした。

続いて第六章の攻略の準備に入ります。まずは、種・木の実・世界樹の葉&雫を一切使用せずにデスピサロを倒す必要があります。これらのアイテムはエビルプリースト戦で使用するため、クリア後に持ち越さなくてはなりません。そしてそのためには、クリフトの最大HP・素早さ、ミネアの最大HP・最大MPをレベル上げで補う必要があります。中でも重要なのはクリフトの素早さで、少なくとも95は欲しいところです。逆に、ミネアの素早さを上げすぎるとデスピサロに確実に後攻することができなくなるので、70程度に抑えておかなくてはなりません。

また、クリフトにはベホマラーとザオリクを修得させる(=世界樹の葉&雫を使わずに倒せるようにする)必要があります。さらに、ベホマズン(勇者32)とメラゾーマ(マーニャ33)も必要だと思います。

ということで、またしても吟味です。吟味が終わったら再度デスピサロ戦に向かいます。


<BOSS:デスピサロ>

【ステータス】

名前LvHPMP攻撃力守備力素早さ
ドラン258019516035
ライアン3543801601938
アリーナ36285018698196
勇者332841621123060
クリフト36242141464794
ミネア35211138633570
マーニャ35217268254692
ブライ352062562450101
トルネコ342990803265

【持ち物】

名前持ち物
ライアン賢者の石 はぐれメタルの盾 炎の爪 天空の剣
アリーナ時の砂 祝福の杖
勇者祈りの指輪 天空の盾
クリフト祈りの指輪3個 天罰の杖 いかずちの杖
ミネア祈りの指輪3個 氷の刃

※ドラン、マーニャ、ブライ、トルネコは持ち物なし。

【攻略法】

※初回クリア時との変更点のみ記します。

●第3形態

名前行動
ドラン打撃(会心率高い) / 凍える吹雪 / 甘い息(無効)
ライアンはぐれメタルの盾 / 賢者の石
アリーナ打撃(会心率高い) / (ピンチの時は祝福の杖)
勇者天空の盾 / ライデイン
ブライマホカンタ / マヒャド

勇者の方が打たれ強くなったので、天空の盾を使うキャラをクリフトから勇者に変更します。また、勇者はライデイン、ブライはマヒャドを唱え、手早く倒します。

●第4形態

名前行動
ライアン賢者の石 / 炎の爪(余裕があれば)
勇者ライデイン
ミネアフバーハ / 氷の刃
マーニャメラゾーマ

マーニャのメラゾーマ連打で、やはり手早く倒します。4回目の瞑想の前には倒せます。

●最終形態

名前行動
ライアン天空の剣 / 賢者の石
クリフトベホマ / ベホマラー / 先攻スクルト(フバーハがかかっていない時)
ミネアフバーハ
マーニャメラゾーマ
勇者ベホマズン / ライデイン
アリーナ祝福の杖 / 打撃(会心率高い)
ブライマヒャド

第1ターンにはライアン・ドラン・勇者・ミネアを外に出し、ライアンは天空の剣でマホカンタを解除、勇者は後攻ベホマズン、ミネアは後攻フバーハとします。これで、第2ターン以降は呪文を連打してダメージを与えていくことができます。

特にマーニャはメラゾーマを連打し、手早くダメージを蓄積させます。攻撃は最大の防御であり、目安として15ターン以内にケリをつけることで勝率も上がります。防御面では初回クリア時と違って、死者が出ないように戦う必要がありますが、押し込まれても勇者の後攻ベホマズンがあるのでよほど運が悪くない限り安定します。クリフトやミネアに打撃が2回連続で当たるとさすがに死にますが、こういう凶悪な攻撃が続かない限りは大丈夫です。基本的に、クリフト・ミネア・勇者が全員死なない限り希望はあります。



デスピサロ攻略レベルについては、今回はクリフトの素早さが思うように伸びなかったので全体的に高めになっていますが、その点に留意して吟味すればもう少し下がるでしょう。一方、ミネア29(フバーハ)、クリフト33(ザオリク+素早さ)、勇者32(ベホマズン)、マーニャ33(メラゾーマ)は最低限必要だと思います。

参考までに、この時点での戦歴は次の通りです。エンディングまでの時間は70時間34分となっていますが、累計プレイ時間は172時間50分に達しています。100時間の差のほとんどはレベルアップ時の吟味に費やされたものです。

────────────────────
ぼうけんした時間    70時間34分
エンディングまでの時間 70時間34分
戦闘回数          4036回
たおした匹数        6032匹
全獲得ゴールド     166530G
勝利回数          2558回
全滅回数             3回
逃走回数          1475回
一撃最大ダメージ       214P
図鑑完成まで          50匹
勇者のレベル          33Lv
称号1       うるわしの乙女戦士
称号2        のんびりヒーロー
────────────────────



デスピサロを倒したら今度は戦歴をセーブします。再開後、隠しダンジョンの宝を漁り、経験値調整をしてからエッグラ&チキーラ戦です。なお、この戦闘では勇者のギガデイン(レベル34)が必要ですし、メラゾーマを連打するマーニャのHPも上げておきたいところです。また、この戦闘では21800もの経験値が入るので、調整は面倒です。メガザルを使うミネアや、チキーラの打撃の盾となるトルネコ・ブライについては、調整する必要はないですが。

なお、エッグラ&チキーラ戦では種や木の実、世界樹の葉、世界樹の雫はすべて温存します。


<BOSS:エッグラ&チキーラ>

名前 HP 行動パターン
エッグラ 2800 1〜2回行動
一部ローテーション
「灼熱or輝く息 → メダパニダンスorスクルト → α(0〜2回?)」
α=輝く息、打撃(痛恨あり)、凍てつく波動
エッグラ・チキーラのHPが減るとベホマラー。
チキーラが死ぬとザオラル。
チキーラ 3200 1〜5回行動
打撃(痛恨あり)、力ため、回し蹴り、爆裂拳、岩石落とし
羽を撒き散らす(打撃がミスに)、正拳突き、大防御、体当たり

【ステータス】

名前LvHPMP攻撃力守備力素早さ
ライアン3747601742040
勇者353071761183265
アリーナ372940192102205
クリフト37251145464998
マーニャ36224276264999
ミネア36219142643672
ブライ362122622553107
トルネコ353110803367
ドラン258019516035

【持ち物】

名前持ち物
ライアン氷の刃
勇者祈りの指輪 賢者の石
アリーナ時の砂 祝福の杖
クリフト祈りの指輪3個

※他5人は持ち物なし。

【攻略法】

名前行動
ライアン防御 / 氷の刃(余裕があれば)
勇者ベホマズン / ギガデイン / ザオラル
クリフトベホマラー / ザオリク
マーニャメラゾーマ
アリーナ時の砂 / 祝福の杖 / 打撃(余裕があれば)
ミネアメガザル
ブライマヒャド

※トルネコとドランは盾。

チキーラは大防御を使い、エッグラは回復呪文を使うため、エッグラを先に倒します。ただ、エッグラの素早さが高いので、ミネアがフバーハを使っている暇はありません。従って、回復はベホマラー・ベホマズン・ザオラルを駆使して行います。しかし、勇者やクリフトが死ぬと苦しくなるので、支えきれなくなる前にメガザルを使います。さらに、主要メンバーが2〜3人死ぬなどして立て直せなくなったら、時の砂でやり直します。

また、長期戦では勇者・クリフトともMPが尽きてしまうので、戦闘終盤では祈りの指輪を適宜使う必要があります。

エッグラの行動にはある程度ローテーションがありますが、ランダム部分があるのと、メダパニダンスが厄介です。混乱した仲間を正気に戻す手段は、「敵の打撃を食らう」「一旦殺してから復活させる」「星のかけら」しかありません。複数人が混乱した場合や、勇者やクリフトなど回復メンバーが混乱した場合は時の砂を使います。アリーナやマーニャなどが混乱した場合は一旦殺してからザオリクです。実際にはそううまくはいかず、運の占める部分もかなり大きいです。

攻撃面では、エッグラにはメラゾーマが8割程度効きます。ギガデインはほぼ確実に効きます。よってこの2つの攻撃呪文を軸に、氷の刃やアリーナの打撃を交えてダメージを与えていきます。特に、勇者にギガデインを積極的に打たせるのがポイントです。この戦闘ではエッグラをいかに速く倒すかが鍵となります。まさに「攻撃は最大の防御」なのです。エッグラが灼熱炎or輝く息というターンにはベホマズンが必要ですが、その他のターンにはチキーラの攻撃だけしのげば良いので、回復はクリフトのベホマラーで行い、勇者はギガデインを連打します。

エッグラを倒せば後は比較的楽です。回復はベホマラー+賢者の石でほぼ間に合います。そろそろMPがなくなってくるので祈りの指輪で回復しつつ、メラゾーマ・ギガデイン連打でチキーラを倒します。



攻略レベルについては、今回は時の砂を数回使い、ミネアのメガザルまで使わざるを得なかったので、ほぼ限界に近いと思います。吟味しまくればもう少し下がるかもしれませんが。一方、勇者34(ギガデイン)、ミネア35(メガザル)、マーニャ33(メラゾーマ)、クリフト33(ザオリク+素早さ)は最低限必要だと思います。

参考までに、エッグラ&チキーラを撃破した時点での戦歴は次の通りです。「ぼうけんした時間」は73時間22分となっていますが、累計プレイ時間は180時間に達しています。110時間の差のほとんどはレベルアップ時の吟味に費やされたものです。

────────────────────
ぼうけんした時間    73時間22分
エンディングまでの時間 70時間34分
戦闘回数          4154回
たおした匹数        6190匹
全獲得ゴールド     181001G
勝利回数          2611回
全滅回数             3回
逃走回数          1540回
一撃最大ダメージ       225P
図鑑完成まで          37匹
勇者のレベル          33Lv
称号1       うるわしの乙女戦士
称号2        のんびりヒーロー
────────────────────



エッグラ&チキーラを倒したら、イベントを進めてピサロを仲間にします。初期装備のはやぶさの剣・ゾンビメイル・鉄のたては当然ながら袋に直行です。そしてエビルプリースト戦に向けて最後の吟味付きレベル上げです。ピサロ・勇者・アリーナ・ミネアの4人で挑むので、パラメータを上げます。特に勇者のMPが重要です。さらに、ミネアも1ターン瞬殺されない程度にHPを上げておく必要があります。


<BOSS:エビルプリースト>

【ステータス】

名前LvHPMP攻撃力守備力素早さ
ピサロ3842932517878156
勇者393512021333673
アリーナ423390217118236
ミネア41263165724386

【持ち物】

名前持ち物
ピサロ
勇者祈りの指輪2個 賢者の石 世界樹の雫2個 天罰の杖
アリーナ時の砂 祝福の杖 世界樹の雫3個 世界樹の葉2枚
ミネア祈りの指輪2個 氷の刃

【攻略法】

●第1形態

基本データ HP:1800
行動パターン 1回行動
打撃、キバ、灼熱、メラゾーマ
※補助呪文がかかっていると波動
※HPが減ると瞑想

名前行動
ピサロバッチリがんばれ(ラリホーマ / ムーンサルト)
勇者賢者の石 / 炎の爪(余裕があれば)
アリーナ打撃(会心率高い)
ミネア防御

ラリホーマが効くので、終わるまで眠っていてもらいます(笑)。回復は勇者の賢者の石のみで行い、消耗することなく倒します。また、今回は勇者に炎の爪を持たせていますが、氷の刃の方が良いです。ミネアにも天罰の杖や炎の爪あたりを持たせておくと良いです。

……というか、いくら第1形態とはいえ、こんな奴が隠しボスでいいんでしょうか?

●第2形態

基本データ HP:2000
行動パターン 1〜2回行動
打撃、踏みつける、激しい炎、灼熱、イオナズン

名前行動
ピサロバッチリがんばれ(ムーンサルト / 回復呪文)
勇者賢者の石
アリーナ打撃(会心率高い)
ミネアフバーハ / 防御

今度はラリホーマが効きません(笑)。しかし攻撃は比較的緩いので、やはり回復は勇者の賢者の石のみで行い、消耗することなく倒すのが理想です。もっとも、「踏みつける+灼熱炎」あたりを食らうとピサロが勝手にベホマやらベホマラーやらを使いますが。攻撃はピサロとアリーナに任せておきます。ミネアは打撃系攻撃を食らうと即ピンチに陥るので、フバーハをかけ直す時以外は防御します。

●第3形態

基本データ HP:2000
行動パターン 1〜3回行動
一部ローテーション
「打撃+灼熱 → 叩きつける → 踏みつける+波動 → α(0〜数回?)」
α=灼熱、メラゾーマ、イオナズン、叩きつける、踏みつける
※波動は、補助呪文がかかっていなくても必ず使用

名前行動
ピサロバッチリがんばれ(ムーンサルト / 回復呪文)
勇者賢者の石
アリーナ打撃(会心率高い) / 防御
ミネアフバーハ / 防御

波動のターンにフバーハを使い、ピサロのAI回復と勇者の賢者の石で持ちこたえます。ここでもアリーナの回復アイテムと勇者のMPを温存します。しかし、「叩きつける」「踏みつける」で230〜250くらいのダメージを受けるため、死者が出るのは避けられません。その場合はピサロのザオリクやアリーナの世界樹の葉を使って持ち直すしかありません。攻撃はやはりピサロとアリーナに任せておきます。ミネアは相変わらず防御主体です。

●第4形態

基本データ HP:3800
行動パターン 1〜3回行動
一部ローテーション
「輝く息 → 波動 → 踏みつける → α → β(0〜数回?)」
α=マダンテ→MP補充(HP減少時)
β=輝く息、灼熱、叩きつける、強制睡眠、メラゾーマ
※波動は、補助呪文がかかっている場合にのみ使用

名前行動
ピサロ回復呪文 / ムーンサルト
勇者ベホマズン / 祈りの指輪 / ギガデイン
アリーナ打撃(会心率高い) / 防御
ミネアフバーハ / 防御

「輝く息を見たらフバーハ」が鉄則です。フバーハが生命線なので、切れた瞬間にほぼ全滅ですが、波動は輝く息の次のターンにしか来ないからです。ミネアはフバーハを唱える時以外は防御です。そしてここではピサロを「めいれいするわよ」にして、余裕があればムーンサルト、なければ回復呪文(ベホマラー、ザオリク、ベホマ)とします。恐らくAIに任せても同じような行動を取ってくれるでしょうが、この第4形態に関しては「石橋を叩いて渡る」慎重さが求められるので、このようにします。回復はほぼピサロだけで行いますが、次のターンにマダンテが来ると分かっているような場合は勇者のベホマズンを同時に使います。また、全員のHPが低い時はアリーナの世界樹の雫を惜しげもなく使いましょう。

攻撃はアリーナの打撃を主体として、勇者も隙があればひたすらギガデインを唱えます。しかし、戦闘終盤ではMPが不足してきますから、MP60(ベホマズン3回分)は保つようにして、不足したら祈りの指輪で回復します。

以上の戦術で、凶悪な攻撃がこない限りは持ちこたえられます。実際、今回は1回目の戦闘で勝利しました。しかし、「1ターンに輝く息2発」とか、強制睡眠が来た場合は持ちこたえることが難しいです(勇者がザメハを使えるが……)。一応全員が回復手段を持っているのでかなり粘ることができますが、あまりにも運が悪いようなら時の砂を使って最初からやり直しましょう。



……実は、今回は種や木の実を使わずに撃破してしまいました(笑)。ということは、攻略レベルはもう少し下がるのでしょう。一方、ピサロ38(ザオリク)、勇者34(ギガデイン)、ミネア29(フバーハ)は最低限必要だと思います。

参考までに、エビルプリースト直前の戦歴は次の通りです。「ぼうけんした時間」は80時間55分となっていますが、累計プレイ時間は203時間30分に達しました。120時間の差のほとんどはレベルアップ時の吟味に費やされたものです。なお、KO後は戦歴セーブしていない(世界樹の雫が無駄になるため)ので、不明です。

────────────────────
ぼうけんした時間    80時間55分
エンディングまでの時間 70時間34分
戦闘回数          4618回
たおした匹数        6949匹
全獲得ゴールド     235015G
勝利回数          2884回
全滅回数             3回
逃走回数          1731回
一撃最大ダメージ       247P
図鑑完成まで          17匹
勇者のレベル          33Lv
称号1          世界の救世主
称号2        のんびりヒーロー
────────────────────



【後日談】

このやり込みはF通に応募していますが、最初から積極的に掲載を狙ったわけではありません。やり込みのハイライト部分の記録をレポートとビデオに残しておきたいというのが主な理由であって、F通応募はそのついでです(笑)。というのも、計200時間もかけて「プレイの全貌を録画」している暇はないからです。

主要なボス戦のみを録画すればビデオ1本で済みますし、プレイを最初からやり直す必要もありません。というか、たかがF通、たかが数千ガ○スごときに200時間もかけてられません(爆)


●Special Thanks

まず、DQ4のやり込みが初めてである筆者にとってバイブルとなったのは、Pararaさんの「FC版DQ4低レベル攻略ガイド 改訂第4版」です。特に第三章では快適な進め方を知らず毎回2〜3時間はかかっていたのですが、今回は大幅に所要時間を短縮できました。加えて、実現はしなかったのですが第五章ではトルネコの特技を使ってビビンバーから祝福の杖を奪うという部分を参考にしています。

また、エスターク戦の戦術はPONさんによるものです。今回最も詰まったのがこの戦闘であり、PONさんのアドバイスがなかったら「全員レベル29以下」での攻略は達成できなかったでしょう(当初はクリフトにベホマラーを修得させて倒す予定でした)。ここに特記してお礼を申し上げます。

さらに、6章ボスについてはAsroさんのデータ(特にローテーションと行動回数の解析)が非常に参考になりました。実は筆者が6章をプレイするのは、初回プレイ時に続いてわずか2回目なのです(爆)。このような状況で戦術を構築し、実際に強力無比なボスを撃破できたのは、ひとえにAsroさんのおかげです。

そして、ボスデータ(HPと自然回復、攻撃パターン)や移民の町の利用についてはおてうさんをはじめとする「DQ4 極限データベース」(URL: http://homepage2.nifty.com/oteu/dq/dq4index.html)に大変お世話になりました。実際には私も管理メンバーであり、一部のボスについてはHPや自然回復を測定しながらプレイしていたのですが。

最後に、「全員レベル29以下」という目標を提示し、エスターク戦やラストバトル前など諦めかけた時に幾度となく励ましてくれた英さんに感謝します。自分ではベホマラーが最低限必須と考えていただけに、固定観念を打破していただけたのは大きかったです。


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