4.5 冒険後半2(その後の地域)

<初回クリアまでの注意>

クリア後の世界の冒険を目標とする場合、初回クリアまでの進め方がやや異なってくる。
主な注意点は、次のようになる。

・最後の冒険の書における勇者のレベルを1に抑えたまま、ラストバトル前以外では種
 と木の実を使わずに攻略する。
・その分だけ攻略が厳しくなるが、勇者以外の3人とはクリア後に別れるため、時間短
 縮のため多少レベルを上げておいても構わない。また、最後の冒険の書以降で勇者の
 レベルを多少上げても良い。なお、パーティは勇盗戦賢にするのが一番楽であると思
 われる。
・神竜や闇ゾーマの攻略を目標とする場合、すごろく場の「?」のマスを利用するなど
 してGを稼ぎ(「2.5 ゴールド」を参照)、装備を整えるとともに雷神の剣を3〜
 4本買う。また、ドラゴンメイルや眠りの杖、誘惑の剣など、クリア後に使う可能性
 があるものは売らずに残す。
・時間短縮のため、さざなみの杖を入手せずに(そして眠りの杖と誘惑の剣を売らずに)
 攻略する。この場合、アレフガルドの雑魚敵との付き合い方が下記のように異なって
 くる(62〜63ページの方法と異なる点のみ掲載)。

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【マドハンド】:大魔神を呼ぶのが問題だが、それを逆手に取って、大魔神を呼ばせて
から雷神の剣で一掃し、大魔神を眠らせて逃げると良い。眠りの杖も有効。
【クラーゴン、スカルゴン、トロルキング、マントゴーア】:眠りの杖が有効。
【ゴールドマン、ダースリカント、大魔神】:眠りの杖に加え、誘惑の剣が有効。攻撃
力が高いので、同士討ちさせるのが良い。
【ラゴンヌ、サラマンダー、ドラゴンゾンビ】:眠りの杖は効きづらいが、あると楽。
【アークマージ】:魔封じの杖は効きづらいが、繰り返し使ってイオナズンとザオリク
を封じるのが安全。誘惑の剣も有効。

また、ゾーマ城を進む際には、状況によって装備し直したり、雑魚対策として使用した
りするアイテムを持ち歩き、雑魚敵に応じて装備を換装する(「3.2 防具及び装飾品」
を参照)。

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<初回クリア後の方針>

まずは隠しダンジョンを抜け、謎を解いて景品を獲得し、有用なアイテムを入手する。
その際、初回クリア時のパーティを解散し、新たに仲間を育て直す。神竜に挑むには最
大HPの高い戦士、素早さと守備力の高い盗賊、さまざまな呪文を使いこなす賢者の中か
ら選べば良いだろう。当然ながら勇者はまだレベル1であり、種や木の実は使っていな
い。

さて、全員レベル一桁で隠しダンジョンを進むのはかなり厳しい。そしてこの先、神竜
に挑む際にレベル15程度はどうしても必要になる。そこで、例によって体力の伸びにこ
だわりながら、勇者以外の3人を神竜挑戦時のレベルまで上げる。そして次の4段階に
分けて隠しダンジョンを攻略するのだが、その際2個目の賢者の石の獲得を最優先にす
るのがポイントである。

なお、隠しダンジョンにおける厄介な雑魚敵との付き合い方については次ページでまと
めて解説する。

【第1段階】
最初のフロアにある2つのお宝を入手する(残りの1つはミミックである)。特にさざ
なみの杖は、今後の戦いで重要な役割を果たすアイテムである。

【第2段階】
お宝を無視して、ゼニスの城まで最短距離で一気に走り抜ける。この時、「忍び足」で
敵の出現を抑えるのは基本。「忍び足」がない場合は苦しい戦いとなるので、何度もリ
セットすることになるだろう。もっとも、「忍び足」を使った場合でも雑魚敵に全く遭
わないわけにはいかない。そこで隠しダンジョンに登場する恐るべき強力なモンスター
に対する戦術に工夫を凝らさなくてはならない。もはやここまでくると雑魚敵戦で一つ
間違えると即全滅である。なお、この困難な道のりで不運にも仲間が死んでしまった場
合でも、世界樹の葉(計3枚あるはず)は1枚たりとも使ってはならない。賢者の石と
復活の杖を辛抱強く使って持ち直すようにする。全滅したらリセットしてやり直す。ま
た、コロシアムにいるモンスターは当然無視だ。

ゼニスの城に到着したら、速攻で謎を3つ解いてお宝を入手する。特に2個目の賢者の
石は、隠しダンジョンの雑魚敵と、そしてこの先神竜や闇ゾーマと渡り合う際に必要不
可欠なアイテムである。

【第3段階】
何回かに分けて、ゼニスの城までのお宝を漁る。竜の女王の城とゼニスの城の両方を拠
点にして少しずつ入手するのが良い。

【第4段階】
ゼニスの城以降のお宝を入手する。この段階では賢者の石が2個あってもかなり苦戦す
るはずだ。1個お宝を入手するたびに戻ってセーブした方が良いだろう。どうしても歯
が立たなければ盗賊をレベル17まで上げて忍び足を修得させよう。それでもメタルキメ
ラやバラモスエビルからはできるだけ早く逃げよう。賢者の石が2つあっても、最大HP
が低い状態では勝ち目はない。

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【雑魚敵との付き合い方 <隠しダンジョン編>】

ここで、隠しダンジョンで初めて出会う雑魚敵との付き合い方をまとめて紹介しておき
たい。隠しダンジョンでも余分なレベルアップを防ぐために、必ずある程度まで戦って
敵の数を減らしてから逃げる、という形で終わらせなければならない。

戦術としてはアレフガルド以前と同様、敵の攻撃を無効化するのが基本である。スクル
トで打撃攻撃をしのぎ、魔封じの杖やさざなみの杖で呪文攻撃から身を守る。さらに、
ニフラム、眠りの杖、誘惑の剣、バシルーラなどあらゆる手段を使って敵の攻撃力を減
衰させなければ、到底生き残れない。そして敵が全員眠ったり、混乱したりしてこちら
にダメージが来なくなったら、できるだけ早く逃げることである。敵ごとの対処法とし
ては次のようになる。例によってこれは1つの見本のようなものであり、臨機応変な判
断がとても重要である。

【キラークラブ】:守備力が高い上にスカラを連発し、ラリホーも絡めてくるイヤな敵。
まずは魔封じの杖で呪文を封じよう。数が多い場合はニフラムで減らすと良い。バシル
ーラも有効。
【キングヒドラ】:基本はゾーマ城のキングヒドラと同じ。スクルトを連打し、眠りの
杖で眠らせてから逃げる。
【ダークトロル】:攻撃力が高い上、痛恨の一撃を繰り出したりバイキルトをかけたり
する。バイキルトを唱える前に眠りの杖、誘惑の剣で打撃攻撃を封じたい。バシルーラ
も有効。
【メタルキメラ】:時に凍える吹雪を連発してくる強敵。守備力が高いので倒すのに時
間がかかる点も危険。4匹組が出現した場合には、さっさと逃げるのが一番良い。逃げ
損なったらリセットも一つの手。また、他のモンスターと一緒の場合には他のモンスタ
ーを混乱させるのが手っ取り早い。バシルーラも有効。
【デビルウィザード】:バイキルト、ルカナンなどさまざまな呪文を駆使して打撃系モ
ンスターの援護をする一方で、イオナズン、ザオリクを唱えることもできる強敵。魔封
じの杖は効かないので、さざなみの杖で身を守り、眠りの杖で眠らせてから逃げる。バ
シルーラも有効。
【デーモンソード】:地獄の騎士と同様、2回行動で焼けつく息と打撃攻撃を繰り出し
てくる。眠りの杖が良く効くが目覚めるのも早いので、ニフラムと誘惑の剣を併用する
のが良い。バシルーラも有効。
【バラモスエビル】:2回行動でイオナズンや凍える吹雪を連発する恐ろしい敵。眠り
の杖、魔封じの杖が効かず、さざなみの杖で身を守っても凍える吹雪が来るとどうしよ
うもないので、ここはバシルーラで飛ばすのが良い。
【鳳凰】:攻撃力も高いがバシルーラの呪文が厄介。魔封じの杖が効かないので、まず
は眠りの杖で眠らせ、誘惑の剣も併用すると良い。バラモスエビルなど他の敵と一緒に
出現した場合は、真っ先に混乱させてバシルーラで飛ばしてもらおう。最後に残った鳳
凰1匹を眠らせてから逃げれば良い。バシルーラも効く。
【天の門番】:恐るべき攻撃力で頻繁に痛恨の一撃を繰り出す強敵。眠りの杖もあまり
効かない。スクルトをかけながら誘惑の剣とバシルーラで攻撃力を減衰させ、十分に回
復してから逃げる。

【攻撃力の減衰方法(隠しダンジョン編)】
×:無意味又は無効 △:確率低い ○:確率高い ◎:確率高く有効度も高い

      さざなみの杖 魔封じの杖 ニフラム 眠りの杖 バシルーラ 誘惑の剣
キラークラブ   ×     ○    ○    ×    ○     △
キングヒドラ   ×     ×    ×    △    ×     ×
ダークトロル   ×     ×    ×    ○    ○     △
メタルキメラ   ×     ×    ×    ×    ○     ×
デビルウィザード ○     ×    ×    ○    ○     ×
デーモンソード  ×     ×    ○    ○    ○     ○
バラモスエビル  ○     ×    ×    ×    ○     ×
鳳凰       ×     ×    ×    ○    ○     ◎
天の門番     ×     ×    ×    △    ○     ◎

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お宝をすべて手に入れたら、神竜戦に備えてパーティを再編成する。基本的に、素早さ
255の盗賊を入れて先攻回復を狙う方法と、HPが高く素早さの低い戦士を入れて確実に
後攻回復する方法があるが、初回の神竜挑戦では後者を採用する。盗賊の先攻率は5割
程度であるが戦士はほぼ確実に後攻できること、同じレベルであれば戦士の方がはるか
に高いHPを得られることを考慮した結果である。

戦士のレベル上げの際には、目標より1つ低いレベルに上がった時点で体力がそのレベ
ルでの上限値に一致するようにする(「5.5 ステータス上限一覧」を参照)。そして
最後のレベルアップで体力上昇12以上、HP上昇30程度を狙う。勇者については最後のレ
ベルアップの前にスタミナの種5個を、レベルアップ後に命の木の実16個を使うことに
より、レベル4でHPを180台まで持っていく。勇者のレベルを可能な限り低く抑えつつ、
平均レベルを下げる。

なお、他の種や木の実を使う必要はない。強いて言えば、ラックの種で回避率を、素早
さの種で戦士(攻撃)の守備力を気休め程度に上げるくらいである。

それから、戦戦戦勇のパーティではスクルトもバシルーラもさざなみの杖も使えない。
さらに、素早さ不足のため回復は敵の攻撃をすべて受けた後になってしまう。従って、
雑魚敵との戦闘では誘惑の剣やニフラムで効果的に攻撃力を減衰できる場合を除いて一
発で逃げるしかない。死者が出た場合は復活の杖を辛抱強く使って持ち直す。何度か挑
戦すれば世界樹の葉を1枚も使わずに神竜のところまでたどり着くことができる(確率
は3割程度)。

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<神竜>  標準ターン数: 60
攻400 守350 素255 HP7300 MP∞ Ex50000 G0

【ステータス・持ち物】
       Lv  HP  MP  攻  守  素 持ち物
戦士(攻撃) 14 225   0 155 136  28 賢者の杖 世界樹の葉2枚
戦士(補助) 16 255   0 163 146  49 賢者の杖 世界樹の葉 復活の杖
戦士(回復) 15 236   0 157 191  18 賢者の石
勇者      4 182   8 143 212  10 賢者の石

【装備】
戦士(攻撃) 雷神の剣 ドラゴンメイル ドラゴンシールド グレートヘルム
       疾風のバンダナ
戦士(補助) 雷神の剣 ドラゴンメイル ドラゴンシールド グレートヘルム
       星降る腕輪
戦士(回復) 稲妻の剣 光のドレス ドラゴンシールド グレートヘルム
       石のかつら
勇者     雷神の剣 光の鎧 勇者の盾 グレートヘルム 石のかつら

※破壊の鉄球を装備していると強制睡眠時にパーティアタックができないので外しておく。

【単体攻撃が各キャラに当たる割合】
     1番目 2番目 3番目 4番目
打撃攻撃  4   4   1   1
かみ砕く  2   2   3   3
強制睡眠  1   2   2   2

【特性】
攻撃は「灼熱炎」「凍える吹雪」「イオナズン」「強制睡眠」「凍てつく波動」「打撃
攻撃」「鋭い牙でかみ砕く」「一気にのしかかる」の計8種類である。

すべての攻撃はランダムに、等しい確率で来る。但し、2回行動の時に「イオナズン×
2」「灼熱炎×2」「のしかかる×2」「凍てつく波動×2」は来ない。また、各単体
攻撃の対象は右のようになる。なお、行動回数は1回もしくは2回だが、確率的には半
々である。

このうち厄介なのは打撃攻撃系と強制睡眠である。打撃攻撃系が単発で来た場合は何と
かなるのだが、他の攻撃と組み合わされると大抵死者が出る。世界樹の葉があるうちは
まだ良いが、切れてしまうと一気に崩されてしまう。また、強制睡眠そのものはダメー
ジが来ないのだが、回復役が眠らされてしまうと非常に痛い。

但し、毎回こんなことが続くわけではなく、1回行動のことも多い。イオナズン1回と
か凍てつく波動1回といった、極めて緩い攻撃をするターンも意外と多い。ちなみに、
上記のように防具で呪文やブレスへの耐性を強化すれば、神竜が2回行動の時でもイオ
ナズンや凍える吹雪、灼熱炎の組み合わせであるならば、賢者の石を2個使うことでほ
ぼ完全に回復できる。

また、さざなみの杖を使うと神竜はイオナズンを唱えてこなくなる。つまり炎や吹雪、
打撃攻撃などより強力な攻撃を受ける可能性が高くなるので、やめるべきだろう。今回
は戦士と勇者だけのパーティなので使えるメンバーがもともといないのだが。

【受けるダメージ】
       灼熱炎 凍える吹雪 イオナズン 打撃攻撃 かみ砕く のしかかる
戦士(攻撃) 70〜85  75〜104   60〜80  平均166  160〜180 平均166
戦士(補助) 70〜85  75〜104   60〜80  平均163  160〜180 平均163
戦士(回復) 70〜85  50〜 69   40〜53  平均152  160〜180 平均152
勇者     62〜75  44〜 61   40〜53  平均147  160〜180 平均147
※「かみ砕く」のダメージは、守備力無視である。「のしかかる」のダメージは、守備
 力に依存する。打撃攻撃と同じダメージが全員に来る効果であると想定される。

【攻略法】
味方の状況により、いくつかパターンがある。もちろんこれが完全というわけではなく、
この通りに戦っていても全滅の可能性があるし、勘を働かせて別の行動を取ることもあ
るのだが、神竜戦の戦術の基本として記しておく。

1.全員のHPが満タン近くあり、しかも眠っている仲間がいない時

戦士(攻撃)、戦士(補助) 雷神の剣
戦士(回復)、勇者     賢者の石

このパターンは意外と多い。そしてこの時こそが唯一の攻撃のチャンスであり、リスク
を恐れず攻撃すべきである。呪文やブレスへの耐性を高めた戦士(回復)や勇者は打撃
系以外の攻撃にはかなり強い。従って、多少HPが減っても平気で賢者の石を使うことが
できる。しかし、ダメージをあまり受けていないからと言って戦士(回復)や勇者が攻
撃に回るのは危険である。というのは、受けたダメージを回復しきれずに次のターンを
迎える可能性が高いからだ。戦士(回復)と勇者の行動としては基本的に賢者の石ある
いは防御、この2つしかありえないと考えて良い。

2.HPが180を切っている仲間がいる時

神竜にはほぼ確実に先攻されるため、HPが180を切っている仲間(特に前列にいて守備
力の低い戦士(攻撃)や戦士(補助))は死ぬ可能性が高い。そこで、HPが180を切っ
ている仲間は防御して生き残ることを優先する。一方、回復役の戦士(回復)と勇者は
HPが180を切っていても防御してはならない。死を覚悟で賢者の石を使う。賢者の石を
1回しか使わなかった場合、次のターンでさらに苦しい状況に陥ることが多いからであ
る。但し、あまりにもHPが少ない時は防御せざるを得ないこともある。

3.仲間が眠っている時

強制睡眠は最も厄介な攻撃の一つである。この時の対応と神竜の行動次第では一気に全
滅する。基本的に、眠らされたら攻撃を中止して全員で回復に回り、眠った仲間を叩き
起こす。この時、賢者の石を持つ戦士(回復)と勇者が死なないことを最優先で考える。
また、眠っていてしかもHPが少ない時は叩き起こしたダメージで死ぬ可能性もあるので、
無視しておいて次のターン以降で復活の杖で蘇生させる(死ななければ叩き起こす)と
いう考え方でも良い。

眠っている  対策
キャラ    戦士(攻撃) 戦士(補助) 戦士(回復) 勇者
戦士(攻撃) ─      叩き起こす  賢者の石   賢者の石
戦士(補助) 叩き起こす  ─      賢者の石   賢者の石
戦士(回復) 防御又は叩き起こす(※)  ─      賢者の石
勇者     防御又は叩き起こす(※)  賢者の石   ─
※戦士(攻撃)と戦士(補助)のうちHPが多い方が叩き起こし、少ない方が防御。

4.誰か1人が死んでいる時

「のしかかる+α」「打撃攻撃+α」「かみ砕く+α」などが来た場合、大抵誰かが死
んでしまう。この場合も攻撃を中止して全員で回復に回る。やはり、賢者の石を持つ2
人が死なないことを最優先で考える。また、世界樹の葉と復活の杖のどちらを使うかは
状況によって変わってくる。

死んでいる  対策
キャラ    戦士(攻撃) 戦士(補助)   戦士(回復) 勇者
戦士(攻撃) ─      復活の杖     賢者の石   賢者の石
戦士(補助) 世界樹の葉  ─        賢者の石   賢者の石
戦士(回復) 世界樹の葉  防御又は復活の杖 ─      賢者の石
勇者     世界樹の葉  防御又は復活の杖 賢者の石   ─

復活の優先順位は、「戦士(回復)>勇者>戦士(補助)>戦士(攻撃)」である。

先頭にいて守備力の低い戦士(攻撃)は死ぬ可能性が比較的高いが、死んでもすぐにパ
ーティ全体がピンチに陥るわけではなく、戦士(回復)と勇者の2人が賢者の石を使え
る状況なので、復活の杖でも十分間に合うことが多い。また戦士(補助)は、2番目に
いるので戦士(攻撃)に比べれば死ぬ可能性が低い。但し復活の杖を持っているので、
世界樹の葉で復活させるしかない。

戦士(回復)もしくは勇者が死んでいる時は、戦士(攻撃)が死んでいる時と違って、
賢者の石を使える仲間が1人になっていて、パーティの回復能力がかなり落ちている。
従って復活の杖を使うのは危険である。但し、生きている3人のHPが満タン近くある時
に限り、復活の杖を試しても良い。また、世界樹の葉がないという状況であれば、危険
を覚悟の上で復活の杖を何度も使うしかない。実際には、戦士(回復)や勇者が死ぬよ
うな状態になっては次のターンにさらに死者が出ることも多く、全滅の可能性が極めて
高い。従って、このような状況を作らないようにする方が重要である。

5.2人以上が死んでしまった時

「のしかかる+α」などが来て誰かが死亡し、次のターンにも厳しい攻撃が続いた場合、
こういう状況に陥ってしまう。この場合も全員で回復に当たるしかないのだが、大抵こ
こまで来ると全滅確定である。諦めてリセットするのも一つの手段である。

【全体を通して】
基本的に攻撃重視で挑む。しかし、戦士(攻撃)がレベル14という状況では攻撃力が低
く、会心の一撃以外ではほとんどダメージを与えられない。そこで、雷神の剣を活用し
て効率的にダメージを与えていく。とはいえこれが通用するのは、全員のHPが満タン近
くある時だけである。「のしかかる+α」などでピンチに陥ったり、誰かが眠らされた
りした場合には、攻撃を中止して全員で回復に徹する。

防御面では「のしかかる+α」「打撃+α」「かみ砕く+α」の回数が少ないことを祈
るのみである。呪文やブレスでの攻撃はどんな組み合わせでも賢者の石2個でほぼ完全
回復できるし、打撃攻撃系も単発であれば十分に回復が追いつく。とにかく戦闘を早く
進めて全滅の可能性を少しでも減らす。世界樹の葉が切れる前に勝つのが理想である。
世界樹の葉が切れてしまうと蘇生は復活の杖頼みになってしまい、蘇生できなかった時
のリスクが大きいからである。

あとは、神竜に1回行動が多く、しかも凍てつく波動をなるべく多く使ってくれること
を期待しつつ、上記の戦術を用い、ある時は勘を働かせて、ピンチをしのいでいくしか
ない。

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なお、今回は58ターンだった。当然ながら35ターンを切れなければリセットする。とい
うのは、レベル16以下では生き残ったメンバーが戦闘終了後に確実にレベルアップする
のだが、その際にステータス上昇にこだわることができないからである。35ターン以内
に倒さなければ願いをかなえてもらうこともできず、全くメリットがない。

35ターン以内を目指す場合、初回の神竜挑戦とは冒険の書を分けておき、パーティから
勇者を外してレベルを上げる。この挑戦では種や木の実を使わずに35ターン以内を目指
すことになる(闇ゾーマ戦のために残す)ため、ある程度のレベル上げが必要である。

パーティは戦戦盗賢もしくは戦戦盗戦あたりが良いだろう。35ターン以内を目指す場合、
盗賊の先攻回復に期待して隙があれば3人が雷神の剣を使う必要があるからだ。雷神の
剣が3本ない場合は、第4のすごろく場で調達する。今回は戦士の最大HPの高さと、転
職を使わない方がよりインパクトのある点を考慮し、戦戦盗戦のパーティを採用した。
育てる時の注意点として、盗賊の素早さを128以上にする(=星降る腕輪装備時255にな
る)ことと、戦士の素早さ(そして守備力)もできるだけ上げておくことが挙げられる。

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<神竜(35ターン以内)>  標準ターン数: 35
攻400 守350 素255 HP7300 MP∞ Ex50000 G0

【ステータス・持ち物】
       Lv  HP  MP  攻  守  素 持ち物
戦士(攻撃) 19 304   0 183 148  53 賢者の杖 世界樹の葉2枚
戦士(攻撃) 19 300   0 182 148  22 賢者の杖 世界樹の葉 復活の杖
盗賊     19 244  65 147 287 255 賢者の石 雷神の剣
戦士(回復) 19 302   0 173 148  22 賢者の石

【装備】
戦士(攻撃) 雷神の剣 ドラゴンメイル ドラゴンシールド グレートヘルム
       疾風のバンダナ
戦士(攻撃) 雷神の剣 ドラゴンメイル ドラゴンシールド グレートヘルム
       石のかつら
盗賊     グリンガムの鞭 光のドレス ドラゴンシールド ミスリルヘルム
       星降る腕輪
戦士(回復) 稲妻の剣 ドラゴンメイル ドラゴンシールド グレートヘルム
       石のかつら
※賢者の杖は不要かもしれない。また、戦士(回復)にも雷神の剣を持たせたい。
※破壊の鉄球を装備していると強制睡眠時にパーティアタックができないので外してお
 く。

【受けるダメージ】
       灼熱炎 凍える吹雪 イオナズン 打撃攻撃 かみ砕く のしかかる
戦士(攻撃) 70〜85  75〜104   60〜80  平均163  160〜180 平均163
戦士(攻撃) 70〜85  75〜104   60〜80  平均163  160〜180 平均163
盗賊     70〜85  50〜 69   40〜53  平均128  160〜180 平均128
戦士(回復) 70〜85  75〜104   60〜80  平均163  160〜180 平均163
※「かみ砕く」のダメージは、守備力無視である。「のしかかる」のダメージは、守備
 力に依存する。打撃攻撃と同じダメージが全員に来る効果であると想定される。

【攻略法】
初回挑戦時に比べて味方のステータスが高いとはいえ、「のしかかる+打撃攻撃」など
に耐えることができないという点では大して変わらない。この状況で35ターンを切るた
めには運任せでひたすら攻撃しなくてはならない。1ターンに2人が雷神の剣を使い、
2人が賢者の石を使っていては35ターンに7300のHPを削り取ることなど不可能なので、
隙を見て3人が雷神の剣を使いまくる必要があるのだ。しかし強制睡眠など厄介な攻撃
も多いので、35ターンを切ることができるかどうかはかなり運が絡んでくる。

1.全員のHPが満タン近くあり、しかも眠っている仲間がいない時

戦士(攻撃)、盗賊 雷神の剣
戦士(回復)    賢者の石

このパターンは意外と多い。そしてこの時こそが唯一の攻撃のチャンスであり、リスク
を恐れず攻撃すべきである。全員が呪文やブレスへの耐性を持っているので打撃攻撃以
外の攻撃にはかなり強く、守備力287の盗賊は打撃攻撃にも強い。従って、多少HPが減
っても平気で賢者の石を使ったり攻撃したりできる。一方、戦士(回復)の行動は基本
的に賢者の石を使うのみである。

2.戦士のHPが230を切っている時/盗賊のHPが200を切っている時

戦士(攻撃)    雷神の剣
盗賊、戦士(回復) 賢者の石

このパターンも多い。1.の直後に打撃攻撃を食らった場合など。初回挑戦時と同様、
盗賊や戦士(回復)のHPが多少削られている場合でも防御せず賢者の石を使う。防御す
れば確かに安全ではあるが、回復量が少ないことから完全に持ち直すことが難しく、次
のターンも盗賊と戦士(回復)の2人が回復に回らなくてはならない場合が多い。その
結果攻撃が遅くなり、35ターンを切るのが難しくなる。ここで盗賊や戦士(回復)が死
んだらリセットするくらいの気持ちでも良い。

3.仲間が眠っている時

強制睡眠は最も厄介な攻撃の一つであるが、眠らされる度に攻撃を中止して全員で回復
に回っていては35ターンを切ることなど不可能に近い。誰が眠っているかにもよるが、
1人が賢者の石を使い、1人が叩き起こし、1人が雷神の剣を使うようにする。また、
全員のHPが満タン近くある状況ならば、2人が雷神の剣を使い、1人が叩き起こしても
良い。

4.誰か1人が死んでいる時

この場合は回復を重視しても良いだろう。但し、復活の杖を何度も試す暇はない。復活
はすべて世界樹の葉で行い、なくなったらリセットだ。また、世界樹の葉を使う間にも
神竜は容赦なく攻撃してくるので、賢者の石を使うのも忘れずに。残った1人は雷神の
剣だ。

5.2〜4人が同時にピンチに陥った時

この場合も盗賊と戦士(回復)が賢者の石で回復し、戦士(攻撃)は雷神の剣を使う。
神竜に先攻されて死者が出るようならリセットだ。

6.ラスト3ターン

大抵の場合、ラスト3ターンで1000近いダメージを与えなくてはならない状況に陥って
いるはずだ。そこで、ラスト3ターンに限りさらに攻撃重視で臨む。HPが多少削られて
も、死ななければ攻撃できるのだ。ラスト1ターンについては、与えなくてはならない
ダメージ量と味方のHPにもよるが、場合によっては戦士(回復)も稲妻の剣を使う(注
:雷神の剣の方が確実である)。

【全体を通して】
基本的に攻撃重視で臨む。常に2人が雷神の剣を使い、全員のHPが満タン近くある時は
3人が雷神の剣を使う。とはいえ「のしかかる+α」で死者が出たり、眠らされて雷神
の剣を使えなくなったりすることも多く、かなり厳しい戦闘になる。今回は20回挑戦し、
35ターンと36ターンを各1回ずつしか出せなかったことを考えると、攻略レベルはほぼ
限界と言えるのではないか。

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35ターン以内で倒したら第5のすごろく場を攻略する。破壊の鉄球、光のドレス、2個
目の星降る腕輪(あわよくば3個目も)などの貴重なお宝を入手して装備を強化する。

次に、闇ゾーマ戦の準備を整える。しもべ3匹との戦闘も含めて、必要なのは最大HPの
他に、スクルト・バイキルト・戦士の攻撃力である。

転職を使う場合は魔法使い(女性、切れ者)をレベル21まで育てて、戦士に転職させる。
その後新たに戦士(女性)2人をパーティに加え、必要ならパワーベルトを装備させて
この3人の戦士をタフガイ状態でレベル11まで上げる。正確には、ゾーマ戦直前の3匹
のしもべを倒した時点で戦士3人がレベル16になるように調整する。また、攻撃と回復
を担当する2人の戦士については、力もできるだけ伸ばしながらレベルを上げていく
(「2.3 ステータス値のランダム上昇」を参照)。

転職を使わない場合は魔法使い(女性、タフガイ)をレベル20まで上げ、ゾーマ戦直前
にレベル21になるようにする。その際、体力を重視しつつ賢さもできるだけ伸ばす。ま
た、戦士(女性)2人をパーティに加え、体力と力を重視して1人をレベル14、1人を
レベル11まで上げる。正確には、ゾーマ戦直前にレベル17とレベル16になるように調整
する。

なお、しもべ3匹との戦闘は、初回クリア時よりもパーティ全体のステータスが高く、
賢者の石も2個あるので基本的に楽勝である。ここでは各戦闘で勇者を殺し、戦士3人
のレベルを上げる。

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<闇ゾーマ>  標準ターン数: 200
攻500 守350 素255  HP4500 MP∞

※ステータス・装備・持ち物は闇ゾーマ戦直前のもの。

【ステータス・持ち物】
       Lv  HP  MP  攻  守  素  守2  守6
戦士(補助) 16 225 149 186 199  64   164   192
戦士(攻撃) 16 220   0 298 174  14   139   167
勇者      2 164   6 137 211   8   184   422
戦士(回復) 16 221   0 229 187  10   374   180
※守2は第2ターン開始時の、守6は第6ターン開始時の守備力。

【装備】
戦士(補助) 魔神の斧 光のドレス ドラゴンシールド グレートヘルム
戦士(攻撃) 破壊の鉄球 光のドレス ドラゴンシールド グレートヘルム
       豪傑の腕輪
勇者     王者の剣 光の鎧 勇者の盾 グレートヘルム 石のかつら
戦士(回復) 破壊の鉄球 光のドレス ドラゴンシールド グレートヘルム
       石のかつら
※戦士(補助)には、一つでも多くの祈りの指輪を所持するために装飾品を装備させな
 かったが、星降る腕輪などを装備させて打撃攻撃で即死する可能性を減らしても良い
 かもしれない。

【持ち物】
戦士(補助) 刃の鎧 オーガシールド 祈りの指輪6個
戦士(攻撃) 刃の鎧 オーガシールド 世界樹の葉 賢者の杖
勇者     刃の鎧 賢者の石
戦士(回復) 刃の鎧 オーガシールド 世界樹の葉2枚 賢者の石

【特性】
神竜と同じ素早さ255、守備力350という高い能力に加え、1ターンに約100も自然回復
し、そしてドラゴラム以外の呪文(呪文と同じ効果の道具を含む)が全く効かないとい
う難敵である。ダメージを与える方法は打撃攻撃をおいて他になく、しかも生半可な攻
撃力では自然回復量を上回ることすらできない。

行動は「凍える吹雪 → マヒャド → 凍える吹雪 → 打撃攻撃 → 凍てつく波動 → 凍
える吹雪 → (マホカンタ) → 凍える吹雪」というローテーションで、常に2回行動
である。マホカンタは1回使った後は使ってこない。すなわち、マホカンタを使用する
までの最初の4ターンを除けば、「吹雪+マヒャド」→「吹雪+打撃」→「波動+吹雪」
→「吹雪+吹雪」→「マヒャド+吹雪」→「打撃+波動」→「吹雪+吹雪」となる。7
ターンに8回の凍える吹雪に加え、神竜を軽く上回る最強の攻撃力500をもっての破壊
力抜群の打撃攻撃が脅威である。

【受けるダメージ】
       凍える吹雪 マヒャド 打撃攻撃2 打撃攻撃6
戦士(補助)  50〜69  36〜43  平均104   平均202
戦士(攻撃)  50〜69  36〜43  平均107   平均208
勇者      44〜61  36〜43  平均103   平均144
戦士(回復)  50〜69  36〜43  平均156   平均205
※打撃攻撃2は第2ターン、打撃攻撃6は第6ターンの打撃攻撃で受けるダメージ。

【攻略法】
      闇ゾーマ   戦士(補助) 戦士(攻撃) 勇者   戦士(回復)
第1ターン 凍える吹雪  戦士(回復) 打撃攻撃   賢者の石 賢者の石
      マヒャド   にスカラ
第2ターン 凍える吹雪  防御     防御     防御   賢者の石
      打撃攻撃
第3ターン 凍てつく波動 戦士(攻撃) 打撃攻撃   賢者の石 打撃攻撃
      凍える吹雪  にバイキルト
第4ターン 凍える吹雪  状況により  打撃攻撃   賢者の石 賢者の石又は
      凍える吹雪  変化(※)              打撃攻撃
第5ターン マヒャド   勇者にスカラ 打撃攻撃   賢者の石 賢者の石
      凍える吹雪
第6ターン 打撃攻撃   戦士(攻撃) 打撃攻撃   賢者の石 賢者の石
      凍てつく波動 にバイキルト
第7ターン 凍える吹雪  状況により  打撃攻撃   賢者の石 賢者の石又は
      凍える吹雪  変化(※)              打撃攻撃
※祈りの指輪、防御、打撃攻撃のうちいずれかを、状況により選択する。

【攻略法:各ターン】

・第1ターン:「凍える吹雪+マヒャド」

次のターンの「凍える吹雪+打撃攻撃」に備えて、賢者の石を使うため防御できない戦
士(回復)を即死させないように、このターンにスカラをかける。戦士(攻撃)は自然
回復に対抗するためにバイキルト攻撃。戦士(回復)と勇者は2人で賢者の石を使い、
全員のHPを全快させる。

・第2ターン:「凍える吹雪+打撃攻撃」

まず戦士(回復)以外の3人の装備を光のドレス、光の鎧から刃の鎧に替える。この防
御している3人に打撃攻撃が当たれば、はね返しで約55程度のダメージを与えられる。
但し運悪く戦士(回復)に当たった場合は、前のターンにスカラをかけてあっても即死
する可能性もある。

・第3ターン:「凍てつく波動+凍える吹雪」

まずは前のターンに替えた装備を元に戻す。ターンの最初に凍てつく波動で呪文効果が
失われるので、バイキルトをかけ直す。そして戦士(攻撃)がバイキルト攻撃を行うの
だが、ここで戦士(回復)も通常の打撃攻撃で援護する。バイキルト攻撃では94〜146
程度の、戦士(回復)の打撃攻撃では21〜32程度のダメージを与えられる。勇者は賢者
の石で回復である。

・第4ターン:「凍える吹雪+凍える吹雪」

戦士(補助)の行動だが、場合によって変更する必要がある。まず、第2ターンでゾー
マの打撃攻撃が戦士(補助)に当たっており、ダメージが蓄積している場合は防御する。
次に、MPが100以下になっている場合は、祈りの指輪で回復する。このどちらにも当て
はまらない場合は打撃攻撃を行って構わない。会心の一撃が出れば(確率は2割程度)、
約180ものダメージを与えることができる。

戦士(攻撃)は前と同じくバイキルト攻撃。戦士(回復)の行動だが、第2ターンに戦
士(補助)以外にゾーマの打撃攻撃が当たっているならば賢者の石を使う。また、戦士
(補助)に当たっている場合は、このターンに戦士(補助)が防御することにより、蓄
積していたダメージは勇者の賢者の石によりほぼ回復できるので、戦士(回復)は打撃
攻撃を行って構わない。

・第5ターン:「マヒャド+凍える吹雪」

次のターンには打撃攻撃が来るため、勇者にスカラをかけておく。また、このターン内
に全員のHPを全快させておかなければならないので、2人で賢者の石を使う。戦士(攻
撃)は、いつものようにバイキルト攻撃である。

・第6ターン:「打撃攻撃+凍てつく波動」

まず勇者以外の3人の装備を光のドレスから刃の鎧に、ドラゴンシールドからオーガシ
ールドに、それぞれ替える。これで勇者以外の戦士3人に打撃攻撃が当たれば、はね返
しで約100のダメージを与えられる。運悪く勇者に当たっても前のターンにスカラをか
けてあるので、そう簡単に死ぬことはない。また、凍てつく波動で呪文効果が消される
ので、戦士(補助)はバイキルトをかけ直す。戦士(攻撃)は再びバイキルト攻撃。

このターンは、うまくいけば自然回復量を上回って100程度のダメージを与えることの
できる、大きなチャンスである。打撃攻撃で受けたダメージは戦士(回復)と勇者の賢
者の石である程度回復できる。但し、運悪く打撃攻撃で即死する可能性も若干ある。

・第7ターン「凍える吹雪+凍える吹雪」

最初に前のターンに替えた装備を元に戻す。戦士(補助)は第4ターンと同じように、
打撃が当たっていれば防御、MPが減っていれば祈りの指輪、そうでないなら打撃攻撃で
ある。戦士(回復)も前と同じ基準で、勇者だけでダメージを全回復できるなら打撃攻
撃、そうでないなら賢者の石を使う。勇者はいつものように賢者の石。

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この戦法では、7ターンで与えられるダメージは実質150程度で、単純に計算してもゾ
ーマを倒すまでに軽く200ターン程度はかかってしまう。その間に、打撃攻撃で即死し
たり、あるいは素早さ255のゾーマが全員を「後攻」し、4回連続で攻撃を受けてしま
うなどのアクシデントも起こり得るだろう。そのような時も、慌てずローテーションを
読みながら対処すれば、すぐに全滅確定とはならないことが多い。とにかく冷静に、じ
っくり考えて対処したい。

また、装備面についてだが、どうやら祈りの指輪は相当長持ちするようなので、戦士
(補助)には星降る腕輪を装備させて、守備力を32上げておく方が良いだろう。戦士
(回復)や勇者とは違い、戦士(補助)はゾーマを先攻してもあまり困ることはないの
で、素早さが100を越えてしまっても悪影響はないだろう。

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<転職未使用での闇ゾーマ攻略>

懸案となるのは魔法使いの最大HP及び吹雪耐性、そして戦士の攻撃力である。魔法使い
はドラゴンシールドを装備できない分だけ吹雪でダメージを余分に受けるため、回復戦
士の負担が増す。そこで戦士(攻撃)がレベル16だと攻撃力不足で自然回復を少ししか
上回れず、途中で祈りの指輪を使い切ってしまい、MPが尽きて全滅する。しかし、戦士
(攻撃)をレベル17に設定すればゾーマ城突入時のレベルが14まで上がり、レベルアッ
プ時の吟味をより直前まで行うことで何とか必要な攻撃力を得られる。また、レベル21
の魔法使いはHPが220前後に達するため、凍える吹雪の連発に耐えられるし、打撃攻撃
もスクルトを2回かけることで何とかしのげる。

【ステータス・持ち物】
       Lv  HP  MP  攻  守  素  守2  守6
戦士(攻撃) 17 242   0 315 173  13   138   166
魔法使い   21 221 160  23 204 102   204   408
勇者      2 164   6 137 211   9   176   421
戦士(回復) 16 238   0 230 187  11   374   180
※守2は第2ターン開始時の、守6は第6ターン開始時の守備力。

【装備】
戦士(攻撃) 破壊の鉄球 光のドレス ドラゴンシールド グレートヘルム
       豪傑の腕輪
魔法使い   光のドレス 魔法の盾 ミスリルヘルム 疾風のバンダナ
勇者     王者の剣 光の鎧 勇者の盾 グレートヘルム 石のかつら
戦士(回復) 破壊の鉄球 光のドレス ドラゴンシールド グレートヘルム
       石のかつら

【持ち物】
戦士(攻撃) 世界樹の葉 賢者の杖 復活の杖
魔法使い   祈りの指輪8個
勇者     賢者の石
戦士(回復) 賢者の石 世界樹の葉×2

【受けるダメージ】
       凍える吹雪 マヒャド 打撃攻撃2 打撃攻撃6
戦士(攻撃)  50〜69  36〜43  平均107   平均208
魔法使い    66〜92  24〜28  平均 99   平均148
勇者      44〜61  36〜43  平均103   平均145
戦士(回復)  50〜69  36〜43  平均157   平均205
※打撃攻撃2は第2ターン、打撃攻撃6は第6ターンの打撃攻撃で受けるダメージ。

【攻略法】
基本的に転職使用可の場合に準じるが、一番の山場となるのは「打撃攻撃+凍てつく波
動」のターンであろう。そこで、スカラを勇者にかけるのではなく、スクルトを2回か
けることで魔法使いの守備力をも上げ、打撃攻撃のダメージを抑える。祈りの指輪は相
当長持ちするため、7ターン中に消費するMPの量が少々増えてもそれほど問題はない。

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<さらにその後の世界>

【神竜25ターン以内】
2000年2月6日、筆者のホームページのゲストブックにて、鬼殺しさんによる「戦28盗
24戦22戦22で25ターン以内達成」(盗賊は魔法使い21経験あり)が報告された。基本戦
術は「バイキルト攻撃+1〜2人で雷神の剣」というものである。

【神竜15ターン以内】
低レベルではドーピングを行わない限り不可能。従ってここでは攻略の対象としない。

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