対戦相手 | 結果 | 勝率 | コメント |
---|---|---|---|
TKさん | 0勝7敗 | 0.0% | 初対面で対戦を申し込み、フルボッコにされた。 |
Chachaさん | 11勝1敗 | 90.9% | 1章で敗北したが、他は第5回タイピングサミットでのリベンジを果たした。 |
luckyirohaさん | 1勝0敗 | 100.0% | 1章勝利。打鍵速度では完全に負けている。 |
もかにゃぁさん | 2勝0敗 | 100.0% | 1・2章勝利。 |
今回の最大の驚きと収穫は、TKさんという超新星を見出したことだ。筆者がボッコボコに叩きのめされたのみならず、Tak・Pocari・Chacha・luckyirohaという錚々たる面々に対しても無敗を誇る活躍ぶりだった(Tak戦6勝0敗、Chacha戦3勝0敗、Pocari戦2勝0敗、luckyiroha戦1勝0敗、dqmaniac戦7勝0敗、計19勝0敗)。反射神経と打鍵速度はあきうめ・kurimansの2強に匹敵するレベルだ。まだ未成年という若さもあり、今後対戦慣れしていけばさらに化けることは間違いない。
No. | スコア | はみ出し回復 | MISSION1 | コンボ停止箇所 |
---|---|---|---|---|
1 | 8361 | 3回 | 事前1ダメで8体 | タワー後 |
2 | 8240 | 1回 | 事前1ダメで7体 | MISSION1の8体目 |
3 | 8033 | 2回 | 事前1ダメで5体 | MISSION1か研究室入口 |
4 | 8054 | 2回 | 事前1ダメで7体 | MISSION1の8体目 |
5 | 8207 | 3回 | 事前2ダメで5体 | MISSION1の6体目 |
1回目で自己2位を記録し、その後も安定して8000点台を叩き出した。要因として、5章ハイエロ後の2体がほぼノーダメ安定したことと、6章MISSION1で事前1ダメで5体以上安定して撃破したことが挙げられる。昔のNORMAL台のスコアアタックよりも明らかに良い結果だ。
DC版との違いとして、MISSION2のワードは長い気がする。よって速度重視でも13体が精一杯で、正確性重視だと12体も危うい。また、研究室の雑魚の攻撃がシビアでない点は助かる。その分、MISSION1で事前に喰らう必要があるため、うまく調整されている。いや、MISSION1で事前に喰らうから研究室の雑魚の難易度が低下するのか。あと、6章のアイテムは、DC版だと「ダイヤ、ライフ、ダイヤ」のパターンが多い。一方、AC版は以下の通り。研究室で鎮静剤が多く出る気がする。
No. | MISSION1 | 研究室 | MISSION2 |
---|---|---|---|
1 | 鎮静剤 | 鎮静剤 | ダイヤ |
2 | − | 鎮静剤 | ダイヤ |
3 | − | ライフ | 鎮静剤 |
4 | − | 鎮静剤 | ダイヤ |
5 | − | 鎮静剤 | ライフ |
また、秋葉原CLUB SEGAのTODのランキングはこうなった。さらに、9日にはぽかたんがプレイし、8921でトップにランクインしたらしい!
No. | スコア | プレイヤー | 日付 |
---|---|---|---|
1 | 8676 | W/H | 2013.12.4 |
2 | 8624 | uta | |
3 | 8579 | W/H | |
4 | 8501 | テル | |
5 | 8427 | W/H | 2013.12.4 |
6 | 8414 | eigh | |
7 | 8361 | dqmaniacかな | 2013.12.8 |
8 | 8319 | noribou |
一方、筆者はスコアアタックも対戦ももっとやりかたったため、「15〜18時頃と20〜22時頃に居る予定」とTwitter上でこっそり告知しておいた。人が集まりすぎて渋谷や新宿と分散開催なんてことになると面倒なので、大々的には告知しなかった。誰も来なければスコアアタックを、誰か来たら対戦をやるつもりだった。実際には当日になってさらに血が騒いだため、13:30頃には現地に到着してスコアアタックを開始した。
6章はライフ5個、コンボ31で開始。序盤にはみ出し回復2回。MISSION1は事前1ダメで突破! だが、アイテムは鎮静剤。研究室でも鎮静剤。アイテム運が悪い。しかもタワー後にコンボ87で停止した。MISSION2は約12体で、アイテムはダイヤ。エンペラー戦ではスカシを3回中1回決め、はみ出し回復を1回追加した。振り返ればこの粘りが大きかった。剣モードは1回のみ。全A評価で年俸20億7390万円。スコア8361で4thと表示されたが、実際には7位にランクイン。
他に気付いた点として、AC版特有のワードが存在する。例えば「現場は見通しの悪いカーブ」。DC版や初代PC版では「現場は見通しの良い直線」に修正されている。
6章はライフ4個、コンボ18、ゲージ6割で開始。序盤でライフ5個にして、さらにはみ出し回復を1回。MISSION1は事前1ダメで7体。8体目「ちっちゃなことからこつこつと」を「つ」とミス(先読みした文字を先に打つ病)した挙句に喰らった。研究室のアイテムは鎮静剤。しかもタワーで1発。ペリカンは空を飛べるんだよ! MISSION2は12体か13体。ワードが長いためか、入力不可能時間が長いためか、DC版よりも明らかに伸びない。アイテムはダイヤで、エンペラーはライフ3個で開始した。もはやはみ出し回復は絶望なので、速度重視で攻める。この開き直りが功を奏し、スカシを3回決め、剣モードを3回撃破した。スタッフロールでは3ミスと崩れた。DC版で6章フルコンした時に備えて、そろそろノーミスを安定させたい。
1回目と比較してはみ出し回復が2回少ないため-300、剣モードが2回多いため+130。MISSION1の減少分はMISSION2の増加分でほぼ相殺されたと思う。結果は全A評価で年俸20億4505万円。スコアは8240で、5thと表示されたが実際にはランク外だった。秋葉原は甘くない。
6章では序盤にはみ出し回復2回。MISSION1は事前1ダメで5体にとどまった。コンボはMISSION1か研究室入口で停止。研究室でライフを獲得して4個に。その後執念でコンボをつなぎ、ゲージ回復でライフ5個に戻す。MISSION2は速度重視で臨んで多分13体倒したが、コンボは止まった。これは明らかに判断ミス。正確性重視でエンペラー戦までつなぎ、はみ出し回復を狙うべきだった。これを徹底していたら、MISSION2の撃破数が減る分を差し引いても150-60=90点は上乗せできた。アイテムは鎮静剤。エンペラー戦では鉄球4同時が3回来たが、いずれも直撃弾で、スカシを狙えず。剣モードは1回だけだった。
結果は全A評価で年俸20億2778万円。スコア8033でランク外。
6章はライフ5個、コンボ44、ゲージ2割で開始。仕込みとしてはまずまずだ。序盤ではみ出し回復2回。MISSION1は事前1ダメで7体撃破するも、8体目「きれいなおねえさんがすきです」で左手人差し指がミスり、コンボ82で停止。しかも打ち切れず。このロスはあまりにも大きい。アイテムは研究室で鎮静剤、MISSION2でダイヤ。MISSION2は正確性重視で打って11体止まり。エンペラーではスカシに失敗し、その後ミスも出た。これで150点追加を逃したのが痛い。はみ出し回復追加が見えているなら、無理にスカシを狙わずつなぐべきだ。剣モードは1回のみ。スタッフロールでは1ミス。
結果は全A評価で年俸20億5283万円、スコア8054でランク外。スコアは伸びなかったのに年俸は伸びた。年俸には5章のスコアも関係するのだろうか。
6章はコンボ89で開始。冒頭で最初のはみ出し回復を決め、その後も慎重に打ち続けてついにコンボ99に。これも今日初めて見た。序盤のはみ出し回復は結局3回。MISSION1では事前2ダメで確実なクリアを狙ったが失敗。打鍵が超チキンになり、6体目「さっそく、じこしょうかいから」でミス&ダメージという最低最悪の結果に。以後のはみ出し回復は絶望だ。研究室では鎮静剤。MISSION2では12体撃破。ライフを獲得し、4個に戻す。エンペラー戦は剣モード2回、スカシは3回挑んでいずれも失敗。1回はダメージを喰らった。2回は直撃弾だったので普通に打ち切り。スタッフロールは「とみたはるよし」を「とみたはよ」と打って1ミス。
結果は状況判断力B他Aで年俸15億8851万円、スコア8207。5章から打った場合、全A評価には届かない。
……
筆者の現在の弱点は、マジシャン後半と6章MISSION1か。特にMISSION1ではほぼ毎回ミス&ダメージとなる。これは、事前1ダメで突っ込むというリスクを取っているためだ。スコアアタック後発組の筆者が勝てるとしたら、これしかない。
結果は以下に記す通り、全章フルボッコにされた。大変いい経験といい刺激を与えてもらった。そしてそれ以上に、純粋に楽しかった。2人で協力プレイすればマジシャンだろうがタワーだろうがエンペラーだろうが、喰らう気しねえぜ! どっからでもかかってこいや! という感覚を、久々に味わった。相手を倒すためのプレイに特化すると、対戦技を使用したり、マジシャン前半で相手が喰らうのを待ったりといった、ともすれば不毛な内容になりがちだ。しかし、敢えてそのようなことを考える気にもなれなかった。理由は幾つか考えられる。
第一に、たまにはノーミス縛りから離れて、TODというゲームを純粋に楽しみたいと思ったこと。最近はスコアアタックに傾倒するあまり、1ミスですべてが終了するというストイックなプレイに終始していた。打鍵速度も抑制せざるを得なかった。第二に、TKさんのパフォーマンスが素晴らしく、多少の対戦技など通用しないと判断したこと。これは、かな入力でかり〜さんと対戦する時の感触に似ている。第三に、繰り返し読んだ「勝ち続ける意思力」「勝負論 ウメハラの流儀」に感銘を受けた結果、相手の長所に敢えて正面からぶつかってみようと考えたこと。
TK | dqmaniac | |
---|---|---|
1章 | 3575(93%, 39words) | 1977(88%, 11words) |
2章 | 6810(95%, 77words) | 3164(95%, 26words) |
3章 | 4352(94%, 34words) | 2885(93%, 12words) |
4章 | 4478(93%, 40words) | 2645(94%, 16words) |
5章 | 5052(91%, 40words) | 4172(97%, 22words) |
6章 | 6590(--%, --words) | 4074(--%, --words) |
評価 | 正C他A | 正B他A |
年俸 | 8億3487万円 | 8億0125万円 |
初速も打鍵速度も上。マジシャン前半ではやや速度が落ちるが、それでもかなわない。まともに勝負になったのはタワーと土星語くらい。勝てたのはスタッフロールのみ。これは、TKさんが慣れていないためだ。また、レーダーチャート評価で上回ったのに年俸で負けたのは初めての経験だった。
……
スコアアタック5回目終了後、到着したChachaさんと対戦。
Chacha | dqmaniac | |
---|---|---|
1章 | 2545(94%, 24words) | 3269(98%, 30words) |
2章 | 4218(89%, 45words) | 5192(97%, 52words) |
3章 | 3633(95%, 24words) | 4676(100%, 22words) |
4章 | 2762(91%, 20words) | 4687(98%, 36words) |
5章 | 3952(94%, 22words) | 5679(99%, 42words) |
6章 | GAME OVER | 6720(--%, --words) |
評価 | 正C他A | 全A |
年俸 | 6億1967万円 | 16億2352万円 |
第5回タイピングサミットではほぼ互角だった。今回は前回負けた章でリベンジする気満々である。実際、全章にわたって速度と正確性の噛み合った理想的な打鍵が展開された。特に3章では正確性100%を叩き出して勝利。その結果、対戦では久々の全A評価を叩き出した。6章ではあと3発というところでChachaさんがGAME OVER。惜しかった。筆者の打鍵能力がもう少しあれば、ストレングスモードごときに不覚を取らずに済んだのに!
この対戦が終了する頃、毎パソで活躍したluckyirohaさんとmikotoさんが到着した。TKさんも戻ってきた。そこで、章ごとに入れ替わりつつ対戦。
1P側 | 2P側 | |||
---|---|---|---|---|
1章 | dqmaniac | 3601(100%, 22words) | 2870(93%, 29words) | luckyiroha |
2章 | TK | 6031(91%, 64words) | 3366(83%, 35words) | luckyiroha |
3章 | TK | 4353(??%, ??words) | 2740(??%, ??words) | Chacha |
4章 | TK | 3910(90%, 35words) | 2764(92%, 20words) | dqmaniac |
5章 | mikoto | GAME OVER | GAME OVER | luckyiroha |
評価 | 正D特B他A | 正C状B他A | ||
年俸 | 2億0314万円 | 2億7004万円 |
※3章の両者の正確性とワード数は見逃した。
※5章はマジシャン前半で2人同時にGAME OVER。
1章では毎パソ和文で4年連続内閣総理大臣賞という偉業を成し遂げたばかりのluckyirohaさんと初対戦。初速(というよりもワードの位置の把握)で優位に立ったが、打鍵速度では完璧に負けていた。実際、筆者が正確性100%を狙ってつないでいたためでもあるが、ボス戦ではほぼ全部取られた。2章ではTKさんにフルボッコにされていたが、打鍵速度だけなら互角以上に闘っていた。将来TOD慣れした時にどういう闘いを見せるか、楽しみだ。
3〜4章はTKさんにChachaさんと筆者が挑んでいずれも返り討ちに。4章ではまたしても土星語で稼いだが、その後は圧倒的な実力差でフルボッコとなった。
5章ではmikotoさんとluckyirohaさんの毎パソ勢どうしの対戦となった。luckyirohaさんが優勢に試合を進めるも、マジシャン前半でミスを連発して二人同時にGAME OVERに。なお、ズィール戦で「死んじゃえばいいのに」というAC版専用ワードを確認した。
20時過ぎに秋葉原CLUB SEGAに移動し、対戦第二ラウンド開始。まずは我らがエース、たくりんにTKさんと闘ってもらう。結果はいい意味で予想外のものだった。
TK | Tak | |
---|---|---|
1章 | 2956(89%, 30words) | 2479(86%, 20words) |
2章 | 6019(90%, 69words) | 3146(83%, 30words) |
3章 | 4718(96%, 34words) | 2994(92%, 13words) |
4章 | 3973(92%, 34words) | 2843(89%, 23words) |
5章 | 4951(91%, 42words) | 3497(84%, 22words) |
6章 | 5959(--%, --words) | 4469(--%, --words) |
評価 | 正C特B他A | 正D特B他A |
年俸 | 5億8768万円 | 3億1423万円 |
※5章マジシャン戦でたくりんがCONTINUE
たくりんが飲酒後だったことを差し引いても、このフルボッコぶりは凄まじい。TKさんの実力があきうめ・kurimansの2強に迫ることの証左であろう。全体を通して、凄まじい初速で先手を取り、直後にトップスピードに乗せて圧倒的優勢を確保し、ワードを根こそぎ奪い取るスタイルが際立っていた。
1P側 | 2P側 | |||
---|---|---|---|---|
1章 | dqmaniac | 3510(98%, 30words) | 2112(81%, 22words) | もかにゃぁ |
2章 | dqmaniac | 6979(98%, 71words) | 2300(72%, 20words) | もかにゃぁ |
3章 | TK | 4925(97%, 39words) | 3140(96%, 10words) | Chacha |
4章 | TK | 4355(94%, 42words) | 2416(86%, 15words) | Chacha |
5章 | TK | 5221(95%, 46words) | 3556(92%, 19words) | Pocari |
6章 | TK | 6564(--%, --words) | 3856(--%, --words) | Pocari |
評価 | 正B他A | 正D特状B他A | ||
年俸 | 12億6412万円 | 2億1732万円 |
※5章マジシャン戦でぽかたんがCONTINUE
2章まではもかにゃぁさんと初対戦。もかにゃぁさんはこれが初めてのTOD対戦ということなので、半ば接待プレイで。即ち、1章では斧を叩き落とすなどして、相手のアシストに専念する。但しアシストの意味は、相手が喰らうと見切ったら素早く打つということだ。結果的に、2章ではワードを取りまくった。
3章以降はTKさんにChachaさんとぽかたんが挑むが、いずれも返り討ちに。結局、誰もTKさんを止めることはできなかった。こうなったらあきうめ・kurimansの2強との対戦を実現させるしかなさそうだ。他力本願で申し訳ないことこの上ないが。
dqmaniac | Chacha | |
---|---|---|
1章 | 2954(94%, 23words) | 3122(94%, 28words) |
2章 | 5300(98%, 45words) | 4808(95%, 55words) |
3章 | 4328(99%, 22words) | 3848(97%, 24words) |
4章 | 3737(94%, 29words) | 3488(95%, 28words) |
5章 | 5397(99%, 41words) | 3996(95%, 23words) |
6章 | 6103(--%, --words) | 4943(--%, --words) |
評価 | 正B他A | 正B他A |
年俸 | 12億2950万円 | 8億7997万円 |
最後に、まだまだ打ち足りない古参どうしで全章対決。既に22時近いため筆者は眠くなる一方、Chachaさんはむしろ力を増したような。1章では前半でワードを取られまくり、後半の追い上げも届かず。だが、2章ではMISSIONで落穂拾い戦術を駆使し、Chachaさんの打っていないワードを正確に狙い打つ。ここだけでコンボ34まで稼いだ。その後コンボは止まったが、正確性ボーナスで400点差つけて、ワード数の不利を補った。3章も基本的に同様だ。タワー後半を全部取られ、ワード数は逆転されたが、スコアでは上回った。4章はガチな打ち合い。土星語でやや優位に立ち、その後も互角の展開を崩されず持ちこたえた。5章は長文一本勝負とマジシャン前半、6章はエンペラー戦で差を拡大した。ただ、1章と4章で正確性が落ちたのが響き、全体でも正確性B評価となった。今日二度目の全A評価を逃したのは無念だ。