[ 2013.10.12(Sat) ] | [ 2013.10.13(Sun) ] | [ 2013.10.14(Mon) ] |
[ 設営 ] [ DC版TOD対戦 ] [ 自己紹介タイム ] [ WeatherTyping大会 ] [ TOLレクチャー ] [ DC版TOD対戦2 ] [ AC版TODスコアアタック ] [ DC版TOD:ラスボス戦 ] [ 夕食、そしてTOL対戦 ] |
(欠席) [ DC版TOD団体戦 ] |
[ DC版TOD対戦 ] [ TOL(月姫打ONLINE)トーナメント ] [ DC版TOD対戦 ] [ 総括と課題 ] |
対戦相手 | 結果 | 勝率 | 内容 |
---|---|---|---|
kurimansさん | 0勝3敗 | 0.0% | 4〜6章敗北。あきうめレベルの凶悪さになすすべなし |
Takさん | 0勝3敗 | 0.0% | 4〜6章敗北。徹夜明けに近い状況でも勝ち目無し |
ぷんださん | 0勝3敗 | 0.0% | 2・5・6章敗北。いずれも完敗 |
W/Hさん | 1勝1敗 | 50.0% | 5章勝利、6章敗北。いずれも僅差 |
o-ckさん | 1勝1敗 | 50.0% | 5章敗北、6章勝利。無念にもマジシャンでCONTINUE |
Chachaさん | 4勝2敗 | 66.7% | 2・4章で敗北。他の章では勝利したが、いずれも僅差 |
かめおさん | 2勝0敗 | 100.0% | 5・6章勝利 |
Denさん | 2勝0敗 | 100.0% | 5・6章勝利 |
むなすぃさん | 3勝0敗 | 100.0% | 1・3・4章勝利 |
mayoさん | 3勝0敗 | 100.0% | 4〜6章勝利 |
cocoaさん | 4勝0敗 | 100.0% | 2・4・5・6章勝利。5章まではいずれも僅差 |
この3日間で、11人と計33章対戦した。エンペラーは10回撃破。前回と比較すると対戦数が約1/3に激減した。原因は、2日目から3日目午前にかけて参加できなかったこと、TOL(月姫打ONLINE)の対戦をしていたこと、そして幹事としての作業を幾つか担当していたことだ。また、全章対戦はなるべく避けた。今回は参加人数が多く、全員と全章対戦するには明らかに時間が不足していたためだ。対戦する際には、相手の得意とする章を選んでもらうように心掛けた。なお、かな入力では全く対戦できなかった。かな入力の対戦を持ちかけてもことごとく逃げられたためだ。一参加者としては正直言って打ち足りないし、欲求不満だ。
……
第5回タイピングサミットへの筆者の参加可否は、直前まで分からなかった。1週間後の19日に第二子の誕生予定を控えていたためだ。愛妻と事前に話し合った結果、里帰り出産を選択しており、サミットへの参加はできない可能性が高まっていた。従って、一参加者としてリハビリを実施したり、幹事組として事前打ち合わせを重ねたりしつつも、宿泊はしない予定とせざるを得なかった(キャンセル料が発生するため)。
リハビリに関しても、不安を抱えていた。3月から8月までFLICK OF THE DEADにハマっていた影響で、丸々半年もタイピングから離れていたためだ。かつてこれほど長い期間、タイピングから離れたことは稀だ。それでも9月2日からPS2版TODを使ってリハビリを開始し、かな入力とローマ字入力の両方を鍛えた。かな入力では、WORDBOX百人斬りのクリアという10年来の目標があった。今年は序盤の難所、No.15-17(廊下を振り返った時の3体)の攻略法を見出すなど、一定の成果があった。しかし終盤の凶悪な長文の猛攻をすべて突破することはかなわず、99体目到達が最高だった。とはいえ、昨年の記録よりも9体多く撃破し、悲願のクリアまで残り2体と迫ったことは評価して良いだろう。ローマ字入力では、打鍵速度の限界突破を狙った。敢えてDCキーボードではなく東プレRealforce89Uを選択したのはこのためだ。しかし平日は残業、休日は登山という状況であり、リハビリは遅々として進まなかった。
10月に入ってからはDC版TODを打ち込み、サミットのメインとなるDC版の仕様および、DCキーボードの感触を思い出すことに専念した。その結果、かな入力では不純物除去の記録を188体まで伸ばすとともに、百人斬りでも16カ月ぶりの更新を果たした。今年こそはと狙っていた居合斬り28体撃破に届かなかったのは残念だが。ローマ字入力では、百人斬りで1年ぶりに自己ベストを更新し、3分14秒75を叩き出して本番を迎えた。他にもRANK-B縛り、不純物除去、全力疾走、コインキーパーを打ちまくり、短文・長文をバランス良く鍛えたつもりだった。だが実際には、長文における正確性の鍛錬がやや不足しており、サミット当日の対戦でも長文の後半で詰まることが多かった。
さらに、今回からイベント種目として採用されたTypeRacerに関しても、直前1週間で急造リハビリを実行した。何しろ本格的に英文を打つのは2007年11月の第7回毎パソ決勝大会で屈辱的惨敗を喫して以来となる。初日には70wpmという目を疑うような低劣なスコアが出る始末で、先が思いやられた。その後少しずつリハビリを進め、最高140wpm、平均110wpm程度まで復活させて本番を迎えた。
しばらくして設営メンバーが大量の荷物とともに到着したため、さくさくっと準備を開始した。開梱、机&椅子並べ、各種機材のセッティングなどなど。今回はノートPCを幹事組で10台購入したため、各種タイピングソフト(TOD2004、TOL製品版、TW全種類、美佳、キータッチ2000等)を順次インストールしていく。TOD2004とTOLにやや手間取った。TOD2004は純粋に時間がかかった。TOLは事前に用意したUSBメモリ内のファイルに不備があったらしく、動作しなかった。幸いにもW/Hさんが製品版CD-ROMを持参していたため、事無きを得た。来年以降はインストール作業自体が無くなるので、楽になるだろう。他の問題点は、無線LANの設定に時間を要していたくらいか。来年は有線LANに戻す?!
なお、昨年は11:00頃には設営が終了し、動作確認と称してDC版TODで対戦する余裕があった。だが、今年はその余裕が無かった。というのは、愛妻から想定外の連絡が次々と来たためだ。
「お腹が痛い。病院に行く」(→ひょっとして生まれるのかも!?) 「1時間以内に生まれるらしい」(→早すぎ!!! 出産ってもっと時間がかかるものでは!?) 「生まれた♪可愛い♪♪」(→早すぎ!!! まずは母子ともに健康で良かった。そして超安産で良かった) |
これに前後して、前日に甥が誕生したという連絡も入り、あちこちと連絡を取る羽目に。急遽、タイピングサミット2日目をキャンセルし、我が子に会いに行くことにする。ちなみに、里帰り出産のため、1日目の途中から駆けつけても間に合わない。
設営が一段落したところで、交代でメシ。ここで食した天下一品ラーメン(あっさり)+チャーハンセットが、後で下痢を引き起こすことになる。やはりラーメンは基本的に下剤だ。味は嫌いじゃないけど。
dqmaniac | cocoa | |
---|---|---|
2章 | 4272(95%, 45words) | 3724(93%, 43words) |
4章 | 3620(91%, 33words) | 3221(92%, 31words) |
5章 | 4513(95%, 32words) | 4401(96%, 29words) |
6章 | 6609(--%, --words) | 4893(--%, --words) |
評価 | 正C特B他A | 正特状C他A |
年俸 | 6億0387万円 | 1億5159万円 |
続いてぷんだと対戦。昨年と違って、ぷんだは徹夜明けでなく、強さがまるで違う。職場で1年間クソキーボードを打ち続けて打鍵感覚が鈍ったらしいが、少なくとも今回の対戦には影響していないように感じられた。実際、どの章でもワード数で大差がついた。正確性でわずかに上回ったが、ワード数の不利を挽回することはできなかった。それ以上に悔しいのが、5章マジシャン戦でライフ3個からCONTINUEを挟んで5発も喰らうという醜態を晒したことだ。ここでライフ1個になった影響で、6章でも研究室前の3体で2回目のCONTINUE。ライフを回復する手段が完全に尽きたところでイカサマアタックを喰らって詰み。ぷんだもEMPERORでCONTINUEしていたが、大会ルールでは先にCONTINUEした方の負けである。得点でも2089点差をつけられての完敗だった。無念。この試合に限らず、マジシャン前半でのミスが多すぎた。
さらにChachaさんとの対戦。最後に会ったのは第4回毎パソ決勝(2004.11.21)かPS2版TOD大会(2005.1.9)だったと思う。そして対戦は今回が初めてではなかろうか。当時は、(失礼ながら)強いプレイヤーとは認識していなかった。そして今回も、1章で正確性99%を叩き出して500点差で勝利した時点で、全章もらったかな、という油断が生じた。だが、Chachaさんは古参の一角らしく、TOD対戦で勝つ勘所を心得ている印象を受けた。2章も4章も、正確性もワード数も上回ったのにBase pointの差で逆転された。つまりアイテムを取られたり、長文を多く取られたということか。それとも、旧ROMに存在した、「1P側にだけ得点が入る場所」が残っているのだろうか。6章も100点差という際どい勝負となり、年俸でも競り負けた。こうでなくてはな。次回のオフでまた対戦したい。
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1. ハンドルネーム 2. 所属 3. 一言 |
筆者の所属は当然、全日本タイピスト連合のタイパー登山部だ。実際、今年はタイピングでの貢献は無いに等しい。強いて言えば、FLICK OF THE DEADを半年かけて一通り打ち込み、各モードの仕様解析と攻略法をまとめたくらいだ。だが、タイピングとは少し離れるため、その話はしなかった。一方、登山部では計6山に登った。ちょうどキナバル山のTシャツを着用していたため、宣伝しておいた。また、先程第二子が誕生した影響で2日目をキャンセルするため、対戦したい方は今日のみがチャンスですよ、と最後の一言で述べておいた。
トランプ | プレイヤー | ワード数 | 速度 | 正確性 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|
スペード3 | パルキー | 1 | 504 | 81 | 1360 |
ハート3 | なっきぃ。 | 1 | 516 | 85 | 1462 |
ダイヤ3 | mayo | 9 | 608 | 73 | 13315 |
クラブ3 | dqmaniac | 20 | 510 | 89 | 45390 |
※20ワード先取。
JISかなの威力でえげつなく圧勝。いい思いをさせていただきつつ、1〜16位グループに。結局、全32人中、JISかな使いは悠木さんと筆者だけだった。但し、WeatherTypingのワードを打つのは関東大規模タイパーオフ以来1年8カ月ぶりだったこともあり、速度も正確性もひどい結果だった。
1回戦結果 | プレイヤー | ワード数 | 速度 | 正確性 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|
C組1位 | dqmaniac | 5 | 556 | 88 | 12231 |
D組1位 | omo | 20 | 861 | 90 | 51660 |
A組2位 | ikky | 1 | 661 | 88 | 1938 |
B組2位 | cocoa | 6 | 710 | 84 | 11928 |
この時点で全員総合ZJ以上かよ!(注:筆者はJISかな、他3人はQWERTY) 筆者はスクリーンに投影されるPCで打っていた。なぜか他の人の打鍵が皆遅く見える。よって、ほぼすべてのワードを余裕を持って奪い取ったつもりだった。この精神的余裕のお陰で、速度は1回戦よりも大幅に上がって550打/分を超えた。楽勝楽勝〜! っと思って結果を見たら、何とomoさんが861打/分を叩き出して圧勝し、cocoaさんにもワード数で競り負けていた。どうやら、筆者が使用したPCでは遅延が発生していたらしい。それでも、速度を上げたお陰で辛うじて2位に滑り込み、1〜8位グループに。
2回戦結果 | プレイヤー | ワード数 | 速度 | 正確性 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|
新C組1位 | ぷんだ | 5 | 737 | 88 | 10809 |
新D組1位 | o-ck | 20 | 874 | 88 | 51274 |
新A組2位 | kurimans | 10 | 898 | 88 | 26341 |
新B組2位 | dqmaniac | 8 | 505 | 85 | 17169 |
上位グループに入り、必然的に対戦相手のレベルも上がる。タイプウェルで言えば、全員が総合ZI以上だ。JISかなに有利なワードを狙っていくが、o-ck・kurimansの壁は異様に分厚い。焦った挙句、正確性が落ち、速度も500打/分そこそこまで落ち込んだ。無念にも勝ち抜くことができず、5〜8位グループに。
3回戦結果 | プレイヤー | ワード数 | 速度 | 正確性 | 得点 | 最終順位 |
---|---|---|---|---|---|---|
新新A組3位 | ゆっきー | 6 | 781 | 95 | 14839 | 7 |
新新A組4位 | eigh | 3 | 714 | 91 | 6497 | 8 |
新新B組3位 | dqmaniac | 13 | 547 | 92 | 32710 | 6 |
新新B組4位 | ぷんだ | 20 | 851 | 93 | 52762 | 5 |
戦術は3回戦と同様で、JISかなに有利なワードを狙っていく。但しQWERTY勢の凶悪さが3回戦よりは緩和されているため、隙があればQWERTYに有利なワードも頑張って取る。547打/分とそれなりに健闘したが、ぷんだに敗北。最終順位は6位となった。
……
筆者は、関東大規模タイパーオフでは初戦で下位グループに叩き落とされた。従って、以後はずっとDC版TODで対戦し、WeatherTypingには呼ばれたら行くという感じだった。だが今回は幹事組ということもあり、ある程度裏方業務もこなすことに。進行はmayoに任せつつ、得点の転記や組み合わせの決定をフォローしていた。
反省点は、2時間で終えるつもりが3時間かかったこと。paraphrohnさんが3回戦を終えて1〜4位グループに入っていたのに、スケジュールの都合で抜けざるを得なくなるという事態につながった。タイミングよく登場したたくりんに代打ちをしてもらい、決勝戦が3人しかいないという事態は免れたが。しかもたくりんは結果として堂々の2位。さすがだ。
3回戦結果 | プレイヤー | ワード数 | 速度 | 正確性 | 得点 | 最終順位 |
---|---|---|---|---|---|---|
新新A組1位 | Tak(代打) | 17 | 797 | 77 | 34775 | 2 |
新新A組2位 | omo | 11 | 669 | 74 | 18152 | 3 |
新新B組1位 | o-ck | 30 | 905 | 86 | 77830 | 1 |
新新B組2位 | kurimans | 6 | 816 | 90 | 14688 | 4 |
※決勝のみ30ワード先取。
また、個人賞として「速度賞(速度の平均値)」「正確性賞(正確性の平均値)」を考えてみた。JISかなの速度は1.5倍して補正している。速度賞はo-ckさん、正確性賞はむなが1位となった。速度に関しては、o-ckさんが頭一つ抜けていた。猛者が揃う中でただ一人900打/分を超える平均速度をキープしたのは凄まじい。正確性に関しては、むなが95.5%を叩き出し、ゆっきーさんとの接戦を制した。なお、全参加者の平均値は、速度が658.5打/分、正確性が84.9%だった。
◆TOLレクチャー
パルキーさんとTOL(月姫打ONLINE)を打つ。既に基本はマスターしたとのことなので、実戦を積み重ねてレベルアップしてもらう方針で、数回対戦した。レクチャー内容はこんな感じ。
・相手のフィールドをよく見る ・相手が日本語8文字、特に打ちづらいワードで詰まっている時に攻撃する ・相手のEnterに付き合って毎回Enterを押す必要は無い →「黄+黄」のように攻撃が来ない場合は無視して良い →逆に、「赤+赤」のように攻撃が来る場合、即Enterで対応するのは基本 ・SPゲージが蓄積している場合、SP2技やSP3技を効果的に使う ・そのためにも、事前にSP2技やSP3技を把握し、それに向けて戦略的にSPゲージを溜める |
途中からは魔王ぽかたんに代わってもらった。きっとより実践的な対戦テクニックを教えてもらえたことでしょう!
※5章ではマジシャン前半で筆者が先にCONTINUE。
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ハイエロ後の雑魚2体はかな入力のスピードを活かしてノーダメージで撃破。ところが、次の雑魚で故意にコンボを切断したところ、うっかり1発喰らう。さらにマジシャンに想定外の1発を喰らう。この時点で残ライフ1個まで追い詰められた。後で考えれば故意にCONTINUEし、ライフを3個に戻す選択もあったと思う。しかしその時はそこまで考えが及ばなかった。必死につなぎ、ライフ2個に回復しつつコンボ24で終了した。正確性98%は確保し、スコア6250と低調ながらも偏差値は67.0まで伸びてボーナスライフを入手。どうやら、今日の大会に備えてスコアを初期化してあったらしい。普段はeighさんの怒涛のスコアアタックにより、5章のレベルはとんでもなく上昇しているはずだからだ。
6章でも必死にコンボをつなぎ、何とかライフ5個に戻す。MISSION1は事前1ダメージで突破を狙うも、7体目で痛恨のミス+ダメージ。これで8500点以上には届かないことがほぼ確定し、意気消沈。さらにひどかったのがエンペラー戦だ。第一形態でミスしてまたしてもコンボが止まり、はみ出し回復を逃した。鉄球4同時は2回来たが、いずれも全球直撃パターンであり、スカシを狙えず。剣モードは1回だけで、後は全部鉄球3連かよ! ワード運も無いし、実力も雑魚すぎる。おまけにスタッフロールでも1ミス。終わってやがる。結果は7888点と、カス以下だった。これが一発勝負の難しさだ。
……
終了後、やださんとFODの話を少し。1章スコアアタックでついに3000点を突破したらしい! 筆者からは、5章や総合のスコア稼ぎに関して情報提供。一方、やださんからは「「なく」は「な」に指を置いて上に滑らせれば打てる」との情報を頂いた。習熟すれば、明らかに速度向上に寄与すると思う。修正パッチが当たらないうちに、試してみたい。
◆DC版TOD:ラスボス戦
今回参加者のラスボス、kurimansと対戦。前回対戦は関東大規模タイパーオフの時だった。kurimansは当時よりもさらに進化したようで、予想を上回る大差での敗北となった。
dqmaniac | kurimans | |
---|---|---|
4章 | 2656(91%, 16words) | 4631(90%, 49words) |
5章 | 4377(96%, 16words) | 5735(90%, 46words) |
6章 | 4252(--%, --words) | 8695(--%, --words) |
評価 | 正特状C他A | 正特C他A |
年俸 | 1億5686万円 | 4億7852万円 |
屈 辱 的 惨 敗 !
勝ち目が全く無い。短文も長文も1文字もクイズもマジシャン前半も強く、隙が見出せない。4章ではカエルルートに誘導することに成功したが、肝心のカエルを取られて万事休す。仮にカエルを取れたとしても、1200点差の完敗だ。5章では正確性を高めて粘ったが、ワード数の圧倒的不利を覆すには至らず、1358点差の完敗。これでもまだ持ちこたえた方だ。6章では実に4443点差、ダブルスコア以上の絶望的完敗。かつてMADRIGALに喫した4000点差を上回る惨敗だった。しかも、研究室内で「いじりすぎて失敗」で詰まってCONTINUEまでやらかすという雑魚っぷりだった。
もはやkurimansを止めるのはあきうめ君しかいないだろう。kurimansに聞いてみたら「是非対戦してみたい」とのこと。この日聞いた限りでは、Chachaさんとtomoemonさんもボッコボコにやられたらしい。後日聞いた限りでは、W/Hさんもボッコボコにやられたらしい。
なお、対戦終了後に全力疾走を打ってみたら、要所で詰まって39秒台に沈んだ。一方、kurimansは詰まりながらも悠々33秒台を出していた。少しやり込めば、30秒そこそこまで詰めてくる可能性は十分にあると思う。
◆夕食、そしてTOL対戦
この日は飲みグループとサイゼリヤグループに分かれた。筆者は当然後者。飲みグループはWeatherTyping大会が終了した18時過ぎに出撃していった。残ったメンバーはそれからタイピングやカードゲームを2時間半くらい楽しんだ後、サイゼリヤへ。こちらは12人だった。もっと飲みグループが多いと予測していたが、意外と多く残った。ま、タイピングメインの人にとって飲み会はマイナス面も多いと思うので、飲み会以外の選択肢も用意したのは良かったと思う。
サイゼリヤでは3つのテーブルに分かれた。筆者はむな、tomoemonさん、Chachaさんと一緒のテーブルだったかな。ぽかたんが女性陣3人に囲まれていたのは覚えている。当然ながらアルコールは控える。この後の対戦に備えて、いつものことだ。食事後、これからSingapore経由でLondonに飛ぶぽかたんと別れ、速攻で会場に戻る。
そしてtomoemonさんとTOL対戦対戦対戦! 打鍵速度は明らかにtomoemonさんが上。SP技も含め基本ルールを把握しているし、こちらのフィールドをよく見ている。幾つかの事項をレクチャーしてから数回実戦を重ねると、実力がほぼ拮抗している状態に。攻撃力の低いキャラ(レン、さつき、式等)を使うと普通に負ける。
途中で思い出した。WeatherTypingオフ(2004.9.19)で当たらなかったっけ?! ……だが、これは筆者の勘違いだった。なぜ勘違いをしたかというと、当時のTOL大会の1回戦で当たったlynxさんと戦い方がよく似ていたためだ(ちなみに当時tomoemonさんとはWeatherTyping大会で当たっている)。まともに打ち合ったら負ける。勝利するには、相手のフィールドをよく見るとともに、致命的な攻撃を喰らう前に対処していくしかない。
数回対戦した時点で22:55に。会場ロックアウト5分前! と、ここで下痢の兆候が。明らかに、天下一品のラーメンの影響だ。トイレに駆け込んだ後、ロックアウト前ギリギリのタイミングで脱出成功。帰宅後、今日の出来事を忘れる前にメモを残しておく。mixi日記にUPしたら既に1:38となっていた。
そして、タイピングサミット2日目には参加できなかった。今までのタイピングサミットで唯一の不参加日だ。誠に無念! 以下の記述は、大会のルール設計および結果(スコア、正確性)に基づくものである。
チーム | リーダー | メンバー |
---|---|---|
Aチーム | o-ck | W/H、cocoa、むなすぃ、ぁゅ姫、まっど、しゅんぽっぽ、南蛇井 |
Bチーム | paraphrohn | tomoemon、ikky、ジュニア、melanie、おびらん、たけぽん、かめお、のん |
Cチーム | Tak | eigh、mayo、けんご氏、ニルゥ、なっきぃ。、るるく、fantom、さくらん |
Dチーム | ぷんだ | ゆっきー、やだ、Chacha、ウェルコネ、れんれん、みそ、クリーム、つっきー |
チーム分けが発表された直後から、各チームで集まって作戦会議を行い、相手チームの誰にどの章を担当させるかを決定した。
DC版TOD団体戦の結果はこちらを参照。団体戦トータルでは、全チームに3500点差以上つけて圧勝したBチームの完全優勝に終わった。穴がほとんどなく、一人一人が確実に勝利を積み上げていた。
また、個人賞として「貢献賞(平均得失点差)」「正確性賞(正確性の平均値)」を考えてみた。貢献賞を総得失点差でなく平均得失点差としたのは、各人の対戦した章の数が違うためだ。貢献賞はmelanieさん、正確性賞はぷんだが1位となった。今回は前回よりは実力の伯仲した相手と当たるようになっている中で、実力を発揮したと言えるだろう。なお、全参加者の平均値は、得失点差が0、正確性が89.1%だった。
隙を見て、タイプウェル専用台で全16種目を一通り打つ。1人10分という制限時間があるため、基本的に一発勝負だ。数字22.144秒(ミス19)、国語K基本常用語30.077秒(ミス15)はまだマシな方で、国語R基本常用語に至っては37.359秒(ミス8)を叩いて参加者20人中18位に沈むというひどい退化っぷりだった。o-ckさんとは国語Rで4レベル差と書いたが、とんでもない。今日の結果を見れば13秒差、6レベル差である。これでよくTODで勝てたものだと思う。
なお、のんさんにTOD対戦を申し込んだが、今年もさくっと逃げられた。どうやら徹夜組の一人だったらしい。こうなったら次回オフの団体戦で当たる運を引くしかないか。
Tak | dqmaniac | |
---|---|---|
4章 | 4102(89%, 46words) | 3238(95%, 27words) |
5章 | 4881(94%, 39words) | 3957(95%, 22words) |
6章 | 6492(--%, --words) | 4743(--%, --words) |
評価 | 正特状C他A | 正B特C他A |
年俸 | 2億0448万円 | 4億2749万円 |
続いてむなと対戦。むなと言えば反射神経と状況判断だ。そこで、まずは前半の章を選択する。ところが、反射神経でなぜか筆者の方が上回り、優勢に試合を進める。1章はボス戦途中まで約40コンボつないだ。無念にもコンボは途切れたが、正確性99%は悠々確保し、予想外の大差に。3章は普段と違うルートで。序盤早々にミスしたため、ワードを取りまくる方針に切り替える。むなも早々にミスったため、この方針が機能した。正確性で200点差がついたが、ワード数で逆転して562点差の勝利。4章も普段と違うルートで。土星語は出ないが、代わりに序盤のMISSIONで鬼のように稼ぎ、その後も着々と差を拡大する。ストレングス戦では2ワードしか取らせなかった。
5章以降は今回が初対面となるかめおさんと対戦。短文が苦手とのことなので、ちょうど良かった。かめおさんはTW国語Rの基本常用語でZJに到達したということもあり、ハマった時の打鍵速度は明らかに筆者よりも速い。だが、TODではまだ筆者に一日の長があった。5章・6章とも情け容赦なくワードを奪いまくり、両方ともダブルスコアで勝利。マジシャン、エンペラーで1回ずつCONTINUEに追い込んだ。なお、むなすぃ戦・かめお戦を通して一定の正確性をキープすることができ、今回のサミットを通して初めて年俸が7億円台に乗った。
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dqmaniac ━━━━━━━━優勝 eigh ┐ │ │ │ o-ck ━━┘ │ │ パルキー ━━┐ │ │ きーや ┘ │ │ │ W/H ━━━━┘ │ むなすぃ ━━━━━━┘ かめお ┐ │ │ おはよう ━━┘ │ cocoa ━━┐ │ kurimans ┘ │ │ のん ┐ │ │ samin ━━━━┘ |
プレイヤー | キャラ | 総打鍵数 | 正確性 | 総列数 | 最大コンボ |
---|---|---|---|---|---|
o-ck | シエル? | 1916 | 84% | 43 | 60 |
dqmaniac | アルクェイド | 1747 | 92% | 95 | 81 |
※正確性の小数点以下は切り捨て。
TOD対戦の項でも触れた通り、打鍵速度では全く歯が立たない。それでも、対戦経験の差で何とかなってしまうのがTOLというゲームだ。実際、総打鍵数(TOTAL TYPE)ではo-ckさんが筆者を悠々上回っているのにもかかわらず、総列数(SEND LINES)では立場が逆転している。
この試合では、o-ckさんがどのキャラを選んでも、こちらはアルクェイドで行くつもりだった。基本的に赤赤や赤青で押していく目論見で。もちろん相手のフィールドをよく見ることは大前提だ。まともに赤赤攻撃のみで打ち合ったら明らかに不利となるため、相手が赤赤攻撃をする少し前に攻撃を繰り出すイメージで。もちろん赤青も織り交ぜる。というよりも、そう簡単に赤は取れない。中盤まではこの戦術が機能した。
だが、o-ckさんの打鍵速度が尋常ではない。こちらが7〜8列溜める間に10列以上溜めて攻撃してくる。喰らったらひとたまりもないので気をつけていた。だが、中盤でついに喰らい、その後も畳み掛けられてダウンを喫する。とはいえ、勝負はこれからだ。SPゲージがそこそこ溜まったため、隙を見てSPゲージを満タンに。その後は、SP3技を撃つタイミングを見計らっていた。終盤、威力のある攻撃を喰らってゲージが半分ほどに削られたのを見て、SP3技を発動し、決着をつけた。
プレイヤー | キャラ | 総打鍵数 | 正確性 | 総列数 | 最大コンボ |
---|---|---|---|---|---|
W/H | シエル | 1811 | 92% | 63 | 90 |
dqmaniac | シエル | 1909 | 93% | 85 | 93 |
W/Hさんの打鍵速度は、o-ckさんほどではないが、筆者よりも上。しかも、ルールやSP技を把握しており、手強い相手だ。なお、キャラ選択は事前に他の人に伝えておいて、同時に行うこととした。筆者はW/Hさんの選択にかかわらずシエルとするつもりだった。結局W/Hさんもシエルを選択したため、性能の同じキャラで実力を試されることに。かつてYuzo先生にコツを教えてもらいながらCPU Lv5相手にシエル戦を散々やったため、対策はある程度できている。
基本的には赤赤や赤青を狙っていく。SP3技は隙があれば打つが、W/Hさんクラスの相手であればまず隙は無い。相手の攻撃に対応している間、SPゲージはほとんど蓄積しない。仮に蓄積しても、大抵の場合はSP1技(最初のワードを赤色に変更)で消費してしまう。SPゲージを溜めようとして黄色を織り交ぜると、今度は攻撃力が低下するため、隙が生じる。
この試合では、抱え落ちの数が明暗を分けた。抱え落ちとは、相手が攻撃を繰り出して来た時にワード(特に日本語8文字)の途中で詰まり、Enterを叩くのが間に合わず喰らうことを指す。これは実に致命的で、それまでに溜めてきたワードのほとんどが自分に対する凶器と化す。今回はW/Hさんが抱え落ちを3回くらいやらかして自滅し、勝利が転がり込んだ。
プレイヤー | キャラ | 総打鍵数 | 正確性 | 総列数 | 最大コンボ |
---|---|---|---|---|---|
むなすぃ | シエル | 1048 | 93% | 40 | 70 |
dqmaniac | 反転秋葉 | 1439 | 94% | 104 | 82 |
打鍵速度は筆者の方が上だが、状況判断はむなの方が上だ。実際、準決勝ではsaminさんに対して卓越した状況判断力を遺憾なく発揮し、圧勝していた。キャラ選択は反転秋葉とする。もちろん、正確性の高いむな相手にミスタイプ監視技をやるためではない。攻撃力でゴリ押しするためだ。
基本的に赤赤や赤青で押していく。隙を見て、「赤赤10列→青青4列」のような極悪コンボも繰り出してみたり。赤赤10列でダメージを受けた直後には、無色ブロックの山が存在する。すると、むなはほぼ確実にSP1技を使用し、最初のワードを赤色に変更する。このタイミングで素早く青青を決めると、デッドラインが上がり、せっかく赤色に変更したワードもろともバッサリ斬ることができる。
一方、反転秋葉は守備力が弱いため、一つの抱え落ちが致命的な結果を招く。これが原因で大ダメージを喰らい、ダウンも喫した。だが、それ以上に攻撃を浴びせ続けて勝利。
……
大会終了後、ぷんだとTOLで対戦。打鍵速度も正確性もぷんだの方が高い。よって、キャラ選択次第では普通に負ける。実際、「ぷんだ:反転秋葉、筆者:式」という選択で2連敗を喫した。1回目はSP3技を打つタイミングを完全に外したのが原因だ。発動する直前に攻撃を喰らってダウンしたため、SPゲージを全部消費して全く効果無しという結果に。その後もミスが目立った。欲張ってブロックを溜めていたらいいタイミングでぷんだに攻撃され、抱え落ちで大ダメージを喰らったり。また、さつきを選択した時にはSP2技を打つつもりで隣のF3キーに触れてSP3技を打ってしまい、これまたほとんど効果を得られなかったことがあった。ぷんだレベルの相手にこのようなミスを連打していては、もはや勝てない。
さらにパルキーさんともTOLで対戦。昨日のレクチャーにより、レベルが上がっただろうということで、最後はシエルを選択してみたり。シエルの防御は、そう簡単には崩れない。実際、筆者がぽかたんのシエルを崩すには、反転秋葉の攻撃力が必要だった。
16:00頃、会場のユースホステルのマネジャーの方から差し入れを頂いた。大変おいしいゼリー19個! この時点で会場に居合わせたメンバー全員で、おいしく頂きました。ありがとうございます!
……そろそろ会場全体にまったり感が蔓延してきたところで、筆者自身はまだまだ打ち足りないことに気付く。早速、W/Hさんを誘って対戦。点数的には僅差となったが、内容はボロ負けに等しい。ワード数で差がついた分を正確性で辛うじて補っただけだ。5章も6章も勝てる気がしなかった。
W/Hさんは明らかに昨年よりもパワーアップしていた。そして筆者は昨年よりもややレベルダウンしていた。W/Hさんから「昨年ほどの初速を感じない」と言われる始末で。その結果、5章冒頭から長文ワードをガンガンむしり取られる。広場のカテゴリーワードもほぼ全部取られ、一方的な展開となった。中ボスでやや盛り返したが、ワード数では明らかに負けている状況でマジシャンへ。ポコポコ喰らってお互いライフ1個となり、W/Hさんが先にCONTINUE。ところが、欲張ってワードを取りに行ったら今度は筆者がミスし、CONTINUE。結果的に、このCONTINUEさえ無ければ得点でも上回った。とはいえ、これは結果論だ。ミスを恐れて守りに入れば、今度はワードが取れずに敗北したことだろう。
6章でも相当押されている印象だった。長文の途中でミスを連発し、かと言って短文も思うように取れず。明らかに上回ったのはタワー戦のみで、それすらも5対3と僅差だった。そしてエンペラー戦で先にCONTINUE。5章のポイント勝利でW/Hさんにライフが入ったことと、6章で1P側を攻撃するゾンビに対して指が動かず喰らったことが響いた。ポイントで僅差ながら上回ったのは、正確性の差によるものか。
続いてDenさんと対戦。5章は昨年の団体戦とほぼ同じ展開となった。違ったのは、マジシャン戦でDenさんに続き筆者もCONTINUEしてしまったこと。この試合に限らず、マジシャン戦前半でミスが多すぎる。内容も、MとNを打ち間違える等、稚拙なものが目立つ。一方、6章では短文・長文とも情け容赦なく取りまくり、3316点差の大勝となった。
◆DC版TOD対戦
この辺でしばらくの間会場を抜け出して、幹事組(リモート参加のぽかたん含む)+αで反省会。記憶の薄れないうちに振り返りを実施するのは大変有意義なことだと思う。今後も機会を見て採り入れていきたい。なお、帰宅の途につく人がちらほらと出てきており、15:30時点では22人まで減っていた。カードゲームの4人対戦卓が2つできていて、観戦している人が1人。ノートPCに向かってタイピングしている人が5人、徹夜明けで沈没している人が1人、ダベリに夢中な人が2人。そして会場の外で反省会をしていたのが5人。
※5章ではW/Hさんが、6章では筆者が先にCONTINUE。
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18:00頃に第一次撤収を開始した。レンタル品の返送など、やるべきことが幾つかあったためだ。この時点ですべての撤収をしたわけではないが、何となくサミット閉幕の雰囲気に。筆者も対戦の手を止め、記入済みアンケート結果を閲覧したり、ダベリに参加してみたり。そういえば、今回はカードゲームやボードゲームを全くやらなかったなー。2日目や宿泊に参加できたら、また違ったかもしれないが。
19:00過ぎに本格撤収を開始。なぜか色紙があったため、居合わせたメンバーで寄せ書きをして終了。感想はただ一つ、「まだまだ打ち足りねえ!」だった。タイピングサミットを開催するたびに寄せ書きを蓄積していくのも面白いと思う。
TOD2004(パッチ適用後)は、一部の入力制限は残るものの、DC版よりはまだマシだ。しかも、ラリアットより要求スペックが低いため、ノートPC購入のコストも低下する。そこで、今回はノートPCにTOD2004をインストールしておいた。ところが、今回はTOD2004にパッチを適用するのを忘れていた。このため、ローマ字入力のCA/CU/COが通らなかったらしい。次回は改善する。また、かな入力のShift問題を含めほぼすべての入力系の問題を解決するため、TODラリアットがまともに動作するか否かは改めて検証したい。
DCは2台。これ以上増やすのは困難だと思う。DCよりも、それを映すTVの方が持ち込みが大変だからだ。今回も会場の設備のTV1台と、むなが持ち込んだプロジェクター、そしてレンタルのスクリーンで対応した。筆者はDC一式(キーボード2個含む)を持ち込んだ。但し、片方のキーボードの足が数カ月前の鉄拳制裁の影響で破損していたことを忘却していた。このため、一部の対戦に影響が出たらしい。次回までに復旧させるか、新規調達しておかないと。
今回は筆者がTOD対戦を59戦減らしたため、DCの空き時間は約5時間増加した(1章あたり5分と見積)。だが、対戦で埋まっているという印象はあまり無かった。その分、ドリルモードやボスモード、シングルプレイに使われていたような(特に3日目)。ま、それはそれで良いと思う。幹事組としては、自分が楽しむよりも参加者に楽しんでもらうことが目的なのだから。
また、オフ会の場にビジュアルメモリを持ち込むと、参加者にDC版TODの記録を更新されてしまう可能性が高い。例えば関東大規模タイパーオフでは、百人斬りの記録をぷんだに更新されてしまい、その記録を破るのに無茶苦茶苦労した。そして今回は、kurimansに全力疾走と百人斬りの記録を更新されてしまった。全力疾走は33秒13、百人斬りは3分07秒81で、それぞれ自己ベストより1秒70、6秒94速い。次回オフまでの目標ができたと前向きに考え、記録を更新するモチベーションにつなげたい。一方、ザ・パーフェクトではTOP5を230以上の記録で埋め尽くしておいたため、ランクインされずに済んだ。なっきぃ。が167ワード撃破したらしいが、残念ながら届かなかったのはこのためだ。
順位決定方式については、下剋上のチャンスがあっても良いと思う。1回戦で強い人と当たって下位グループに落とされると17位以下が確定し、モチベーションが低下するためだ。例えば9〜16位と17〜24位のグループで入れ替え戦を実施するのはどうだろう。
幹事組としては、途中まで進行をmayoに任せっきりでフォローができていなかった点を猛省すべきだ。記録体制も不十分で、一部試合の得点を記録できなかった。また、結果発表は31位から1位まで順に読み上げる形としたが、上位10名くらいで良いと思う。
(1) 1チームあたりの人数が多すぎる (2) 同じ人が同じ章を割り当てられるケースがある (3) チームとしての一体感が無い |
(1)に関して、自分の順番がなかなか回ってこないし、総当たり戦の時間がかかりすぎる。2日目の参加者が総勢35名に達したことで、全体の時間が増えることが予測された。しかし、チーム数を増やすと試合数が増えてさらに時間がかかると考え、今回も4チームの総当たり戦とした。短期的な解決策としては、せっかくノートPCが10台あるのだから、TOD2004も活用して同時並行で進める方法が考えられる。また、エントリー制を採用して参加人数を減らすという案もある。エントリー人数が35人になった場合は根本解決にならないという問題は残るが、試行錯誤の一手段にはなり得るのではないか。
(2)に関して、今回は相手チームの各人の担当章を指定する方式とした。各人が普段打たない章を担当することで、普段の団体戦とは違った展開を見ることができると考えたためだ。一方、この方法のデメリットとして、エース格の人を1章に、TOD慣れしていない人を後半の章に指定するパターンが定着してしまう。解決策としては、以前の方式(自チーム内で各人の担当章を指定。但し同じ人が同じ章を担当するのはNG)に戻すのが一案だ。また、担当章をサイコロやトランプでランダムに決める方式も考えられる。
(3)に関して、今回はチームリーダーのみを事前に選んでおき、残りのメンバーはトランプで決めるという新たな趣向を取り入れた。どのようにチームを編成しても偏りが出るのであれば、敢えてランダム要素を取り入れ、大雑把に決めるのが良いだろうと考えたためだ。実際には、WeatherTyping大会の結果も加味し、ランダム要素がより少なくなるように改善された。ところが、この方法の弊害として、チームとしての一体感の醸成が難しい。実際、呼ばれた時だけ打つ感じだったという意見もあった。チーム分けに関しては、参加した人の意見を聞きつつ、今後も最適解を目指して試行錯誤を重ねていきたい。
改善点としては、結果的にベスト4のうち3名を幹事組(筆者、むな、W/H)で占めてしまったこと。よって、賞品は次回オフに持ち越しとすることに。仮に魔王ぽかたんが参加していたら、ベスト4を幹事組が独占する可能性もあったのか!
短期的な解決策として、経験者に何らかのハンディをつけることが考えられる。例えばHANDICAP機能を活用する他、使用キャラを制限する手もある。それで勝っても面白くないという意見はあるかもしれないが。中長期的な解決策は、次の世代を強化することだ。この意味で、中級者向けの内容も交えてレクチャータイムを設けても良かったかもしれない。例えば2日目のTOD団体戦の時間を短縮し、そこに押し込めば良いだろう。さらに根本的な問題として、製品版の配布が合法的にできればいいなー。制作者の方と連絡が取れなくなっているので難しいが。
記録に関して、「使用キャラ」「総打鍵数」「正確性」「総列数」「最大コンボ」「獲得ROUND数」は各試合でメモすべきだった。次回の改善項目としたい。
AC版TODスコアアタックには16名が参加した。優勝は8700点台を叩き出した持ち主のeighさん。結局、8000点を超えた人が2名しかいなかったのは意外だった。筆者を含め、6章でミスを犯して崩れるパターンが続出していたような。これが一発勝負の難しさだ。改善点として、スコアアタック台の存在や途中経過をPOPや板書等で目立たせる工夫は必要だったと思う。
タイプウェル専用台も、常に誰かが打っている印象だった。だが、W/Hさん制作のソフトウェアにより記録が集計されてランキングが生成されるということは、あまり宣伝されていなかった。筆者自身、ランキングの実物を見たのは3日目の撤収間際だった。
昨年の課題に挙げた2日連続飲み会に関しては、1日目は行きたい人だけ参加するという方針とすることで解決した。コミュニケーションの問題は、1日目と2日目に自己紹介の時間を設けることと、食事時にぼっちにならないように声を掛け合うことである程度解決した。一方、2日目の飲み会には全員参加の流れになったらしい。参加者に楽しんでもらえたのならそれはそれで構わないと思う。一方、筆者はその場に居なかったが、仮に居合わせたら「冒頭だけ参加し、対戦希望者を募って早めに抜け出す」「賛同者が居れば誘った上で、最初から定食屋等へ行く」「賛同者が居ない場合は、単独行動」のいずれかの行動を取ったと思う。理由は、時間面・健康面・金銭面のコストが過大であるためだ。というよりも、とっとと会場に戻って野良TOD対戦をやりたい。一方、飲み会でのコミュニケーションやその後のカラオケ、音ゲー等を目的に参加する人もいると思うので、複数の選択肢を用意しておくことは必要だと思う。
なお、参加費の中から飲み会のコストの一部を負担する案や、最初から飲み会の分を上乗せして徴収する案には反対だ。飲めない(飲まない)人が飲める人の分まで負担するのはおかしいと思う。この点、今回はぷんだがうまく傾斜をつけてくれたようで、感謝している。
また、今回からアンケートを実施した。幹事組として是非とも反響を知りたかったためだ。むなの効果的な呼びかけもあり、相当数の回答を得た。結果は後日集計し、改善すべき点は改善していきたい。また、アンケートは次回からも継続的に実施したい。幹事組の自己満足で完結するのではなく、参加者全員が楽しめるサミットにしていきたい。個人的には、飲み会を必須とするかどうか等、いろいろな人の意見を聞きたい。
3日目午後には折を見て幹事組が集まり、リモート参加のぽかたんを含めて反省会を実施した。反省会は、記憶が薄れないうちにやるのが良いと思う。可能であれば、各日に軽く実施し、改善点を即行動に移していくべきだと思う。レイアウトの問題(通行するスペースが無い等)や、ゴミの問題等は、これである程度解決できるはずだ。
ローマ字入力に関しても、もっと対戦したかった。最低限、WeatherTyping大会で上位に入った人や、DC版TOD団体戦でいい働きをした人とは対戦しておくべきだった。次回対戦したいので、備忘録を兼ねてHNを挙げておく。omoさん、paraphrohnさん、ゆっきーさん、eighさん、melanieさん、しゅんぽっぽさん、たけぽんさん、のんさん。
そして、将来のガチバトルに万全の態勢で臨むためにも、今後もリハビリを継続したい。特にかな入力では、最適化の研究を継続し、さらに強くなりたい。その過程で、PS2版TODでのWORDBOX百人斬りクリアという極めて困難な目標も達成しておきたい。
一方ローマ字では、リハビリの結果、全盛期の自分に匹敵する力を取り戻すに至った。RANK-B縛りのカンスト狙いや、ビジュアルメモリに残されたkurimansの記録(全力疾走33秒13、百人斬り3分07秒81)への挑戦を通して、さらなる境地に突入したい。根本的な問題として打鍵速度の限界突破が必要だが、これに成功すればローマ字入力にもかな入力にも少なからず寄与するはずだ。さらに、打鍵力(速度、正確性両方)の強化という観点では、TypeRacerへの本格参戦も有効だと思う。
第一に、大会の記録体制。WeatherTyping大会では一部試合の結果を記録できなかったし、TOL大会ではそもそも何を記録するのか不明確だった。TOD大会の結果を含め、記録を整理し、資料として残し、必要に応じてWeb上に掲載する作業は、幹事組として実行すべきだと思う。例えばこんな感じで。ホワイトボードの内容はある程度撮影済みなので、言いだしっぺとして筆者が担当する。
第二に、コスト面のさらなる工夫。今後の改善点として、3日目の終了時間を早め、参加費を下げる案が考えられる。徹夜明けの人が多く、タイピング大会を積極的に実施する流れではないためだ。また、今回は18:00頃に第一次撤収を開始し、事実上ここで終了した。以上により、参加者にとっては費用対効果が最も低い。
第三に、DC版TODの団体戦のチーム分け。事前に実力分布図を作っておき、それに基づいて割り振ってはどうだろう。章ごとの得意/不得意、退化の具合、リハビリの有無、当日の体調によるブレ等はある程度仕方ないとして。実力分布の情報を収集するためにも、オフ会への積極参戦や、新たな世代からの幹事組募集が欠かせない。
第四に、関西など別の場所での開催の検討。関東での開催は、むなの尽力によるところが非常に大きい。具体的には大量の機材の持ち込みだ。別の場所で開催するとなると、費用はかかるが、宅配便送付が現実的か。あるいは、他に協力者を募るか、レンタルを活用するか。そもそも、開催需要はどのくらいあるのか。実際に何人くらい集まるのか。10人規模だと、会場費すら払えない事態になると思う。