秋葉原ガチTOD対戦会(2013.12.21)


●コンテンツ

[ 対戦結果一覧 ]
[ 対戦第一ラウンド ]
[ 対戦第二ラウンド ]


●対戦結果一覧

 kurimansTKparaphrohnChachadqmaniacたけぽんW/HTotal(勝率)
kurimans -9勝5敗6勝0敗 6勝0敗  21勝5敗(80.8%)
TK 5勝9敗-6勝0敗1勝0敗4勝0敗1勝0敗4勝0敗21勝9敗(70.0%)
paraphrohn 0勝6敗0勝6敗-4勝2敗6勝0敗  10勝14敗(41.7%)
Chacha  0勝1敗2勝4敗-   2勝5敗(28.6%)
dqmaniac 0勝6敗0勝4敗0勝6敗 -5勝1敗 5勝17敗(22.7%)
たけぽん  0勝1敗  1勝5敗- 1勝6敗(14.3%)
W/H  0勝4敗    -0勝4敗(0.0%)

※いずれもローマ字入力。
※1章につき1戦とカウントする。
※獲得したポイントにかかわらず、先にCONTINUEした方を負けとする。
 (今回は、先にCONTINUEした方が例外なくポイントでも負けていた)
※両者CONTINUEしなかった場合、獲得ポイントの高い方を勝ちとする。

今回の最大の収穫は、kurimans VS TKという魔界の対戦を間近で堪能できたことだ。kurimansの9勝5敗とやや差は開いたが、うち10戦は500点差以内の接戦であり、実力差は紙一重と言って良い。彼らの実力は、他の参加者との対戦結果を見れば一目瞭然だ。また、AC版TOD屈指の難関である6章MISSION1に3回挑んで2回クリアしたり、エンペラー戦で当たり前のように毎回ノーダメージクリアしたりという客観的事実をもってしても明らかだ。

……

今回のガチTOD対戦会のきっかけは、Twitter上でeighさんが「@各位 21日TODしましょう」、kurimansが「TODやりにいきたいな」とつぶやいていたことだ。スコアアタックと対戦の両面でTODを打ちたいと熱望していた筆者にとっては願ってもないチャンスであり、即座に食い付いた。同時に、8日の毎パソオフで出会った超新星、TKさんにも連絡を取った。8日の参加者に無敗を誇ったTKさんが、筆者の知る限りあきうめ君に匹敵する実力を持つkurimansを相手にどういう闘いを見せるか、大変興味深かった。その後ギャラリー勢としてW/Hさんが、対戦ガチ勢としてChachaさんとParaphrohnさんが参戦することとなった。さらに、当日別のゲームの大会に参戦するため上京していたたけぽんさんが飛び入りで参戦し、秋葉原CLUB SEGAのTOD台周辺が異様な熱気に包まれた。このタイピングオフはW/Hさんにより「秋葉原ガチTOD対戦会」と命名されていたが、Twitter上では「魔界」と称されていたとかいないとか。


●対戦第一ラウンド

決戦の時刻は15:00に指定したはずなのに、皆さん集合早すぎ! きっと筆者と同様、血が騒いだのだろう。13:30には既に最初の全章対戦が勃発していた。まずは章ごとに入れ替わりつつ、TKさんと対戦。

 TK連合軍
1章4417(97%, 44words)1860(87%, 8words)W/H
2章6607(97%, 72words)3169(93%, 25words)dqmaniac
3章5115(99%, 35words)2785(89%, 14words)たけぽん
4章4682(97%, 45words)2093(83%, 12words)Chacha
5章5126(98%, 33words)3923(83%, 30words)kurimans
6章5587(--%, --words)5274(--%, --words)
評価正B他A正D特B他A
年俸11億5028万円見逃した

※3章タワー戦でたけぽんさんがCONTINUE
※5章マジシャン戦、6章タワー戦でkurimansがCONTINUE

W/Hさんは徹夜明けで不調だったとのこと。それにしても、TKさんの豪速打鍵は凄まじいとしか言いようがない。それに加えて、8日の毎パソオフの対戦と比較してTKさんの正確性が明らかに上がり、その分だけスコア差が拡大した。4章までは筆者を含め誰もTKさんを止めることができなかった。

5章ではいよいよ我らが大将、kurimansの出番である。だが、TKさんの勢いは止まらない。5章でkurimansが1200点差で敗北するとは、誰が予想し得ただろうか。確かにこの時点ではkurimansが到着したばかりであり、指が温まっていなかった。一方のTKさんは4章までで慣らし運転を終え、いよいよ指が走り出して絶頂を迎えようとしていた。だが、これらを差し引いても、あの初速・打鍵速度と正確性98%を両立させる実力は凄まじい。続く6章ではkurimansの指が温まってきたようで、接戦となった。

 TKkurimans
1章3080(97%, 23words)2818(87%, 28words)
2章4346(93%, 39words)4985(87%, 63words)
3章3815(99%, 12words)4042(91%, 34words)
4章3646(98%, 21words)3799(87%, 36words)
5章4520(98%, 25words)4778(92%, 39words)
6章5700(--%, --words)6134(--%, --words)
評価正B他A正D特B他A
年俸11億1009万円4億3054万円

続いて頂上決戦第二ラウンド。第一ラウンドは終盤の章のみの対戦であり、かつkurimansが指慣らしもしていない状況での対戦であった。改めて前半の章から対戦するとどうなるか。この対戦での著しい特徴は、TKさんがエセ技を多用したことだ。これは、ミスした直後にEscでキャンセルし、ミスを無かったことにして正確性を保つ技だ。反射神経が並外れて鋭いからこそ有効になる。

結果として、TKさんの正確性は3〜5章で軒並み98%を超えた。だが、エセ技の宿命として、ワードを取れない。特に、隙があればワードをどんどん奪いに来るkurimansが相手とあっては、ワード数で大差がつくのは必然だ。3〜5章のスコア詳細を比較すると次の通りで、正確性得点によるリードがワード得点で逆転されている。

 TKkurimans
  正確性得点ワード得点その他 正確性得点ワード得点その他
3章 800(35+約15)×12=6002415 300(35+約15)×34=17002042
4章 800(35+約17)×21=10921754 200(35+約17)×36=18721727
5章 800(35+約20)×25=13752345 300(35+約20)×39=21452333

※正確性得点は、Accuracy Pointのこと。98%以上で800点、96〜97%で600点、94〜95%で400点、以下略。
※ワード得点は、Rank A獲得による35点と、Base Point(ワードの長さにより違う)の合計。
※その他は、ボス撃破ボーナス、市民救出ボーナス、アイテム等の合計。

しかし正確性をキープした効果は、クリア後のレーダーチャート評価と年俸に現れる。章ごとの対戦結果ではkurimansの5勝1敗と大差がついたが、年俸ではTKさんが倍以上稼ぐこととなった。また、この試合の見所の一つは、終盤だ。マジシャン前半ではあれだけの豪速ぶりを発揮しながら二人とも1ミスずつで突破してみせた。6章MISSION1では、ガチで勝負しつつ、あの短い制限時間内に11〜12文字相当×8をきっちり打ち終えた。エンペラー戦でも危なげなくノーダメージでクリア。マジシャン前半で喰らったダメージも、TKさんはゲージ回復で、kurimansは5章勝利できっちり回復し、最後はライフ5個ずつで余裕を持ってクリア。

 dqmaniacたけぽん
1章3124(99%, 21words)3069(91%, 30words)
2章4454(95%, 40words)4966(94%, 57words)
3章4116(96%, 29words)3333(92%, 17words)
4章3982(96%, 31words)3172(93%, 26words)
5章4824(97%, 35words)4220(95%, 27words)
6章5641(--%, --words)5052(--%, --words)
評価正B他A正C他A
年俸11億3000万円6億0742万円

頂上決戦終了後、たけぽんさんを誘って対戦。この場にいるメンバーの中で、筆者が唯一対戦したことがないのはたけぽんさんだけだ。第5回タイピングサミットでは残念ながらお会いできず、かつたけぽんさんのTOD団体戦でのいい働きを後で知って気になっていた。

サミットで得ていた情報は、反射神経が鋭く前半の章が強いというもの。実際、1〜2章ではなかなかワードを取れなかった。1章では正確性をキープし、終盤のライフを奪って僅差で勝利。一つでも歯車が狂ったら負けていた。そして2章。落穂拾い戦術を駆使して取れるワードを確実に取るが、それで勝てれば苦労はしない。後半にはたけぽんさんのコンボの方がつながる状況となり、ボス戦でも思うように巻き返せず、500点差の敗北を喫した。この500点差を詰めるのは容易ではない。正確性96%であと200点稼ぐのは何とかなるとしても、後はワードを奪うしかない。

3章以降はワードが長くなり、クイズ、土星語、マジシャンといった稼ぎどころがあるため、正確性96%(レーダーチャートの正確性B評価当確ライン)をキープしつつ勝利を重ねた。とはいえ、たけぽんさんがこれらの不利を補った時に勝敗が逆転する可能性は十分にある。DC版TODのドリルモードでも、父・信仁さんのランキングに登録している記録よりも遥かにパワーアップした記録を既にお持ちとのこと。来年の第6回タイピングサミットでの再戦が楽しみだ。

 Chachaparaphrohn
1章2667(93%, 25words)2854(94%, 27words)
2章4333(93%, 41words)4931(93%, 59words)
3章4017(98%, 23words)3482(91%, 23words)
4章3539(95%, 23words)3533(92%, 34words)
5章3696(95%, 17words)5379(95%, 48words)
6章4780(--%, --words)6129(--%, --words)
評価正C他A正C他A
年俸6億2624万円7億5186万円

続いて、Chachaさんとparaphrohnさんが対戦開始。4章まではなかなかいい勝負だ。初速で上回るChachaさんがアイテムと短文を奪い取る。一方、paraphrohnさんは長文の後半の伸びで対抗する。2章ハイエロ戦で早くもその片鱗が現れていた。TK・kurimansのような凄まじいトップスピードは感じられなかったが、一定の速度で全く淀むことなくスラスラと打ち抜けていく。3章では対戦経験の差が出た。Chachaさんが正確性98%を保ちつつ、paraphrohnさんと同数のワードを確保して会心の勝利。勢いに乗って4章も僅差で制した。ワード得点で約570点差ついているのに総得点で上回ったのは、正確性で100点詰めたのに加えて、アイテムを奪ったためだろう。

5章以降は一転して大差がついた。paraphrohnさんの長文の安定感と速度が素晴らしい。WeatherTyping対戦で速度900台を叩き出す実力を遺憾なく発揮していた。マジシャン前半でライフ1個に追い詰められるも、5章勝利でライフ2個に戻し、6章でも喰らわずに勝ちきった。そして、難関のMISSION1も何とクリアしていた。但し、マジシャン前半等で喰らった影響で、ワードが短くなっていた(8体目が「くるぶし丈のズボン」。10文字相当)という運にも恵まれた。

 TKparaphrohn
1章3591(98%, 29words)2831(97%, 20words)
2章6732(97%, 76words)3135(91%, 24words)
3章4455(94%, 33words)2607(85%, 14words)
4章4613(98%, 36words)2652(90%, 20words)
5章5123(97%, 39words)3835(88%, 24words)
6章6749(--%, --words)4217(--%, --words)
評価正B他A正C特状B他A
年俸12億7564万円2億9533万円

※3章タワー戦でparaphrohnさんがCONTINUE

paraphrohnさんが連戦。結果は全章フルボッコに。これは決して他人事ではなく、次の試合で拡大再生産されることになる。

初速で先手を取り、短文を中心に根こそぎワードを奪うTKさんに対し、paraphrohnさんは前半の章でなすすべなし。というよりも、kurimans以外誰が対戦しても似たような結果になる。3章ではクイズで喰らってparaphrohnさんのライフが1個となり、後半3回目にNAYUTAという打ちづらいワードが出てついにCONTINUE。TKさんは一見打ちづらいワードもほとんど詰まらず打ち抜けていくが、ここでは珍しく喰らっていた。なお、後日伝え聞いたところでは「実はアレはわざと被弾した」らしい。3ワード目自体が厳しい上、打ちづらいワードを見てとのこと。ライフ4個と1個という状況を見て対戦技(Esc等で相手を被弾させる技)を使うとは、実はなかなか鬼である。

4章に入り、前半でまたしてもTKさんの初速が爆発した。MISSIONでは斧をほぼ全部取り、33コンボつないではみ出し回復を決めてみせた。paraohrphnさんは長文を中心に粘って20ワード取ったが、TKさんに正確性98%を叩き出され、正確性ボーナスで600点差ついて万事休す。5章では長文一本勝負が多いのでparaphrohnさんが健闘したが、やはり正確性の差が出た。6章ではMISSION1で5体撃破。6体目「万年ゴーストライター」の中盤のハイフンで二人とも詰まり、惜しくも打ち切りを逃した。ここのダメージは1P側のTKさんに行くが、研究室のライフを奪取してすぐに5個に戻す。その後、タワーもエンペラーもノーダメージで撃破していた。タワー戦ではparaphrohnさんがリードし、エンペラー戦ではTKさんがストレングスモード、タワーモードを全く問題にせず、危なげなく撃破。


●対戦第二ラウンド

17:10頃、一般人が打ち始めたタイミングで、少し早いが飯にする。TKさんは19:30頃帰宅して自宅で食事するとのことで、Chacha・W/H・kurimans・paraphrohn・筆者の5名で。デニーズに行くつもりが、この時間で既に行列ができていたため、KFCへ。TKさんがいない場で話題になったのは、あきうめ・kurimans・TKのトップ3決戦を実現させたい! ということだ。来年9月に予定している第6回タイピングサミットが一つの機会となりそうだ。またこれより前に、機会を見て京都遠征というのも一案だ。

戻ってみると一般人は案の定GAME OVERとなっていたようで、ガチ対戦組が飢えた獣のように対戦を再開した。

 TKW/H、dqmaniac連合軍
1章3797(97%, 37words)2067(83%, 15words)W/H
2章6711(97%, 76words)3015(92%, 23words)
3章4730(97%, 34words)2813(88%, 12words)
4章4483(96%, 36words)2784(92%, 20words)dqmaniac
5章5472(98%, 42words)3834(94%, 21words)
6章7010(--%, --words)4054(--%, --words)
評価正B他A正C状B他A
年俸13億3404万円3億8492万円

まずはW/Hさんと筆者が連合してTKさんに挑むが、軽くひねられて終了。前半の章で、基本常用語ZH、e-typing700オーバーのW/Hさんを相手にこれだけワードをむしり取りつつ、余裕の正確性97%キープ。相変わらず、異次元の強さだ。

筆者は4章以降で挑む。初速で相変わらず全く勝てず、順調にワードをむしり取られる。いや初速だけではない。打鍵速度でも大差がついている。事前にワードを読めるため初速が不要なストレングス戦でもフルボッコにされた。それでも20ワード奪ったのは、前半で土星語が出たためだ。正確性の差もいかんともしがたい。4章で96%、5章で98%を余裕を持って叩き出され、完敗。勝負になるのは、相変わらず4章土星語と6章タワーのみ。勝てるのはスタッフロールのみ。

 TKkurimans
1章3426(97%, 30words)2209(78%, 22words)
2章4821(96%, 39words)4893(88%, 61words)
3章3439(90%, 14words)3939(92%, 32words)
4章3798(97%, 29words)3332(86%, 29words)
5章4228(97%, 23words)4616(89%, 38words)
6章6000(--%, --words)6696(--%, --words)
評価正B他A正C特B他A
年俸11億1727万円5億6155万円

TKさんがそろそろ帰宅するとのことで、頂上決戦第三ラウンド。TKさんは第二ラウンドで多用したエセ技をある程度封印し、ワードを奪いに行く方針に切り替えていた。その甲斐あって1章ではいきなり爆発し、正確性97%を保ちつつ半数以上のワードを奪って圧勝。2章ではkurimansが巻き返す。TKさんが正確性96%を確保したのに対し、kuirmansはワードを奪いまくる。正確性ボーナスの400点差をランクボーナス35×22=770点差(Base Pointを含めると約1100点差)で見事にはね返した。それでもトータル72点差まで詰まっているのは、TKさんがアイテムを根こそぎ奪ったためだ。3章ではkurimansがMISSIONを10ワード全部取り、この時点でほぼ勝負あり。クイズの強さもkurimansが上なので、逆転は難しい。なお、MISSIONで「どってっ腹」[DOTTEPPARA]というAC版専用ワードを確認した。

4章ではTKさんが巻き返す。短文も長文もほぼ互角という状況では、正確性で上回るTKさんに分がある。実際、正確性ボーナスの400点差がほぼそのままスコア差となった。あの初速・打鍵速度と正確性97%を両立させる実力には戦慄を感じざるを得ない。5章では再びkurimansがワードを奪い取りまくるも、TKさんが正確性で差を縮めて接戦に。そして圧巻が6章。二人ともライフ5個で開始し、そのままノーダメージでクリアしていた。即ち、MISSION1を今日2回目の突破。Normal台屈指の難所、並みの1コインクリアラーではダメージ必至の超難所を、ごく普通に突破していくのは凄まじい! そしてMISSION2でも30秒間に18体撃破という魔界っぷりを見せつけてくれた(ちなみに筆者はDC版・かな入力で15体撃破が最高)。エンペラー戦でもストレングスモード、タワーモードを子供扱い。エンペラーに攻撃態勢に入る隙すら与えずに叩きのめしていた。

 paraphrohndqmaniac
1章2986(91%, 29words)2955(97%, 21words)
2章5357(93%, 56words)4299(96%, 40words)
3章4052(97%, 24words)3693(94%, 22words)
4章3658(93%, 32words)3041(92%, 25words)
5章4761(92%, 38words)4197(95%, 23words)
6章5654(--%, --words)5361(--%, --words)
評価正C他A正B他A
年俸7億5064万円9億4254万円

次はparaphrohnさんと筆者で全章対戦して全敗。Chachaさんとの対戦を見る限り、いい勝負になる(そして僅差で勝てる章もある)と思っていた。だが、その甘い予測はいい意味で覆された。1章では必死に相手の動向を読み、ワードを奪いに行くが、実際には初速の差がほとんどない。序盤早々にミスして正確性100%狙いが崩れ、互角の展開を保ったまま終盤へ。そしてボス直前のライフを取られた! これが痛かった。ボス戦でも互角の展開で粘ったが、ライフの150点が大きく、僅差の敗北。2章以降も、paraphrohnさんは短文に弱いわけでもなく、クイズもそこそこ強いため、じりじりと差が開く。

そしてparaphrohnさんの本領が発揮されたのは4章以降だった。長文の安定感が半端ない。マジシャン前半でほとんど速度が落ちない。初速で上回っても後半逆転されることも多かった。打鍵速度に明確な差がある。いや筆者も本来は長文が強いキャラクターのはずだったが、現在は決してそうでないことを思い知らされた。4章では土星語を確保して優位に立ち、以後も優勢に試合を進めるが、ストレングス戦でほぼ全部取られて大逆転を喫した。5章も雑魚戦ではやや劣勢という状況で必死に喰らいつくも、マジシャン前半で11対1とフルボッコに。6章では短文とクイズで巻き返す。MISSION1では頑張って筆者が3体、paraphrohnさんが2体撃破した。だが、MISSION2やエンペラー戦の長文を取られたのが響き、トータルでも敗北した。

5章以降ではあわよくば対戦技を使おうと目論んでいたが、全く隙が無かった。この技は、相手がある程度以上速い場合や、ゾンビの攻撃対象を把握している場合、相手のライフがこちらよりも多い場合、以上まとめると隙が無い場合は通用しない。

 paraphrohnkurimans
1章2076(89%, 13words)3894(97%, 39words)
2章3098(87%, 24words)6687(92%, 76words)
3章2865(89%, 13words)4524(93%, 34words)
4章2637(90%, 20words)3749(93%, 35words)
5章3887(90%, 25words)5259(96%, 39words)
6章3901(--%, --words)6778(--%, --words)
評価正D状B他A正C他A
年俸3億4434万円7億9172万円

paraphrohnさんが再び連戦。結果は全章フルボッコに。これは決して他人事ではなく、次の試合で拡大再生産されることになる。

序盤ではkurimansの圧倒的な初速の前に、なすすべなく大差がついていった。だが、4章以降はparaphrohnさんが長文で善戦する場面が増えた。特にマジシャン前半では、他の場所と比べて初速も打鍵速度も落ちないという特長が発揮され、8勝4敗で突破していた。paraphrohnさんはここで1発喰らい、さらに6章MISSION1とタワー戦で1発ずつ喰らってついにライフ1個にまで追い詰められた。だが、MISSION2クリアでライフを獲得し、辛くもしのぎきった。一方のkurimansは常にライフ4〜5個をキープし、時折はみ出し回復を決めるなど余裕の試合運びだった。

 dqmaniackurimans
1章2575(98%, 11words)3990(97%, 41words)
2章3258(94%, 22words)6825(95%, 79words)
3章3202(96%, 7words)4717(94%, 39words)
4章2469(92%, 11words)4395(93%, 45words)
5章3350(95%, 11words)6003(96%, 53words)
6章3543(--%, --words)7779(--%, --words)
評価正C状B他A正B他A
年俸3億8785万円13億6014万円

Chachaさん、W/Hさん、paraphrohnさんが相次いで帰宅の途につき、最後に残った今日のラスボス:kurimansと筆者で全章対戦。結果はご覧の通り、全章フルボッコに。どの章でも間合いに入れない。複数のワードが出現するところで、落穂拾い戦術が全く通用しない。2体出れば2体、3体出れば3体取られることが多かった。こちらの思考を読んでいるかのごとく、狙った獲物をことごとく取られまくった。TKさんとはまた異質の強さだ。

3章で7ワード、4章と5章で11ワードしか取れなかったというのは、思わず目を疑う、しかし完全な事実だ。俺は一体どこのローガンですか、という感じだった(ローガンとはVS CPU modeのラスボスだが、TOD達人クラスのプレイヤーにとっては雑魚に等しい)。このような状況では、ライフを回復する手段が完全に尽きる。章勝利のボーナスライフは入らないし、初速で負けるためアイテムのライフも取れない。たとえガチャ打ちしても、うまく的中しない限り取れない。ワードを取れないため、ゲージ回復にも届かない。各章のMISSIONで都合良くライフが出るわけでもない。マジシャン前半のTYOTTO〜で喰らってライフ2個になってからは、守りに入るしかなかった。6章MISSION1で1P側の被弾がほぼ確定しているため、これ以上喰らうことは許されない。

6章ではMISSION1で(kurimansが)5体くらい撃破したが、6体目で喰らってついにライフ1個に。その後も絶体絶命のピンチが何度もあったが、最後までライフ1個のまま(kurimansが)しのぎきった。実際のところは、MISSION2とエンペラーで全ワードむしり取られる(鉄球4連と鉄球4同時を除く)という、かつて経験したことのない惨敗だった!


手元のメモによると、全章対戦を計10回やったのか! 13:30頃開始、17:10〜17:40頃の飯を挟んで、21:00少し前に終了。420分で全章対戦10回ってことは、全章対戦1回につき42分か。まぁこんなもんだろう。

終了直後の感想は、「お腹いっぱい」(特にkurimans VS TK戦)というのが約3割、「まだまだ打ち足りねえ!」(特にparaphrohnさんに全章負けて悔しい)というのが約3割、「あきうめ・kurimans・TKの3者決戦をマッチメークしたい」というのが約3割、そして「今日のテメエの勝敗を集計するのが怖い」(勝率はTPM揃い踏みオフ並みに低いはず)というのが1割。


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