第4章 低レベル攻略ガイド



4.1 幼年時代


初めての戦闘ではスライム3匹から逃げます。サンタローズに着いたらパパスの家にある皮の帽子を装備して洞窟に入ります。親方を救出する前に、何回かに分けて宝を入手します。アルカパ到着後、ビアンカと一緒にレヌール城に向かいます。レヌール城では4階にいる動く石像を無視し、2階に着いたら真っ先に階段を下りて1階の扉を開け、アルカパに一度戻ります。ここまでに拾える薬草6個は温存します。幼年時代では、ビアンカは死んでも戦闘終了後にHP1で復活するので、ビアンカを盾にして逃げまくります。

ここで親分ゴーストの所に行くと1階に落とされ、同時にお化けキャンドルの4匹組が襲ってきます。しかし装備が弱いので、この段階ではまだ勝てません。そこでしばらく戦ってGを稼ぎ(
『2.3 敵のお宝』を参照)、装備を調えつつ聖水8個と薬草を買います。




■なぜ聖水なのか


お化けキャンドル×4をレベル1で倒すには、打撃と聖水という2つの方法が考えられます。しかし、打撃ではお化けキャンドルはともかく、次の親分ゴーストに勝てません。攻撃力が最高になるのは主人公に力の種を使いブーメランを装備させた場合で、レベル3で35まで上がりますが、これでは親分ゴーストに4〜6のダメージしか与えられず、200のHPを削り取るのは不可能です。ということは、親分ゴーストはメラと聖水で倒さなくてはなりません。

お化けキャンドル戦については確かに主人公に力の種を使いブーメランを装備させればそれなりのダメージを期待できるのですが、第1ターンには1匹も倒せません。ビアンカに聖水を持たせれば1匹は倒せますが、それでは主人公とビアンカが2人で聖水を投げた場合と大差ないのです。そういうことなら、420Gのブーメランや270Gの銅の剣を買うよりも、8個で160Gの聖水を買った方が得という結論になります。

また、このお化けキャンドル×4の攻撃力はレベル1のキャラにとってかなりの脅威です。従って、メラについては軽減する手段がないので仕方ないとしても、打撃に対する守備力はできる限り上げておかなくてはなりません。つまり、お化けキャンドル×4を倒すための防具と親分ゴーストを倒すための聖水とを買わなくてはならないので、武器にあまりGをかけられないのです。




■お化けキャンドル×4を倒すための装備


攻撃力は不要なので力の種を売り、守備力強化の観点から守りの種を残します。レヌール城のお宝を入手してアルカパに戻ってきた時点で不要品を売り払えば、残金は240Gです。さらに武器を売って聖水8個を買うと124G残ることになります。ここで、レベルアップしない範囲でGを稼ぐわけですが、最高で304Gを稼ぐことができ(グリーンワーム2匹と首長イタチ2匹を倒した場合。ビアンカはいずれか1回の戦闘で戦闘不能にする)、この場合防具にかけられる金額は428Gとなります。一方、アルカパで買える防具は次表の通りです。


▼アルカパで購入可能な防具

 防具名買値守備力コスト
主人公皮の鎧128G+432.0
うろこの盾128G+342.7
木の帽子72G+418.0
ビアンカ絹のエプロン73G+418.3
皮のドレス343G+1131.2
うろこの盾150G+530.0
ヘアバンド150G+721.4


※防具を買う時に今まで装備していた防具を売ることが
 できる場合は、買値と守備力に反映させている。
 例えば主人公に木の帽子[買値120G、守備力+6]を
 買った場合、皮の帽子[売値48G、守備力+2]を
 売れるので買値は(120−48=72G)、守備力上昇は
 (6−2=4)となる。
 また、コストは守備力+1当たりの買値を示す。


▼防具の組み合わせ

No.主人公守備力ビアンカ守備力買値計コスト
          木の帽子+4 絹のエプロン うろこの盾 ヘアバンド+16 445G22.3
皮の鎧       木の帽子+8 絹のエプロン       ヘアバンド+11 423G22.3
 ±0 絹のエプロン うろこの盾 ヘアバンド+16 373G23.3
          木の帽子+4 皮のドレス+11415G27.7
皮の鎧 うろこの盾 木の帽子+11 絹のエプロン+4401G26.7
皮の鎧       木の帽子+8              ヘアバンド+7 350G23.3
          木の帽子+4 絹のエプロン       ヘアバンド+11 295G19.7

※パターン1のみ、守りの種を売却して資金を得る必要がある。


以上を参考に、購入すべき防具の組み合わせを考えていきます。1番目の組み合わせ以外では守りの種を使えるので、さらに守備力+4を得られます。従って、守備力計+23を得られる2番目の組み合わせか、守備力計+20を得られる中では最も安価な3番目の組み合わせか、守備力は計+19ですが最も少ないGで済む7番目の組み合わせのいずれかを選ぶことになります。

守備力1の違いによる影響は全くない(守備力23〜25の場合、お化けキャンドルの打撃で受けるダメージは3〜5で同じ)ことと、グリーンワームや首長イタチがお宝を落とす確率が極めて低いこと、主人公とビアンカの守備力が24程度であればお化けキャンドルを何とか倒せることを考えると、7番目の組み合わせを選択するのが妥当と言えます。

7番目の組み合わせを選択した場合、敵のお宝を入手して稼ぐ分は(295−124=171G)で済みます。つまり『一角ウサギ×4』『一角ウサギ×2+グリーンワーム』『一角ウサギ+グリーンワーム×2』といった組み合わせでも必要なGを調達できることになり、『グリーンワーム×2+首長イタチ×2』の場合と比較すると獲得経験値の減少と大幅な時間短縮が可能になるのです。なお、執筆陣は一角ウサギから皮の帽子を3個、グリーンワームから賢さの種を1個獲得し、経験値16で計224Gを得て、武器を売らずに必要な準備を調えることに成功しています。

次の問題は守りの種をどちらに使うかですが、防具を装備した時点で守備力が主人公20、ビアンカ24であることを考えれば、主人公に使うのが良いです。ビアンカは最大HPが低いので、守りの種を使って守備力を28まで上げたところで死ぬ可能性が高いことに変わりはないからです。

以上のように準備を調えたら、いよいよお化けキャンドル×4を倒しに行きます。なお、道中は薬草を1個も使わず、かつほぼ体力満タンの状態で行かなければ勝ち目はありません。必要ならレヌール城の宿屋を使います。途中で主人公が毒を受けたらリセットです。毒を受けたのがビアンカであれば、一旦戦闘不能にすれば毒状態を解除できます。




<参考:動く石像>

HPMP攻撃守備素早Ex標準ターン数レベルアップ
10003345585708
行動パターン:打撃(時々痛恨)
特徴    :─

倒す必要のないモンスターですが、参考として掲載します。


【攻略法】

打撃で受けるダメージは8〜10で、素早さも低いので余裕を持って回復できます。但し痛恨の一撃(ダメージ33〜34)では即死です。レベル1では薬草で回復しながら聖水8個を連打する以外に攻略法がありませんが、防具さえ調えておけば意外と勝率は高いです。




<お化けキャンドル×4>

HPMP攻撃守備素早Ex標準ターン数レベルアップ
20320171352448主人公1→3/ビアンカ1→3
行動パターン:打撃/メラ(比率は2:1程度)
特徴    :素早さが不足しているので、ほぼ完全に先攻される。

【ステータス】

 LVHPMP攻撃守備素早
主人公 1 24 0 13 24 5
ビアンカ 1 18 0 9 24 10

【装備】

主人公桧の棒 旅人の服 皮の盾 木の帽子
ビアンカ果物ナイフ 絹のエプロン お鍋の蓋 ヘアバンド

【持ち物】

主人公聖水×4 薬草×3
ビアンカ聖水×4 薬草×3

▼敵から受けるダメージ

 主人公ビアンカ
打撃3 〜 53 〜 5
メラ7 〜127 〜12

【攻略法】

1匹につき1回しか使えないとはいえ、メラは脅威です。レベル1ではかなりの強敵で、勝率は約1割です。

薬草で回復しながら聖水を投げるのが基本です。お化けキャンドルは聖水が2回当たれば倒せます。但し、聖水を使った裏技の発生条件に当てはまる場合、ビアンカは防御か回復です。勝ちパターンは次のようになります。


第1ターン主人公とビアンカに均等に打撃が当たり、かつ聖水が同一の敵に当たる。
第2ターン防御している主人公に打撃又はメラが集中後、ビアンカの薬草で回復。
第3ターン防御しているビアンカに打撃又はメラが集中後、主人公の薬草で回復。

最初の3ターンがこのように推移すれば、ほぼ勝てます。逆に、この通りにならなければだいたい負けます。また、この戦闘ではお宝のブロンズナイフを獲得したいところですが、レベル1ではあまりにも勝率が低いので、無理に狙わなくても良いです。それから、次の親分ゴースト戦ではビアンカのメラがなければまず勝てないので、この戦闘でビアンカを殺す必要はありません。




この戦闘が終わったらまずは必死にアルカパまで戻ります。レヌール城を出ればほぼ安心ですが、帰る途中で主人公が死んだら目も当てられません。無事戻ったら武器防具を売却して資金を作り、聖水12個と薬草8個以上を調達します。

ここで、武器防具のうちどれを売り払うかについてですが、親分ゴースト戦では武器を持っていても無意味なので優先的に売ります。防具は守備力と売値とを勘案し、守備力の減少を抑えつつ必要な金額が入るようにします。


▼防具の売却プラン

防具名売値守備力ゲイン
旅人の服52G+77.4
皮の盾52G+413.0
木の帽子90G+615.0
絹のエプロン82G+108.2
お鍋の蓋30G+215.0
ヘアバンド112G+716.0

※ゲインは守備力+1当たりの売値を示す。


単純に考えるとゲインの高いものを売れば良さそうですが、それでGが余るようでは無駄になります。当初は木の帽子、お鍋の蓋、ヘアバンドを売る予定だったのですが、Gが余るので木の帽子の代わりに皮の盾を売りました。

準備ができたら親分ゴースト戦に向かいます。ここでも道中は薬草を1個も使わずに、かつほぼ体力満タンの状態で行かなければ勝ち目はありません。必要ならレヌール城の宿屋を使います。なお、レヌール城で初めて遭遇した敵に回り込まれた場合はまずアウトです。




<親分ゴースト>

HPMP攻撃守備素早Ex標準ターン数レベルアップ
2004036502030018015主人公3→5
行動パターン:メラor打撃→ギラorルカニ→打撃【ローテーション】
特徴    :ルカニの重ねがけはしない。

【ステータス】

 LVHPMP攻撃守備素早
主人公 3 32 7 17 22 8
ビアンカ 3 25 9 7 17 14

【装備】

主人公旅人の服 木の帽子
ビアンカ絹のエプロン

【持ち物】

主人公聖水×7 薬草×2
ビアンカ聖水×5 薬草×6

▼敵から受けるダメージ

 主人公ビアンカ
打撃(通常)10〜1312〜15
打撃(守備力0)15〜1915〜19
メラ7 〜127 〜12
ギラ10〜1810〜18

【攻略法】

まだルカナンがないので、装備を調えても打撃では勝てません。しかし親分ゴーストはHPが少ないので、聖水とメラを繰り返せばぎりぎり勝てます。

ビアンカはレベル3でメラを4回使えるので、聖水は12個必要です。しかしこの場合薬草を8個しか持てないのでなるべく短期決戦で済ませなければなりません。親分ゴーストの攻撃がどちらに来るか見切って防御か薬草でしのぐことが重要です。特に戦闘後半では主人公が防御して盾となり、ビアンカが聖水か薬草を使うことが多くなります。

次に示す『勝ちパターン』を参考に、激しい攻撃に耐えつつ手早くダメージを蓄積させます。ギラや打撃のターンを先読みし、効率的に回復を行います。とはいえ安全策だけでは勝てないので、時には冒険も必要になります。


▼親分ゴースト戦の勝ちパターン

ターン親分ゴースト主人公ビアンカ
主人公にメラ聖水メラ
ギラ自分に薬草メラ
主人公に打撃防御自分に薬草
主人公にメラ聖水メラ
ギラ自分に薬草メラ
主人公に打撃防御自分に薬草
主人公に攻撃聖水聖水
ビアンカにルカニ聖水聖水
主人公に打撃防御主人公に薬草
10主人公に攻撃聖水聖水
11主人公にルカニ聖水聖水
12主人公に打撃防御主人公に薬草
13ビアンカに打撃打撃か防御聖水
14ギラ聖水死亡

しかし、この通りになることは滅多にありません。ほとんどの場合ビアンカが先に死んでしまい、主人公1人では支えきれずに全滅してしまいます。とは言うものの、ビアンカが防御していては攻撃が遅くなってしまい勝てません。ここは美しくないですが、試行回数を増やして突破するしかありません。なお戦闘終了後は体力が回復し、敵も出なくなるので、薬草は使い切ってしまっても構いません。従って、この戦闘では限界まで戦い抜きます。あと一撃というところまで追い詰めたら主人公の聖水を1個だけ残しておき、ビアンカが死んだ直後にトドメを刺します。今回は約8時間を要し、67回目の挑戦でようやく倒しました。




親分ゴーストを倒した後ビアンカの装備品や道具を売り払い、サンタローズで手織りのケープを入手してから妖精の村に行きます。G節約のため、ドワーフの洞窟と氷の館のお宝をすべて入手してから宿に泊まります。ボロンゴとベラが加わるとはいえ、3人ともHPも守備力も低いので何度かリセットすることを強いられます。ボロンゴとベラは死んでも戦闘終了後にHP1で復活するので、あえて回復せずHP1のまま連れ歩いた方が効率的です。

次に雪の女王を倒しに行くのですが、MPを温存しておかないと勝ち目はありません。魔法使いやカパーラナーガの群れに回り込まれた場合はリセットします。また、主人公には薬草を5個以上持たせておきます。




<ザイル>

HPMP攻撃守備素早Ex標準ターン数レベルアップ
1606424028105507
行動パターン:打撃/ホイミ/マホトラ(比率は3:2:1程度)
特徴    :倒すと魔法の聖水を落とす。

【ステータス】

 LVHPMP攻撃守備素早
ベラ 7 38 47 38 31 24
主人公 5 40 14 36 26 11
ボロンゴ 2 44 0 24 9 18

【装備】

ベラ樫の杖 絹のローブ 皮の盾 ヘアバンド
主人公銅の剣 皮の鎧 木の帽子
ボロンゴ

【持ち物】

ベラ
主人公薬草×5 (魔法の聖水)
ボロンゴ

※ステータスはザイル、雪の女王戦とも共通である。
 主人公はザイル戦後に魔法の聖水を入手する。
 この戦闘で使用しない持ち物(種、たいまつ、ゴールドオーブ等)については省略。


【攻略法】

ベラのルカナン2回で守備力を落とし、主人公とボロンゴが攻撃します。倒すと魔法の聖水を落とすので、主人公が入手できるようにアイテム欄を1個だけ空けておきます。

なお、ルカナンが効かなかったりマホトラを何度も食らったりしてベラのMPが20以下になった場合には、雪の女王を攻めきれないことが多いので、リセットしてやり直します。




<雪の女王>

HPMP攻撃守備素早Ex標準ターン数レベルアップ
6009050451865020035主人公5→7
行動パターン:打撃→氷の息→打撃→ヒャド→ホイミ→気合ため【ローテーション】
特徴    :倒すとキメラの翼を落とす。

▼敵から受けるダメージ

 ベラ主人公ボロンゴ
打撃14〜1915〜2019〜24
ヒャド12〜2012〜2012〜20
氷の息13〜1613〜1613〜16

※打撃のダメージは気合ためで2倍となるが、ベラと主人公は防御することで半減できる。


【攻略法】

ややHPが高くホイミも使うので長期戦になります。ホイミや薬草を効率的に使わないと回復手段が尽きてしまうので、必ず攻撃を2回受けた後というタイミングで使うようにします。

まずベラのルカナン2回で守備力を下げ、後は素早さ(ベラ>雪の女王>主人公)と残りMPを考えて回復を行いながら叩きます。素早さの高いベラのMPは緊急時まで温存し、なるべく主人公のMPから使います。例えば、凍りつく息のターンに主人公がギリギリ耐えられそうならば主人公のホイミや薬草を使い、凍りつく息で死にそうならばベラが回復します。

また、気合ため後の打撃のターンには一撃で殺されかねないので、ベラと主人公は防御します。賢さ7のボロンゴは命令を聞かないので、見殺しにせざるを得ません。3人とも生きていると回復が間に合わないので、ボロンゴは回復しなくても良いです。




戦闘終了後は必死に脱出します。氷の館を出たら、雪の女王が落としたキメラの翼で戻ります。

古代の遺跡まで行って幼年時代を終わらせます。この後ゲマと鞭男に連敗し、ボロンゴの持っているアイテムも消えるので、事前にアイテムを整理し(種や木の実は主人公に渡す)、高価な防具を買うなどして手持ちのGをできる限り0に近づけます。

古代の遺跡ではベビーニュートの群れや骸骨兵などが強敵ですが、薬草を多めに持っていって逃げ続け、とにかくパパスの所まで行きます。パパスが加わったら先頭に立たせ、敵が多い時には彼に戦わせて数を減らしてから逃げるようにします。洞窟内にある宝については、ここで取らないと後で取れなくなる魔物の餌とエルフの飲み薬を優先的に取り、180Gは取らないようにします。いずれも、ヘンリーを連れて逃げる途中に取ります(この間はモンスターが一切出現しない)。




<参考:ゲマ>

HPMP攻撃守備素早Ex標準ターン数レベルアップ
10241201008???
行動パターン:様子を見る→笑う→メラミ→様子を見る→火炎の息→打撃(時々痛恨)【ローテーション】
特徴    :攻撃の激しさもさることながら、なおかつ1ターンに100という自然回復が立ちはだかる。

ストーリー上負けることになっている敵で、低レベルでは戦っても無駄です。レベル7、しかも幼年時代に入手できる程度の武器では勝負になりません。ここは悔しいですが降参するしかありません。


【攻略法】

持ちこたえるだけでも、少なくともレベル18は必要です。戦闘開始直後にスカラとマホキテで防御を固めます。あとはゲマが何もしてこない時に攻撃とベホイミによる回復を行い、攻撃してくる時には防御します。HPが65以下になりそうな時には必ず回復します。メラミの時にMPを4吸収できるので、ほぼ永久的に持ちこたえることが可能です。しかし、自然回復を上回るためにはかなりの攻撃力が必要になります。倒すにはレベル70以上は確実に必要です。




4.2 青年時代前半1(結婚するまで)


主人公は奴隷として働かされ、奴隷の服しか装備していない状態で鞭男と戦います。




<鞭男×2>

HPMP攻撃守備素早Ex標準ターン数レベルアップ
650403821100120
行動パターン:打撃/不思議な踊り/薬草を使う(比率は4:1:1程度)
特徴    :勝っても負けてもストーリー上はほとんど変化がないものの、負けた場合にはGが半減してしまう。

余分な経験値はもらいたくないですし、勝ち目もありません。おとなしく降参します。

なお、レベル10以下で倒すのは難しいです。基本戦術はスカラをかけた後バギ連打、もしくは会心の一撃に期待しての打撃で良いのですが、ホイミでは回復が追いつきません。ベホイミを修得するレベル11まで幼年時代のうちに上げておく必要があります。




大神殿から脱出した後、修道院でマリアから1000Gを受け取ってオラクルベリーに行きます。カジノでコインを稼ぎ(『2.4 コイン』を参照)、Gに替えて鉄シリーズの装備(鉄の鎧、鉄の盾、鉄兜)を調えるとともにメタルキングの剣を2本入手します。余力があれば、ここでグリンガムの鞭を獲得しておきます。また、300G残しておいて馬車を入手するのも忘れないようにします。

次にラインハットに行き、スライムナイトを仲間にします。その際、経験値をヘンリーに請け負わせるとレベル2に上がってしまうので、ここは主人公に請け負わせます。この段階では風神の盾がないので、経験値を抑える工夫をします。『スライムナイト+ドラゴンキッズ1〜2匹』と戦い(出現率は約1/40)、ドラゴンキッズが逃げるのを待ってヘンリーを戦闘不能にし、主人公1人になったところでスライムナイトを倒します。なお、鉄シリーズで固めていてもイエティ、ドラゴンキッズ、アウルベアーの打撃では10程度のダメージを受けますし、スライムナイトの痛恨の一撃でほぼ即死です。また、イエティの雄叫びで2人とも動けなくなったらほぼ全滅確定なので、何度もリセットすることになります。

その後ラインハットの地下洞窟を一気に通り抜けます。まずは今後入りやすくするために地下1階の扉を開け、後でもう一度入って鋼鉄の牙を入手します。フィールド上ではピエールだけを馬車の外に出して逃げるという手が使えますが、ラインハットの地下洞窟やサンタローズの洞窟では街に入る際に人間が優先されてしまうため、ピエールだけで入ることはできません。主人公やヘンリーは集中攻撃を受けるとすぐに死ぬため、厳しい戦いになります。

洞窟を抜けると城の中庭に出ます。番犬(ドラゴンキッズ2匹)については、2歩以上離れていれば見つからないようですが、万一見つかったら防御して逃げるのを待ちます。なお、ヘンリーが生きていないとデールと話すイベントが発生しないので、世界樹の葉を持っていきます。ラインハットの鍵をもらったら城の2階のバリアの部屋の宝を取ります。次にサンタローズの洞窟や古代の遺跡のアイテムを回収します。これで装備が充実します。

その後修道院にいるマリアを連れて神の塔に行きます。神の塔の北のほこらで昼にするために、修道院を出発する時に闇のランプを使っておきます。ラーの鏡を入手したらすぐに通路から1階に飛び降り、脱出します。

偽太后戦の前に、ラインハットの地下洞窟でヘンリーを戦闘不能にします。また主人公のHPを6以下に減らし、装備を外しておきます。




<偽太后>

HPMP攻撃守備素早Ex標準ターン数レベルアップ
350070903575032010ピエール1→3
行動パターン:笑い袋を呼ぶ→火の息→気合いため→火炎の息→打撃→骸骨兵を呼ぶ【ローテーション】
特徴    :戦闘が長引いてしまうと笑い袋がホイミスライムを呼ぶこともある。

【ステータス】

 LVHPMP攻撃守備素早
ピエール 1 40 6 174 102 20
主人公 7 54 19 29 10 15

【装備】

ピエールメタルキングの剣 鉄の鎧 鉄の盾 鉄兜
主人公

※持ち物はなし。


▼敵から受けるダメージ

 ピエール主人公
打撃14〜2056〜72
火の息0 〜 16 〜10
火炎の息11〜1630〜40

※打撃については気合いため後の値である。


【攻略法】

笑い袋以外の余分な経験値獲得を防ぐためには5ターン以内に倒す必要があるのですが、ピエール1人では難しいです。

あらかじめ主人公のHPを減らしておき、第2ターンの火の息で戦闘不能にします。とはいえ、ラインハットの地下洞窟ではHPを減らすのも命がけなので、十分に減らないこともあります。その場合は第4ターンの火炎の息を待って戦闘不能にします。当然、主人公は攻撃に参加してはいけません。また、他の攻撃が主人公に当たった場合は、ピエール1人で倒したことにならないのでリセットします。

事前にメタルキングの剣を準備し、短期決戦でケリをつけます。第1ターンに笑い袋を呼ぶので真っ先に始末します。ラリホーやメダパニがかかったらまず勝てませんし、ホイミスライムを呼ばれると余分な経験値が入ってしまいます。その後は第6ターンに骸骨兵、第7ターンに笑い袋を呼ばれますが、偽太后に攻撃を集中します。笑い袋も偽太后も回避率が意外と高いので厄介ですが、遅くとも第9ターンまでには偽太后を倒せます。最後に残った骸骨兵と笑い袋を始末して終了です。なお、先に偽太后を倒しても笑い袋や骸骨兵は消えません。

偽太后を倒した後にリセットし、ヘンリーに経験値を請け負わせる形で倒し直してから先に進みます。この場合は主人公もヘンリーも攻撃に参加できるため、第4ターンの火炎の息でヘンリーだけ残し、第5ターンに倒すことができます。




ポートセルミに行く前に、サンタローズの南でニトロを仲間にします。爆弾ベビーは単体では出現しないので、2匹組もしくは『爆弾ベビー1匹+他1匹』を狙います。主人公は戦闘不能にしておき、ピエールのみが経験値を得る形で倒します。また、ニトロには不思議な木の実を1個使い、最大MPを5まで上げておきます。

ポートセルミ到着後、酒場の山賊ウルフ×2戦を突破します。相手が逃げるのを待つなりメガンテで砕くなりして経験値0で戦闘を終了させ、農夫から1500Gを獲得します。

次に、カボチと魔物のすみかでアイテムを回収します。但し、ボロンゴを仲間にしてはいけません。カボチでもらえるはずの残りの1500Gは諦めることになります。魔物のすみかではメタルライダーや突撃兵などから連続して逃げ損なうと全滅しかねないのですが、ピエールを盾にすれば大抵の場合は逃げのびることができます。ピエールが死んだらリセットして、何度か挑戦すればクリアできます。

次にルラフェンに行って、今後の旅で役立つ呪文の一つ、ルーラを修得します。ここでラインハットに行ってヘンリーに会わないと先に進めません。その際、ついでにラインハット周辺でコドランを仲間にします。ドラゴンキッズは戦闘中に逃げることがあるため、1匹だけ倒す際の調整は簡単です。またオラクルベリーに寄って、溶岩原人戦の準備として世界樹の葉(8枚程度)と軍資金を調達しておきます。




<参考:キラーパンサー>

HPMP攻撃守備素早Ex標準ターン数レベルアップ
10240651604000?
行動パターン:打撃→様子を見る→防御→打撃→何かを思い出そうとする→様子を見る【ローテーション】
特徴    :HPは意外と少ないが、回避率が高い上1ターンにつき100自然回復する。

【攻略法】

ファイト一発入手後ならメタルキングの剣装備でバイキルト攻撃を連打していれば勝てますが、勝っても何も起こりません。ファイト一発がなくてもピエール、アーサー、ちゅんにメタルキングの剣を装備させれば理論上は勝てますが、回避率を考えると厳しいです。




サラボナ到着後、死の火山を攻略します。この段階では宝箱を一切無視し、最短コースで溶岩原人のところに向かいます。但し今回はボロンゴを使用しないため、パーティの戦闘能力は平均HP40程度と絶望的に低くなります。この状況ではホースデビルのメラミでほぼ即死しますし、その他の敵の打撃でも簡単に殺されるため、死者を出さずに溶岩原人のもとまでたどり着くことはほぼ不可能です。しかし背に腹は代えられないので、もったいないですが世界樹の葉を大量に使用しながら逃げまくり、根性でボスのところまで辿り着きます。

それから、溶岩原人戦の前にアーサーを仲間にすると、溶岩原人戦の勝率が飛躍的に上がります。しかしアーサーが仲間になる確率は非常に低いため、溶岩原人戦を次の戦術で突破した方が楽です。




<溶岩原人×3>

HPMP攻撃守備素早Ex標準ターン数レベルアップ
400090502110507505
行動パターン:打撃/火炎の息/様子を見る(比率は3:2:1程度)
特徴    :1/3程度の確率でメガンテが有効

【ステータス】

 LVHPMP攻撃守備素早
コドラン 1 52 0 59 99 25
ピエール 1 40 6 44 122 20
ニトロ 1 42 5 49 92 15

【装備】

コドラン亀の甲羅 シルクハット
ピエール鋼鉄の鎧 マジックシールド 鉄仮面
ニトロ鉄の胸当て うろこの盾 鉄兜

【持ち物】

コドラン
ピエール薬草×2 世界樹の葉×7
ニトロ

▼敵から受けるダメージ

 コドランピエールニトロ
打撃17〜2212〜1519〜24
火炎の息15〜208 〜1330〜40

【攻略法】

青年時代前半の最難関です。長時間火炎の息に耐え続けて400ものHPを計3体分も奪い取ることはほとんど不可能なので、ここでは一撃必殺のメガンテにすべてを託します。当然ながら火炎を連発されてはリセット確定なので、『様子を見る』『打撃が来て前2人に当たる』などを期待することになります。

第1ターンにニトロがメガンテを使います。ニトロ1人では溶岩原人に対して1ターン持ちこたえることすら不可能なので、コドランとピエールを盾にして攻撃をしのぎ、何とかメガンテを放ちます。ニトロは賢さが10なので命令に従う確率は5割程度ですが、命令に従わない場合でも勝手にメガンテを唱えることが多いので、実際にメガンテを使う確率は75%程度です。但し、第1ターンにニトロが死ぬ可能性が高い(火炎2発ないしは火炎+打撃で死亡)ことを考えると、メガンテを唱えられる確率は実質25%程度になります。

一方、溶岩原人にメガンテが効く確率は1/3程度なので、第1ターンに3匹倒せる確率は1/27、2匹倒せる確率は2/9となります。また、1匹だけ倒せる確率は4/9、1匹も倒せない確率は8/27です。理想は1回で3匹すべてが死んでくれることですが、そうなる可能性は極めて低いです。確率的に厳しいですが、第1ターンに2匹以上倒せないと全滅当確なので、試行回数を増やして何とか2匹倒します。なお、ピエールは防御して、受けるダメージを少しでも減らします。

もし第1ターンに2匹以上残った場合は、メガンテを使ったニトロが死亡していて他2人も瀕死という状況になります。素早さの関係で第2ターンにはほぼ確実に先攻されるので、持ち直すことはまず不可能です。世界樹の葉要員のピエールは溶岩原人の攻撃にかなり耐えられはするのですが、それでも第1、2ターンに様子見が少なかったり打撃が集中したりすれば世界樹の葉を使う前に殺されることも多々あります。また、たとえ生き返らせるのに成功したとしても、ピエールが溶岩原人を先行してしまった時には、直後の火炎×2でそのターンのうちにまたニトロが殺されたりもします。

第2ターンには世界樹の葉でニトロを復活させます。相手が1匹であればホイミや薬草で回復が間に合うので、回復しつつ【メガンテ→世界樹の葉】を繰り返せば何とか砕くことができます。

一応ピエールのホイミや薬草で粘ることもできるのですが、盾のコドランは命令を聞かず防御してくれないため、本当にすぐ殺されます。特に火炎の息の前にはほとんど紙同然の盾です。当然ですが、世界樹の葉や薬草を使わせることもできません。

以上のことを総合すると、この戦闘においては溶岩原人の行動やメガンテの成否によって勝敗が大きく左右されてしまうため、全体的な勝率は非常に低くなります。第1ターンにメガンテを使用することができ、さらにそれで運良く2匹が倒れてくれればかなりの確率で勝利できますが、それ以外では大抵攻撃に耐えきれず全滅します。つまり勝率は{1/4×(1/27+2/9)}で約7%になります。一応世界樹の葉の枚数はそれなりにあるのですが、これを使い切るほどの長期戦になったらまず勝てません。

なおメガンテで倒した敵からは経験値を獲得することはないので、他のボス戦のようにもう一度やり直したり生存メンバーを調整したりする必要はありません。




戦闘終了後は強力なモンスターがうようよいる洞窟を歩いて戻らなければなりません(リレミトは当然使えません)。また世界樹の葉を大量に使いながら戻っても良いのですが、実は帰る途中に全滅しても炎のリングはなくなりません。時間短縮&コイン節約のためには全滅も有力な選択肢です。

炎のリング入手後、船を動かせるようになります。山奥の村に行き、ビアンカを仲間にして水門を開けます。ここで一気に滝の洞窟に行くのではなく、滝の手前で上陸してすぐ近くにあるルラフェンでセーブし、ついでに薬草と毒消し草を買い込みます。

滝の洞窟には3人しか入れず、仲間の入れ替えもできません。『ピエール、主人公、ニトロ』の3名で入るしかありませんが、生きて帰るのはまず難しいです。洞窟内では攻撃力の高いオークやランスアーミー、毒の息を吐くガスダンゴが厄介なのでひたすら逃げます。特にランスアーミーやガスダンゴについては戦闘中に逃げることがあるので、相手の攻撃力を減衰させる目的で何匹か倒すこともできません。なお、ベホマスライムが出てきたらマホトラでMPを補給できるので、薬草をいくつか持っていけばMPを気にする必要はあまりありません。

水のリングを入手したら全滅して戻るのが速いです。この場合は1200Gは取らず、後でパーティが強くなってから改めて回収します。サラボナに戻ったらまずビアンカの装備を売り払い、イベントをこなして結婚します(結婚相手については『2.5 仲間』を参照)。




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