ミルドラース(パターン2)、レベル1×6人で撃破

2003.2.26


『レベル1×7人で撃破』からさらに進化し、ピピンを除いてレベル1×6人での攻略を達成しました。ピピンの役割は主に防御にあるのだが、それならばフローラで代用できるのではないか? と考えたのが更新のきっかけでした。もっとも、今まではフローラとピピンの2人で担当していた防御の役割がフローラに集中するため、場合によってはフローラが死亡する可能性も出てきます。それをどうやって補うのかが今回最も工夫した点です。




<準備>


【ステータス】

名前LvHPMP攻撃守備素早賢さ
ピエール 1 76 6 167 258 20 20
クックル 1 43 10 124 97 27 21
ニトロ 1 42 10 139 46 36 22
アーサー 1 40 6 149 45 26 20
ちゅん 1 40 6 149 45 20 20
フローラ 1 72 35 91 163 28 35

※6人平均レベル1、平均HP52.2


【装備】

名前装備
ピエール吹雪の剣 神秘の鎧 オーガシールド メタルキングヘルム
クックル氷の刃 水の羽衣
ニトロ悪魔の爪 星降る腕輪
アーサー吹雪の剣
ちゅん吹雪の剣
フローラ復活の杖 プリンセスローブ うろこの盾 黄金のティアラ
水のリング 命のリング

※ピエールは、変身後になったら吹雪の剣に持ち替える。


【持ち物】

名前持ち物
ピエール奇跡の剣 メタルキングの剣 賢者の石 天空の盾 妖精の剣
世界樹の葉×3
クックル時の砂 祈りの指輪 世界樹の葉×8
ニトロファイト一発×10
アーサー戦いのドラム 祝福の杖 復活の玉 世界樹の葉×8
ちゅん世界樹の葉×11
フローラメガンテの腕輪×6

【装備・持ち物の解説】

フローラにはメラゾーマ対策として水のリングを、打撃対策として守備力の高い防具を装備させます。ピピンを外したことでグレートヘルムを購入する必要がなくなり、金策がさらに楽になるのもポイントです。




<ミルドラース(変身後・中)>


▼敵から受けるダメージ

攻撃キャラダメージ防御手段
打撃 ピエール 54〜69 妖精の剣+ルカナン
ピエール 25〜32 妖精の剣
フローラ 50〜65 防御
メラゾーマ ピエール 天空の盾
フローラ 41〜59 水のリング+防御
灼熱炎 ピエール 65〜75 耐性+オーガシールド

▼敵に与えるダメージ

攻撃キャラダメージバイキルト後
打撃 ピエール 107〜137 218〜279
アーサー 95〜122 194〜250
ちゅん 95〜122 194〜250
クックル 80〜103  
ニトロ 60〜 77  
メラゾーマ反射 ピエール 92〜128  

▼基本戦術(守備力を0にした後)

敵の次行動ピエールアーサーちゅんフローラ
瞑想 賢者の石 馬車 馬車 馬車
灼熱炎 賢者の石 馬車 馬車 馬車
波動 打撃 戦いのドラム 馬車 防御
メラゾーマ 天空の盾 戦いのドラム 馬車 防御
ルカナン 妖精の剣 祝福の杖 打撃 馬車
打撃 妖精の剣 (祝福の杖) 打撃 (防御)

▼各キャラの役割

名前役割
ピエール灼熱炎を耐えて賢者の石を使う。
また、天空の盾と妖精の剣を駆使して防御の要となる。余裕があれば打撃。
アーサー戦いのドラムを使う。ピエールがピンチの時は回復。余裕があれば打撃。
ちゅん死を恐れず、吹雪の剣バイキルト攻撃を叩き込む。
フローラメラゾーマや打撃を防御して耐える。
クックル最後の特攻に参加する。
ニトロ最後の特攻に参加する。



【攻略法】

まずルカナンを天空の盾ではね返し、守備力を0にするところまでは従来と同様です。第6ターンにピピンが防御できなくなりますが、ピエールが妖精の剣を使うことで何とかしのぎます。守備力を0にしたら、直後のルカナン又は打撃のターンで準備を調え、瞑想の直後から本格的な攻撃を開始します。行動回数は1〜2回でランダムなので、常に最悪の場合を想定して対策を立てます。具体的には次のようにします。

攻撃面では、『レベル1×7人で撃破』と全く変わりません。もともとピピンが攻撃することはほとんどありません。あるとすれば最後の特攻に参加するくらいですが、クックルやニトロがいれば十分です。

防御面では、ピピンの負担がフローラとピエールにのしかかってきます。今回フローラは防御すれば打撃に耐えられるようになっていますが、メラゾーマと両方食らうと死んでしまいます。しかし、メラゾーマも打撃も先頭のキャラに当たる確率が高いことを最大限に利用し、ピエールが天空の盾と妖精の剣を駆使してしのげば、フローラばかりに負担がかかるような事態は避けることができます。




■攻略法(行動別)


メラゾーマのターンまでは『レベル1×7人で撃破』と同様です。ピピンがいなくなることでしわ寄せが出てくるのはルカナンのターンと打撃のターンです。


【ルカナン(+打撃)】

直前のターンが【波動+メラゾーマ】だった場合、ルカナン後の打撃を受けると一撃で死にます。ピエール以外は防御していても即死する可能性があります。そのため、ピエールを最前列に出してしのぎます。ここで、ピエールが防御するのではなく、次のターンを見越して妖精の剣を使うのがポイントです。ピエールのHPが70以上であればルカナン後の打撃にも耐えられますし、次の灼熱炎の前に神秘の鎧+賢者の石で完全に回復できます。実際にはピエールにルカナンが効かないことも多いので、さらに安定します。

しかし、ピエールはこの時点では灼熱炎で受けたダメージを完全に回復していないため、ルカナン後の打撃を受けると即死する可能性があります。そこで、HPが69以下の時は3番目にアーサーを配置して祝福の杖を使います。このターンにミルドラースが2回行動し、打撃が来て最後尾のキャラに当たる確率は約1割。当たれば一撃で死にますが、復活の玉を持たせておいて1回だけはしのげるようにします。一方、ピエールのHPが70以上ある場合は、アーサーは戦いのドラムを使うか攻撃して構いません。

問題は2番目のキャラですが、死者がいない場合はちゅんを出して攻撃させます。こうすると約1/4の確率でアーサー又はちゅんが死ぬことになりますが、今回はそのリスクを承知の上で超攻撃重視で臨むのです。しかし、前のターンのメラゾーマで死者が出ている可能性はかなり高いです。その場合は、まずピエールを生存させることを最重視します。すなわち、2番目にフローラを出して防御させつつ、3番目にアーサー又はちゅんを出してピエールを回復するのです。このターンが1回行動であれば、次のターンに世界樹の葉を使います。2回行動であれば、次の波動又はメラゾーマのターンまで復活の機会を待つしかありませんが、ピエールが死んで灼熱炎に耐えられるキャラがいなくなるよりはまだマシです。

また、戦闘が終盤に入り、与えた実質ダメージが3500を超えている場合は、ちゅん・アーサー・ピエールをこの順に並べて、アーサーに戦いのドラムを使わせて特攻します。打撃が来ると1人は確実に死にますが、所詮単体攻撃なので、次の瞑想までに少なくとも4回ものバイキルト攻撃を叩き込むことが可能になるのです。打撃で死者が出たらその穴をクックルやニトロで埋めることで、この特攻で与えるダメージは1000を超えます。

一方、前のターンが【メラゾーマ】だった場合は、やはりピエールを最前列に出して妖精の剣を使います。この場合は天空の盾でルカナンを反射できるため、受けるダメージは最大32となります。ピエールは灼熱炎の直後とメラゾーマのターンに神秘の鎧で計60回復しているため、確実に耐えられます。従ってピエールを回復する必要はありません。2番目にちゅん、3番目にアーサーを配置して攻撃させましょう。戦いのドラムを使っていない場合はここで使います。但し、アーサー又はちゅんが既に死んでいる場合は、世界樹の葉で復活させます。


【打撃(+瞑想)】

直前のターンが【メラゾーマ+ルカナン】だった場合は、やはりフローラとピエールを出してしのぎます。ピエールは灼熱炎でダメージを受けた後に神秘の鎧で少なくとも2回回復しているため、HPは61以上あります。従って妖精の剣を使えば確実に打撃をしのげます。フローラも最大65しか受けないため、1ローテーション前で打撃を受けていたとしても(賢者の石と命のリングの回復分を見込めば)ほぼ確実にしのげます。但し、フローラが前のターンにメラゾーマを受けている場合は、危険なので馬車に入れておくしかありません。この場合は、死者が出ていなければ代わりにアーサーを出して攻撃させても構いません。

3番目にはちゅんを出して攻撃させます。また、前のターンに戦いのドラムを使っているなら、アーサーが打撃を叩き込みます。前のターンと違ってミルドラースは確実に打撃を放ってくるので、3番目のキャラに当たる確率は約20%に上昇しますが、今回は超攻撃重視で挑みます。

一方、直前のターンが【ルカナン】だった場合はピエールを出してしのぎます。ピエールは吹雪の剣で攻撃します。ルカナンが効いていると妖精の剣を使っても死ぬ可能性が残るため、HPが69以下の場合は奇跡の剣に持ち替えて攻撃します。吹雪の剣では約120、奇跡の剣では約80のダメージを与えることができます。最悪の場合、この時点でもまだ死者が残っていることも考えられます。遅くともこのターンには復活させる必要があるため、ピエールが世界樹の葉を使います。




▼実戦データ

ターンミルドラースピエールアーサーちゅんフローラ呪文反射累計
瞑想 賢者の石         0
灼熱炎 賢者の石         0
波動+メラゾーマ       防御   0
ルカナン+打撃 妖精の剣 祝福の杖       0
瞑想 賢者の石         0
灼熱炎+波動 賢者の石         0
メラゾーマ 天空の盾       93 93
ルカナン+打撃 妖精の剣         93
瞑想 賢者の石         0
10 灼熱炎+波動 賢者の石         0
11 メラゾーマ+ルカナン 天空の盾       115 115
12 打撃+瞑想 妖精の剣         0
13 灼熱炎 賢者の石         0
14 波動+メラゾーマ 136   104 防御   240
15 ルカナン+打撃 妖精の剣 ドラム玉 240     480
16 瞑想 賢者の石         0
17 灼熱炎+波動 260         260
18 メラゾーマ+ルカナン 天空の盾 ドラム   防御   260
19 打撃+瞑想 妖精の剣 206死 112     78
20 灼熱炎 賢者の石         78
21 波動+メラゾーマ 278 復活 世界樹死     356
22 ルカナン 妖精の剣 世界樹 復活     356
23 打撃+瞑想 258 ドラム   防御   114
24 灼熱炎 167奇         281
25 波動+メラゾーマ 228 204死 101     814
26 ルカナン+打撃 妖精の剣 復活 世界樹     814
27 瞑想+灼熱炎 賢者の石         314
28 波動+メラゾーマ 266 ドラム死 240     820
29 ルカナン 妖精の剣 復活 世界樹     820
30 打撃+瞑想 252 ドラム   防御   572
31 灼熱炎 227         799
32 波動+メラゾーマ 278 197死 100     1374
33 ルカナン+打撃 妖精の剣 復活死 世界樹     1374

準備はすんなり終わったのですが、ダメージ蓄積を始めてからメラゾーマがアーサーに、打撃がちゅんに当たりまくり、世界樹の葉の大量使用を余儀なくされています。超攻撃重視の戦法が功を奏し、じりじりとダメージを蓄積できていますが、このペースで推移すると倒す前に世界樹の葉が尽きてしまいます。


ターンミルドラースピエールアーサーちゅんフローラ呪文反射累計
34 瞑想 122         996
35 灼熱炎+波動 110         1106
36 メラゾーマ+ルカナン 天空の盾 復活 世界樹   99 1205
37 打撃 妖精の剣 ドラム 203     1408
38 瞑想+灼熱炎 155奇         1063
39 波動 279 201   防御   1543
40 メラゾーマ+ルカナン 天空の盾 ドラム   防御 122 1665
41 打撃 260死 237 104     2266
42 瞑想 復活 世界樹       1766
43 灼熱炎+波動 119         1885
44 メラゾーマ 天空の盾 ドラム   防御   1885
45 ルカナン 妖精の剣 236 101     2222
46 打撃 255 233 115     2825
47 瞑想+灼熱炎 賢者の石         2325
48 波動 275 195   防御   2795
49 メラゾーマ 天空の盾 ドラム死   防御   2795
50 ルカナン 妖精の剣 復活 世界樹     2795
51 打撃+瞑想 236   116死 防御   2647
52 灼熱炎+波動 339会         2986
53 メラゾーマ 天空の盾 世界樹 復活   109 3095
54 ルカナン 妖精の剣 ドラム 233     3328
55 打撃 224 215   防御   3767
56 瞑想 266 234 218     3985
57 275 239 219     4718

第41ターン、妖精の剣を使うのを忘れてピエールが死亡。しかし、ここからは1回行動が多く、一気にダメージを蓄積させています。しかし、最後の罠は計算ミスでした。与えたダメージを200ほど多くカウントしていたため、第56ターンでKOできると考えて特攻に踏み切ったのです。この時は1回行動だったので助かりました。


【感想】

今回は特に前半戦で2回行動が多かったり死者が頻繁に出たりして、消耗戦となりました。全員で計20枚近い世界樹の葉を変身後との戦闘に持ち越しているとはいえ、前半戦のように驚異的なペースでそれが消費されていくと、心中穏やかではありません。

一方、ピピンを外しても防御に支障はないという読みは当たりました。前半戦では波動のターンにフローラを出さず積極的に攻撃していきましたが、これが成立するならばフローラをメラゾーマに対する防御要員として使う必要がなくなるのです。今回は前半戦で死者が頻繁に出たため、後半戦では仕方なく波動のターンにフローラを出して防御させましたが、もう少し運が良ければその必要はなくなるはずです。

ラストの特攻で計算ミスに気付いた時には冷やりとさせられました。2回行動だったら灼熱炎でアーサーとちゅんが死亡したはずです。もっとも、その場合もクックルやニトロを引っ張り出してさらに特攻を続ければ何とかなったと思いますが。この辺に戦術の甘さが残っていると考え、さらなる効率化を考えるきっかけになりました。さらに言えば、フローラに戦いのドラムをかけるなどの無駄も存在しています。この辺に詰める余地があるのではないかと思えてきました。




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