対戦相手 | 結果 | 勝率 | コメント |
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さとみんさん | 6勝0敗 | 100.0% | カップル1コインクリア! |
mayoさん | 3勝0敗 | 100.0% | 1・3・5章で勝利 |
※いずれもローマ字入力。
※1章につき1戦とカウントする。
※獲得したポイントにかかわらず、先にCONTINUEした方を負けとする。
※両者CONTINUEしなかった場合、獲得ポイントの高い方を勝ちとする。
まず、DC版TOD(難易度Very Hard・ライフ5個設定)を用いて2P側ノータッチクリア(※)の仕様調査と練習をした。全章では未達成だが、1→5→6の短縮ルートでは成功している。この対策により、幾つかの難所の攻略に目処が立った。しかも本番では1人でなく2人で打つわけだから、基本的には楽になるはずだ。従って、今回は一発で決める自信も成算もあった。というよりも、一発で決めたかった。成功率80%以上と宣言しておきながら失敗するのはもはやあり得ない。それに、一発で決めないと集中力が低下する。何しろ全章プレイは40〜45分かかる長丁場なのだ。
次に、本邦未公開の技を1つ採用することにした。即ち、エンペラー第一形態で鉄球スカシを積極的に発生させる。スコアアタックでは常用される技だが、2人プレイでの採用は今までに無い発想だ。仮にエンペラー前にライフ4個+4個以上残していれば、この技を使う必要は無い。だが、これを下回る場合は、第二形態の猛攻に備えて、念には念を入れて最後の詰めを実施すべきと考えた。
なお、「途中で座席交換」「マジシャン前半で交互打ちor1人打ち」という技は使用していない。前者はかつてどらぐ&なっきぃ。が使用していた。ライフが減ったら座席を交換し、ゲージ回復と各章勝利ボーナスで5個に戻すというのがこの技の意図だ。後者は2001年以前の2人プレイで頻繁に使用されていた。2人のうちいずれか、あるいは両方の正確性が低い場合に、ミスによるダメージのリスクを軽減するというのがこの技の意図だ。いずれも、カップル1コインクリアという結果だけが欲しいなら積極的に使うべきだ。だが、先述した大前提により、今回は使うべきでないと判断した。
最後に、mayoには証人になって頂いた。過去のカップル1コインクリアの大半はオフ会等で第三者の眼前で達成されていることに思い当たり、今回はミニオフという形にした。もちろんただ見ているだけではつまらないだろうし、というよりもあまりに申し訳ないので、対戦する気も満々だった。
※2P側ノータッチクリア:2人プレイを1人で1P側だけ打鍵してノーコンティニューでクリアすること。1人で2人分のゾンビに対処しなければならない上、2P側のライフを回復する手段が極めて限られる(各章MISSIONで低確率で入手できるライフに頼るしかない)ため、難易度は非常に高い。
dqmaniac | さとみん | |
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1章 | 3277(99%, 26words) | 3000(97%, 26words) |
2章 | 5826(98%, 58words) | 3671(92%, 37words) |
3章 | 3821(95%, 23words) | 3614(92%, 23words) |
4章 | 4147(98%, 28words) | 3240(92%, 29words) |
5章 | 5233(98%, 38words) | 3871(95%, 21words) |
6章 | 6737(--%, --words) | 5244(--%, --words) |
評価 | 正B他A | 全A |
年俸 | 12億8386万円 | 12億0227万円 |
※年俸表示画面はこちら。
※得点表示画面はこちら。
※正確性A評価には、目安として平均98%以上必要。だが、稀に例外もある。
1章では終盤のライフを譲る。だが、前回と違って安易に勝利は譲らない。結果的に、ワード数は同じだった。さとみんの正確性が97%だったため、「次は98%で!」とプレッシャーをかけておく。2章では開幕の車、後半の子供と父親を確実に救出し、普段通りのルートに誘導する。また、終盤のアイテム2個並んだところで、あからさまにさりげなく鎮静剤青(右)だけ取ってライフ(左)を譲る。これで2P側のライフは5個になる。また、特に前半の章では10コンボを超えたら切断し、後半の章にゲージ回復を温存する。今回はエセ技を使う余裕が無く、故意にミスして打ち切ることが多かった。それでも、3章を除いて正確性98%以上を確保した。故意にミスする時は1ワードにつき1ミスで済むためだ。
3章では意図しないミスが増え、ミス連鎖を招いて正確性が低下した。ワード数も互角だったため、意外な僅差に! 雑魚戦、特に後半で斧処理を優先しすぎたためか。タワー前半はほぼ全部取ったが、後半はむしろ取られまくった。なお、屈指の難所である後半3体目は、「くのいち」[KUNOITI]を今度こそ筆者が撃破した。4章ではもちろん土星語を取得する。そしてストレングス戦の長文12本勝負は相変わらず楽しい。打鍵速度、特に後半の加速ではさとみんの方が明確に上であり、4対8と大差になった。e-typingの腕試しで勝てない理由がよく分かった。なお、詰まりまくった時にうっかりEscしてしまい、2P側にダメージ。これはもったいない。
5章はライフ5個+4個で開始した。ここから2P側のダメージをいかに防ぐかが、研究の成果の見せどころだ。まず速度が必要なゾンビが出現し始める(開幕、左ガレージ3体目、ハイエロ後3〜4体目等)ため、その時だけは正確性無視で速攻する。次に、難所では個別に対策する。例えば右ガレージでは「さとみん:右下、筆者:右上」と打ち、2P側を攻撃するゾンビ2体を瞬殺する。これにより左のゾンビがフリーになるが、今回は内臓処理も含めギリギリ間に合った。左ガレージ3〜4体目は特に連携しなくても問題無しかと思いきや、2人とも「左→右」と打って競合したためやや危なかった(結果はギリギリ突破)。この辺でさとみんがゲージ回復を決めてライフ5個に戻す。1人プレイ時に難所となるハイエロ直後は上下から挟み撃ちし、次の2体も速度重視で切り抜ける。これで安心していたら、その次の1文字×2に喰らう。マジシャン直前は「さとみん:上から 筆者:下から」で楽勝。下2体を打ち終える頃には上2体も消滅しており、後は内臓処理だけだった。
最大の難所と考えていたマジシャン前半は、2人ともノーミスで撃破! この快感を一度でも知ってしまうと、「交互に打つ」「正確性の高い方が全部打つ」という昔の攻略法にはもう戻れない。後半も上下から挟み撃ちして楽勝。5章勝利のボーナスライフが入り、ライフ5個ずつで6章へ! この時点で、1コインクリアはもらった! と思いました。はい。
6章ではMISSION1手前で故意に喰らう予定だったが、さとみんが天井雑魚6体目を打ち切ってしまった。その結果MISSION1の難易度が下がらず、1体目を1打鍵差で打ち切れず終了。とはいえ、まだライフ4個+5個あるので問題無し。研究室のライフは筆者が取ったが、タイミングが速すぎて失敗。直後の雑魚がイカサマまがいの攻撃をしてきて、2P側にダメージ。タワー直後にさらに1発。これで2P側のライフが3個に。少しヤバくなったが、まだまだ行ける! MISSION2のアイテムはダイヤだった。残ライフは5個+3個であり、後はエンペラー戦でのパフォーマンスにすべてが懸かっている。
第一形態では鉄球スカシを4回決めた。確実に成功するパターン4回をすべて事前に予告し、一番下の鉄球を打たないことを徹底する。これにより、難易度が大幅に低下し、楽勝モードに。スカシ成功率の低いパターンも2回あったため、こちらは全部打つ。鉄球4連で喰らう可能性も激減し、出たワードをことごとく打つ方針で問題無し。第二形態突入後も、難易度が下がっている隙に一気に叩く。終盤のタワーモードに1発喰らったが、その後をしのぎ、ライフ4個+2個残してカップル1コインクリア達成!
dqmaniac/さとみん | mayo | |
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1章 | 3586(95%, 35words) | 2432(91%, 17words) |
2章 | 5152(95%, 54words) | 3893(86%, 40words) |
3章 | 4579(99%, 27words) | 3248(92%, 19words) |
4章 | 3706(94%, 28words) | 3118(89%, 28words) |
5章 | 5585(98%, 41words) | 3722(88%, 22words) |
6章 | 5564(--%, --words) | 4630(--%, --words) |
評価 | 正B他A | 正D他A |
年俸 | 11億8749万円 | 4億3863万円 |
※奇数章は筆者が、偶数章はさとみんが担当。2P側はずっとmayo。
※6章タワー戦、およびその直後でmayoがCONTINUE。
1章では先日のmayo VS たけぽん戦をイメージしつつ、速度重視で打つ。終盤のライフももちろん奪取する。カップル1コイン狙いでなくて対戦であるためだ。このライフに加え、1章勝利でライフ5個+3個に。2章では遠慮しまくるさとみんを無理矢理召喚し、mayoと対戦させてみる。Interstenoやe-typing、そして筆者とのTOD対戦の実績が示す通り、さとみんの方が正確性が高く、安定している。
3章では序盤早々ミスしたが、以後はワードを取りつつ順調に繋いでいく。結局、約35コンボでクリア。但し、タワー前半の5問目で判断が遅れて喰らう。この影響で後半の難易度が低下した(4文字相当から3文字相当に低下した)ため、3ワード目は問題なく撃破した。4章では前半のMISSION手前で土星語を引いていたような! これを含め、雑魚戦ではmayoがやや優勢だった。1人プレイ1コインクリア経験者の面目躍如である。だが、ストレングス戦でさとみんが盛り返し、章全体でワード数は互角に。
5章では序盤の右ガレージでやはり右2体を速攻で潰し、ノーダメージで突破する。その後は正確性98%を保ちつつ、ワードを取っていく。マジシャン直前では「mayo:上から 筆者:下から」と分担した。だが、一番下のワードの冒頭を打ち間違えて別のワードにターゲッティングし、2P側にダメージ。申し訳なさすぎる! さらにマジシャン前半でmayoが喰らって残ライフ2個に。これはやや危険だ。ゲージ回復しない限り、次のライフ回復ポイントは6章研究室まで無いからだ。
6章ではMISSION1の1体目「クツ舐めたら付き合ってもいいわ」(26打鍵)を打ち切れず終了。これでライフ4個+2個に。そして研究室のライフはさとみんが容赦無く奪取した。直後、左に喰らって相殺されたが。タワー戦では「50巻以上続いたコミック」でmayoが「こち亀」を瞬殺するなどいい滑り出しだった。このクイズ、人により得意分野が違うため面白い。例えば筆者は一通り対策済みだが、コミックの問題は今も苦手である。このため、「こち亀」への反応速度に驚嘆した。ところが! その後は誤答選択を連発してついにCONTINUE。さらにタワー直後の雑魚にも撲殺されてCONTINUE2回目。MISSION2では鎮静剤青を獲得した。
エンペラー戦はライフ2個+3個で開始した。二度のCONTINUEに加えて鎮静剤で難易度が低下しており、第一形態は問題なく撃破。鉄球スカシのチャンスは少なくとも2回あったが、敢えて待たずに突破していた。第二形態では2ワード目のハイエロモード「アボガドロ数」を打ち切れずダメージ。ここで1P側のライフが残り1個となったが、その後エンペラーの猛攻を8回連続でしのぎきった!
次に大きいのは、5章のダメージを極小化したことだ。前回の失敗を踏まえ、2P側はノーダメージで切り抜けた。さとみんが5章でゲージ回復を決めたのも大きい。これにより、マジシャン戦をライフ5個で迎えることが可能となった。また、6章では常にライフ4個+3個以上で推移したため、余裕があった。エンペラー戦の負担も大幅に軽減された。結果的に、鉄球スカシを使用せずエンペラーとガチ勝負しても勝てたかもしれない。
……
今後の方向性として、次の3つが考えられる。カップル1コインクリアのみならず対戦全般において、ノーコンティニュークリアの成功率を高めておく方策はきっとプラスに働くはずだ。
(1) 今回の方法をベースに、さらに安定感を高める (2) 1Pと2Pを入れ替えてもクリアできるようにする (3) かな入力では今回と大きく異なるアプローチを採用する |
(1)に関して、今回喰らった場所やヒヤリとした場所を一つ一つ対策し、潰していく。難所のノーダメ突破率が上がれば、トータルのクリア率も必然的に向上する。とはいえ、ダメージを防ぐという考え方だけでは限界がある。従って、ゲージ回復を戦略的に運用する等の対策も必要になるだろう。例えば、6章前半や後半の斧雑魚で狙ってゲージ回復できれば、その後の見通しが大きく変わってくる。
(2)に関して、1P側のダメージを防ぐ方向に思考を切り替えれば何とかなりそうな気もする。但し、1P側は6章MISSION1でダメージ当確なので、今回よりも少しだけ厳しくなる。少し思考実験した限りでは、以下のようになる。
No. | 章 | 難所 | 難易度 | 突破方法 |
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(a) | 5 | 開幕 | 中 | 速攻 |
(b) | 右ガレージ | 中 | 左右から挟み撃ち | |
(c) | 左ガレージ3〜4体目 | 中 | 左→右 | |
(d) | ハイエロ直前 | 中 | 左→右 | |
(e) | マジシャン直前 | 中 | 上下から挟み撃ち | |
(f) | マジシャン前半 | 中 | 正確性最重視 | |
(g) | 6 | MISSION1 | 高 | ダメージ甘受しかない? |
(h) | 研究室入口 | 中 | 左右から挟み撃ち | |
(i) | タワー直前 | 中 | イカサマ封じ | |
(j) | タワー直後 | 中 | 左右から挟み撃ち | |
(k) | エンペラー第二形態 | 高 | 第一形態で鉄球スカシ |
(3)に関して、常人の発想なら、パートナーにかな入力を覚えてもらうか、かな入力ができる人をパートナーに選ぶしかない。だが、今回はもう少し不埒なことを考えている。かな入力でのカップル1コインクリアは、MEDIUM EASY台では実績があるが、NORMAL台ではまだ無いはずだ。それだけに、挑戦する価値はある。