第27回 東京ベイ浦安シティマラソン


2018.2.4(Sun)

第27回 東京ベイ浦安シティマラソンのハーフマラソンの部に参戦してきた。

●結果

距離ラップ1kmあたり時間合計時間
0km0:18(0:17)-0:18(0:17)
5km22:53(23:07)4:35(4:37)23:11(23:24)
10km22:49(22:36)4:34(4:31)46:00(46:00)
15km22:38(22:47)4:32(4:33)1:08:38(1:08:47)
20km22:43(23:07)4:33(4:37)1:31:21(1:31:54)
21.0975km4:44(4:59)4:19(4:32)1:36:05(1:36:53)

※()内は昨年の値。
※合計時間は完走証から抜粋したグロスタイム。
※ネットタイムは1時間35分48秒。
※ラップは手元の時計で計測した値。
※コースはこちら
※総合順位は2652名中302位。男子のみでは2086名中287位。40〜49歳男子の部では775名中109位。

●きっかけ

今シーズンはハーフマラソンの記録更新に絞っていた。昨年までにフル2回、ハーフ4回走って分かったことは、まだフルを完走できる脚ができていないという厳然たる事実だった。とはいえ、フルを完走するための練習をこなす時間も気力も確保できない以上、フルに参戦しても後半に歩くばかりとなって意味が無い。一方で、ハーフならば現在の走力でも走りきれる。

今回の「第27回東京ベイ浦安シティマラソン」への参加は、その一環である。従来と同様、自宅周辺の周回コースで21.1km走るのでは甘えが発生するため、今回も公的な大会に申し込み、自分を追い込むことにした。

また、ハーフマラソンへの挑戦は今回が五度目であり、タイムを短縮する楽しみも出てきた。今までの20km以上のレースへの参加状況はこちらの通り。

加えて、浦安市はかつて12年住んだ場所であり、実家もまだある。従って、個人的にも思い入れがあった。ディズニー王国の外周を巡るので景色が良く、かつほぼフラットなコースで記録が出やすいという評判も参考にした。実際、昨年走ってみて同様の感想を抱いた。

なお、この大会は従来筆者が参加してきたハーフマラソンよりも格段に人気のある大会らしい。一昨年も参戦を検討したものの、エントリーを後回しにしているうちに定員に達してしまった。Webサイトに記載されているエントリー期間など、絶対に信用してはならない。今回はエントリー開始時間にはうっかり寝ていたものの、40分後に起きて支払いまで速攻で完了させた。危ない危ない。

●準備

週3回(基本的に土日水)の練習を継続していた。また、昨年10月の引越しを機に新規にコースを設定し、1回あたりの距離を平均7km強に伸ばした。現在の走力でも30分で走りきれる距離であり、時間的・肉体的・精神的な負担感は高くない。それでいて、昨年同時期(平均6km弱)よりも距離を増し、かつ速度を高めている。相変わらずフルマラソンどころかハーフマラソンの対策にもなっていない。しかし、距離を踏む練習はどうしてもやる気にならない。そこで、練習の質を上げることとした。即ち、坂道トレーニングに加えて、インターバル走や1kmダッシュ等、心肺能力を高めるトレーニングを積極的に採り入れた。

ところが、本番2週間前に力試しのつもりで14km走を実施したのが原因で、昨年同時期にも痛めた左かかとが再び痛み始めた。特に走り始めに鋭く痛む。1kmほど走ると痛みは消滅するし、日常生活に支障は無い。だが、ハーフを走るとなると不安が残る。その後は負荷の高い練習を中止し、ジョギングでつなぎつつ積極的休養に努めたものの、結局完治しないまま当日を迎えた。

寒さ対策としては、ランニングタイツ上下+半袖短パン+手袋というスタイルが定着した。気温が氷点下にならない限り、これでもギリギリ耐えられる。本番ではこれに加えて日光対策のサングラスを装備した。

●当日

普段通り5:20に起床し、かつ普段よりも早めに朝飯を済ませておく。持ち物は前日のうちに準備してあり、レース用の装備に着替えれば準備完了だ。

自宅から最寄り駅まで約1.3km、舞浜駅から運動公園(スタート/ゴール地点)まで約0.9kmの道のりを計20分かけて歩く。準備運動としては十分だろう。

会場にはスタートの45分前に到着した。今回はゼッケンが事前に送付されてきたため、受付は無い。昨年と同様、体育館で待機できるのが素晴らしい。寒さをしのぎつつ、着替えや準備運動を済ませることができる。スタート30分前には準備を終え、ランに不要な荷物をザックに詰めて預かってもらう。

スタート20分前にはスタート位置への移動を開始した。今回も参加者が多い(ハーフマラソンへの出走者は男性2086名、女性566名、計2652名もいたらしい!)ため、希望する位置に並べなくなる可能性があると考えたためだ。昨年よりも5分だけ行動を早めた結果、タイム区切りの札を持った人が配置に着くよりも先に到着してしまった。このため、混乱する中で適当に並んでいたら何と「1時間15分〜30分」の札よりも前に! 慌てて後方に下がる。その結果、「1時間30分〜45分」のスペースの4列目中央付近に並ぶことができた。

スタート時の気温は約5度、天候は曇り時々雪(!) 懸念していた海風はほとんど無いとはいえ、昨年よりも確実に寒かった。ランニングタイツ上を装備しているのにも関わらずだ。そこで、時々その場で足踏みして寒さをしのぐ。さらに、昨年と違って手袋を装備したままスタートすることとした。但し、後で外す時のロスを回避するため、時計と重ならないように装備した。また、サングラス(眼鏡の上に着脱するタイプ)もこの時点で装備し、基本的に外さずに走りきることとした。これも、後で着脱するのはタイムロスになるためだ。

●スタート後 5kmまで

ハーフマラソンの部は9:00にまとめてスタートする。号砲後、スタート位置に到達するまでのロスは18秒で済んだ。寒さも、走り始めてからは全く気にならなかった。最初の1kmは準備運動のつもりでジョギングと割り切っていた。左かかとに痛みを抱えており、かつ20分近く並ぶ間に体が冷えきっていたためだ。実際、混雑していて思うように進めないため、流れに任せるしかない。但し、極端に遅い人(キロ5分超)に前を塞がれると無駄だ。そこで、そういう人を可能な限り早い段階で見極めて、大きく進路を変更せずに抜くことに専念する。その結果、スタート位置を踏んでから1km地点までを4分46秒で切り抜けた。但し、これだけ多数のランナーが居るのに、適切なペースメーカーは見出せなかった。仕方なく、ハーフを楽に走りきれそうなペースを保つ。

この段階では、ゼッケンを装着した位置が悪く、腕振りの際に当たるのが気になった。前回までは胸に近い位置だったのに対し、今回は腹に近い位置だった。また、手袋を外しやすいように腕時計の位置をずらした結果、今度は腕時計が腕振りのたびに動くのも気になった。

2kmも走るとようやく集団がバラけてきた。スタート位置が明らかに合っていない人が多いようで、遅い人を抜き去ることも速い人に抜かれることもまだまだ多い。それでも、混雑が緩和されたため、自分のコースを確保するのには苦労しなくなった。この段階では片側2車線の公道をフルに使えたため、なるべく人のいないコースを取ることを心掛けた。ペースメーカーが存在せず、風除けも不要な状況であれば、これが最善の選択だ。

4km手前に長大な橋その1がある。登りでの減速も下りでの加速も最小限に抑え、消耗を抑えていく。ところが、この辺で左すねが痛み始めた。これは完全に想定外だった。そんなに飛ばしているわけでもないのに! キロ4分30秒まで上げると痛みが激化するため、その後しばらくの間はキロ4分40秒付近まで落として我慢を強いられた。なお、1km毎のラップも目安としてチェックしていた。だが、設定タイムであるキロ4分30秒を上回ることはほとんどなく、じりじり遅れていくだけだった。

4km過ぎで最初の折り返しを迎えた。この辺で一時的に太陽が出てきて暑くなったため、手袋を装備解除する。これで腕時計の位置が安定し、気を取られることがなくなった。

今回も、5km地点には「5km」という表示があるだけだった。ラップ計測のための装置や時計は一切見当たらなかった。そこで、アナログ腕時計を目視確認し、分と秒の数字を左の掌にボールペンで殴り書きしておいた。給水までしばらく距離があったため、この作業を余裕を持って終えることができた。但し分針は見誤ることがあるため、ゴール後に必要に応じて修正する(明らかにペースダウンしたのにキロ4分20秒台はおかしい、等)。

5km時点で23分11秒だった。スタートロスを除けばキロ4分35秒であり、想定よりも遅い。最初の1kmに4分46秒を要したのに加えて、最後の1kmは左すね痛のためキロ4分40秒付近まで落としている。つまり、残り3kmはキロ4分29秒で刻んだことになる。ここが飛ばしすぎだったか。とはいえ、飛ばしすぎたという感覚は無い。むしろ、坂道があるため抑え気味にしている。呼吸は苦しくないし、左かかとの痛みも完全に消えた。左すねの痛みさえ無ければ、もっとペースアップできるのに!

●10kmまで

5km過ぎで最初の給水を済ませた。水とアクエリアスの区別がつかなかったため、手前の紙コップを取った。アクエリアスが欲しかったのだが、中身は水だった。立ち止まることもなく、若干減速しつつ一口飲んで先に進む。ゴミ箱が設置されている場所までに全部飲むのは無理ということは昨年の例でよく分かっていたため、残りは申し訳ないが捨てさせて頂いた。

その後も、左すねの痛みがなかなか引かない。キロ4分40秒程度というスローペースでの我慢がひたすら続く。この時点では完全に戦意喪失し、記録更新が絶望となった時点で棄権しようかと思ったくらいだ。

8kmくらいまでは時々雪が舞っていた。しかし本格的な雪に変わることはなく、しばらく進むと晴れてくることもあった。サングラスを装備しているため、直射日光による消耗は無い。むしろ、適度に体が温まって心地良い。

8km前後で長大な橋その2を迎えた。基本的な攻略方針は変わらない。消耗を抑え、淡々とクリアしていく。長大な橋は2箇所にあり、2往復で計4回渡った。渡橋4回目を終えてからはアップダウンがほとんど無いため、フラットなコースを気持ち良く走り続けた。しかも幸いなことに、この頃になって次第に左すねの痛みが引いてきた! 以後はややペースアップ。可能な限りインコースを取り、抜かれた人を抜き返しにかかる。

10km時点で46分00秒。この5kmもキロ4分34秒と振るわなかった。8kmまでの減速が響いた。とはいえ、アップダウンがあった割には健闘している。相変わらず、呼吸も苦しくない。しかも、この時点では気付かなかったが、実は昨年の自分のペースと同じだった。

なお、寒さが影響してボールペンのインクの出が悪くなった。従って、手にラップタイムを書き殴る作業は10km地点で終了とした。15kmと20kmのラップは秒の数字だけ暗記することにした。

●15kmまで

10km過ぎで二度目の給水を済ませた。今度こそ奥の方にあるアクエリアスを確保する。相変わらず、飲むのは一口だけだ。昨年よりも寒いため、飲みすぎると体が冷えるという要因もある。そして、この一口のアクエリアスだけで全身に力が漲るのがはっきりと分かった。振り返れば、給水が明らかに不足していたと思う。

昨年と違って、10kmを過ぎても周囲のランナーの速度はあまり変わらないように感じた。もっとも、これは速い人だけを見ていたためかもしれない。そのうち2〜3人をペースメーカーと定めてついていく。一時は抜こうと試みたものの、なかなか抜けず断念した。周囲の人も同じことを考えているようで、結局同じペースで走る5人ほどの集団が形成された。後ろの人もつかず離れずついてくる。前半でオーバーペースに陥った人がたまに落ちてくるため、集団のまま抜き去っていく。

コースは新浦安エリアを終え、スタート地点に戻ってきた。懸念していた海風はほとんど無い。スタート地点を右折したところに、昨年には無かった給水があった。ここで給水をする必要性は感じなかったため、ペースを落とさず通過する。ここで集団が少しバラけた。さらに、1kmくらいずっとペースメーカーにしていた人を13km付近で抜き去った。以後抜き返されることは無かった。

13km辺りからは、いよいよディズニー王国の外周の始まりだ。タワーオブテラー、火山、蒸気船等、お馴染みのアトラクションもバッチリ見えるはずだった。だが、昨年と違ってこの辺でペースアップし、前方の獲物を抜くことに集中していたこともあり、タワーオブテラー以外は目に入らなかった

懸念していた左かかとや左すねの痛みは完全に消えていた。それに、前半で我慢を強いられた分、後半に入ってからも余力があった。従って、徐々にペースアップしつつ、前方から落ちてくる獲物を超気持ち良く抜きまくった。この状況は15km地点まで続いた。新たな適切なペースメーカーを見出すことはなかなかできなかった。だが、参加者が多いため、一人旅になることもほとんど無かった。従来参加していた周回型レースとも異なり、周回遅れの人を抜き去る(あるいはトップグループの人に周回遅れにされる)ことも無い。

さらに進むと、ディズニー王国裏手のホテル群が見えてくるはずだった。ところが、今回はこれも目に入らなかった。むしろ、低い位置を走っているディズニーリゾートラインが目に入った。

15km時点で1時間08分38秒だった。この5kmはキロ4分32秒でクリアした。今日の最高のラップである。この5kmに限れば昨年よりも9秒短縮し、これで昨年の自分を9秒引き離した。とはいえ、まだ記録更新など考えられなかった。それなりに余力を残しているとはいえ、残り6kmもある。何らかの原因で失速するかもしれない。

●20kmまで

16km手前で三度目の、そして最後の給水を済ませた。ここでもアクエリアスを確保し、かつ一口だけの補給に留めた。相変わらず、この一口のアクエリアスだけで全身に力が漲る。

昨年は「最後の折り返し点が意外と遠く、なかなか辿り着かない」と感じた。ところが、今年はあっという間にたどり着いた。競走に熱中していたためか、後半に余力を残していたためか、あるいは折り返し点までの距離感を覚えていたためか。

最後の折り返しを過ぎてからもペースはさほど落ちず、前の人を一人ずつ抜き去ることに専念した。19km付近で、オーランド市(浦安市の姉妹都市)からの招待選手も抜き去った。

本来、18km以降はハーフマラソンで最もキツい区間である。実際、肉体的なキツさは少しずつ確実に蓄積していった。だが、このように競走に熱中していたため、精神的にはキツさを感じなかった。また、18kmの掲示を見た時には「あと3km! 普段のランニングコース1周分!」、19kmの掲示を見た時には「あと2km! 高々10分で終了!」と強く意識することで、苦しさをモチベーションに変換した。

一方、ディズニー王国の外周を戻っていくため蒸気船、火山、タワーオブテラーが順に見えてくるはずなのだが、往路と同様、タワーオブテラー以外は目に入らなかった。

20km時点で1時間31分21秒。この5kmはキロ4分33秒と微妙に落ちた。とはいえ、相変わらず前半よりも速いペースを刻んでいる。それに、この5kmに限れば昨年よりも24秒短縮した。ここまで来れば、余程のアクシデントが無い限り自己ベストの更新は確実だ。

●ゴールまで

残り1.1km弱ではラストスパートが絵に描いたように決まった。最後の力を振り絞り、前方に見える数名のランナーに迫っていく。運動公園のゲートをくぐった時点で残り700mあるという情報は事前に得ていた。このため、必要以上に落胆することもなく、淡々と進み続ける。ラスト300m、競技場に入ったところでさらに加速する。最終コーナーを回ったところで、ゴールに設置されたデジタル時計の表示がまさに1時間36分に迫ろうとしているのが見えた。もはや1時間36分は切れないと思ったが、執念深く加速せずにはいられなかった。火事場の馬鹿力を発揮し、さらに1つ順位を上げてゴール。

グロスタイムは1時間36分05秒だった。昨年の記録を48秒更新。ラスト1.1km弱は何とキロ4分19秒まで上がった。この区間だけで昨年よりも15秒短縮した。ラストスパートに余力を残しすぎたか。

●ゴール後

まずは完走証を受け取る。オフィシャルタイム(グロスタイム)、プライベートタイム(ネットタイム)、順位が記載されていた。但し、5km毎のラップに関する情報は無し。自力で計測しておいて良かった。筆者は出走2652中302位。上位10%以内は逃したものの、12%以内は確保した。40歳代男子の部では143位から109位まで上がった。

荷物を受け取った後、防寒対策としてジャージ上下を装備し、ゴール後に頂いたアクエリアスで給水しておく。温かい飲み物は無かったが、寒さをしのげる体育館なら問題無い。走っている間は充分に給水できず、明らかに水分は不足していたと思う。ハーフだから最後まで持ったのであって、フルではもっと余裕を持った給水が必要となるだろう。

整理運動を済ませ、実家に向かう。電車代やバス代をケチりつつ、約3.1kmを27分かけて歩ききった。無事完走したことおよび近況等を報告しつつ、餅入り鍋焼きうどんを美味しく頂いた。

その後、シャワーは省略して帰宅した。ジャージ含めすべて速乾性の装備で固めていたため、不快感は全く無し。

寝ている間の左膝や股関節の痛みは全く出なかった。翌朝になっても状況は変わらなかった。但し今回は仕事のため朝ランを控えており、実際に走った時にどのくらい痛んだか、あるいはどのくらいのペースで走ることができたかは不明だ。太ももとふくらはぎの筋肉痛は翌日午後がピークだった。一昨年よく痛めていたハムストリングスは全く問題無し。一方、左かかとの痛みは継続した。

●今回の収穫

後半追い上げ型の走りを体感できた。結果として、1km4分35秒弱のペースを21kmにわたり維持し、ハーフマラソンの自己ベストを48秒縮めた。

成功要因は六つある。

(1) 左かかとと左すねの痛みを除けば、体調が万全だった。

(2) ランニングタイツ上下の効果が出た。無理な力が入るのを防いでくれるのが実に大きい。後半の消耗具合が違う。さらに、走り終えた後の膝の痛みも全く出なかった

(3) 競走の効果も出た。3000人規模の大会なので、基本的に一人旅が無い。特に13km以降はほぼ抜きっ放しとなり、大変爽快だった。前々回の課題として挙げた終盤の粘りに関しても、十二分に発揮することができた。

(4) 序盤を抑えて、後半に体力を温存できた。3000人規模の大会なので、序盤は混雑してどうしても抑え気味になる。お陰でオーバーペースに陥らずに済んだ。

(5) 気象条件に恵まれた。雨も降らず、覚悟していた海風もほとんど吹かず。

(6) 坂道トレーニングの効果が出た。前半の長大な橋4つ+小規模な橋幾つかをしのいで後半に体力を温存できた。

●今後に向けた改善点

前半の左すね痛による失速は痛恨の極みだ。それに、直前に左かかとを痛めたのも想定外だった。それぞれ原因を究明し、対策したい。練習不足が原因なら練習の質と量を上げるべきだし、怪我が潜んでいるならしっかり治す必要がある。

ハーフマラソンでは次の目標として1時間35分を切りたい。理論上は、キロ4分30秒を維持すればこのタイムに届く。だが、序盤の混雑や左すね痛、終盤の失速等を考慮すると、順調な時にはキロ4分25秒を維持する必要がある。練習にも工夫が必要だ。確かに、負荷や距離を急激に増すのは故障の原因となるので避けるべきだ。だが、今後筋力が備わってくるに従って徐々に練習をレベルアップさせる必要があるだろう。

今後の練習方針。今シーズンを終える前に、もう1回はハーフを走っておきたい。但し左かかとの様子を見つつ、無理の無い範囲で。また、普段の練習で距離を伸ばす気にはなかなかなれないため、練習の質を高めるべく坂道トレーニングやインターバル練習を効果的に使いたい。


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