2003.3.2
『レベル1×5人で撃破』からさらに進化し、フローラを除いてレベル1×4人での攻略を達成しました。フローラと言えばメラゾーマや打撃を防御して耐えるという、防御の要となるメンバーです。しかし、『レベル1×5人で撃破』までに完成度を高めてきた超攻撃重視の戦術の利点を最大限に生かすためには、フローラの防御に頼らず、最後まで攻撃重視で押し切る方法もあるのではないかと思えてきました。
名前 | Lv | HP | MP | 攻撃 | 守備 | 素早 | 賢さ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ピエール | 1 | 76 | 6 | 192 | 258 | 20 | 20 |
クックル | 1 | 43 | 10 | 124 | 97 | 27 | 21 |
ニトロ | 1 | 42 | 10 | 139 | 46 | 36 | 22 |
ちゅん | 1 | 40 | 6 | 149 | 45 | 20 | 20 |
※4人平均レベル1、平均HP50.3
名前 | 装備 |
---|---|
ピエール | 吹雪の剣 神秘の鎧 オーガシールド メタルキングヘルム |
クックル | 氷の刃 水の羽衣 |
ニトロ | 悪魔の爪 星降る腕輪 |
ちゅん | 吹雪の剣 |
※ピエールは、変身後になったら吹雪の剣に持ち替える。
名前 | 持ち物 |
---|---|
ピエール | 奇跡の剣 メタルキングの剣 賢者の石 天空の盾 妖精の剣 時の砂 世界樹の葉×3 |
クックル | 戦いのドラム 世界樹の葉×9 |
ニトロ | ファイト一発×7 世界樹の葉×3 |
ちゅん | 祝福の杖 復活の玉 世界樹の葉×9 |
ニトロのファイト一発は変身前にしか使わないため、ギリギリまで数を減らし、そのだけ世界樹の葉を持たせています。
攻撃 | キャラ | ダメージ | 防御手段 |
---|---|---|---|
打撃 | ピエール | 54〜69 | 妖精の剣+ルカナン |
ピエール | 25〜32 | 妖精の剣 | |
メラゾーマ | ピエール | 0 | 天空の盾 |
灼熱炎 | ピエール | 65〜75 | 耐性+オーガシールド |
攻撃 | キャラ | ダメージ | バイキルト後 |
---|---|---|---|
打撃 | ピエール | 107〜137 | 218〜279 |
ちゅん | 95〜122 | 194〜250 | |
クックル | 80〜103 | 161〜207 | |
ニトロ | 60〜 77 | ||
メラゾーマ反射 | ピエール | 92〜128 |
▼基本戦術1(守備力を0にする前)
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▼基本戦術2(守備力を0にした後)
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▼各キャラの役割
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まずルカナンを天空の盾ではね返し、守備力を0にします。ここまでは攻撃しても効果的なダメージを与えられないため、防御と回復に専念します。今回はメラゾーマに耐えられるキャラがいないため、波動のターンに2回行動されると確実に死者が出ます。ここは1回行動であるか、灼熱炎のターンに2回行動してくれることを祈るのみです。さらに、ルカナンや打撃のターンに回復役のちゅんが死ぬ可能性がそれぞれ約2割/約4割あります。これについては、ピエールの残りHPを見つつ、なるべくちゅんを出さないようにします。
守備力を0にしたら、次の瞑想の直後から本格的な攻撃を開始します。行動回数は1〜2回でランダムなので、常に最悪の場合を想定して対策を立てます。具体的には次のようにします。
攻撃面では、今までで最も大胆な戦術を採用しています。もはやピエール以外は常に死ぬ可能性があります。それを承知の上で開き直り、波動以降のターンにはクックルやちゅんは戦いのドラムを使いつつひたすら打撃を叩き込むのです。
防御面では、ピエールが要となります。灼熱炎を耐性で、メラゾーマを天空の盾で、打撃を妖精の剣でしのぎます。しかしピエールだけ出して防戦するだけでは勝てないので、メラゾーマや打撃は約5割の確率で先頭のキャラに当たることを最大限に活用します。すなわち、メラゾーマや打撃が来る可能性のあるターンであっても、ちゅんやクックルを出して行動させるのです。パターン2は素早さが低く、全員が先攻できるため、確実にダメージを蓄積できます。
回復は、ほぼすべて世界樹の葉と復活の玉(1回のみ)で行います。メラゾーマや打撃は単体攻撃なので、1ターンに1人が死ぬだけで済みます。変身後にはクックル3枚以上、ニトロ3枚、ちゅん9枚、計15枚以上の世界樹の葉を持ち越せるため、これが尽きる前に倒せば良いのです。さらに、ピエールは神秘の鎧の自然回復を有効に利用して灼熱炎のダメージを回復し、場合によっては奇跡の剣で攻撃して打撃のダメージをしのぎます。それでも不足な時に限り、賢者の石を使います。ルカナン後の打撃では死ぬ可能性が残りますが、ちゅんが祝福の杖を使うことで解決します。
ピエールは炎に耐性があり、防具も強化しているので、このターンに最大HPまで回復しておけば灼熱炎に耐えられます。一方、他のキャラは灼熱炎で即死するため、馬車に入れておきます。また、このターンに死者を復活させてはいけません。2回行動されると灼熱炎で確実に死にます。但し、ピエールが死んでいる時に限り、背に腹は代えられないのでちゅんを出して世界樹の葉で復活させます。
ピエールのHPが減っている場合は、奇跡の剣で攻撃します。但し、ピエールにバイキルトがかかっていない場合はHP58以下で賢者の石、バイキルトがかかっている場合もHP40以下で賢者の石を使います。素早さ20のピエールはほぼ確実に先攻できますが、万一ミルドラースに先攻されたら攻守ともに要であるピエールが死亡します。その場合は運を天に任せて次のターンに復活させるしかありません。また、このターンにピエールのHPが満タンであれば、吹雪の剣で攻撃して構いません。
なお、世界樹の葉に余裕がある場合は、クックルが戦いのドラムを使い、ピエールとちゅんでバイキルト攻撃を連打するという大胆な策も考えられます。しかし2回行動されるとクックルとちゅんが死ぬため、持ち直すのが大変です。
メラゾーマは灼熱炎よりも怖いです。このターンに2回行動されると確実に死者が出ます。ちゅん・クックル・ニトロは防御しても耐えられませんし、ピエールも灼熱炎でダメージを受けた直後であるため、この時点でメラゾーマを食らうと死にます。ここでは、メラゾーマを耐えるという発想を捨て去る必要があります。死者が出ると言っても1人だけなので、次のターンに復活させれば持ちこたえられます。むしろ、ミルドラースが1回行動だった場合は貴重な攻撃のチャンスになります。
まずピエールにマホカンタ効果がかかっている場合は、【ピエール・ちゅん・クックル】の順に並べて打撃です。このターンにメラゾーマが来てもピエールには当たりません。むしろこの時は、メラゾーマが必ず2番目か3番目のキャラに当たるという点が問題です。ここでクックルが死ぬと次のターンに戦いのドラムを使えなくなるので、ちゅんに当たるか、1回行動であることを期待します。但し、クックルの世界樹の葉が尽きている場合は2番目にクックル、3番目にちゅんとした方が良いでしょう。また、死者がいれば復活させます。メラゾーマが来るとまた死者が出ますが、それを恐れて馬車に引っ込んでいては回復が遅れ、攻撃のタイミングがなくなってしまいます。
なお、マホカンタ状態のピエールのみを外に出すと、メラゾーマを飛ばして【波動(+ルカナン)】という行動になります。この場合もピエールがバイキルト攻撃を叩き込むことができますが、ミルドラースが2回行動だった場合は1ターンロスしてしまいます。また、マホカンタ状態のピエールと死者を同時に出してはいけません。ピエールが先頭にいる場合は【波動(+メラゾーマ)】、死者が先頭にいる場合は【波動(+打撃)】となり、2回行動だった場合は死亡します。
一方、ピエールにマホカンタ効果がかかっていない場合は、ピエールの防御手段がありませんが、やはりミルドラースが1回行動であることを期待します。すなわち、ちゅん・クックル・ピエールの順に並べて、戦いのドラムを使いつつバイキルト攻撃を叩き込むのです。メラゾーマは単体攻撃なので、死者は1人で済みます。既にドラムが2人以上にかかっている場合は、全員で攻撃した方が効率的です。死者がいる場合は、攻撃力の高いキャラ(大抵はピエール)が攻撃し、もう1人が世界樹の葉を使います。
なお、このターンに天空の盾を使っても、【波動(+メラゾーマ)】となった場合はピエールにメラゾーマが当たる可能性があるので、安全ではありません。
ピエールを先頭に配置して天空の盾を使います。メラゾーマは約5割の確率で先頭のキャラに当たるので、反射して約110のダメージを与えることができます。ピエールが天空の盾を使うことで、ルカナンを食らうリスクを回避できるのもポイントです。2番目にはちゅんを出して攻撃させます。そして3番目にはクックルを出して戦いのドラムを使います。メラゾーマで死者が出る確率は5割となりますが、その場合は次のターンに復活させます。また、死者がいる場合は世界樹の葉で復活させます。全員が確実に先攻できるため、このターンに死者が増えることはありません。
直前のターンが「波動+メラゾーマ」だった場合、ルカナン後の打撃を受けると一撃で死にます。ピエール以外は防御していても即死する可能性があります。そのため、ピエールを最前列に出してしのぎます。ここで、ピエールが防御するのではなく、次のターンを見越して妖精の剣を使うのがポイントです。ピエールのHPが70以上であればルカナン後の打撃にも耐えられますし、次の灼熱炎の前に神秘の鎧+賢者の石で完全に回復できます。実際にはピエールにルカナンが効かないことも多いので、さらに安定します。
しかし、ピエールはこの時点では灼熱炎で受けたダメージを完全に回復していないため、ルカナン後の打撃を受けると即死する可能性があります。そこで、2番目にクックル、3番目にちゅんを出します。クックルはひたすら打撃です。ちゅんは、ピエールのHPが69以下の時は祝福の杖で回復し、ピエールのHPが70以上の時は攻撃に回ります。こうすると約1/4の確率でクックル又はちゅんが死ぬことになりますが、今回はそのリスクを承知の上で超攻撃重視で臨むのです。死者がいる場合の対応については前のターンと基本的に同じです。ピエールは妖精の剣を使い、もう1人が世界樹の葉を使います。
一方、直前のターンが【メラゾーマ】だった場合は、やはりピエールを最前列に出して妖精の剣を使います。この場合は天空の盾でルカナンを反射できるため、受けるダメージは最大32となります。ピエールは灼熱炎の直後とメラゾーマのターンに神秘の鎧で計60回復しているため、確実に耐えられます。従ってピエールを回復する必要はありません。2番目にクックル、3番目にちゅんを配置して攻撃させましょう。戦いのドラムを使っていない場合はここで使います。但し、クックル又はちゅんが既に死んでいる場合は、世界樹の葉で復活させます。
直前のターンが【メラゾーマ+ルカナン】だった場合は、やはりピエールを出してしのぎます。まず、ピエールは灼熱炎でダメージを受けた後に神秘の鎧で少なくとも2回回復しているため、HPは61以上あります。従って妖精の剣を使えば確実に打撃をしのげます。2番目にはクックル、3番目にはちゅんを出して攻撃させます。戦いのドラムを使っていない場合はここで使います。打撃で死者が出る確率は約5割となりますが、その場合は次のローテーションの波動のターン以降に復活させます。死者がいる場合の対応については前のターンと基本的に同じです。ピエールは妖精の剣を使い、もう1人が世界樹の葉を使います。
直前のターンが【ルカナン】だった場合は、やはりピエールを出してしのぎます。ピエールは吹雪の剣で攻撃します。しかしルカナンが効いていると妖精の剣を使っても死ぬ可能性が残るため、HPが69以下の場合は奇跡の剣に持ち替えて攻撃します。
ターン | ミルドラース | ピエール | クックル | ちゅん | ニトロ | 呪文反射 | 累計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 瞑想+灼熱炎 | 賢者の石 | 0 | ||||
2 | 波動 | 防御 | 0 | ||||
3 | メラゾーマ+ルカナン | 天空の盾 | 93 | 93 | |||
4 | 打撃+瞑想 | 妖精の剣 | 0 | ||||
5 | 灼熱炎+波動 | 賢者の石 | 0 | ||||
6 | メラゾーマ+ルカナン | 天空の盾 | 95 | 95 | |||
7 | 打撃 | 妖精の剣 | 95 | ||||
8 | 瞑想+灼熱炎 | 賢者の石 | 0 | ||||
9 | 波動+メラゾーマ | 273 | ドラム | 231玉 | 504 | ||
10 | ルカナン | 妖精の剣 | ドラム | 222 | 726 | ||
11 | 打撃+瞑想 | 227 | 164 | 234 | 851 | ||
12 | 灼熱炎+波動 | 266 | 1117 | ||||
13 | メラゾーマ | 天空の盾 | ドラム死 | 236 | 1353 | ||
14 | ルカナン | 妖精の剣 | 復活 | 世界樹 | 1353 | ||
15 | 打撃+瞑想 | 246 | 82死 | 225 | 1406 | ||
16 | 灼熱炎 | 273 | 1679 | ||||
17 | 波動 | 231 | 復活 | 世界樹 | 1910 | ||
18 | メラゾーマ+ルカナン | 天空の盾 | ドラム | 227死 | 2137 | ||
19 | 打撃+瞑想 | 妖精の剣 | 世界樹 | 復活 | 1637 | ||
20 | 灼熱炎+波動 | 270 | 1907 | ||||
21 | メラゾーマ | 天空の盾 | ドラム死 | 215 | 2122 | ||
22 | ルカナン | 妖精の剣 | 復活 | 世界樹 | 2122 | ||
23 | 打撃+瞑想 | 222 | 88 | 233 | 2165 | ||
24 | 灼熱炎+波動 | 150奇 | 2315 | ||||
25 | メラゾーマ | 天空の盾 | ドラム | 213 | 94 | 2622 | |
26 | ルカナン+打撃 | 妖精の剣 | 173 | 224 | 3019 | ||
27 | 瞑想 | 178奇 | 2697 | ||||
28 | 灼熱炎+波動 | 278 | 2975 | ||||
29 | メラゾーマ | 天空の盾 | ドラム死 | 194 | 3169 | ||
30 | ルカナン | 妖精の剣 | 復活 | 世界樹 | 3169 | ||
31 | 打撃+瞑想 | 246 | 92死 | 212 | 3219 | ||
32 | 灼熱炎 | 254 | 3473 | ||||
33 | 波動+メラゾーマ | 257 | 復活 | 世界樹死 | 3730 | ||
34 | ルカナン | 妖精の剣 | 世界樹 | 復活 | 3730 | ||
35 | 打撃+瞑想 | 263 | ドラム | 242 | 3735 | ||
36 | 灼熱炎+波動 | 賢者の石 | 3735 | ||||
37 | メラゾーマ | 天空の盾 | ドラム | 239 | 125 | 4089 | |
38 | ─ | 237 | 163 | 207 | 4696 |
死者は続出していますが、超攻撃重視の戦術が成功し、理想的な展開でダメージを蓄積させています。今回はミスらしいミスもなく、第38ターンの特攻できっちり撃破。
なお、38ターン中1回行動は16回、2回行動は21回(第38ターンは相手が行動する前に撃破)。ダメージの蓄積を始めてからだと1回行動が14回、2回行動が15回でした。死者は計8回出ましたが、復活の玉と世界樹の葉7枚でしのぎきることができました。これでこの戦術は一つの完成を見ることになります。しかし、何だか簡単すぎないか? という思いがよぎり、恐るべき最終戦術へと昇華していったのです。