AC版TODの1P側ノータッチクリアについて



AC版TODの1P側ノータッチクリアとは
基礎知識
各章の攻略法
2P側ノータッチクリア
DC版TODの1P側ノータッチクリア
参考文献


●1P側ノータッチクリアとは

1P側ノータッチクリアとは、2人プレイを1人で実行し、かつ1P側のキーボードに一切触れずにノーコンティニュークリアすることである。但し、ゲーム開始時に2人プレイモードを有効にするために叩くEnter1回を除く。1P側ノータッチクリアはTODやり込みプレイの最終形の一つであり、「1人プレイ1コイン」「2人プレイ1コイン」「カップル1コイン」「1人2役1コイン」と比較しても難易度は格段に高い。それだけに、達成できた時の感動や興奮、万能感は他と一線を画す。

筆者がAC版TODの正式稼動後15年を経てこのプレイに至ったきっかけは、秋葉原プチオフ3でカップル1コインクリアに失敗した後に、成功率を高めるための練習法を考えたことである。但し、ローマ字入力では1・5・6章の短縮ルートにおける1人2役1コインが精一杯だった。だが、伝家の宝刀・かな入力を解禁すれば、1P側ノータッチクリアも達成可能ではないかと考えた。そしてAC版・DC版両方を使用した調査や練習を経て2015.9.21に、ついにこの快挙を達成した。

【様々な1コインプレイ】

名称定義
1人プレイ1コイン1人プレイにおいて、最初に投入した1枚のコインのみで
(つまりノーコンティニューで)クリアすること。
2人プレイ1コイン2人プレイにおいて、最初に投入した1人1枚ずつのコインのみでクリアすること。
カップル1コイン2人プレイ1コインを、男女のペアで達成すること。
パートナー探しが難関となる。
1人2役1コインプラタナスさん提唱。
2人プレイを1人でノーコンティニュークリアすること。
1P側・2P側両方のキーボードを自由に使って良い。
(ワード毎にキーボードを変えるルールだったかも。詳細不明)
各章座席変更1人2役1コインeighさん提唱。
1人2役1コインを、座席変更のタイミングを各章終了時に限定して達成すること。
2P側ノータッチクリア1人2役1コインを、2P側のキーボードに一切触れずに達成すること。
1P側ノータッチクリア1人2役1コインを、1P側のキーボードに一切触れずに達成すること。

なお、1P側ノータッチクリアを安定させれば、2人プレイ1コインもカップル1コインも確実に達成できる。

……たとえ相手がかな入力(orローマ字入力)を全くできなくても。

……たとえ相手が日本語(orローマ字)を読めない外国人であっても。

……たとえ相手が2歳の幼児であっても

2歳の幼児の場合、約40分間もじっと座っていること自体が不可能なので、別の難しさがあるが。

【1P側ノータッチクリアの難しさの要因】

(1) 1人で2人分のゾンビに対処しなくてはならない。幾つかの難所では出現するゾンビの数が本当に2倍になるし、エンペラー戦では1人プレイと比較して約2倍の長期戦となる。2人プレイ1コインやカップル1コインでは相手と協力することでこれらの難所に対処できる。だが、1人でプレイするならすべての難所を自力で突破しなくてはならない。1人2役1コインや、各章座席変更1人2役1コインも、同様の理由で難易度が高い。

(2) 1P側のライフを回復する手段が極めて限定される。これこそが、1P側ノータッチクリアの真の難しさだ。通常の1人2役プレイであれば、「アイテムのライフを取得する」「ライフをくれる市民を救出する」「正確に打ち続けてゲージ回復する」「各章で勝利してボーナスライフを獲得する」といった回復手段が存在する。だが、1P側のキーボードに触れないということは、これらの手段が一切使えないことを意味する。

【1P側ノータッチクリアの基本的な方法論】

それでは、この難事をどうやって成し遂げるのか。アプローチは、大きく分けて三つある。

(1) 全国トップレベルの打鍵速度を確保する。そして、1P側がダメージを受けないようなプレイを全章にわたり継続する。TKさんはこの方法で、以下の攻略法を一切用いずにローマ字入力で筆者よりも先に達成している。

(2) MISSIONで低確率で入手できるライフに頼る。このライフは1P・2P双方に入るため、実に大きい。MISSIONは1〜4章に1回ずつ、6章に2回、計6回あるため、低確率とはいえ積もり積もれば計1〜2個は回復できる。運が良ければ3個回復することもある。

(3) 難所を中心に、各ゾンビの攻撃対象を完璧に把握する。もちろん1P側だけを守っていて2P側のライフが尽きては元も子もない。従って、2P側に関してもダメージを最小限に抑え、かつライフを効率的に回復しなくてはならない。

なお、2P側ノータッチクリアもほぼ同様の方法で可能である。但しAC版TODでは、事実上の最難関である6章MISSION1で、1P側がほぼ確実にダメージを受ける。このため、1P側ノータッチクリアの方が難易度が高い

……

このサイトでは、AC版TODの1P側ノータッチクリアに関する情報を整理した。以下の情報を利用し、あるいは以下の情報に頼らず独力で、1P側ノータッチクリア達成者が次々と出現し、その結果新たな極限プレイが発生することを、心から願って止まない。


●基礎知識

【MISSIONでライフを獲得する確率】

かつてSEGA公式サイトに記載されていた情報を引用する。

残ライフ数ライフダイヤ鎮静剤青
170%10%20%
250%20%30%
330%30%40%
420%50%30%
510%70%20%

これは1人プレイにおける確率だ。2人プレイでは、2人のライフ数の平均値に依存すると仮定する。例えば、6章MISSION2終了時に残ライフが1個+2個であれば、平均1.5個であるため、ライフ獲得率は70%と50%の間(恐らく60%)と概算できる。

【前半の章で1P側のライフを5個にする】

上記の表から、残ライフ数が少ないほどライフの獲得率が上昇することが分かる。このため、特に前半の章ではMISSIONクリア時に2P側の残ライフが1個になるように調整し、ライフ獲得率を上げる。具体的には、MISSION手前で故意に2P側のみ喰らっておく。また、MISSION途中でゲージ回復しないように調整する。こうして1P側のライフを5個にしてから、4章後半以降で2P側のライフを回復して5個に戻す。これにより、6章をライフ5個ずつで開始することも理論上は可能となる。実際には1P側ダメージ当確の難所が存在するし、MISSIONで必ずライフを獲得できるとは限らないため、運も絡む。

【2P側のゲージ回復を6章まで温存する】

TODのゲージ回復は、回数を重ねれば重ねるほど難しくなる。詳細な仕様は
こちらを参照。このため、5章までは10〜15コンボごとに故意に切断し、ゲージをなるべく溜めないように進める。この技を徹底すれば、各章の正確性を平均98%に保ちつつ、4回目のゲージ回復を5章マジシャン前半まで延ばすことができる。すると、6章ではたとえコンボ0、ゲージ0から開始しても2回以上のゲージ回復を狙うことができ、2P側に関してはライフが尽きる心配が無くなる。

コンボを切断する時には、1ワードにつき1ミスしかしないように注意する。例えば「おてもやん」と出たら「おてもややん」と打つイメージだ。また、切断する時以外は基本的にノーミス打鍵を心掛ける。これにより、6章で狙ってゲージ回復するための練習を前半の章から実行しておく。また、最終結果で全A評価を確保し、年俸を引き上げる効果もある。

コンボを切るタイミングは、基本的に「1文字軍団の直前」「アイテム等、1文字が続く場所の直前」「入力時間に余裕のある場所」である。コンボ10に到達してから1文字軍団を迎えて一気にゲージが溜まる事故が無いようにしたい。

なお、AC版TODではエセ技を使用できるため、さらに少ないコンボ数で切断しても正確性98%以上をキープできる。そして、4回目のゲージ回復を6章まで温存できる可能性もある。だが、後半の章ではエセ技を使う余裕が少なくなるため、そううまくはいかない。エセ技を使う余裕が無い時は、故意にミスしつつ打ち切ることとなり、正確性が低下する。

【タワーのクイズで故意に誤答を選択する】

3章タワー前半では6問、6章タワーでは8問のクイズを突破する必要がある。制限時間内に打ち切れないと両者とも喰らう。一方、誤答を選択した場合は片方が(打ち切った方が)喰らうだけで済む。当然、後者を選択すべきだ。従って、正解が分からない場合や、先頭文字重複バグにより正解を選択できない場合は、緊急回避の手段として故意に誤答を打ち切る。また、3章タワー前半で2発以上喰らうと後半の難易度が低下する。例えばかな入力の場合は、本来5文字相当が出現するのに、4文字相当になる。すると、屈指の難所である後半3ワード目を突破できる確率が上がる。ここで打ち切れないと両者喰らうため、事前に2P側だけ喰らっておいた方が良い。

6章タワーでも、この技が有効だ。DC版の難易度Very Hardではタワー直後の3体×2がかなり素早く攻撃してくるため、タワー戦で故意に喰らって難易度を落とすのが有効な場合がある。

【エンペラー第一形態で鉄球に故意に喰らう】

鉄球4同時では、積極的にスカシを狙い、難易度を下げる。膝上の鉄球に対しても、残ライフ数に余裕があれば狙っていく。ここではさらに、スカシが全く狙えない直撃弾をも利用する。目安として、右から来る鉄球は2P側のみを、左から来る鉄球は1P側のみを攻撃するようだ。但し他の鉄球が残っていると両者喰らうため、最後に目的の鉄球のみ残して喰らうようにする。2P側のライフが1P側より多ければ、この性質を利用して2P側のみ喰らいつつ、難易度を下げる。もちろんこの技を使用するには、前提として事前にゲージ回復し、2P側のライフを増やしておく必要がある。1P側ノータッチプレイでも、クリアするコツは正確性にあるのだ。

なお、鉄球4連では同様の攻略法が成立しない。1球だけ残して放置すると、両者とも喰らうためだ。


●各章の攻略法

各章の主要なポイントの攻略法を以下に示す。なお、以下に記述していない部分では、基本的に左もしくは上のワードを優先的に打つことで、1P側へのダメージを抑制できる。

【1章】

No.場所攻略法残ライフ
1開幕3体右を放置し、2P側が1発喰らう。3+2
2MISSION前斧投げ雑魚2体の投げる斧のうち右1個目を放置し、
2P側が1発喰らう。
3+1
3MISSIONライフを狙う。4+2
4MISSION後2P側のライフが2個ならば右を放置し、1発喰らう。4+1
5雑魚最後女性は救出せず、ライフを取らない。4+1
6最後1章勝利で2P側にボーナスライフが入る。4+2

※残ライフ数は標準的なケース。これより多い場合も少ない場合もある。

No.1,2は従来のTODプレイにはあり得なかった発想だ。だが、MISSIONでライフを獲得する確率を最大にするためには、ここで喰らっておくのが最善の選択だ。なお、No.1で2発喰らおうとすると失敗することがある。2発目の攻撃が1Pに来るか2Pに来るかはランダムだからだ。また、左と中を速攻で撃破すると、右が1P側を攻撃することが稀にある。この事故を防ぐため、まず中のみ撃破しておき、しばらく待って左と右が攻撃態勢に入ってから左を撃破する。以上により残ライフは3個+1個となるので、MISSIONでライフを獲得する確率は50%まで上昇する。首尾良くライフを獲得した場合は、2章のMISSIONに備えて、直後の雑魚に喰らって2P側のライフを1個に戻す。ライフを獲得できなかった場合はそのまま進む。終盤のライフを獲得しないように注意する。

【2章】

No.場所攻略法残ライフ
1開幕市民を救出し、Aルートを進む。4+2
2序盤ゲージ回復1回目が入る。4+3
3フクロウ×2の手前右を放置し、2P側が喰らう。4+2
4フクロウ×2難関なので、直前に喰らうことで難易度を下げる。4+1
5MISSIONライフを狙う。4+1
6子供と父親救出し、A1ルートを進む。4+1
7階段を下りた直後2P側のライフが2個ならば右を放置し、1発喰らう。
2P側のライフが1個ならば「右→左」と打つ。
4+1
8箱×2鎮静剤青(右)のみ取得する。ライフ(左)は取らない。4+1
9少し後の市民救出せず、ライフを取らない。4+1
10最後2章勝利で2P側にボーナスライフが入る。4+2

まず、No.1,6の通り、普段の対戦で慣れたA1ルートを進行する。但し、3章で水上のタワーとの闘い(後半3ワード目で被弾する確率が高い)を回避する場合は、No.6で子供を救出せず、A3ルートに進む。以下、A1ルートを進むと想定して解説する。

次に、フクロウ×2の手前で2P側のライフを2個まで減らす。但し、2P側のライフを1個まで減らすと、フクロウ×2に喰らってGAME OVERとなるリスクがある。仮にここを突破できた場合は、MISSIONを2P側ライフ2個で迎えることになり、ライフ獲得率が低下する。だが、GAME OVERとなるよりは遥かにマシだ。

終盤では3章のMISSIONに備えて、ライフを獲得せずに進む。普通に進めるとあっという間にライフ5個まで回復するため、要注意だ。

【3章】

No.場所攻略法残ライフ
1序盤ゲージ回復2回目が入る。4+3
2序盤斧投げ雑魚2体の投げる斧のうち右1個目を放置し、
2P側が1発喰らう。
4+2
3序盤樽直後、右を放置し、2P側が喰らう。4+1
4序盤舟の上の市民を救出し、A1ルートを進む。4+1
5MISSIONライフを狙う。4+1
6少し後ライフを獲得する。4+2
7タワー前半1P側ノーダメで突破する。
2P側のライフが3個以上あれば、終盤で故意に誤答を選択する。
4+2
8タワー後半3ワード目のダメージは止むを得ない。3+1
9最後3章勝利で2P側にボーナスライフが入る。3+2

No.2,3では2P側にほぼ確実にダメージが入る。なお、No.3でさらに放置すると2発目は1P側に来るので厳禁だ。ここで残ライフ2個以上あれば、その次のゾンビ2体でも右を放置して2P側が喰らう。

MISSIONではライフを獲得できなかったものと仮定して話を進める。MISSION後は、2P側のライフ回復に専念する。まずは後半のライフを確実に取得する。ここで失敗すると、タワー戦に備えてゲージ回復が必須となる。

タワー戦では、前半の1P側ノーダメージ突破が必須である。また、後半3ワード目の難易度を下げる必要もある。そこで、基礎知識で触れた通り、2P側のライフが3個以上ある場合は故意に誤答を選択する。なお、タワー戦を安定させるなら、2章で子供を見殺しにしてA3ルートに入り、3章で土上のタワーを倒すしかない。

【4章】

No.場所攻略法残ライフ
1MISSION手前市民は救出しない。3+2
2序盤ゲージ回復3回目が入る。3+3
3MISSIONライフを狙うが、低確率なので当てにしない。3+3
4MISSION直後男性を救出し、A1ルートを進む。3+3
5最後4章勝利で2P側にボーナスライフが入る。3+4

4章のMISSIONは、1P側のライフを5個にする事実上最後のチャンスである。仮に5個にできなくても、4個あれば問題ない。また、後半戦に備えて、MISSION手前で喰らわずに進める。

MISSION直後の男性は必ず救出する。救出すれば、以後のゾンビは基本的に左もしくは上から打つことで1P側へのダメージを抑制できる。救出に失敗した場合は、カエルルートの恐怖と闘う。カエルルートに入った場合、2〜3体目、4〜5体目はいずれも「後から出現した方を先に」打つ。また、ライフと黄金のカエルの直前の2体はいずれも1P側を攻撃してくる。「上→下」と素早く撃破する以外に、切り抜ける方法は無い。

2P側のライフは、ゲージ回復と4章勝利で、4〜5個にまで回復する。

【5章】

No.場所攻略法残ライフ
1開幕1Pを攻撃する。速いので要注意。3+4
2右ガレージ「左→右下→右上→内臓」。2P側1ダメ甘受。3+3
3左ガレージ3〜4体目は「左→右」3+3
4ハイエロ直前短文×2。初速が要求される。3+3
5ハイエロ直後「上→下」。2P側1ダメ甘受。3+2
6その次「左→右」3+2
7その次1文字×2。初速が要求される。3+2
8マジシャン直前「左下→左上→右上→内臓1→右下→内臓2」。
内臓1が出るまで右上の打ち切りを少し待つ。
右下は急いで打ち、内臓2からのダメージを防ぐ。
3+2
9マジシャン前半ノーダメほぼ必須。また、ゲージ回復4回目が入る。3+3
10マジシャン後半2P側のライフが4個以上なら、長文でコンボを切断する。3+3
11最後5章勝利で2P側にボーナスライフが入る。3+4

この章から、撃破する順番を考えないと1P側が喰らう場面が出てくる。また、1P側を徹底的に守るため、2P側のダメージを甘受する必要もある。例えばNo.2では、1P側を攻撃する左と右下のゾンビを先に撃破する。この間に右上のゾンビがほぼ確実に2P側を攻撃してくるが、これは仕方ないと割り切る。No.5は、筆者のかな入力の速度であれば5割以上の確率でノーダメージ突破が可能だ。だが、No.6,8など危険箇所はまだまだ続く。

マジシャン前半は、基本的にノーミスで突破する。但し、2P側のライフが2個以上残れば、後で立て直せる。一方、2P側のライフが4個以上あれば、マジシャン後半でコンボを切断する。これは、6章後半に向けてゲージ回復を温存するためだ。注意点として、コンボの切断は必ず長文で実施する。高速3連は6文字×3であり、1人プレイ(5文字×3)よりもタイミングがシビアだからだ。また、AC版のマジシャン後半ではミスしても正確性が低下しない仕様となっている。そこで、最後の長文で再びコンボを切断する。

【6章】

No.場所攻略法残ライフ
1斧雑魚斧に注意しつつ速攻。遅れるとイカサマアタックを喰らう。
隙を見てゲージ回復する。
3+5
2上昇後「上→下」。下が意外と速いので注意。3+5
3天井雑魚右1ワード目は高確率で斧を投げてくるため、少し待つ。
遅れるとイカサマアタックを喰らう。その後は斧に注意しつつ速攻。
3+5
4MISSION1事前ノーダメで、速度重視で特攻する。
高確率で失敗し、1P側が喰らう。
2+5
5研究室入口「左→中→右」。2P側1ダメ甘受。2+4
6研究室開幕「左→右」2+4
7アイテム高確率でライフ。鎮静剤の場合もある。2+5
8アイテム直後「左→右」。2P側1ダメ甘受。
直前に鎮静剤を獲得した場合はノーダメで済む。
2+4
9タワーノーダメで突破する。
2P側のライフに余裕があれば、誤答選択も一つの手段。
2+4
10タワー直後「左→中→右」。2+4
11斧雑魚斧に注意しつつ速攻。遅れるとイカサマアタックを喰らう。
ゲージ回復を狙うチャンスだが、ライフ4個以上あればコンボを切断。
2+4
12MISSION2最後のライフを狙う。大抵、ダイヤか鎮静剤になる。2+4
13エンペラー第一形態鉄球スカシを積極的に狙う。
難しければ、右側から来る鉄球を1個だけ残し、2P側のみ喰らう。
ゲージ回復を積極的に狙う。
2+2
14エンペラー第二形態速度と正確性を同時に重視し、速攻あるのみ。1+1

序盤のうちにゲージ回復し、2P側のライフを5個(最低限4個+ゲージ5割以上)まで回復しておきたい。逆に、はみ出し回復しそうなら、コンボを切断しながら進む。MISSION1では事前に喰らわずに特攻する。天井雑魚の左3ワード目の攻撃対象はランダムであり、運が悪いと1P側にダメージが来るためだ。また、2人プレイではMISSION1の手前で1発喰らっても難易度の低下はごくわずかだ。従って、事前1ダメで突入して失敗すると1P側が2発喰らうリスクもある。それならば、事前ノーダメで突入してMISSION1を失敗し、計1ダメに抑えた方が良い。

研究室入口と研究室開幕は、MISSION1で喰らっていれば計1ダメージ以内で済む。その次は出た順に倒す。筆者のかな入力なら安定する。ローマ字入力だと3体目に喰らうことがある。研究室のアイテム直後は左から打つ。右から打ってノーダメージ突破を狙うのは、1P側が喰らうリスクが大きい(1P側のライフに余裕があり、2P側のライフが少ない場合は別)。タワーからMISSION2にかけては、基本的にノーダメージで突破する。ここで無駄に喰らうと、エンペラー第二形態で力尽きることが多い。1P側のライフを最低2個は残す。一方、MISSION2で最後のライフを狙うため、2P側でゲージ回復しそうなら故意にコンボを切断する。

エンペラー第一形態では、基礎知識で触れた通り、鉄球スカシを積極的に狙う。膝上の鉄球に対しても、残ライフ数が3個以上あれば冒険する。また、スカシが狙えない鉄球に対しても故意に2P側のみ喰らって難易度を落とす。2P側のライフが1P側よりも多ければ、積極的に狙いたい。エンペラー第二形態では、ガチ勝負あるのみ。残ライフ数に余裕があれば、喰らうことで難易度を落とすと割り切る。但し難易度を落としたつもりでも凶悪ワード(例:タワーモードで「あめんぼあかいなあいうえお」)が出たら喰らうため、基本的にはノーダメージ突破を狙う。


●2P側ノータッチクリア

方法は基本的に
1P側ノータッチクリアの各章の攻略法に準ずる。但し、2P側を優先的に守るため、基本的に右もしくは下のワードを優先的に打つ。また、幾つかの場所では攻略法を変更する必要がある。

【1章】

No.場所攻略法残ライフ
1開幕3体左を放置し、1P側が1発喰らう。2+3
2MISSION前斧投げ雑魚2体の投げる斧のうち左1個目を放置し、
1P側が1発喰らう。
1+3
4MISSION後1P側のライフが2個ならば左を放置し、1発喰らう。1+4

【2章】

No.場所攻略法残ライフ
3フクロウ×2の手前左を放置し、1P側が喰らう。2+4
7階段を下りた直後1P側のライフが2個ならば先に進む。
代わりに、魚×3の次の4体のうち最初の雑魚を放置して1P側が1発喰らう。
1+4

No.7に関して、階段を下りた直後の2体のうち右は、速攻で2P側を攻撃してくる。従って素早く撃破するしかない。左は、市民を攻撃した後にこちらに向かってくる。攻撃対象は1Pになるか2Pになるか分からない。ここで喰らうよりは、少し先の魚×3の次で喰らう方が確実だ。

【3章】

No.場所攻略法残ライフ
2序盤斧投げ雑魚2体の投げる斧のうち左1個目を放置し、
1P側が1発喰らう。
2+4
3序盤樽直後、左を放置し、1P側が喰らう。1+4

【4章】

1P側ノータッチクリアと同じ。但し開幕5〜6体目は下から打つ方が無難。

【5章】

No.場所攻略法残ライフ
2右ガレージ「右上→右下→左→内臓」。1P側1ダメ甘受。3+3
3左ガレージ3〜4体目は「右→左」。
速度に自信があれば、左から打って突破する。
3+3
5ハイエロ直後「下→上」。1P側1ダメ甘受。2+3
6その次「右→左」。1P側1ダメ甘受。ほぼ突破できるが。2+3

【6章】

No.場所攻略法残ライフ
3天井雑魚右1ワード目は高確率で斧を投げてくるため、少し待つ。
遅れるとイカサマアタックを喰らう。その後は斧に注意しつつ速攻。
5+3
4MISSION1事前ノーダメで、速度重視で特攻する。
高確率で失敗し、1P側が喰らう。
4+3
5研究室入口「右→中→左」。1P側1ダメ甘受。3+3
6研究室開幕「右→左」。1P側1ダメ甘受。ほぼ突破できるが。2+3
7アイテム高確率でライフ。鎮静剤の場合もある。3+3
8アイテム直後「右→左」。1P側1ダメ甘受。
直前に鎮静剤を獲得した場合はノーダメで済む。
2+3
9タワーノーダメで突破する。
2P側のライフに余裕があれば、誤答選択も一つの手段。
2+3
10タワー直後「中→右→左」。1P側1ダメ甘受。1+3
11斧雑魚斧に注意しつつ速攻。遅れるとイカサマアタックを喰らう。
ゲージ回復を狙うチャンスだが、ライフ4個以上あればコンボを切断。
2+3
12MISSION2最後のライフを狙う。大抵、ダイヤか鎮静剤になる。2+3
13エンペラー第一形態鉄球スカシを積極的に狙う。
難しければ、右側から来る鉄球を1個だけ残し、1P側のみ喰らう。
ゲージ回復を積極的に狙う。
2+2
14エンペラー第二形態速度と正確性を同時に重視し、速攻あるのみ。1+1

MISSION1で2Pが喰らうことはまず無いため、ライフ1個分の余裕がある。2P側のライフが4個以上あれば、事前1ダメ突破を試しても良い。


●DC版TODの1P側ノータッチクリア

難易度Very Hard、ライフ3個設定が基本となる。理由は、難易度NormalやHardはAC版のNORMAL台よりも実質的な難易度が低いためである。

進行はAC版のNORMAL台とほぼ同様だが、幾つか注意点がある。まず、2章前半が大きく異なる。最大の相違点は、MISSIONの位置が手前になることだ。そこで、序盤のアイテム直後のゾンビやその次で右を放置し、2P側のライフを1個にする。また、2章序盤のゲージ回復を防ぐため、1章終盤で先にゲージ回復し、かつ喰らっておくのも良い。

5章ではハイエロ直後、6章ではMISSION1が確実に突破可能となった。代わりに、難易度Very Hardの場合は思わぬ場所で喰らうことがある。例えば、6章MISSION1でライフかダイヤを獲得した場合、研究室入口の攻撃が激化する。ここは余程打ちやすいワードだった場合を除き、喰らっても構わない。


●参考文献

SEGA公式サイト(既に閉鎖されている)
 →MISSIONにおける獲得アイテムの種類と確率が掲載されていた。www.archive.orgでサルベージできる。

タイピングとかニコニコとかその辺(新着マイリストるさん)
 →タイプウェル王者にして、カンストを競う有力なプレイヤーの一人、新着マイリストるさんのブログ。解析的な視点からの攻略の数々が、大変参考になる。

・Twitterにおける議論
 →特にTKさん、eighさんには様々な有益な情報を頂いた。


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