対戦相手 | AC版TOD | TOD2004 | ルパン | |||
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結果 | 勝率 | 結果 | 勝率 | 結果 | 勝率 | |
TO-YAさん | 7勝11敗 | 38.9% | 0勝6敗 | 0.0% | 2勝0敗 | 100.0% |
シンイチさん | 24勝0敗 | 100.0% | 3勝3敗 | 50.0% | 1勝0敗 | 100.0% |
沙羅菜さん | 9勝0敗 | 100.0% | 1勝0敗 | 100.0% | ||
ふちけんさん | 6勝0敗 | 100.0% | 1勝0敗 | 100.0% | 1勝0敗 | 100.0% |
TOTAL | 46勝11敗 | 80.7% | 4勝9敗 | 30.8% | 5勝0敗 | 100.0% |
※TODは章ごとに勝敗をカウント。スコアの高い方を勝者とした。
※ルパンはトータルスコアのみで勝敗をカウント。スコアの高い方を勝者とした。
※公式な大会では先にコンティニューした方が負けであり、同時にコンティニューした場合は引き分け(無勝負)である。
この基準を用いれば、TO-YA戦はAC版で8勝10敗、TOD2004で2勝4敗。シンイチ戦(AC版)は23勝0敗1分となる。
※沙羅菜さんとはかな入力でTOD2戦(計11章)、ルパン1戦したが、すべて接待プレイなので集計から除外。
……大分から、手製のシュークリーム持参で駆けつけてくれました♪ &1コインクリアおめでとうございます〜
但しTOD2004では痛烈な反撃を浴びた。TO-YAさんもシンイチさんも東プレRealforceに慣れていて、何と「Realforceの方が正確性が高い」という信じ難いことを言っているし……。
ルパン対戦は……負けません。特に難易度HARDでは。ルパン対戦では「コンティニューせずに」「コンボをつなぐ」という2条件を同時に満たす必要がある。TOD対戦と同じように全力でワードを奪い合っていては、まず勝てない。この意味で、普段から正確性&安定性重視の筆者が有利になったのは言うまでもない。
そして! 幾多の対戦の中で一番嬉しかったのは……
沙羅菜さんとのカップル1コインは、ローマ字で協力プレイすればほぼ安定する。だが、かな入力では相当厳しい。何しろ沙羅菜さんはまだセガワープロ検定3級。2章ハイエロがまだ安定しないレベルである。この状況でカップル1コインを達成するには、普通に1コインクリアできる実力に加えて、ゾンビの攻撃パターンの完璧な把握、怜悧なライフ戦略、難所での連携、自己犠牲技、そしてエンペラー戦の長文連打を撃退する実力が必要不可欠だ。どの1要素が欠けても難しい。
攻撃パターン把握やライフ戦略については、2人プレイ向けの知識が必要だ。また、5章ハイエロ直後、マジシャン直前等では連携が必要。自己犠牲技というのは、ライフ戦略に基づいて、時には自分が食らってでも相手を助けに行くということ(例:5章ガレージ、5章ハイエロ後、6章研究室入口)。そして最後にして最大の難関がエンペラー戦。1人プレイだと第1形態6発、第2形態5発で終わるが、2人プレイだとそれぞれ10発ずつ与えないと終わらない。ストレングスモード、タワーモードを長期間しのぎ続けるのは、1人プレイで1コインクリアがギリギリというレベルではまず無理で、一段上の実力が必要になる。
ちなみに、「章が終わるごとに席をチェンジする」という技(doraguさん&なっきぃさんが試したのが最初?)は使っていない。念のため。
・2000.3.17(Fri)-3.19(Sun):京都&三宮遠征
・2001.7.7(Sat)-7.8(Sun):名古屋オフ
・2001.11.3(Sat)-11.4(Sun):第1回タイピングサミット(京都)
・2003.5.3(Sat)-5.5(Mon):第2回タイピングサミット(京都)
京都&三宮遠征ではplatanusさん(当時プラタナスさん)と闘うのが目的だったので、questさんの掲示板(現存せず)で連絡を取った。名古屋オフではJinさんにまず連絡を取った。サミットでは父・信仁さんが何から何までお膳立てして下さった。さて今回はどうしよう。オフは開催したければ、自ら動くしかない。逆に言えば、自分のやりたいように企画できるということだ。
まず念頭に置いたのは、参加者を絞り込むこと。主戦場はキャナルシティ内のCLUB SEGAとなるが、ここにはTOD1台、ルパン1台しかないとのこと。これでは、目安として4〜6人が限度である。これ以上多くなると待ち時間ばかり増えて回転が悪くなるのは目に見えている。この時点で、オフ開催の情報を参加者以外極秘とすることが確定した。それどころか、出張先を日記に書くことすらはばかられた。昔と違って今はTODのExpertという肩書きがあるため、下手に情報を公開すると参加or見学希望者が増える懸念がある。従って、参加者は勝手ながら筆者のほうで選ばせてもらった。基準は、「TODまたはルパンで筆者と同程度かそれ以上の実力を持っていること」。
参加者 | コメント |
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TO-YAさん | 全力疾走や光速の指ではあきうめさんの対抗馬。TOD2004対戦時の破壊力は想像を絶する。 |
シンイチさん | TOD2004対戦でしばしば苦杯を喫している。初速とクイズが脅威だが、最近は長文も安定。 |
沙羅菜さん | 達人以外では、マジシャン前半戦で筆者を追い詰めた唯一のTODプレイヤー。 加えて、TOD2004でカップル1コインクリアを達成した初めての相手。 |
ふちけんさん | ルパンの鬼。難易度NORMALのベストスコアは筆者を軽く上回る。 |
だが結局飛行機は飛ぶこととなり、何事もなく福岡着。ホテルにチェックインを済ませた後、キャナルに直行。主戦場を事前に偵察し把握しておくのは、戦に臨む際の常識だ。周辺の地理、キーボードの打ちやすさ、椅子の高さ、周囲のゲーム(TODの音が打ち消されないかどうか)、などなど。
そしてリハビリを兼ねてかな入力でスコアアタック開始。Pocariさんが2004.4.21に刻んだ8475を筆頭に、TO-YAさん(7400台)、シンイチさん(7100台)が上位を占めているが、8位は5700点くらい。平和なランキングだが、Pocariさんだけが別次元の世界にいる。この辺はExpertの貫禄といったところか。だがこの日は結局振るわず。7904を叩き出して2位に食い込むのがやっとだった。ルパン(難易度HARD)も打ったが、要所でミスを重ねまくってスコア1268870と散々だった。これでもトップにランクインしたが。
さらに、ホークスタウンにも足を伸ばす。福岡にTODがあるメジャーなゲーセンはキャナルとここの2箇所らしいので、当然足跡を残さなくてはなるまい? しかも! デモ画面を見たら何と旧ROMだった! スコア表示コマンドも決まった! ただ、難易度は恐らくMEDIUM EASY。斧は飛んでこないしイカサマアタックも来ない。6章MISSION1も事前1ダメージで悠々突破できたし、旧ROMにしてはぬるすぎ。悠々1コインクリアに成功した。正確性B他Aで年俸14億6715万円、スコア7802で、2位のTO-YAさんを900点くらい引き離してトップにランクイン。
結果、ローマ字入力で8039を出した後、かな入力で8752(自己ベスト)を叩き込んでトップを獲得。かな入力では6章ではみ出し回復を5回決めた。それにしても、タワー前まで91コンボつながっていたのに、「もすこみゅーる」を「もすみ」と打ったのが痛恨すぎる。このままつないで100%クリアすれば、9000どころか9500に達していたかもしれないのだ。
ついでにルパン。かな入力・難易度HARDで2回プレイして、2回目で2683460(自己ベスト)を叩き出す。1面でミスして60万点台しか稼げなかったが、9面でフルコンボつながったのが大きかった。実は200万点オーバーすらこれが初めてだ。
6章に入ってからも方針は変えない。研究室のライフも当然奪い取る。エンペラー戦にはライフ5個と3個で突入。TOD2004対戦だったらわざと3発食らってコンティニューに追い込むところだが、ゲーセンでそれをやるのは単なる金の無駄なので、ここは全ワード奪うつもりでひたすら打ちまくるのみ。……そして! ストレングスモード、タワーモードを半瞬の差で撃破すること3回くらい、何とエンペラーノーダメージ撃破! これはかなり嬉しい。筆者が詰まった時には沙羅菜さんが確実にフォローしてくれたし、その逆もまた然り。
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6章は筆者1人で打ってタワー途中まで67コンボつなぎ、はみ出し回復計4回。MISSION1は事前1ダメージ撃破。エンペラー戦では高速4連スカシを3回決め、剣モードを3回撃破。スコアは8561まで伸び、2位にランクイン。これで、昨日と合わせて計4個もエントリーした。5700点台くらいでネームエントリーできた平和な台があっという間にとんでもないレベルに……。
到着後、早速ローマ字で対戦開始。確かに難易度が高い。1文字アイテムでは数字ばっかり出る。おまけにゾンビの攻撃スピードがやたらと速いポイントがある。旧ROMではないが、難易度MEDIUM HARDもしくはVERY HARDであると直感。思わず戦慄するとともに、正確性重視の戦術に切り替える。即ち、「対戦」と違って相手のワードを奪いに行かず、自分の目の前のワードを正確に打ち抜けることに専念する。但し協力プレイではないので、ライフは奪い取る。実際にはいくつか沙羅菜さんに奪われたが。
6章はライフ5個と4個で開始したが、冒頭の長文で沙羅菜さんのEsc技に引っ掛かってまず1発。MISSION1直前でイカサマアタックを食らい、2人同時にダメージ。そしてMISSION1失敗でまた1P側にダメージ。これでライフが2個と3個になったため、研究室では必死にアイテムを取りに行くが……何と鎮静剤! おまけに、正確性重視でゲージ回復をやりまくってきたため、つないでもつないでもゲージ回復は絶望! しかもMISSION2のアイテムはダイヤ!
従ってエンペラー戦は最強状態となり、しかも開始時のライフは2個と3個のまま。もはや正確性を重視しても意味はなく、速度重視で打ちまくるしかない。とりあえず第1形態は連携が冴えてノーダメージ撃破。第2形態のストレングスモードか何かで1発食らい、ついに筆者のライフは1個。まさに絶体絶命であり、思わず血の気が引く。もう1発食らうなどということは、あってはならない。この時点で10人ほどついていたギャラリーの眼前で、TOD戦略的敗北とカップル1コイン失敗を同時に体験させられることになる。だが、ここから神降臨! エンペラーの猛攻を紙一重の差でしのぎ続けること数度、ついに撃破ッ! しかもストレングスモードとタワーモードがやたらと多く、計7回くらい撃破した。
dqmaniac | 沙羅菜 | |
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1章 | 3815(100%) | 2749(97%) |
2章 | 5717(98%) | 3807(95%) |
3章 | 4778(98%) | 3287(91%) |
4章 | 4992(99%) | 2532(92%) |
5章 | 5303(99%) | 4221(96%) |
6章 | 7178(--%) | 4316(--%) |
評価 | 全A | 正B他A |
年俸 | 17億8345万円 | 8億3165万円 |
次、かな入力でスコアアタック開始。1→5→6で。1章はエセ技を駆使して、なるべくゲージを伸ばさないようにしつつライフ5個にしてクリア。5章はハイエロ後にゲージ回復できるよう調整した。あとはマジシャン前半で食らわないようにしつつ、後半でひたすらつなぐ。6章はさらにつなぎつつはみ出し回復を狙う。MISSION1は事前1ダメージで5体撃破。6体目「ぶるどっぐのしっぽふんじゃった」が打てなかった。その後も正確性重視で打ち抜けていく。だがMISSION1クリアの失敗が響き、エンペラー直前でライフ4個。こうなると高速4連スカシを狙う余裕はないが、剣モード4回、ストレングスモード3回、タワーモード2回とそこそこ運に恵まれた。ズィールモードが1回だけきたのでわざと打たずに食らっておいた。全A評価で年俸20億3671万円を叩き出し、スコア7859でトップにランクイン。8000には乗らなかったが、難易度MEDIUM HARD以上であればこれで十分だ。
……
ホテルに戻った後、かな入力でのカップル1コインの戦略を練り直す。今日失敗したのは、沙羅菜さんが遅いからではなく筆者の戦略が悪いからだ。協力プレイに徹するのは、かえって逆効果だ。アイテムは譲るとしてもワードは根こそぎ奪うつもりでいた方が良いのではないか。この発想の転換に至ったことで、状況を打開できるであろうとある戦術を思いついた。