「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド」攻略法

筆者の初のゲーセン本格挑戦は、キーボードによる日本語入力でゾンビを倒すこのゲームでした。まだ攻略法を確立していない部分もあるのですが、自分の中で情報を整理する意味もあって、筆者自身の攻略日記をもとにパターンを作ってみました。

ちなみに、すべて1人プレイのデータです。2人プレイについてはこちら。ゾンビの出現パターンが変化するため、ある程度それを把握していないと、1コインクリアラー2人でプレイしても1コインずつでクリアできないことが起こり得ます。現時点では5〜6章のみです。

注:下記の攻略は何回かプレイしてから見ることをお勧めします。また、このゲームは2000.1.26頃までロケテスト中だったのですが、ハイスコアや攻略法にはその時のデータも含まれています。さらに、2000年3月以前に存在した修正前のROM(通称:旧ROM)のデータも含まれています。


●「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド」関連のリンク

プラタナスさんのサイト
第5章と第6章の詳細な攻略があります。驚異的な打鍵速度の持ち主にして、2000年中は恐らく全国トップのトータルスコア8290を記録しています。

「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド」1コインクリアの殿堂
2000年4月以降出回っている修正版ROMでは、筆者は約9割の確率で1コインクリア(ノーコンティニュークリア)できるようになっています。そこで、2000.5.3現在の1コインクリアに関する情報をまとめました(その後も情報は随時更新)。

「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド」かな入力1コインクリアへの道
ローマ字入力に比べて困難なかな入力でのTOD1コインクリアまでの記録。初回挑戦では1章クアールまででしたが、1年余の地道な鍛錬の結果、ついに1コインクリア達成。


●難易度の凡例


●新ROMでの変更点

2000年4月以降、大部分のゲーセンで修正版ROMが出回っています。いくつかのバグが修正され、難易度の微調整が行われたようです。これまでに判明したことをまとめておきます。……要するに5章マジシャン以降の難易度が下がり、1コインクリアしやすくなっています。

【難易度アップ】
・4章ストレングス:スピード増加(特に7番目の文章)

【難易度ダウン】
・5章マジシャン後半戦:文字数やや減少(5文字×3が中心)、スピードも減少
・6章エレベーターで上昇後の斧雑魚:文字表示直後にダメージを受ける確率が大幅に減少
・6章MISSION2:字数減少
・エンペラー第1形態:スピード減少

【その他の変更点】
・各種バグの修正(ジャッジメント戦など)
・Nが続く文字列の入力方法の拡大(例:「女」はONNAでもONNNAでもOK)
・2章フクロウ直後のMISSIONにて出現パターン変化(1文字雑魚が4匹連続で襲ってくることがある)


●攻略法

第1章:序曲(A Prelude)

※「仮名n文字」は、あくまでも目安です。プレイヤーのタイプ速度によって増減することがありますし、稀に「仮名でないn文字」(「90%OFF」等)が登場することもあります。

この辺までで注意すべき点は、女性を襲うゾンビを倒す前に樽の1文字を打つことだけ。反射神経が優れていれば樽を後に打てることもあるが、先に打った方が安全確実だ。この女性を助けられないようではこの先とても生きては進めないだろう。

初級者にとって最初の壁が、2体で人を襲っているゾンビであろう。ここで失敗するとルートが変化する。倒し方は……とにかく素早く片方を先に倒し、もう一方にダメージを与え始めること。これで動きが止まるので、後はゆっくり料理すれば良い。成功した場合、難易度の高い樽とゾンビが待っている。普通に抜けるだけなら樽を無視し、這う人も無視してゾンビを倒すことに集中すれば良いが、高得点を狙うなら確実に樽を打ち、人を助けておきたい。

1文字の敵が多数出現するが、焦らずゆっくり料理したい。ちなみに、0(ゼロ)だかO(オー)だか分からない文字が出現したら両方のキーを乱打すること。たいていの場合O(オー)なのだが(←ゼロの場合は斜線が入っているそうです……questさんの情報)。その後、斧を投げる敵が初登場。基本は、「斧を先に倒す」もしくは「仮名4文字→斧の順に素早く打つ」であるが、ここでは前者をお薦めする。この章ではダメージを与えている間は敵の動きが止まるので、少し待って斧を倒してからゆっくり本体にダメージを与えれば良い。しかしゾンビ2体が斧を投げてくる次の場所では、本体を放っておくと次々と斧を投げてくるので、「斧→本体その1→斧→本体その2」の順に倒すと良い。ちなみに、ここに限り、左側のゾンビ本体をさっさと倒せば左から斧が飛んでくることはない。また、初級者向けには本体を無視して斧だけを倒し続けるという攻略法もある。点数(と言うよりもパーフェクトコンボ数)を伸ばすのが目的なら、斧を4本倒してから一気に本体×2を倒す(注:入力が遅れると本体が消える)と良い。

「カテゴリーの辞書」を取るかどうかはお好みで。これを取ると、次のMISSIONで似たような言葉が連続して登場する。「女の子の名前」「ALT、BMW、CO2、……」「そもそも、いろいろ、……」「しめやか、すこやか、……」「ワンワン、ニャース、コケコッコ……」等がある。取らなかった場合は仮名3〜4文字の言葉がランダムに出現する。MISSIONを無事終了するとライフ又は鎮静剤がもらえる(ランダム)。MISSIONを抜けた後の課題は、ぶら下がっている人を助けられるかどうか。ここではかなり素早い仮名1文字入力が要求される。この人を助けるとライフをもらえる。

BOSS:JUDGMENT(クアール&ズィール)

●ROUND1:クアール(長単語入力):仮名8文字程度×6
結構長い文を入力する。だが、制限時間は見た目よりも長いのでミスをしないように落ち着いて打てば良い。

●ROUND2:ズィール(高速単語入力):仮名7文字程度×3
制限時間が意外と短いが、人を助ける時ほどではない。ただ、打ちにくい文字やキーボードを見ないと打てない文字(かつての筆者の場合は「ー」や句読点など)がある場合は致命傷となりかねないので注意。



タイピング上級者の第1章での目的は、「ライフを5個に増やし、ライフゲージを満タンに近い状態にすること」である。順調に進めばゲージ回復で1個、ぶら下がっている人から1個のライフを獲得することができ、ライフが5個になる。しかしライフゲージは、ノーミスでクリアするとはみ出すので、わざとミスして調整する必要があるかもしれない。なお、ライフは最大5個までしか増えない。

また、ハイスコアを狙うなら正確さを100%にする。するとライフゲージが面白いように伸びていく。ライフが5個になっている時にライフゲージが満タンになると、ライフは増えないがスコアに反映される(1回につき150ポイント)。


第2章:混濁(Muddy)

いきなり車が向かってくるが、これはゆっくり入力しても人を1人助けられるのでお得なボーナスである(注:ゆっくりと言っても限度があり、約1秒らしい)。なお、ミスするなどして打ち損なうとその後のコースが変化する。ここでは救助に成功したとして話を進める。その後、仮名4〜5文字を連続して打たなくてはならない。この辺が第1章より明らかに難しくなっている(注:こちらの入力速度に合わせて敵の強さが変わるので、第1章でわざとゆっくり打っていれば6文字はない。以下同様)。まだ第2章だけあって上級者にとっては楽な方だが、初級〜中級者は倒す順番を考えた方が良いかもしれない。なお、樽のアイテムはダイヤモンド(点数+100)である。

路地を曲がろうとするといきなり赤色表示の7文字が表示されて結構焦ると思うが、これは正確さ重視で動きが遅い(但しミスすると早く動く)ので、ゆっくりと正確に打つこと。次に注意すべきはフクロウ2匹と窓から斧を投げてくる敵。樽の1文字と違って放っておくとダメージを受ける上、結構動きが速いので注意。また、建物の隙間の暗がりを高速で飛んでくるフクロウはかなりの強敵。上級者でも食らうことがある。

MISSIONではゾンビも斧も動きが遅いので多少ゆっくり打っても大丈夫だが、斧の方がやや動きが速いので早め早めに倒すこと。上級者なら速く正確に入力してなるべく多くの敵を倒し、高得点につなげたい。MISSIONクリア後の樽がやや難しいので心の準備を忘れずに。

最初の樽は、上級者でも2つとも打つことは難しい。1つだけでも確実に取ることを目標にしても良いだろう(この場合の難易度はC)。次の怪力ゾンビは、仮名7文字が表示された後しばらくしてから樽を投げてくる。従って仮名7文字を打っている途中にかなり高速で飛んでくる樽から食らうことになりかねないのだが、事前に知っていれば少し待って先に樽を倒し、仮名7文字をゆっくり料理することも可能。そして次が第2章で高得点を獲得するための最大のポイントである。実は、この子供を見殺しにした方が高得点を狙えるのだ。

子供を助けた場合は右の建物に入り、父親を助けて先へ進む。子供を見殺しにした場合は左の建物に入り、人を2人助けて別ルートで先へ進む。従って救助可能な人数は2人で変わらない(←実は2人ほど違うらしい ^^;)が、雑魚敵の数が大きく違う。左の建物に入った方がかなり多いのだ。敵を多く倒すほどスコアが伸びるから、ハイスコアを狙うなら左の建物に入る(つまり子供を見殺しにする)のが良い。なお、その場合は子供がやられるまで待ち、死んだ瞬間に素早く入力してゾンビを倒せば「RANK A」で突破できる。

1文字雑魚が多数出現するところにあるドラム缶のアイテムは、「土星語辞典」。土星語とは、要するに「オピンリック」「ジャアインツ」のような変な単語のこと。当初はかなり戸惑ったが、単語を覚えるか美佳タイプのランダム練習に慣れるかすれば対処できる。

〜この後、雑魚がたくさん(そのうち書く予定)〜

BOSS:HIEROPHANT(ハイエロファント)

●ROUND1(インターバル長文入力):仮名15文字程度×5
結構長い文を入力するのだが、一定時間が経過すると入力できなくなる。よって、一気に全部打とうとせず、2〜3回に分けて打つつもりで。ノーミスで切り抜けたいなら3回に分けるとちょうど良いと思うが、この場合3回目の入力でミスすると食らうことがあるので要注意。なお、途中で入力不可になった場合は次に打つ文字を確認しておくこと。

●ROUND2(高速仮名入力):仮名7文字程度×3+2文字程度×2
制限時間が意外と短いが、第1章のボスの後半戦と似たようなものである。注意点も同じ。



タイピング上級者の第2章での目的は、「1章で万一ライフが5個に増えなかった場合にライフを5個に増やすこと」「1章でウォーミングアップが不十分だと感じた時に肩慣らしをすること」である。上記のルートを通った場合、イベントクリアやアイテム獲得でライフが増えることはほとんどないので、なるべく正確に入力してライフゲージをため、ライフを増やしたい。


第3章:闇(Darkness)

雑魚は楽勝。斧を投げる奴が時々いるので、それに注意すれば良い。また、1文字を打つとライフをもらえるボーナスポイントがあるので打ち漏らさないように。

しかしクイズが凶悪。問題と解答の丸暗記以外に勝利の道はありません。詳しくはquestさんのサイトやセガ公式サイトを参照して下さい。

具体的には、以下のような愚問に瞬間的に答えられる豊富なオタク知識がないと、とある日の筆者のようにラストの3択ボスだけで6回も食らうことになります。1・2・4章を合わせても高々2回くらい、調子が良ければ1回もダメージを食らわないのに、ここだけで6ダメージですよ。やってられるかっ!

BOSS:TOWER(タワー)

●ROUND1(最凶の難易度を誇る3択):仮名7文字程度の3択×6(難易度SS)
※3択問題については、questさんのサイトを参照。私からも情報提供を行っています。

※「競馬のG1レース」について、「○○賞」という名前のものは「桜花賞」「皐月賞」「天皇賞(春・秋2回ある)」「秋華賞」「菊花賞」しかないそうです。また、「○○記念」という名前のものは「高松宮記念」「安田記念」「宝塚記念」「有馬記念」の4つのみだそうです(情報提供:1600mさん)。……ということで、頑張って覚えましょう ^^;

一応、たまには筆者でも解答可能な問題もある。

●ROUND2(超高速単語入力):仮名4文字×5(難易度B)
制限時間が非常に短い。瞬間的に入力しないとダメージを受ける。特に3回目の難易度が異様に高い。


第4章:絶望(Despair)

第3章をクリアせずに第4章に行くとルートが違う。斧雑魚の数が減るし、MISSIONが楽になるし、高速雑魚3匹に囲まれることもあまりなくなる。但しその分スコアが伸びない(かもしれない)。

※第2章の冒頭の車を助け、第3章をクリアした時が、第4章の難易度が最高になるようだ。現在そのルートの攻略法を構築中。

最初のフロアからかなりシビアだ。中速とはいえ、ミスを犯すと危険。また、高速コウモリの正体が数字であることもあり得る。

人を襲うゾンビは、襲っている方、つまり下を先に倒すこと。また、牢の中に2個並んでいる樽のアイテムは、「カテゴリーの辞書」「土星語辞典」など。次のMISSIONは、斧に注意していれば基本的に楽勝だろう。なお、MISSION直後に襲われている人は、見殺しにした方がスコアが伸びる。どちらのルートを選択しても倒す敵の数はほとんど変わらないが、この人を見殺しにする方のルートには「黄金のカエル」(400点)が出現するためだ。

〜この後にも雑魚がたくさん(そのうち記述予定)〜

【人を助けた場合】

2体のゾンビから人を助けるところがこの先にもあるが、人を襲っている方、つまり右のゾンビを先に倒すこと。但し、左のゾンビの動きも速いので、右を倒している時にミスすると危険。また、人を助けた後に振り返ったところにいるゾンビのうちどちらかが、斧を2本ほど投げてくる。倒す順番を考えれば防げたような気がするがよく覚えていない。

【人を助けなかった場合】

BOSS:STRENGTH

●ROUND1(長文入力):仮名20文字程度×12
入力する文章の長さに驚かされるが、速さも正確さもあまり要求されない。上級者なら、よほどのことがない限りノーダメージで倒せる。逆に、ここで食らうようでは第5章の雑魚敵に太刀打ちできないと思う。ボスに関して言えば、第3章の3択ボスを倒した後に出てくる超高速大蛇の方がよほど緊張感がある。

但し、新ROMではスピードが上がっているので要注意。


第5章:曙光(Dawn)

この章まで来ると、倒す順番を考えなくてはならない。車に乗り込むまでは上下に出てきたら上から、左右に出てきたら左から倒せば良い。特に左右から出てくるところでは、右側を先に倒すと直後に斧が出てきて厄介なので、必ず左から倒す。それから、樽の1文字(「カテゴリーの辞書」又はライフ)を打つとその後の展開がかなり楽になる。ちなみに、「RANK A」の文字に邪魔されて1文字が見えなかったこともあった。この場合は運が悪かったと思って地道に仮名10文字を10個打つしかない。

第5章で最も楽な部分。上級者ならノーダメージで抜けられる。中ボス2体の攻略法は第1章・第2章とほぼ同じ。入力文字数と要求されるスピードが少し上がっているだけだ。なお、2体のボスの間に高速短文字がいくつか襲ってくるが、出現場所を覚えればまずやられることはない。

中ボス2匹を倒した直後に上下に出てくるゾンビがかなり凶悪。現時点の筆者の攻略法は、2通り。ターゲッティング解除を利用して「上1文字→解除→下→上」の順に高速かつ正確に入力する方法と、素早く「上→下」と打つ方法。いずれも成功率は1割程度なので、1発食らうのを甘受してノーミスで抜け、後でゲージ回復する手もある。なお、KeNoさんによれば、左の雑魚が前面に来るのを待ってから打ち始め、敵の攻撃パーツを吹っ飛ばして空振りさせることで勝率が上がるとのこと。次に車から出てくるゾンビは、正確さが要求されているのだと思う。次の仮名1文字は左側に出現することだけ覚えておけば問題ない。その次、ボス戦直前の雑魚3体もやや辛い。ここは迫ってくる順、つまり「下→上→中」の順番が最も安全だ。上の雑魚を倒した後に斧が出てくるので「中」を高速に入力する必要があるが、この斧が出てくる前に少し時間があるので、上の雑魚に食らう前に「下→中」を高速に入力して倒す方法よりはリスクが少ない。

BOSS:MAGICIAN(マジシャン)

●ROUND1(ノーミス入力):仮名10文字程度×12(難易度S)
入力ミスをした瞬間にダメージを食らうので、正確さ90%台前半ではかなり辛い。当然ながら入力が遅すぎても食らうので、正確さを重視しつつある程度早く打たなくてはならない。筆者の場合は平均して1ダメージ程度食らう。なお、「ー」や句読点、数字など打ちにくい文字も出現するので要注意(例:「ジューシーでまろやか」「イメージトレーニング」「2割3分12本」「まみむめもの「も」」)。また、「こんなん」はKONNAN、「おんな」はONNAと打たなくてはならない。「ん」=NNに慣れている人は要注意。(例:「女の武器を酷使」「女は女が嫌い」)

↑新ROMでは「ん」=NN方式でも入力可能になっている。

●ROUND2(高速3連入力+α):(仮名6文字×3+仮名15文字)×6(難易度A)
高速3連入力がかなりきつい。4文字×3程度ならまだ間に合うが、6文字×3、しかも打ちにくい文字が多い場合はいかんともしがたい。そして、この3連入力を成功させて次の仮名15文字をすべて入力しないとマジシャンにダメージを与えられない。なお、3連入力に2回連続で失敗すると入力する仮名が4文字以下に減ることがある。こちらのタイピングスピードが遅いと判断されるためだろう。似たような仕様が元祖である「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2」にもあるらしい。

時々、変な単語や打ちづらい単語が出現するので、まとめて覚えておくと良い。筆者の場合は「アチョー!」「ヅカガール」(宝塚の女の子のこと?)など。

↑新ROMでは文字数・スピードとも減少し、難易度が大幅に低下している。マジシャンのノーダメージノーミスKOも決して難しくなくなった。



タイピング上級者でも第5章を1コインで抜けるのは難しい。そのため、5面開始前にライフを5個まで増やし、ライフゲージを満タン近い状態にしておく必要がある。そしてマジシャン戦の前にライフを最低3個、できれば4個以上残すことが望ましい。マジシャン戦は、運も絡むがダメージ2〜3程度で切り抜けたい。


第6章:原罪(Original sin)

最初の課題は、エレベーターに乗るまでのダメージを2以内に、できれば1以内に抑えること。よほどやり込んでいないと、コインを消費する。倒す順番は……スタート地点:「下→上」、斧その1:「仮名→斧→仮名→斧」(但し最初の仮名入力はかなりのスピードが必要)、斧その2〜3:少し待って「斧→仮名→仮名」、というのが大まかなパターンだが、これだけとは限らない。仮名表示と同時に斧を投げる「ヒュウ!」という音が聞こえたら斧を先に打ち、聞こえなかった場合は大急ぎで仮名を先に打つ。この方法を用いれば、筆者の場合は調子が良ければ0〜1ダメージで抜けられるようになった。エレベーター入り口の雑魚は、早さよりもむしろ正確さを重視すること。焦らず確実に入力すれば食らうことはない。逆に、スタート地点の雑魚は多少入力ミスがあっても速さに物を言わせて持ち直すことが可能である。

ちなみに、斧が出てくるところで「ターゲッティング解除」などをやっている暇はない(筆者の場合は)。そんなことをやっていては雑魚の方にやられる。

最初の雑魚2匹は、「上→下」が正解。下のほうが先に登場するが、惑わされないように。通路に入って2番目の雑魚は、少し待って「斧→仮名→仮名」が正解の時と、斧が出ないので「仮名→仮名」で良い時がある気がする。ここも、最初のフロアの斧雑魚と同様、斧を投げる音で判断する方が良い。

↑ 新ROMでは、最初の雑魚2匹は「左→右」が正解。

MISSION1は最終章だけあってかなりの難易度を誇る。ほぼノーミスで、しかも高速に入力しないと食らう。美佳タイプで言えば450〜500文字/分レベルの速度が要求される。しかもそれが8回も続く。筆者は最高で4体倒したことがあるが、全部倒すのは至難の業。

研究室の雑魚はかなり手強い。仮名12文字程度を計4体倒すのだが、正確さと速さを同時に要求される。かなり速く打っていても敵の動きが止まらず、ミスすると動きが早くなる。上級者でもかなり押し込まれるはずだ。そしてその後も気を抜いてはいけない。ボックスに1文字が表示されることがあるので、確実に入手すること。これがあるとないとで次の超高速仮名×2の難易度がまるで違うからだ。アイテム入手に失敗した場合は、ダメージを1回に抑えることを念頭に置くしかないだろう。3択ボスについては、第3章のボスと同様。解けなかった問題と解答を地道に暗記していく以外に攻略法はない。

↑ 新ROMの場合、研究室のアイテム入手に失敗してもその後の雑魚×2の難易度はさほど高くない。

MISSION2はある程度の正確さも要求されるがスピード重視だ。筆者は2000.3.1現在、24回挑戦して12回クリアしている(成功率約5割)。ちなみに、MISSION2をクリアするとライフ、鎮静剤、ダイヤモンドのいずれかをもらえる。

↑ MISSION2は、正式稼動後と新ROM出荷後の2段階で難易度が低下した。新ROMでは仮名10文字程度を打てば良いので、筆者の成功率は100%になった。こうなると、ただクリアするだけではなくゲージ回復を狙いたい。

BOSS:EMPEROR

●第1形態(高速かつ正確な入力)(難易度B)

次のパターンがランダムに登場。計6回ダメージを与えると第2形態へ移行する。

高速3連・高速4連とも、新ROMでは難易度が下がったので打ちやすい。高速長文入力(剣)がやや厳しいが、コンボをつないでゲージ回復を狙いたい。なお、MISSION2をクリアして「鎮静剤」をもらうと、高速4連入力が「仮名5文字程度×4(難易度C)」に、鉄球4発同時入力が「仮名3文字程度×4」に、高速長文入力(剣)が「仮名12文字程度×1」(難易度B)に、それぞれ緩和される。但し鎮静剤の効果は2〜3回で切れるので、その後は本来の強さに戻る。

●第2形態(高速かつ正確な入力)(難易度A)

次のパターンがランダムに登場。計5回ダメージを与えると第3形態へ移行する。

第1形態よりもレベルが一段と高い。ミスをしたり、打つ途中で躊躇したりするとほぼ確実に食らう。ラストバトルでは最も厳しい場所と言えるだろう。

基本的には、文字数の少ないズィール・ハイエロファントモードを初速に注意して確実に倒し、ダメージを食らうと難易度が下がる性質を利用して文字数の多いタワー・ストレングスモードを撃破する。だが、ここまでたどり着いた実力があればタワー・ストレングスモードといえども決して勝てない相手ではない。ミスを抑えるのはもちろんだが、積極的に打ちまくって一刻も早くこの形態を倒すようにしたい。

●第3形態(クールダウン):仮名3〜20文字程度の3択×3

この3択はどれを選んでも良い。入力時間にはかなり余裕があるので、正確さに心掛けつつなるべく字数の多いものを打つ(一般に、文字数が多いほどスコアが高いらしいので)。



タイピング上級者でも第6章では2〜3コインくらい使わざるを得ないだろう。斧、3択ボス、高速長文入力、MISSION等の難関がいくつも待ち受けている。なお、トータルスコアはほとんど第6章のスコアで決まるので、コインの消費を抑えつつ、特にMISSIONではなるべく多くの敵を倒しておきたい。


エンディング〜ハイスコア名前入力

スタッフロールをタイピングできるらしいです(情報提供:1600mさん)。これは気付かなかった ^^; ということで何回かチャレンジ。

……5コイン以内でクリアできる実力があれば、エンディングのタイピングは全く難しくない。強いて言えば「THE HOUSE OF THE DEAD 2 チーム」くらいか。ちなみに、ラストは「しいのまさみつ」さんである。ここだけは他と違って表示後すぐに横に流れて消えるので全部打つのは難しいが、名前が表示されると同時にノーミスかつ高速に入力すれば、消える前に全部を打つことができるし、実は文字が消えた後もしばらくの間入力が可能。そして……8体のゾンビをすべて踊らせると、DC版の「スペシャルモード」をプレイするためのパスワードが表示される。

エンディング終了後、ハイスコアランキングに入った場合には、めでたく名前・年齢・職業・コメントの入力となる。30秒以内という制限があるので、あらかじめ入力内容を考えておくと良い。なお、デフォルトのハイスコアは上から順に5000, 4900, 4800, 4700, 4600, 4500, 4400, 4300となっている。「ワープロ検定1級レベル」の実力があれば、クリアさえすれば4500以上は間違いなく入るし、少しやり込んで慣れると5000以上を出すのも難しくはないだろう。


全体を通して:

最後に、「トータルスコア=第6章のスコア」となっているようだ。道理でラスボスを倒さないとトータルスコアが出ないわけだ。そして、トータルスコアを伸ばすには第6章のスコアをいかに伸ばすかが重要となる。また、当然ながら第6章の途中で投げていては決してトータルスコアは狙えない。トータルスコアを出すには連コインができる場所・時間帯を選び、とにかくクリアを目指すようにしたい。


●筆者のハイスコア

スコア種別記録入力方法達成日達成場所
第1章「序曲」5263ローマ字2000.5.3大宮TRIP
第2章「混濁」8823ローマ字2015.8.29秋葉原CLUB SEGA新館
第3章「闇」6742かな2014.3.12秋葉原レジャーランド
第4章「絶望」6891かな2014.5.15秋葉原CLUB SEGA新館
第5章「曙光」7846かな2013.12.23新宿カーニバル
第6章「原罪」
(=トータルスコア)
9999かな2014.4.16秋葉原レジャーランド
ストーリーモード年俸24億5127万円かな2014.4.10秋葉原レジャーランド
トレーニングモード3024かな2001.5.25伊勢佐木町サントロペ
トレーニングモード年俸7359万円かな2001.3.8渋谷GIGO

※難易度VERY EASY・かな入力では、3章で6254を記録。(2014.2.21)
※難易度VERY EASY・かな入力では、5章で7945を記録。(2014.2.21)
※難易度VERY EASY・かな入力では、6章で9960を記録。(2014.2.19)
※難易度VERY EASY・かな入力では、年俸24億7788万円を記録。(2014.2.21)


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