AC版と比較した時のDC版の主要な追加要素の一つであるBoss modeに関して、仕様と攻略法を記述する。
要素 | 説明 |
---|---|
速度 | 5〜6文字相当のワードの平均速度を目安とする |
正確性 | 必要とされる正確性の度合い |
反射 | 反射神経。短文の速度はこれに含まれる |
加速 | ワード途中で詰まった時の、中終盤の再加速 |
知識 | タワーのクイズ。他にも、仕様を把握しておいた方が有利になるものはここに含まれる。 |
総合 | 総合的に見た難易度評価 |
種目名 | 速度 | 正確性 | 反射 | 加速 | 知識 | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|
JUDGMENT | B | C | A | B | C | B |
HIEROPHANT | A | C | A | A | B | B |
TOWER | B | C | S | C | S | B |
STRENGTH | A | C | - | S | C | B |
MAGICIAN | A | S | A | A | B | A |
EMPEROR | S | B | A | S | A | A |
ボス名 | 総評 |
---|---|
JUDGMENT | 反射神経に加えて、速度と加速も重要。 |
HIEROPHANT | 前半は速度と加速、後半は反射神経。特に後半の難易度が上昇する。 |
TOWER | クイズの問題と解答の丸暗記の他に、勝利への道は無い。後半の難易度が上昇する。 |
STRENGTH | 速度と加速と最適化に尽きる。事前に文字が読めるので反射神経は不要。 |
MAGICIAN | 前半は正確性偏向型だが、速度も重要。後半は反射神経と加速。 |
EMPEROR | 速度・加速・反射神経いずれも極めて重要。正確性の比重はやや低い。 |
★1 | ★2 | ★3 | ★4 | ★5 | ||
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R | クァール | 9文字×6 | 10文字×4+11〜12文字×2 | 11〜12文字×6 | 13〜14文字×6 | 13〜14文字×6 |
ズィール | 7文字×2+8文字×1 | 10文字×3 | 11〜12文字×3 | 11〜12文字×3 | 11〜12文字×3 | |
K | クァール | 11〜12文字×6 | 11〜12文字×4+13〜14文字×2 | 13〜14文字×6 | 15〜16文字×6 | 15〜16文字×6 |
ズィール | 9文字×3 | 11〜12文字×3 | 11〜12文字×3 | 13〜14文字×3 | 13〜14文字×3 |
高難易度では、入力時間制限の短いズィールが特に厳しい。ワード運にもよるが、詰まらず一気に打ち抜きたい。
★1 | ★2 | ★3 | ★4 | ★5 | ||
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R | 前半 | 11〜12文字×5 | 13〜14文字×5 | 15〜16文字×5 | 15〜16文字×5 | 15〜16文字×5 |
後半 | 7文字×3 | 9文字×1+10文字×2 | 10文字×1+11〜12文字×2 | 11〜12文字×3 | 11〜12文字×3 | |
終盤 | 2文字×2 | |||||
K | 前半 | 15〜16文字×5 | 15〜16文字×5 | 17〜18文字×5 | 19〜20文字×5 | 19〜20文字×5 |
後半 | 9文字×3 | 11〜12文字×3 | 11〜12文字×3 | 13〜14文字×3 | 13〜14文字×3 | |
終盤 | 2文字×2 |
前半はできれば一発で打ち抜きたいが、★2以上では厳しい。せめて二発で打ち切りたい。三発を要しているようでは記録を狙えない。後半は入力時間制限が短いため、特に高難易度では厳しい。JUDGMENTよりもワードが長いため、ワード運に頼る部分が増加する。終盤の2文字は特殊ワードであり、WORDBOXの影響を受けない。
★1 | ★2 | ★3 | ★4 | ★5 | ||
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R | 前半 | 11〜12文字×6 | 13〜14文字×6 | 15〜16文字×6 | 15〜16文字×6 | 15〜16文字×6 |
後半 | 7文字×3+8文字×1 | 10文字×4 | 11〜12文字×4 | 11〜12文字×4 | 11〜12文字×4 | |
K | 前半 | 15〜16文字×6 | 15〜16文字×6 | 17〜18文字×6 | 19〜20文字×6 | 19〜20文字×6 |
後半 | 9文字×4 | 11〜12文字×4 | 11〜12文字×4 | 13〜14文字×4 | 13〜14文字×4 |
※HIEROPHANT Aと違って、「終盤」が存在しない。
HIEROPHANT Aと同様だが、前半が6回に増えるため、タイムを短縮するチャンスも増える。前半はできれば一発で打ち抜きたいが、★2以上では厳しい。せめて二発で打ち切りたい。三発を要しているようでは記録を狙えない。後半は入力時間制限が短いため、特に高難易度ではワード運に恵まれないと厳しい。なお、HIEROPHANT Aと違って、後半の攻撃は前半終了後すぐに来るため、要注意だ。
★1 | ★2 | ★3 | ★4 | ★5 | ||
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R | 前半 | クイズ×6 | ||||
後半 | 3文字×5 | 4文字×5 | 5文字×5 | 6文字×5 | 6文字×5 | |
K | 前半 | クイズ×6 | ||||
後半 | 4文字×5 | 5文字×5 | 5文字×5 | 6文字×5 | 6文字×5 |
※ローマ字入力の★3以上では、後半3回目に喰らった。その後文字数の増減は無かったが、再調査が必要。
前半のクイズは特殊ワードであり、WORDBOXの影響を受けない。問題と解答の丸暗記以外に勝利の道は無い。N問目終了時に5.5N-1秒台というのが最低限守るべきラインで、記録を狙うにはさらに1〜2秒詰めなくてはならない。一方、このペースから1秒以上遅れたらリセット確定だ。
後半は文字数が増加するため、★3以上では3回目を切り抜けるのが困難である。特に6文字相当ではワード運に賭けるしかない。「38度線」(Rで7打鍵、Kで6打鍵)等が狙い目だ。また、タイム短縮のためには5回目のワード運も重要だ。
TOWER Aと同様。なお、後半は1回目と4回目が比較的速いが、TOWER Aの後半3回目ほどではない。但しダメージを喰らった場合、6回目もそこそこ速いので要注意。
★1 | ★2 | ★3 | ★4 | ★5 | |
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R | 特殊×12 | ||||
K |
通常時と同様。ストレングスのワードは特殊ワードであり、WORDBOXの影響を受けない。
STRENGTH Aと同様。
★1 | ★2 | ★3 | ★4 | ★5 | ||
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R | 前半 | 11〜12文字×12 | 11〜12文字×6+13〜14文字×6 | 13〜14文字×6+15〜16文字×6 | 15〜16文字×12 | 15〜16文字×12 |
高速3連 | 4文字×6 | 5文字×6 | 6文字×6 | 6文字×6 | 7文字×6 | |
長文 | 13〜14文字×6 | 15〜16文字×6 | 17〜18文字×6 | 17〜18文字×6 | 17〜18文字×6 | |
K | 前半 | 13〜14文字×12 | 13〜14文字×3+15〜16文字×9 | 15〜16文字×3+17〜18文字×9 | 17〜18文字×12 | 17〜18文字×12 |
高速3連 | 5文字×6 | 6文字×6 | 7文字×6 | 7文字×6 | 8文字×6? | |
長文 | 15〜16文字×6 | 19〜20文字×6 | 19〜20文字×6 | 19〜20文字×6 | 19〜20文字×6 |
※Kの★5では後半に喰らった。再調査が必要。
※あきうめさんの動画(難易度Very Hard、ライフ1設定!)によると、Rの★5は前半が15〜16文字×12、高速3連が7文字×6、長文が17〜18文字×6だった。難易度Normalでも同様と考えられる。
前半では、ミスした瞬間にダメージを喰らう。入力時間制限も厳しく、正確に打っていても遅すぎると喰らう。後半は「高速3連→長文」を6回繰り返す。高速3連と長文の両方を時間内に打ち終えないとダメージを与えられない。
また、かな入力の高速3連では先頭文字重複バグが発生する。例えば「ちゃくいのみだれ」と「ちりがみこうかん」が同時に出現する。前者を打っているつもりで後者にターゲッティングした場合、ダメージ必至である。
前半のワードの長さに慣れるのが先決だ。特に、★3以降で出現する15〜16文字や17〜18文字は厳しい。また入力時間に関しても、★2までは余裕があるが、★3では7ワード目から、★4では4ワード目と7ワード目の二段階で、★5では2ワード目から短くなる。特に★4や★5で、12回続けてノーミスで制限時間内に打ち終えるのは極めて難しい。
後半の高速3連では、スピードが要求される。打ちながら次のワードを読み、間断なく打ち続ける必要がある。高難易度の場合はダメージ必至なので、前半をノーダメージで突破し、ライフ数に余裕を残しておきたい。また、先頭文字重複バグの対策として、「上→下→中」の順に打つ。長文は入力制限時間に余裕があるため、前半や高速3連を安定して打ち抜ける実力があれば余裕だろう。
★1 | ★2 | ★3 | ★4 | ★5 | |||
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R | 第一形態 | 鉄球3連 | 6〜7文字 | 7〜8文字 | 8〜9文字 | 9〜10文字 | 10文字 |
鉄球4同時 | 3〜4文字 | 4文字 | 4〜5文字 | 5〜6文字 | 6文字 | ||
剣 | 17〜18文字 | 19〜20文字 | 19〜20文字 | 19〜20文字 | 19〜20文字 | ||
第二形態 | ズィール | 3文字 | 3文字 | 4文字 | 5文字 | 5文字 | |
ハイエロ | 6文字 | 7文字 | 8文字 | 9文字 | 9文字 | ||
タワー | 10文字 | 11〜12文字 | 13〜14文字 | 13〜14文字 | |||
ストレングス | 11〜12文字 | 13〜14文字 | 15〜16文字 | 15〜16文字 | 15〜16文字 | ||
第三形態 | 特殊クイズ×3 | ||||||
K | 第一形態 | 鉄球3連 | 7〜8文字 | 8〜10文字 | 10〜12文字 | 11〜12文字 | 11〜12文字 |
鉄球4同時 | 3〜4文字 | 4〜5文字 | 5文字 | 5〜6文字 | 6文字 | ||
剣 | 19〜20文字 | 19〜20文字 | 19〜20文字 | 19〜20文字 | 19〜20文字 | ||
第二形態 | ズィール | 3文字 | 4文字 | 4文字 | 5文字 | 5文字 | |
ハイエロ | 7文字 | 9文字 | 10文字 | 10文字 | 10文字 | ||
タワー | 11〜12文字 | 13〜14文字 | 15〜16文字 | 15〜16文字 | 15〜16文字 | ||
ストレングス | 13〜14文字 | 15〜16文字 | 17〜18文字 | 17〜18文字 | 17〜18文字 | ||
第三形態 | 特殊クイズ×3 |
※初期状態では存在せず、MAGICIAN以下のすべてのボスを撃破すると出現する。
※ローマ字入力の★5は難易度が高いため、鉄球スカシおよび、第二形態戦でのダメージを許容して測定。★5ではこれらにより文字数が低下しないと仮定。
第一形態では、最初は鉄球3連で固定である。以後は鉄球3連、鉄球4同時、剣モードがランダムに出現する。計6発与えると第二形態に移行する。第二形態では、ズィールモード、ハイエロモード、タワーモード、ストレングスモードがランダムに出現する。計5発与えると第三形態に移行する。
反射神経・速度・加速すべてが要求される。正確性の比重はやや低い。
WORDBOX状態では、特に★4以上では破格の難易度を誇る。第一形態では鉄球3連の文字数が多いため、ワード運が悪いとほぼ確実に喰らう。安定して勝てない場合は、鉄球スカシを積極的に狙いたい。これは、ダメージを受けずに難易度を落とす手法である。具体的には、4つの鉄球のうちこちらを直撃しないものを見極めて故意に打たないようにする。2回以上この現象を発生させると、以後の各モードの攻撃速度が減少し、多少は楽になる(文字数は減少しない)。さらに、この現象を発生させるとエンペラーにもダメージを与えたことにならない。従って、第一形態戦の延長が可能となる。特に第一形態で鉄球3連と鉄球4同時が続く場合は、28コンボつないでゲージ回復を狙いたい。
第二形態ではストレングスモードとタワーモードが絶望的な難関である。鉄球スカシを何回決めようが、第二形態で何発喰らおうが、各モードのワードの長さと速度は一定以下には落ちない。ハイエロモードも、ワード運が悪いと危険だ。第一形態をノーダメージで乗り切ることで残りライフに余裕を持たせておきたい。そして、ズィールモードが数多く出現することを祈るしかない。
記録を狙うには、十分な実力を身につけた上で、ノーダメージで一気に倒す必要がある。鉄球スカシを狙うとその分だけダメージ蓄積が遅れるため、タイムロスになる。さらに、ワード運も必要である。第一形態ではエフェクトに時間がかかる鉄球3連が少ない方が良い。第二形態ではエフェクトおよび入力に時間を要さずダメージを受ける可能性も低いズィールモードが多数出現する方が良い。第三形態では「もし1兆円あったら?」等の短いクイズが多数出現する方が良い。
※初期状態では存在せず、MAGICIAN以下のすべてのボスを撃破すると出現する。
JUDGMENTからEMPERORまで、全9種類のボスが順番に登場する。ライフが尽きる前にEMPERORを撃破すれば終了である。ライフは各ボス戦開始時に初期値(OptionsのLifeで設定した数。デフォルトでは3個)に戻る。一方、コンボ数やPERFECTゲージは引き継がれる。文字数は、同難易度の各ボスとほぼ一致する。
FIGHT ALLをクリアした場合、直後には再びFIGHT ALLが選択されている。だが、途中でGAME OVERとなった場合は、当該ボスが選択されている。これは、FIGHT ALLに挑む前に当該ボスの対策をやり直せというメッセージなのだろうか。
長期戦となるため、ゲージ回復を意図的に操作するという意味で、正確性の比重が増す。特に高難易度の場合は、マジシャン戦前半とエンペラー戦第一形態でゲージ回復できるように調整しておくと、多少は余裕が出てくる。
具体的には、ストレングスB終了までに一度もゲージ回復せず、かつゲージがほぼ満タンになるように調整しておく。マジシャン前半でゲージ回復し、後半でもコンボをつなぐ。もしライフが余っていて、かつ次のゲージ回復に届きそうにない場合、故意に喰らって後半戦を引き延ばすことでコンボを稼ぐ。例えば高速3連で凶悪ワードが集中した時は、無理に3ワード打つ必要は無い。一方、高速3連が容易に打ち切れる状況なら、次の長文を打たずに喰らえば良い。また、コンボ稼ぎが順調で、マジシャン戦終了までにもう一度回復できそうなら、故意に切断する。そして、エンペラー第一形態でゲージ回復に届くように調整する。エンペラー第一形態では鉄球スカシを積極的に狙いつつ、最低1回、できれば2回以上のゲージ回復を目指す。第二形態開始時点でライフが4個以上あることが理想である。
※以下のスコアはすべて難易度Normal以上、ライフ3設定で記録したものである。
ボス名 | ★1 | ★2 | ★3 | ★4 | ★5 |
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JUDGMENT | 1分02秒30 | 1分05秒53 | 1分08秒63 | 1分14秒16 | 1分12秒88 |
HIEROPHANT A | 1分24秒43 | 1分27秒60 | 1分36秒96 | 1分37秒40 | 1分37秒05 |
HIEROPHANT B | 1分03秒93 | 1分08秒10 | 1分15秒08 | 1分13秒98 | 1分21秒20 |
TOWER A | 1分02秒18 | 1分04秒76 | 1分09秒30 | 1分12秒50 | 1分08秒83 |
TOWER B | 1分00秒76 | 1分04秒00 | 1分00秒81 | 1分04秒38 | 1分03秒51 |
MAGICIAN | 2分13秒88 | 2分20秒55 | 2分30秒05 | 2分37秒85 | |
EMPEROR | 1分47秒38 | 1分45秒10 | 1分56秒91 | 4分02秒31 | |
FIGHT ALL | 11分22秒43 | 12分33秒76 |
※STRENGTHは、非WORDBOX状態と難易度が変わらないため省略。
※MAGICIAN★5、EMPEROR★5、FIGHT ALL★3以上は、難易度が高いためまだ倒していない。
ボス名 | ★1 | ★2 | ★3 | ★4 | ★5 |
---|---|---|---|---|---|
JUDGMENT | 1分01秒23 | 1分02秒63 | 1分03秒06 | 1分07秒40 | 1分08秒58 |
HIEROPHANT A | 1分21秒71 | 1分23秒95 | 1分26秒98 | 1分32秒11 | 1分33秒61 |
HIEROPHANT B | 1分01秒85 | 1分03秒63 | 1分06秒51 | 1分12秒43 | 1分13秒91 |
TOWER A | 1分01秒66 | 1分02秒40 | 1分01秒30 | 1分04秒16 | 1分05秒15 |
TOWER B | 1分01秒05 | 1分01秒16 | 59秒90 | 1分02秒33 | 1分02秒96 |
MAGICIAN | 2分16秒60 | 2分19秒68 | 2分21秒16 | 2分21秒56 | 2分32秒76 |
EMPEROR | 1分43秒26 | 1分49秒63 | 1分55秒98 | 1分59秒30 | 2分53秒40 |
FIGHT ALL | 11分27秒11 | 11分46秒96 | 12分54秒73 |
※STRENGTHは、非WORDBOX状態と難易度が変わらないため省略。
※FIGHT ALL★4と★5は、難易度が高いためまだ倒していない。