ミルドラース(パターン3)、レベル1×4人で撃破

2001.5.12


【スラリンを外せ!】

『レベル1×5人で撃破2』では、スラリンをパーティに入れ、しかも有効活用するという夢が実現しました。しかし、スラリンを入れても攻略可能ということは、戦闘に余裕があるのではないかと思えてきました。そこで、平均HPは少し上がりますが、スラリンを外してレベル1キャラ4名で攻略することにしました。

変身前については、最初の2ターンを運で切り抜ければ、基本的に『レベル1×5人で撃破2』と同様の方法で倒せます。運と言っても生存率は8割以上なので、さほど分が悪い戦いではありません。また、倒す直前の回復も復活対象がニトロだけになるので、ダメージ調整は楽になります。

変身後については、第2ターンに与えるダメージが減り、スラリンという盾がいなくなるのでかなり厳しい戦いになります。瞑想による回復を上回るダメージを与えることは可能ですが、悠長に復活の杖を使っている余裕はもはやありません。最初から最後まで無駄なく攻撃して、世界樹の葉が尽きる前に倒さなくてはなりません。しかし、ぎりぎりの戦いながら、何とか倒せる見通しが立ったのです!




<準備>


【ステータス】

名前LvHPMP攻撃守備素早
ピエール 1 46 6 149 245 20
イエッタ 1 60 0 156 205 23
ニトロ 1 42 10 139 46 15
クックル 1 43 10 124 42 54

※4人平均レベル1、平均HP47.8。
※変身前・変身後ともこの4名で攻略。
※種や木の実の使用は、『レベル1×6人で撃破』『レベル1×5人で撃破』『レベル1×5人で撃破2』と同じ。


【装備】

名前装備
ピエール吹雪の剣 神秘の鎧 水鏡の盾 メタルキングヘルム
イエッタグリンガムの鞭 水の羽衣 炎の盾 知力の兜
ニトロ悪魔の爪
クックル氷の刃 星降る腕輪

【持ち物】

名前持ち物
ピエール賢者の石 世界樹の葉×7
イエッタファイト一発 天空の盾 天空の剣 世界樹の葉×5
ニトロ世界樹の葉×5 ファイト一発×6
クックル祈りの指輪×2 ファイト一発×7 世界樹の葉



<ミルドラース(変身前)>

標準ターン数=24


▼敵から受けるダメージ

攻撃キャラダメージ防御手段
打撃 ピエール 34〜43 防具
イエッタ 43〜54 防具+守りの種
メラゾーマ イエッタ 0 天空の盾
33〜51 水の羽衣+防御
輝く息 イエッタ 0 耐性+炎の盾

▼敵に与えるダメージ

攻撃キャラダメージ備考
打撃 イエッタ 68〜 87  
136〜175 ファイト一発使用時
ピエール 64〜 82  
ニトロ 60〜 77  
メラゾーマ反射 イエッタ 73〜102  

【攻略法】


▼基本戦術1(最初の3ターン)

ミルドラースピエールイエッタニトロクックル
輝く息orメラゾーマ 馬車防御馬車馬車
打撃or波動 賢者の石ファイト一発馬車ルカナン
手下を呼ぶ 馬車天空の盾メガンテルカナン

※第2ターンにイエッタに打撃が当たり、死んだ場合はリセット。
※第2ターンにクックルに打撃が当たった場合もリセット。
 装備を調えても、命の木の実を投与しても一撃で死ぬので、無意味。
※ファイト一発の使用対象は、常にイエッタ。


▼基本戦術2−A(第2ターンが打撃だった場合)

ミルドラースピエールイエッタニトロ
輝く息orメラゾーマ 馬車打撃死亡
打撃or波動 世界樹の葉打撃復活
手下を呼ぶ 打撃or賢者の石※打撃メガンテ

※第1ターンには、死者(ニトロ)を馬車の外に出す。
※第2ターンにピエールが打撃を受けた場合は、第3ターンにピエールも打撃。(神秘の鎧の自然回復だけで回復可能)
※第2ターンにイエッタが打撃を受けた場合は、第3ターンにピエールが賢者の石。
※第2ターンにミルドラース(素早さ80)がピエール(素早さ20)を後攻することが稀にある。
 後攻されてニトロに打撃が当たったらリセット。
※ピエールの世界樹の葉7枚が尽きる前に倒さないと厳しくなる。


▼与えるダメージの期待値

ミルドラースの行動ダメージ期待値
輝く息orメラゾーマ155.5+1/2×87.5=199.25
打撃or波動155.5
手下を呼ぶ155.5+73×0.6=199.3
合計554.05

※自然回復を考慮すると、3ターンで実質404.05のダメージが蓄積。
※第2ターンに打撃が来た場合に、当たる確率はピエール3:イエッタ2と仮定。


▼基本戦術2−B(第2ターンが波動だった場合)

ミルドラースピエールイエッタニトロクックル
輝く息orメラゾーマ 馬車打撃死亡馬車
打撃or波動 世界樹の葉打撃復活馬車
手下を呼ぶ 馬車天空の盾メガンテファイト一発

▼与えるダメージの期待値

ミルドラースの行動ダメージ期待値
輝く息orメラゾーマ155.5+1/2×87.5=199.25
打撃or波動77.5
手下を呼ぶ0
合計276.75

※自然回復を考慮すると、3ターンで実質126.75のダメージが蓄積。


最初の3ターンは、相手の守備力を下げないうちに攻撃しても自然回復を上回れず無駄なので、回復と攻撃準備に専念します。第1ターンには、イエッタを防御させて盾にします。輝く息が来ればノーダメージですし、メラゾーマが来ても何とかしのげます。

第2ターンには、ミルドラースの行動によりこちらの生存率が左右されます。凍てつく波動が来た場合は問題ないのですが、打撃が来ると面倒です。クックルに当たると即死しますし、第1ターンにメラゾーマが来た場合はこのターンにイエッタに打撃が当たってもやはり即死します。いずれにしても、以後持ち直せないのでリセットするしかありません。ピエール・イエッタ・クックルの順に並べて、打撃がピエールに当たることを祈ります。


▼ミルドラースの行動と生存率

第1ターン第2ターン生存率(期待値)
輝く息 凍てつく波動 1/2×1/2×1.0=0.25
輝く息 打撃 1/2×1/2×0.8=0.20
メラゾーマ 凍てつく波動 1/2×1/2×1.0=0.25
メラゾーマ 打撃 1/2×1/2×0.5=0.125
合計 0.825

※打撃が当たる確率を、ピエール5:イエッタ3:クックル2と仮定。


以下、誰も死ななかったと仮定して話を進めます。第2ターンには、クックルのルカナンで守備力を下げます。また、第2ターンにピエール又はイエッタに打撃が当たった場合(かつ生き残った場合)の対策として、ピエールは賢者の石を使っておきます。さらに、第3ターンにクックルがルカナンを唱えるためファイト一発を使用できないことを考えて、イエッタ自身がファイト一発を使います。

第3ターンには、イエッタがメラゾーマ対策として天空の盾を使用し、クックルが2回目のルカナンを発動して守備力を0まで下げます。ミルドラースが召喚する雑魚に関しては、出現直後にニトロのメガンテで葬り去ります。

第4ターン以降、こちらが受けるダメージは第2ターンの打撃のみになります。そこで、いよいよ攻撃に転じます。基本的にイエッタは毎ターン攻撃し、他のキャラはサポートに徹します。もちろん、回復の必要がなければ(回復の必要があるのは第2ターンに打撃が来てイエッタに当たった場合のみ)ピエールも打撃を叩き込みます。第1ターンにはイエッタの他に死者(ニトロ)を馬車の外に出して「イエッタ、死者」の順に配置し、『死者の盾技』によるメラゾーマ反射を狙います。また、第2ターンにはピエールに打撃が当たった方が都合が良いので最前列に、当たると即死のニトロは最後尾に配置します。

自然回復分を考慮しつつ累積ダメージを計算しておき、実質1450ダメージを超えたら変身後との戦闘に備えてニトロを復活させ、賢者の石で回復を行います。次のようにすれば回復を行いつつほぼ確実に倒せます。


第1ターンイエッタが世界樹の葉(メラゾーマ反射を狙う)
第2ターンピエールが賢者の石、イエッタが打撃※
第3ターンピエール、イエッタ、ニトロの3人で打撃

※第2ターンにミルドラースを倒してしまう可能性があれば、イエッタは防御。
※第1ターン前に実質1450ダメージに達していなかった場合でも、第2ターンの前に
 実質1460ダメージに達したら、イエッタはニトロに世界樹の葉を使う。


以上の方法で、最初の2ターンさえ切り抜ければ勝率は9割以上です。第2ターンがすべて凍てつく波動だった場合はバイキルト攻撃ができず、ダメージが不足する可能性もありますが、そうなる可能性はごく低いです。




▼実戦データ

ターンミルドラースイエッタピエール呪文反射累計
1〜3 (準備期間)       0
メラゾーマ 136   91 177
波動 76 世界樹   203
召喚 天空の盾 賢者の石   153
メラゾーマ 163   82 348
打撃 161 世界樹   459
召喚 153     562
10 メラゾーマ 136   80 728
11 波動 79 世界樹   757
12 召喚 天空の盾 賢者の石   707
13 メラゾーマ 162   73 892
14 波動 82 世界樹   924
15 召喚 天空の盾 賢者の石   874
16 輝く息 150     974
17 打撃 150 世界樹   1074
18 召喚 169 74   1267
19 メラゾーマ 151   99 1467
20 打撃 世界樹 賢者の石   1417
21 召喚 142 67   1626



<勝率の計算>

まず、与えられる実質ダメージの期待値の合計は次のようになります。

 第1〜3ターン:0
 第4〜21ターン:(1/2×404.05+1/2×126.75)×6=1592.4

このように、凍てつく波動と打撃が半々の確率で来るとしたら、21ターンで勝利可能です(最後のターンでは自然回復される前に倒すため)。しかし、凍てつく波動が多いと厳しくなります。

第4〜24ターンのうち、ミルドラースの凍てつく波動の回数が5回までなら、第24ターンまでに実質2×404.05+5×126.75=1441.85以上のダメージを与えています。この場合、第27ターンまでに実質158.15のダメージを与えれば勝利できます。第25ターンもしくは第26ターンにイエッタが攻撃し、第27ターンに3人が攻撃すれば、第27ターンまでに平均374.5のダメージを与えるため、自然回復を考慮しても勝利可能です。

凍てつく波動の回数が6回の場合は、第24ターンまでに実質1×404.05+6×126.75=1164.55のダメージを与えています。この場合は、その後のミルドラースの行動が「メラゾーマ→打撃」だった場合にのみ勝利可能です。(期待ダメージ:87.5+155.5+73+155.5+68.5=540)

凍てつく波動が7回来た場合は、第24ターンまでに実質7×126.75=887.25のダメージしか与えていません。しかも、この時点でクックルのファイト一発とピエールの世界樹の葉が尽きているため、以後全員が生き残った状態で勝利するのは不可能です。

以上より、第4〜24ターンに凍てつく波動が来る回数を考えて、第2ターンまでに生存した場合の勝率は次のようになります。


場合の数の合計    :27=128
凍てつく波動が5回以下:277C07C1=120
凍てつく波動が6回  :7C1=7
(このうち、第25ターンがメラゾーマ、第26ターンが打撃である確率は1/4)

勝率=(120+7×1/4)÷128=487/512=0.951175875 つまり約95%。

最初の2ターンを乗り切る確率が0.825なので、
トータルの勝率は、0.825×0.951175875=0.784716796875 つまり約78%。


実際には、「会心の一撃」「ミルドラースの後攻」「ミルドラースの打撃がニトロに当たる」「打撃のダメージが平均値から大きく外れる」などの要因によって勝率が多少変動します。

なお、上記の計算結果より、クックルのファイト一発のうち少なくとも1個は変身後との戦闘に持ち越せることが分かります。ファイト一発を全部使うということは第4ターン以降凍てつく波動が7回来るということですから、そもそも勝てません。




<変身後を見据えて:24ターン以内に勝利せよ!>

変身前との戦闘が終了した時点でピエールの世界樹の葉を1枚残すことができれば、変身後との戦闘開始後10ターンで守備力を0にすることができます。すると変身後をより早く倒すことができ、安定感も上がります。

ピエールは世界樹の葉を7枚持っています。前記の行動表によると、第4〜21ターンに世界樹の葉を計6枚使います。従って、ここまでで実質1450ダメージを与えるか、第22ターンまでに実質1460ダメージを与えれば、第24ターンにミルドラースを倒すことができ、世界樹の葉が1枚残ることになります。

ここで、第4〜21ターンのうち、ミルドラースの凍てつく波動の回数が3回までなら、第21ターンまでに実質3×404.05+3×126.75=1592.4以上のダメージを与えているので問題ありません。

凍てつく波動が4回の場合は、第21ターンまでに実質2×404.05+4×126.75=1315.1のダメージを与えています。第22ターンにメラゾーマが来れば実質1480以上のダメージになるため、第24ターンに勝利できます。凍てつく波動が5回以上の場合はダメージ不足なので、第24ターンまでに勝利することはできません。

以上より、第4〜21ターンに凍てつく波動が来る回数を考えて、第2ターンまでに生存した場合に、第24ターンまでに勝利する確率は次のようになります。


場合の数の合計    :26=64
凍てつく波動が3回以下:266C06C16C2=42
凍てつく波動が4回  :6C2=15
(このうち、第22ターンにメラゾーマが来る確率は1/2)

確率:(42+15×1/2)÷64=99/128=0.7734375 つまり約77%。

最初の2ターンを乗り切る確率が0.825なので、
トータルの勝率は、0.825×0.7734375=0.6380859375 つまり約64%。


なお、上記の計算結果より、クックルのファイト一発のうち少なくとも3個は変身後との戦闘に持ち越せることが分かります。ファイト一発を4個以上使うということは第4ターン以降凍てつく波動が4回来るということですから、そもそも24ターン以内に勝利できません。




<ミルドラース(変身後)・パターン3(弱)>

標準ターン数=66


▼敵から受けるダメージ

攻撃キャラダメージ防御手段
痛恨の一撃 クックル等 145固定
メラゾーマ イエッタ 0 天空の盾
イエッタ 33〜51 水の羽衣+防御
イオナズン ピエール等 23〜28 耐性
灼熱炎 ピエール 30〜35 耐性+水鏡の盾+防御

▼敵に与えるダメージ

攻撃キャラダメージ備考
打撃 ピエール 95〜122 吹雪の剣
194〜249 吹雪の剣+バイキルト
イエッタ 68〜 87  
クックル 80〜103 氷の刃
ニトロ 60〜 77  
メラゾーマ反射 イエッタ 92〜128  
イオナズン反射 72〜 88  

【攻略法】

まず、瞑想や凍てつく波動のターンを狙ってミルドラースの守備力を0にします。とはいえ相手にはマホカンタがかかっているので、天空の剣で解除してからルカナンをかけなくてはなりません。また、クックルは変身前との戦闘でMPを消耗しているので、まず祈りの指輪で回復します。以上を、第2ターンで痛恨の一撃を受けて死ぬニトロを復活させつつ行わなくてはなりません。


▼基本戦術1(第1〜6ターン……回復と攻撃準備)

ミルドラースピエールイエッタクックルニトロ
灼熱炎 防御馬車馬車馬車
痛恨の一撃 馬車馬車馬車打撃※
メラゾーマ 馬車防御馬車死亡
瞑想 馬車天空の剣世界樹の葉復活
イオナズン 賢者の石馬車馬車馬車
凍てつく波動 打撃天空の盾祈りの指輪馬車

※第2ターンにニトロは行動する前に痛恨の一撃を受け、確実に死亡する。


変身前との戦闘が24ターン以内に終了していれば、ピエールの世界樹の葉が1枚余っています。この場合は、第4ターン以降の行動を次のようにします。


ミルドラースピエールイエッタクックルニトロ
瞑想 馬車天空の剣祈りの指輪死亡
イオナズン 世界樹の葉馬車馬車復活
凍てつく波動 賢者の石天空の盾ルカナン馬車

クックルの行動が1回分早まるため、第10ターンにはミルドラースの守備力が0になり、第12ターンにはファイト一発を使うことができます。また、変身前との戦闘でファイト一発を少なくとも3個残しているため、第24ターンまでクックルがファイト一発を使うことができます。


▼基本戦術2(第7〜12ターン……攻撃準備終了)

ミルドラースピエールイエッタクックルニトロ
灼熱炎 防御馬車馬車馬車
痛恨の一撃 馬車馬車馬車打撃
メラゾーマ 馬車世界樹の葉馬車復活
瞑想 打撃打撃ルカナン馬車
イオナズン 打撃打撃馬車馬車
凍てつく波動 打撃天空の盾ルカナン馬車

※第3ターンには死者(ニトロ)を馬車の外に出して『死者の盾技』を発動。
※第6ターンで万一ミルドラースに後攻され、天空の盾の効果を打ち消された場合は、
 イエッタは第3ターンに防御し、第5ターンに馬車に入れることで対処する。


▼与えるダメージの期待値

ミルドラースの行動ダメージ期待値
〜メラゾーマダメージを与えても瞑想で全回復されてしまう。
瞑想66+48.5=114.5
イオナズン66+48.5+80=194.5
波動108.5
合計417.5

※会心の一撃を出す場合や、ミルドラースに後攻される場合は無視。


守備力を下げた後は次のようにします。


▼基本戦術3(第13〜18ターン……クックルのファイト一発が残っている間)

ミルドラースピエールイエッタクックルニトロ
灼熱炎 防御馬車馬車馬車
痛恨の一撃 馬車馬車打撃打撃
メラゾーマ 馬車世界樹の葉馬車復活
瞑想 打撃打撃打撃馬車
イオナズン 打撃打撃馬車馬車
凍てつく波動 打撃天空の盾ファイト一発馬車

※ファイト一発の使用対象は常にピエール。
※第2ターンには、ニトロ・クックルをこの順に配置し、2人で特攻。
※第3ターンには死者を復活させる。ここではニトロが死ぬことを想定しているが、
 クックルが死んだ場合も同様に第3ターンに復活させる。
※第6ターンでは、クックルのファイト一発が残っている場合は優先的に使う。
 この場合、クックルはピエールに先攻できるため、ピエールがこのターンにバイキルト攻撃を叩き込める。


▼与えるダメージの期待値

ミルドラースの行動ダメージ期待値
痛恨の一撃68.5×0.4+91.5×0.6=82.3
メラゾーマ110
瞑想108.5+77.5+91.5=277.5
イオナズン108.5+77.5+80=266
波動221.5
合計957.3

※第2ターンに打撃が当たる確率はニトロ3:クックル2と仮定。


▼基本戦術4(第19〜30ターン……イエッタの世界樹の葉が残っている間……計2回)

ミルドラースピエールイエッタクックルニトロ
灼熱炎 防御馬車馬車馬車
痛恨の一撃 馬車馬車打撃打撃
メラゾーマ 馬車世界樹の葉馬車復活
瞑想 打撃打撃打撃馬車
イオナズン 打撃打撃馬車馬車
凍てつく波動 打撃天空の盾馬車ファイト一発

※第6ターンでファイト一発を使うキャラがクックルからニトロに変化。


▼与えるダメージの期待値

ミルドラースの行動ダメージ期待値
痛恨の一撃68.5×0.4+91.5×0.6=82.3
メラゾーマ110
瞑想221.5+77.5+91.5=390.5
イオナズン221.5+77.5+80=379
波動108.5
合計1070.3

▼基本戦術5(第31〜54ターン……イエッタの世界樹の葉が尽きた後……計4回)

ミルドラースピエールイエッタクックルニトロ
灼熱炎 防御馬車馬車馬車
痛恨の一撃 馬車馬車打撃馬車
メラゾーマ 馬車打撃死亡馬車
瞑想 打撃馬車復活世界樹の葉
イオナズン 打撃打撃馬車馬車
凍てつく波動 打撃天空の盾馬車ファイト一発

※第2ターン、クックルは行動する前に痛恨の一撃を受け、確実に死亡する。
※世界樹の葉を使うキャラが、ニトロに変化。


▼基本戦術6(第55〜60ターン……ニトロのファイト一発が尽きた後)

ミルドラースピエールイエッタクックルニトロ
灼熱炎 防御馬車馬車馬車
痛恨の一撃 馬車馬車打撃馬車
メラゾーマ 馬車打撃死亡馬車
瞑想 打撃馬車復活世界樹の葉
イオナズン 打撃打撃馬車馬車
凍てつく波動 打撃天空の盾打撃馬車

※ニトロよりもクックルの方が攻撃力が高いため、第6ターンにはクックルを出す。


▼基本戦術7(第61〜66ターン……ニトロの世界樹の葉が尽きた後……特攻開始)

ミルドラースピエールイエッタクックルニトロ
灼熱炎 防御馬車馬車馬車
痛恨の一撃 馬車馬車馬車打撃
メラゾーマ 馬車打撃馬車死亡
瞑想 打撃打撃打撃
イオナズン 打撃打撃馬車
凍てつく波動 打撃天空の盾打撃

※ここからバイキルト攻撃ができなくなり、特攻といえども全体的な攻撃力が低下する。


▼基本戦術8(第67〜72ターン……ニトロの復活が不可能になった後……最後の特攻)

ミルドラースピエールイエッタクックルニトロ
灼熱炎 防御馬車馬車
痛恨の一撃 馬車馬車打撃
メラゾーマ 馬車打撃死亡
瞑想 打撃打撃
イオナズン 打撃打撃
凍てつく波動 打撃打撃

※瞑想を上回るダメージを与えられなくなるため、ここまでで倒せなければ敗北確定。


▼与えるダメージの期待値

ミルドラースの行動31〜5455〜6061〜6667〜72
灼熱炎 0.0 0.0 0.0 0.0
痛恨の一撃 0.0 0.0 0.0 0.0
メラゾーマ 187.5 187.5 187.5 187.5
瞑想 221.5 221.5 277.5 186.0
イオナズン 379.0 379.0 266.0 266.0
波動 108.5 200.0 200.0 186.0
合計 896.5 988.0 931.0 825.5

こうすれば死者を復活させつつ、MPを消費せずに持ちこたえられます。ミルドラースは瞑想1回につきHPを500回復するのですが、以上のようにすれば瞑想と瞑想の間に平均950程度のダメージを与えられるので、世界樹の葉が尽きる前に何とか倒せます。

全員が大ダメージを受ける灼熱炎やイオナズンは、耐性のあるピエール・ちゅんやマホカンタ効果が既にかかっているイエッタだけを馬車の外に出せば大幅に軽減できます。メラゾーマは『死者の盾技』ではね返せます。痛恨の一撃では必ず1人死者が出ますが、残り2人が攻撃できるので安定してダメージを稼げます。そして、ミルドラースが瞑想や凍てつく波動を使う時に回復と攻撃準備を行い、効率良く戦闘を進めます。また、ピエールにファイト一発を使い、吹雪の剣バイキルト攻撃を6ターンに2発(第6ターンの行動順序によっては3発)叩き込んで大ダメージを狙います。第6ターンにミルドラースに後攻されない限り、ほぼ安定して勝つことができます。




■攻略法(行動別)


【灼熱炎】

ピエールを防御させてしのぎます。神秘の鎧により、このターンと第4ターンで完全にダメージを回復できます。但し、戦闘開始直後にピエールのHPが36以上必要なので、変身前を倒す直前に賢者の石で回復を行う必要があります。


【痛恨の一撃】

HP73以上のキャラがいないため、必ず死者が1人出ます。戦闘開始直後第9ターンまで(2回目の瞑想の前まで)は攻撃しても無駄なので、ニトロだけを出して盾にします。それ以降は、ニトロとクックルを出して2人で特攻です。1人死んでも残り1人が攻撃できるのがポイントです。注意点として、賢者の石を使うピエールやマホカンタ効果がかかっているイエッタを死なせると以後のターンに無駄が生じるため、残りの2人を馬車の外に出します。この時、攻撃力の高いクックルの攻撃成功率を増やすため、最後尾に配置します。但し、イエッタの世界樹の葉が尽きた後は、世界樹の葉を持っているのがニトロだけになるため、クックルのみを出すしかありません。

このターンには是非ミルドラースに後攻して欲しいところです。あるいはせめてニトロとクックルのどちらか一方でも先攻し、さらにそのキャラに痛恨の一撃が当たってくれれば、結果的に2人ともが行動できます。しかし、そうなる可能性は低いです。


【メラゾーマ】

事前に天空の盾を使ったイエッタと第2ターンで死んだキャラを馬車の外に出し、『死者の盾技』ではね返します。また、イエッタの世界樹の葉が残っている間は、このターンに死者を復活させると効率的です。戦闘開始直後や、第6ターンにミルドラースがイエッタを後攻した場合は、イエッタにマホカンタ効果がかかっていないため、防御してしのぐしかありません。この場合は後でピエールが賢者の石で回復する必要があります。

このターンにミルドラースに後攻されると、生き返ったキャラがメラゾーマを受けて再び死ぬ可能性があります。その場合は第4ターンに再び復活させなくてはなりません。


【瞑想】

ダメージを受けないため、回復と攻撃準備を安全に行うチャンスです。戦闘開始直後は、守備力を下げる前に攻撃しても瞑想による回復を上回れず無駄なので、回復と守備力下げに専念します。また、ピエールは賢者の石を使い、イエッタのダメージを回復します。

守備力を下げた後は、死者がいなければ攻撃力の高いキャラ(ピエール>クックル>イエッタ>ニトロ)を3人出して攻撃し、大ダメージを与えます。但し、イエッタの世界樹の葉が尽きた後はこのターンにニトロが世界樹の葉を使います。その場合でも、攻撃力の高いピエールは攻撃し、瞑想による回復に対抗します。


【イオナズン】

耐性があり神秘の鎧でダメージを完全に回復できるピエールと、マホカンタ効果が既にかかっているイエッタの2人を外に出します。戦闘開始直後はイエッタにマホカンタ効果がかかっていないため、馬車に入れておきます。


【波動】

回復と攻撃準備に専念します。戦闘開始直後はこのターンにルカナンを使います。また、イエッタは天空の盾を使い、以後メラゾーマとイオナズンをはね返すための準備をします。守備力を下げた後は、クックルはピエールにファイト一発を使い、以後バイキルト攻撃を叩き込む準備をします。クックルのファイト一発が尽きた後はニトロがファイト一発を使い、ニトロのファイト一発も尽きたらクックルが打撃に回ります。

このターンにミルドラースに後攻された場合は敗色濃厚です。イエッタが後攻されると天空の盾の効果が打ち消されるため、第3ターンにはイエッタが防御し、第5ターンには馬車に入れておかなくてはなりません。イエッタ自身が与えるダメージやメラゾーマ反射の分のダメージが減るだけでなく、第3ターンに世界樹の葉を使えないので死者の復活が遅れ、回復・攻撃とも危険が増します。ファイト一発使用者(クックル→ニトロ)が後攻されるとバイキルト攻撃ができなくなるため、やはり期待ダメージが大幅に減ります。しかし、このターンに後攻される確率はかなり低いため、基本的に心配することはありません。




<与える実質ダメージの期待値合計:変身前に27ターンで勝利した場合>

ターン数実質ダメージの期待値累計
第1〜9ターン 0(瞑想を上回れないため) 0.0
第10〜12ターン 417.5 417.5
第13〜18ターン 957.3−500=457.3 874.8
第19〜30ターン (1070.3−500)×2=1140.6 2015.4
第31〜54ターン (896.5−500)×4=1586 3601.4
第55〜60ターン 988−500=488 4089.4
第61〜66ターン 931−500=431 4520.4
第67〜72ターン 825.5−500=325.5 4845.9

このように、期待値周辺のダメージを与え続ければ、第66ターンまでに倒せます。期待値を多少下回るダメージだったとしても、第72ターンまでにはほぼ確実に倒せます。

ケアレスミスをするなどして、万一ダメージが不足しそうな場合は、第72ターンにイエッタが天空の盾を使い、第75ターンの「メラゾーマ反射+イエッタの打撃」で倒すことを狙います。こうすると期待ダメージがメラゾーマ反射の110だけ増えます。ここまでで倒せなければ、以後瞑想による回復を上回れないため、敗北確定です。




<与える実質ダメージの期待値合計:変身前に24ターンで勝利した場合>

ターン数実質ダメージの期待値累計
第1〜9ターン 0(瞑想を上回れないため) 0.0
第10〜12ターン 673.5 673.5
第13〜18ターン 1183.3−500=683.3 1356.8
第19〜24ターン 1183.3−500=683.3 2040.1
第25〜30ターン 1070.3−500=570.3 2610.4
第31〜54ターン (896.5−500)×4=1586 4196.4
第55〜60ターン 988−500=488 4684.4
第61〜66ターン 988−500=488 5172.4

※クックルが第12ターンにファイト一発を使えるため、ここからバイキルト攻撃を叩き込める。
※クックルのファイト一発は第24ターンまで残る。
※ニトロのファイト一発は第66ターンまで残る。


このように、期待値周辺のダメージを与え続ければ、第60ターンまでに倒せます。期待値を多少下回るダメージだったとしても、第66ターンまでにはほぼ確実に倒せます。




▼実戦データ

※灼熱炎のターンには全くダメージを与えていないので、ここでは省略しています。


ターンミルドラースピエールイエッタクックルニトロ呪文反射累計
1〜9 (準備期間)           0
10 瞑想 71 45 ルカナン     116
11 イオナズン 68 54     72 310
12 波動 101 天空の盾 ルカナン     411
14 痛恨     91   502
15 メラゾーマ   世界樹   復活 119 621
16 瞑想 101 71 97     390
17 イオナズン 95 68     79 632
18 波動 194 天空の盾 ファイト     826
20 痛恨     85   911
21 メラゾーマ   世界樹   復活 102 1013
22 瞑想 198 87 110会     908
23 イオナズン 243 81     74 1306
24 波動 203 天空の盾   ファイト   1509
26 痛恨     89   1598
27 メラゾーマ   世界樹   復活 123 1721
28 瞑想 216 78 89     1604
29 イオナズン 194 87     76 1961
30 波動 221 天空の盾   ファイト   2182
32 痛恨         2182
33 メラゾーマ   79     95 2356
34 瞑想 194   復活 世界樹   2050
35 イオナズン 249 69     78 2446
36 波動 200 天空の盾   ファイト   2646
38 痛恨         2646
39 メラゾーマ   80     101 2827
40 瞑想 239   復活 世界樹   2566
41 イオナズン 293会 78     79 3016
42 波動 106 天空の盾   ファイト   3122
44 痛恨         3122
45 メラゾーマ   72     121 3315
46 瞑想 242   復活 世界樹   3057
47 イオナズン 242 69     76 3444
48 波動 98 天空の盾   ファイト   3542
50 痛恨         3542
51 メラゾーマ   72     94 3708
52 瞑想 復活 77   世界樹   3285
53 イオナズン 世界樹 78 復活   82 3445
54 波動 103 天空の盾   ファイト   3548
56 痛恨         3548
57 メラゾーマ   86     117 3751
58 瞑想 200 86   71   3608
59 イオナズン 221 72     83 3984
60 波動 104 天空の盾   ファイト   4088
62 痛恨         4088
63 メラゾーマ   72     93 4253
64 瞑想 234 73       4060
65 イオナズン 216 70     87 4433
66 波動   79       4512

【感想】

事前の周到な計算により作り出された行動表に基づき、確実にダメージを蓄積させていきます。第24、30、36ターンにニトロ(素早さ15)がピエール(素早さ20)に先行してファイト一発を使うという強運にも恵まれ、第48ターンまでに実質3542ダメージ。あと一息だ……と思った瞬間にケアレスミス! 第49ターン、灼熱炎をピエールの防御で耐えるべきところで攻撃させてしまった! 当然、灼熱炎の直撃を受けて即死。これは想像以上に痛いです。復活の手間がかかるので攻撃機会が計2回減りますし、ファイト一発の効果も失われます。そして第54ターン、本来なら実質3900ダメージを超えているはずなのに、実質3548ダメージ。ニトロの世界樹の葉も尽きてしまいました。

しかし、ここまで来て負けるわけにはいきません。急きょ作戦を練り直し、痛恨の一撃で盾となるキャラをニトロ(ファイト一発を持っている)からクックルに変更し、特攻を開始します。そして吹雪の剣バイキルト攻撃を計4発叩き込み……第66ターン、イエッタの打撃で実質4512ダメージに達して勝利!

変身後ミルドラース(パターン3)との戦闘でここまで必死に計算したのは多分初めてでしょう。だが、ケアレスミスを1回しても何とか勝てることが分かりました。ということは、第6ターンにミルドラースに後攻されて天空の盾やファイト一発の効果を打ち消された場合でも、ケアレスミスさえしなければ希望はあるということです。




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