第4章 低レベル攻略ガイド



4.3 青年時代前半2(ジャミを倒すまで)


結婚後はテルパドールを目指します。海では深海竜3匹組、砂漠上陸後も炎の戦士4匹組やオーク3匹組などが危険ですが、フローラとピエールを盾にしてひたすら逃げます。フローラは戦闘中に死んでも「気絶した」という表示になって戦闘終了後にHP1で復活するので、盾として有効です。途中砂漠のほこらでメダルを入手しながらテルパドールに到着します。

次にネッドの宿屋に向かうのですが、メダル王の城にはこの時点では特に用はないので、ルートの短さを考えると修道院から南下した方が良いです。そしてネッドの宿屋を拠点として、一気にチゾットへの山道を攻略します。雑魚敵とは正面から戦っても勝負にならないので、やはりフローラとピエールを盾にしてひたすら逃げます。但し、ダックカイトやリントブルムに対しては、馬車の外のメンバーが行動不能にされると逃げられないまま一方的に攻撃を受け続けることになるので、主人公など他のメンバーも出して逃げます。何回か挑戦すればチゾットまでたどり着けます。また、フローラと結婚した場合には水の羽衣を入手できるので、フローラに装備させます。なお、洞窟内のメダルをここで取っておくと後で楽です。

チゾット到着後は無料で宿泊できます。今度はグランバニアを目指します。グランバニアへの洞窟はかなり長い上、モンスターもより強力になります。この段階では基本的に最短距離で突破するのですが、後の手間も考えて、あまり遠回りせずに取れる宝箱については入手しておきます。

グランバニアでは、サンチョに話しかけるとイベントが進行してフローラが離脱します。その前に持ち物を他のキャラに渡しておきます。それから、フローラの初期装備(モーニングスター、身かわしの服)やグランバニアへの洞窟で得たお宝などを売却し、ピエールに風神の盾を買います。

さらに、メダル王から神秘の鎧をもらって装備させます。これでピエールの守備力が180に達し、神秘の鎧の自然回復もあるため戦闘が一気に楽になります。また、王家の証を取るまではサンチョの家に夜行くと無料で泊めてくれます。闇のランプを有効に活用します。なお、そろそろ持ち物が増えてきて持ちきれなくなります。世界樹の葉や魔法の聖水など、当分の間使わないアイテムは預けておきます。

試練の洞窟は、実質ピエールだけで突破します。ピエールに神秘の鎧を装備させて最深部へ向かいます。なお、主人公が死んでいてもカンダタ戦は開始されます。




<カンダタ>

HPMP攻撃守備素早Ex標準ターン数レベルアップ
60025958530115050020ピエール1→4
行動パターン:打撃/痛恨の一撃/ベホイミ
特徴    :手下としてシールドヒッポを従えている。

【攻略法】

ピエールと主人公の2人で挑みますが、実質的にはピエール1人で倒すこととなります。

まずシールドヒッポを風神の盾で飛ばします。その後はピエールが攻撃するだけです。主人公は守備力が低いのでカンダタの打撃でそのうち死にます。神秘の鎧の自然回復があるピエールは通常の打撃では死にません。カンダタがベホイミを唱えるため戦闘が長引きますが、MPに限りがあるため、メタルキングの剣で攻撃していればほぼ確実に勝てます。

なお、万一戦闘終了直前になっても主人公が生き残っていたら、数ターン逃げ続けて主人公を戦闘不能にしてからトドメを刺します。但し、カンダタはごく稀に痛恨の一撃を出すことがあります。当たったら即死なので、運が悪かったと思って再挑戦するしかありません。また、シールドヒッポは確率1/16で鉄の盾を落とすので、これを狙うのも良いです。但しその場合はカンダタを倒した後にシールドヒッポを飛ばす必要があります。




グランバニアに戻るとイベントが進み、体力が回復します。空飛ぶ靴は北の教会到着後も主人公に持たせておきます。MP不足でルーラを使えない時に助かります。また、この時点で手持ちのキメラの翼をすべて売ってしまって構いません。

ここで、ブラウンを仲間にします(ピエールのみ生存)。そしてレベルアップしたピエールと別れてアーサーを仲間にします。ラインハット周辺で戦い、目標のモンスター1匹を倒した後残りのモンスターを風神の盾で飛ばします。主人公だけ残して倒すので、事前にブラウンやニトロを預けるか殺しておきます。なお、ブラウンやニトロだけ残してピエールを仲間にすることは、この段階では賢さ不足のため不可能です。

北の教会を拠点としてデモンズタワーに向かいます。まず、2階にいるアームライオンやオークキングをニトロのメガンテで消します。アーサーやピエールを仲間にする際にニトロを預けるか殺す必要があるので、そのついでにこの作業を行います。次にアーサー1人で最上階まで攻略します。2階のホークマン×2と10階のマムー×2+バルーンを風神の盾で消し、ルートを作りながら宝箱を取っていきます。この時点ではバルーンのメダパニ(固定戦闘で効いたらリセット確定)とアームライオンの打撃が怖いですが、他の雑魚敵には余裕を持って対処できます。

7階の炎の石像の攻撃では、全員が最大HPの約半分のダメージを受けます。8階から岩を運んできて防ぎます。岩の中には爆弾岩(風神の盾で消せない)が潜んでいますが、8階の上の方にある4個に関しては下の岩だけが爆弾岩なので、他の3個のうち2個を落とせば問題ないです。また、実は強行突破も有効な作戦です。うまく歩けば攻撃を2回受けるだけで抜けられます。但しその場合は攻撃を1回受けるごとに回復します。最大HPが低いのでホイミや薬草で十分です。

次にオークLv20を倒し、一旦空飛ぶ靴で戻ります。続いて、アーサーを追放してピエールを仲間にし、アーサーと同様の装備をさせてキメーラLv35を倒します。




<オークLv20>

HPMP攻撃守備素早Ex標準ターン数レベルアップ
950301301217035030015アーサー1→2
行動パターン:打撃→打撃→ルカナン→打撃→打撃→打撃【ローテーション】
特徴    :─

▼アーサーが受けるダメージ

 アーサー
打撃17〜22

【攻略法】

天空の盾を第1ターンに使い、その後打撃を繰り返します。受けるダメージは神秘の鎧で完全に回復できるので、レベル1のアーサーだけでも楽勝です。第3ターンにルカナンが来ますが、それがはね返って守備力が60下がるので、その後はさらに楽になります。




<キメーラLv35>

HPMP攻撃守備素早Ex標準ターン数レベルアップ
8001101209945035015ピエール1→2
行動パターン:打撃/ベギラマ/ヒャダルコ/ベホイミ/火炎の息(比率は2:1:1:1:1程度)
       (ベホイミはHP減少時のみ使用)
特徴    :─

▼ピエールが受けるダメージ

 ピエール
打撃8 〜10
ベギラマ7 〜11
ヒャダルコ30〜40
火炎の息5 〜10

【攻略法】

やはり第1ターンに天空の盾を使い、ヒャダルコを防ぎます。天空の盾を使う前にヒャダルコが来て40のダメージを受けると死にますが、その後は神秘の鎧の自然回復があるので、ピエールだけでも楽勝です。




ここでピエールを追放してアーサーを仲間にし、ジャミ戦に向かいます。イベントの都合上主人公が必須ですが、主人公はジャミ戦の前に復活するので、途中で死んでも構いません。




<ジャミ(バリア解除後)>

HPMP攻撃守備素早Ex標準ターン数レベルアップ
820120120503500040アーサー1→7
行動パターン:打撃/メラミ/バギクロス/凍える吹雪(比率は3:1:1:1程度)
特徴    :主人公のHPが半分以下になるか11ターンが経過すると、フローラの波動によって
       ジャミのバリアが解除される。それと同時に、主人公のHPとMPが全快になる。
       (もし死んでいた場合は復活する)

【ステータス】

 LVHPMP攻撃守備素早
主人公 7 54 19 29 10 15
アーサー 1 40 6 174 180 20

【装備】

主人公
アーサーメタルキングの剣 神秘の鎧 風神の盾 鉄仮面

【持ち物】

主人公世界樹の葉
アーサー天空の盾

▼敵から受けるダメージ

 主人公アーサー
打撃49〜646 〜 8
メラミ52〜620
バギクロス30〜620
凍える吹雪50〜6020〜25

※アーサーのダメージは防御時の値で、呪文はすべて天空の盾の効果ではね返す。
 これによって与えられるダメージはメラミ52〜62、バギクロス30〜62となっている。


【攻略法】

アーサーは第1ターンに天空の盾で守備を固めます。但しメラミ又は凍える吹雪が当たると死ぬので、第1ターンに主人公はアーサーに世界樹の葉を使います。2ターン連続でメラミ又は凍える吹雪がアーサーに当たった場合はリセットです。

アーサーは常に防御し、呪文の反射でダメージを与えていきます。ジャミのHPはあまり多くないので、これだけで十分です。打撃でダメージを与えても良いのですが、凍える吹雪が来ると一撃で死ぬので、戦闘が終了するまで防御しているのが得策です。




<参考:ジャミ(バリア解除前)>

HPMP攻撃守備素早Ex標準ターン数レベルアップ
2000150511650040アーサー1→7
行動パターン:打撃/メラミ/バギクロス/凍える吹雪(比率は2:1:1:2程度)
特徴    :呪文が効かず、炎や吹雪、打撃ではダメージ1しか与えられない。
       主人公のHPが半分以下になるか11ターンが経過すると、フローラの波動によって
       ジャミのバリアが解除される。それと同時に、主人公のHPとMPが全快になる。
       (もし死んでいた場合は復活する)

【攻略法】

バリア解除前に倒せば経験値が0になりますが、低レベルでまともに戦っては勝てません。ダメージを与える手段は、会心の一撃や刃の鎧による反射に限られます。毒針の急所攻撃でも倒せそうですが、ボス戦では発動しません。攻撃力を最高にし、全員でファイト一発を使ってバイキルト会心(ダメージ約770)を3発以上叩き込めば、理論上は倒せるはずです。但し主人公のHPが最大値の半分以下にならないように余裕を持って回復しなければならず、11ターン以内に倒せなければバリアが解除されるので、事実上不可能です。




4.4 青年時代後半1(イブールを倒すまで)


まず、青年時代後半ではサンチョに話しかけてはいけません。1回でも話しかけるとルイーダの名簿に載ってしまいます。ピピンもこの時点では使わないので、仲間にせずに進めます。メンバーは主人公、男の子、女の子、ブラウン、アーサー、ニトロ、コドランの7名となります。テルパドールで天空の兜をもらい、神秘の鎧を装備させると男の子の守備力が207まで上がるので、以後は馬車の外に男の子だけ出しておきます。

準備を調えたらエルヘブンを目指します。ルーラでオラクルベリーに行き、最果てのほこらに立ち寄りながら大陸沿いに船を進め、海の神殿に入ります。男の子1人で大抵の雑魚敵の攻撃をしのげるのですが、ブリザードマンが強敵です。2匹以上に回り込まれて凍える吹雪やヒャダルコを連打されたら確実に死亡します。もっとも、青年時代後半になるとルドマンの家で無料で復活できるので(
『3.5 技』を参照)、主人公さえ死ななければ死者が数名出ても構いません。

エルヘブンで魔法の絨毯を手に入れると、モンスターに遭わずに移動できるようになります。そこで、魔法の鍵の扉を開けて回ります。グランバニアにある星降る腕輪を男の子に装備させると、ほとんどの戦闘で先攻できるようになるので、死ぬ可能性が格段に減少します。この先トロッコ洞窟までのダンジョンは、男の子1人で攻略します。神秘の鎧、天空の盾、天空の兜、星降る腕輪を装備し、天空の盾や風神の盾を駆使して雑魚敵に対処すれば何とかなります。但しレベル5では回復呪文を覚えていないため、念のため薬草をいくつか持たせます。

この時点で、死の火山、チゾットへの山道、グランバニアへの洞窟にある宝箱をすべて回収します。メラミを使う相手(ホースデビル、ミニデーモン)に対しても、先攻して天空の盾を使えばもはや怖くありません。但し、ミミックや人食い箱を開けないように注意します(『6.1 小さなメダルリスト』を参照)。さらに、迷いの森へ行って妖精の剣を入手します。この時ついでに妖精の村にも行き、後でルーラで行けるようにしておきます。男の子1人で突入すると、妖精に話しかけた時点で村まで連行されてしまうので、主人公と2人で行きます。雑魚敵には男の子だけで対処できるので、主人公が死んでも問題ありません。『アンクルホーン×2』や『オーガヘッド』に対しても、天空の盾を使ってから逃げればほぼ安全です。

ここでアーサーと別れ、修道院周辺でピエールを仲間にします(ブラウンのみ生存)。ブラウンは攻撃力や守備力、そして賢さが低いので、少々工夫が必要です。装備は最低限【大金槌+鉄の胸当て+炎の盾+知力の兜】くらいは欲しいところです。そして、戦闘に入ったら真っ先に風神の盾を使い、相手がスライムナイト1〜2匹という状況に持ち込みます。なお、知力の兜は今後も使いますし、炎の盾は後でイエッタが使うので無駄にはなりません。

そしてピエールに命の木の実1個、守りの種3個を使い、女の子とニトロを預けます。見張りの塔に行ってブオーンを倒します。なお、この時点で命の木の実は6個、守りの種は5個ありますが、使いすぎると戦闘に緊張感がなくなりますし、ゲマ戦での生存調整が面倒になる(1人だけ残してトドメを刺す時に困る) ので、必要最小限に抑えておきます。


▼守りの種の使用個数とブオーン戦で受けるダメージ

個数ピエールの守備力ダメージ
020541〜52
120939〜50
221337〜48
321735〜45
422134〜43
522532〜41

※すべて妖精の剣使用時の値である。


本当は命の木の実を使用せず、HP40で倒したいのですが、守りの種を全部使ったとしても最大41のダメージを受けてしまうため、ブオーンを倒すまでに打撃を受ける回数を考えると非現実的です。従って、命の木の実を1個使用し、HP46に上げざるを得ません。この状態で守りの種の使用個数を可能な限り抑えるとすれば、最低限必要なのは3個ということになります。

なお、種や木の実を使った時のステータスの伸びはランダムで決定されます。タイミングをつかめば最高の値を安定して出せると思っていたのですが、少なくともDQ5についてはそう巧くはいかないようです。今回の低レベル攻略中のデータを示しておきます。


▼上昇値と得られた回数

 +1+2+3+4+5+6
力の種5回7回6回
素早さの種5回4回4回
賢さの種16回17回12回
命の木の実6回7回7回
不思議な木の実2回1回3回



<ブオーン>

HPMP攻撃守備素早Ex標準ターン数レベルアップ
4500300160909500070ブラウン1→10
行動パターン:打撃/スカラ/激しい炎/稲妻(比率は2:1:2:1程度)
特徴    :スカラは何回でも唱えてくる。
       主人公が生存していないとイベントが発生しない。

【ステータス】

 LVHPMP攻撃守備素早
ピエール 1 46 6 174 217 20
ブラウン 1 47 0 35 50 8

【装備】

ピエールメタルキングの剣 神秘の鎧 力の盾 知力の兜
ブラウン知力の兜

【持ち物】

ピエール妖精の剣 ファイト一発 天空の剣 炎のリング 世界樹の葉×2
ブラウン爆弾石

▼敵から受けるダメージ

 ピエールブラウン
打撃35〜45119〜154
激しい炎32〜4265 〜 85
稲妻16〜2250 〜 70

※ピエールが受けるダメージは妖精の剣使用後の値である。


▼敵に与えるダメージ

ピエール打撃117〜150
(スカラ後)82 〜105
炎のリング20 〜 30
ブラウン爆弾石52 〜 68

※ピエールの打撃はファイト一発使用後の値である。


【攻略法】

脅威の攻撃力300に対抗するため、ピエールには守備力重視の装備をさせ、さらに守りの種を3個使用して守備を固めます。また、これでも打撃にはまだ耐えきれないため、さらに命の木の実を1個使用します。これで相手から受けるダメージはピエールの最大HPを下回るので、神秘の鎧の回復効果を考えるとピエールが死ぬことはありません。

妖精の剣を使用する第1ターンの攻撃さえしのげば、その後は確実にダメージを蓄積させていくことができます。160ある守備力に対抗するためにファイト一発を使い、バイキルト攻撃を叩き込みます。

HPが45以下になったら防御してHPを回復し、スカラをかけてきたら天空の剣で解除します。また、スカラを無視してそのまま打撃を続ける手もあります。この場合は与えるダメージが平均40ほど減りますが、ブオーンがスカラを唱えた後にも例外なく攻撃できるので、天空の剣を使うよりは若干速くダメージが蓄積します。4400程度ダメージを与えたら炎のリングで微調整して4450程度まで与え、ブラウンを復活させます。最後のターンにブオーンの打撃でピエールを殺し、入れ違いにブラウンが爆弾石を使ってトドメを刺します。

なお、ブオーン戦の前に男の子などを使用して各地のミミックを計3匹倒し、小さなメダルを獲得して奇跡の剣をもらえばさらに楽に倒せます。




ブオーンを倒したら主人公が無料で復活し、MPも回復します。ついでに、ルドマンの家の技を使って男の子を復活させます。なお、本来ならばここでレベルアップしたブラウンと別れるべきなのですが、ゴンズ戦やゲマ戦の準備に便利なのでしばらくはパーティに残しておきます。

最後の鍵を入手したらメダル王の城にある黄金のティアラを女の子に装備させます。また、牢の中にある小さなメダルを取るとメダルの数が16枚以上になるので、奇跡の剣をもらいます。今後のボス戦は奇跡の剣バイキルト攻撃により、美しく攻略できます。ボロンゴを仲間にしていない場合は1枚不足するので、オラクルベリーで調達します。

続いて天空への塔を一気に駆け上がります。空飛ぶ靴を持っていきます。例によって男の子1人で攻略するのですが、妖精の剣があるので今までよりもさらに安定します。怖いのはエリミネーターの皆殺しや痛恨(両方とも一撃で即死)くらいです。他にはスライムベホマズンのマホトラも鬱陶しいので、第1ターンに天空の盾を使います(マホトラをはね返しても自分のMPは増えませんが)。マグマの杖を入手したら空飛ぶ靴で北の教会に行きます。




次に、北の教会を拠点にしてトロッコ洞窟に挑みます。この洞窟の雑魚敵にも男の子1人で対処できます。途中で祝福の杖を必ず入手します。また、すべてのお宝を1回で入手するためには、アイテム欄を3個空けておく必要があります。今回は男の子1人で突破しましたが、必要であれば死者の棺を連れていき、アイテムを持たせるために活用すると良いです。

地下3階から登場するサウルスロードの体当たりも、ダメージは残りHPの約8割なので、妖精の剣で守備力を上げれば死ぬことはありません(体当たりで敵が全部いなくなると、経験値が入ってしまうので注意しなければならない)。また、イズライールの火炎の息のダメージは天空の盾の耐性で15〜25に軽減できるので、3匹で現れて連発されてもまず大丈夫です。サターンヘルムの呪いもMPにしか効かないので、放置しておいて構いません。但し、ゾンビナイトの毒は命取りなので、一発で逃げるようにします。

天空城でプサンの話を聞くと、妖精のホルンを取れるようになります。また、過去のサンタローズでは桧の棒とがった骨を買っておきます。これは後で『ひとしこのみ技』を使用し、モンスターを仲間にする手間を大幅に省くためです。天空城が浮上したら世界樹の雫を入手し、ボブルの塔の西の砂漠に着陸します。天空城には宿屋がないので、修道院のタダ宿を利用します。

ここでちゅん、タイチ、クックル、ボコボコ、イエッタ、スラリンを一挙に仲間にします。ポートセルミでこん棒、ルラフェンでのこぎり刀、サラボナで身かわしの服を調達して主人公に持たせ、『ひとしこのみ技』を発動させます。ボコボコとスラリンを仲間にする時はボブルの塔の西(もしくはサンタローズの洞窟)、クックルを仲間にする時は修道院の東の山地、イエッタを仲間にする時は修道院の北東の森で戦います。風神の盾を駆使して、1匹だけ倒すようにします。

さらに、ラインハットと山奥の村のカンダタ子分を倒して魔神の鎧とシルクのビスチェを入手します。ゲマ戦やクリア後のことも考えて、小さなメダルを落とすまで粘ります。

なお、カンダタ子分を倒す前に男の子か女の子をルイーダに預けておきます。そうしないと城や村にモンスターを連れて入れないからです。また、カンダタ子分は以下のようにすればちゅん1人でも倒せますが、経験値請負が面倒です。新規にモンスターを仲間にして請け負わせる手もありますが、ここでは時間短縮のためにボス攻略とゲーム進行を分離し、ブラウンが倒します。




<カンダタ子分>

HPMP攻撃守備素早Ex標準ターン数レベルアップ
50030130906575015010ちゅん1→3
行動パターン:打撃/ラリホー(比率は2:1程度)
特徴    :魔封じの杖が有効。

【攻略法】

【妖精の剣→天空の盾】として守備を固めれば、負ける要素は全くありません。注意点としては、カンダタ子分は街や村の中にいるので、必ず主人公が(生きた状態で)加わってしまいます。戦闘中に殺すのを忘れないようにします。




今後のボス戦に備えて2本目の妖精の剣を入手します。店では売っていないので、イズライール又はグロンデプスを倒して入手するしかありません。海域での敵の出現率は低く時間がかかるため、噂のほこらの東の山地などでイズライールを狙います。イズライール3匹の場合は1匹だけ倒して他の2匹を風神の盾で消します。他のモンスターと一緒の場合は他のモンスターを先に風神の盾で飛ばして最後にイズライールを倒すか、先に他のモンスターを1匹だけ倒して最後にイズライールを風神の盾で飛ばすようにします。すべてのモンスターを飛ばしてしまうとお宝は入手できませんし、イズライールを先に飛ばすと他のモンスターのお宝が入ってしまいます。なお、この辺のモンスターに対してはレベル1のちゅん+盾キャラでも何とか勝てますが、時間短縮のためにブラウンを使います。

ボブルの塔を次の5段階に分けて攻略します。素早さが不足気味の男の子を使うか、守備力が低い女の子を使うか選択する必要がありますが、今回の攻略では男の子に素早さの種を使えないため、女の子を使いました。女の子は星降る腕輪装備で素早さが120まで上がり、ゴールデンゴーレムやレッドイーター、ブルーイーター以外にはほぼ安定して先攻できます。但しこの時点での最強装備(プリンセスローブ、うろこの盾、黄金のティアラ)を調えても、守備力150で攻撃呪文への耐性もなく、男の子に比べるとかなり危険です。なお、ここでも時間短縮のためにブラウンを使用するのが有力な選択肢です。『魔神の鎧技』で先制して【妖精の剣→天空の盾】で守備を固めれば、大抵の雑魚敵には対処できます。


【第1段階】

1階に下りてきて扉を開けます。雑魚敵がかなり手強いので、5階にあるメダル以外のお宝は後回しにし、竜の頭が見えたら飛び降りて一気に1階まで下りて脱出します。4階より上ではザラキを使うホークブリザードとラリホーマを使う蛇手男が危険です。但し、女の子は凍える吹雪×3に耐えられるので、安定感は増します。3階より下ではブラックドラゴンやグレンデルの打撃に手を焼きます。敵が火炎の息を吐いたり防御したりするのを待ち、HPが50以上ある状態で逃げるようにします。そして、ゴールデンゴーレム×2からは一発で逃げます。戦うとほぼ確実に先攻され、1ターンで瞬殺されます。


【第2段階】

1階から入り、地上部分のアイテムを回収します。


【第3段階】

地下のダークシールドを取ります。他のアイテムは後回しでも構いません。例によってゴールデンゴーレム×2からは一発で逃げます。また、メタルドラゴンやシュプリンガーが2匹以上出ると妖精の剣で守備力を上げても支えきれず死ぬので、やはり一発で逃げます。ダークシールドを入手したら全滅して戻っても構いません。


【第4段階】

ゴンズを倒します。ここはボコボコとスラリンの2人で行きます。2人ともレベル1なので、雑魚敵とまともに戦っても勝負になりません。よって雑魚敵からはすべて逃げ、メガンテの腕輪と世界樹の葉を駆使して進みます。ゴールデンゴーレムやアンクルホーンに対してはメガンテの腕輪が効かないことがありますが、他のモンスターには大抵効きます。平均するとメガンテの腕輪を3〜4個使ったあたりでたどり着けます。

ゴンズのところに到達する直前に、雑魚と戦ってスラリンを殺します。スラリンが生きていたらメガンテの腕輪を装備させ、【スラリン→ボコボコ】の順に並べます。この状態で雑魚に遭遇し、第1ターンにボコボコが防御します。スラリンに攻撃が当たれば成功です。ボコボコに攻撃が当たったら、戦闘終了後に世界樹の葉で復活させてやり直しです。そして【ボコボコ→スラリン(死亡)】の順に並び替え、ゴンズ戦に臨みます。




<ゴンズ>

HPMP攻撃守備素早Ex標準ターン数レベルアップ
1700020019080350065070ボコボコ1→6
行動パターン:打撃/武器を振り回す/ミス(比率は3:2:1程度)
特徴    :後列のキャラを狙うことが多い。
       こちらの守備力が十分に高くても、打撃で0〜12、
       『武器を振り回す』で0〜15のダメージを受ける。

【ステータス】

 LVHPMP攻撃守備素早
ボコボコ 1 47 0 35 175 0

【装備】

ボコボコ魔神の鎧 炎の盾 知力の兜

【持ち物】

ボコボコ妖精の剣 祝福の杖 いかずちの杖

▼ボコボコが受けるダメージ

打撃0 〜12
武器を振り回す0 〜15

※妖精の剣使用後の値である。


▼敵に与えるダメージ

いかずちの杖30〜42

【攻略法】

『魔神の鎧技』のお陰で、第1ターンに確実に先制して妖精の剣を使うことができます。その後も確実に先攻できますし、ゴンズの攻撃では最大15しかダメージを受けません。従って、HPが16以上ある時にいかずちの杖、HPが15以下に減ったら祝福の杖を使えば100%勝つことができます。面倒なら作戦を『いのちだいじに』にしておけば、Aボタン連打でも勝てます。




ゴンズを倒したらボコボコだけで戻ります。『魔神の鎧技』で先攻して妖精の剣を使えば打撃系のモンスターに対してはかなり安定しますし、ドラゴンシールドを装備させれば火炎の息も怖くありません。それでもアンクルホーン×2などは脅威なので、途中で死んでしまった場合に備えて、所持金を0に近づけておきます。

その後、ボコボコだけが生き残る形でしげまるを仲間にします。そしてブラウン、ボコボコの装備をはぎ取ってから追放し、ボブルの塔の攻略に戻ります。


【第5段階】

ゲマを倒します。まず打撃で即死するのを防ぐために、ブオーン戦で命の木の実1個と守りの種3個を投与したピエールを使います。また、守備力を調整するために守りの種をもう1個投与します。さらに、少しでも速く倒すためにピエールに力の種6個を投与します。

また、ここでボス攻略とゲーム進行を分離します。次に示す方法(第1案)では、ちゅん1人だけを残して倒すということが事実上不可能だからです。




<ゲマ>

HPMP攻撃守備素早Ex標準ターン数レベルアップ
4500280250901200090070ちゅん1→14 or しげまる1→11
行動パターン:打撃/メラゾーマ/マホカンタ/激しい炎/焼けつく息(比率は2:1:1:1:1程度)
特徴    :マホカンタの重ねがけはしない。

■第1案……ボス攻略(レベルアップ:ちゅん1→14)


【ステータス】

 LVHPMP攻撃守備素早
ピエール 1 46 6 162 198 20
ちゅん 1 40 6 174 205 20

【装備】

ピエール奇跡の剣 神秘の鎧 ダークシールド 鉄仮面
ちゅんメタルキングの剣 神秘の鎧 力の盾 知力の兜

【持ち物】

ピエール妖精の剣 ファイト一発 満月草×4 世界樹の葉×2
ちゅん妖精の剣 天空の盾 ストロスの杖 世界樹の葉×4 爆弾石

▼敵から受けるダメージ

 ピエールちゅん
打撃35〜4532〜41
激しい炎32〜4232〜42

※打撃のダメージは妖精の剣使用後の値である。


▼敵に与えるダメージ

 ピエールちゅん
打撃86〜11021〜27

※ピエールの打撃はファイト一発使用後の値である。


【準備】

小さなメダルを58枚集め、神秘の鎧をもう1着入手しておきます。経験値なしで手に入る43枚(『6.1 小さなメダルリスト』を参照)に加え、ミミック、人食い箱、悪魔の壺、カンダタ子分を計15匹倒し、お宝として小さなメダルを入手します。

ただピエールとちゅんはゲマ戦に使用するアイテムを両手いっぱいに持っているため、メガンテの腕輪を持つ余裕がありません。そこで荷物持ちとしてスラリンを連れていきます。メガンテの腕輪と世界樹の葉を駆使してゲマのところに行き、直前でスラリンを戦闘不能にします。

また、死んだスラリンがゲマ戦で『死者の盾技』を発動したり(『3.5 技』を参照)、マホキテでメラゾーマを防ぐのを妨害したりするような事態を避けるため、スラリンを先頭に配置します。つまり【スラリン(死)→ピエール→ちゅん】の順番に並べるのです。この場合は最初の数ターンにスラリンを盾にするわけではありませんから、ピエールとちゅんの2人でゲマと戦うのと実質的に同じことになります。


【攻略法】

まず打撃を妖精の剣で、メラゾーマを天空の盾とダークシールドで防ぎます。また、高い守備力に対抗するためにファイト一発を持たせておきます。ゲマの攻撃はいずれも強力ですが、中でも最も危険なのが一瞬でパーティを全滅させうる焼けつく息です。人間なら9割程度は回避してくれるのでそれほど怖くはありませんが、レベル1のモンスターは約1/3の確率でマヒしてしまいます。ゲマはHPと守備力が高いので長期戦になることは避けられないのですが、もしピエール1人で戦った場合、倒しきるまでの間焼けつく息を避け続けるというのは非常に困難です。実際、実質スライムナイト1人で倒すという方法では、171戦してわずか4勝でしたし、最後の詰めが成功したことはありませんでした。

そこで今回は、ピエールと同様に炎耐性と守備力の高いちゅんを投入し、焼けつく息で一撃全滅する可能性を減少させます。ピエールと同じくちゅんにも約1/3の確率で焼けつく息は命中するのですが、それでも2匹いれば一撃全滅する確率は1/9にまで減らせます。どちらか一方がマヒしただけならストロスの杖や満月草で回復できるので、長期戦にも安定して耐えられるようになります。

但しちゅんはHPが少ないため、上述のように最強装備を調えて妖精の剣を使った場合でも、打撃一発で死ぬ可能性が残ります。炎耐性のない力の盾を装備させたことで、激しい炎でも一発で死ぬ可能性が出てきますが、逆に耐性のある風神の盾を装備させると打撃で即死する確率が6割を超えてしまいます。これではあまりにリスクが大きいので、打撃で死ぬ確率を可能な限り下げるセッティングにしてあります。一方、ピエールはHPが多いため、最終ターンになかなか死んでくれないという事態が起こり得ます。そこで、ダークシールドと鉄仮面を装備させることにより、炎でも打撃でも平均40近いダメージを受けるように調整しています。

第1ターンに2人とも妖精の剣を使います。この時のゲマの行動が激しい炎又はマホカンタなら成功です。打撃やメラゾーマで死者が出たら世界樹の葉で復活させて同じことを繰り返します。焼けつく息でマヒした場合も同様です。第2ターンにはピエールはダークシールド、ちゅんは天空の盾をそれぞれ使います。これでメラゾーマは来なくなります。

その後、ピエールはファイト一発を使い、ひたすら奇跡の剣バイキルト攻撃を叩き込みます。ピエールに関しては、打撃や激しい炎によるダメージは奇跡の剣と神秘の鎧で完全に回復できます。打撃をかわされた場合や先攻した場合など、ピエールのHPが45以下になった場合には、防御して神秘の鎧の自然回復でHPを回復してから攻撃に転じるようにします。一方、ちゅんは常に防御です。後列なので隙を見て攻撃させたいところですが、打撃でも炎でも一撃で死ぬ可能性がある以上、防御してピエールのマヒを回復することに専念するべきです。これで、焼けつく息さえ来なければかなり安定してダメージを蓄積させていくことができます。

焼けつく息でマヒした場合は、動けるほうが満月草やストロスの杖で回復します。2人同時にマヒした場合は即全滅ですが、これはゲマの攻略を行う上で常について来ることなので仕方ありません。また、マヒしたピエールを回復する時も、激しい炎や打撃で40以上のダメージを受けてちゅんが即死し、全滅する可能性があります。焼けつく息の頻度が高いと満月草が切れることがありますが、その場合は一旦ちゅんを戦闘不能にしてから世界樹の葉で復活させます。但しこの場合、妖精の剣の効果は残っていますが天空の盾の効果は消えているため、使い直す必要があります。

4400程度ダメージを与えたらちゅんの打撃で微調整して4460以上まで与えます。そして打撃又は炎が来てピエールのHPが減るのを待ちます。ここでピエールへのダメージが40以下だった場合は、次のターンにピエールのHPが36以上となり、打撃が当たっても生き残る可能性が出てきます。その場合は一旦防御して回復してから再びピエールに攻撃が当たるのを待ちます。

ピエールのHPが35以下になったら【ピエール(世界樹の葉)、ちゅん(爆弾石)】として、ピエールに打撃が当たることを期待します。要するに、ゲマのラスト2ターンの行動が炎又は打撃であり、しかもピエールが死んでちゅんが生き残るのが勝利の条件です。この条件が厳しく、成功率は約1割です。ほとんどの場合はちゅんが40以上のダメージを受けて死亡したり、焼けつく息が来たりして失敗します。ちゅんがマヒしたり死んだりした場合は、回復後にもう一度最終ターンにチャレンジできます。しかし、ちゅんに打撃が当たって生き残ると、2人とも生きた状態で倒してしまうという最悪の事態になります(実際体験した)。最終ターンに到達する可能性も1割を切っていることを考えると、ちゅんだけを残して倒すのは理論上可能でも事実上不可能です。




第1案の発展としては、ちゅんに命の木の実を使うことが考えられます。これによって打撃でも激しい炎でも死ななくなり、常に攻撃に参加できるようになるからです。また、ボス攻略とゲーム進行を分離するのであれば、命の木の実を集中投与したコドランを使って倒す方法も考えられます。

しかし、これらの方法では何と言っても最終ターンが安定せず、2人とも生き残った状態で倒してしまう可能性が高いというのが問題です。そこで、ゴンズ戦でも使用した『魔神の鎧技』を使い、しげまるのみを残してトドメを刺そうというのが第2案です。

第1案のもう1つの欠点として、焼けつく息で2人ともマヒする確率が約1割もあるということが挙げられます。よって、マヒする確率の低い人間キャラにストロスの杖を持たせて回復役にします。ここではピピンを使います。




■第2案……ゲーム進行(レベルアップ:しげまる1→11)


【ステータス】

 LVHPMP攻撃守備素早
しげまる 1 47 0 35 135 8
ピエール 1 46 6 162 198 20
ピピン 1 80 0 40 149 35

【装備】

しげまる魔神の鎧 知力の兜
ピエール奇跡の剣 神秘の鎧 ダークシールド 鉄仮面
ピピンドラゴンメイル ドラゴンシールド 知力の兜

【持ち物】

しげまる爆弾石
ピエール妖精の剣 ファイト一発 炎のリング 満月草 世界樹の葉×4
ピピン妖精の剣 天空の盾 祝福の杖 ストロスの杖世界樹の葉×5

▼敵から受けるダメージ

 しげまるピエールピピン
打撃92〜11935〜4556〜73
メラゾーマ92〜12800
激しい炎45〜 6532〜4245〜65

※ピエール及びピピンの受けるダメージは妖精の剣使用後の値である。


▼敵に与えるダメージ

しげまる爆弾石41 〜 54
ピエール打撃(バイキルト時)86 〜110
炎のリング16 〜 24

【攻略法】

第1ターンにピエールとピピンが妖精の剣を使います。この時のゲマの行動が激しい炎又はマホカンタなら成功です。ピエールかピピンが死んだら世界樹の葉で復活させて同じことを繰り返します。焼けつく息でマヒした場合も同様です。第2ターンにはピエールはダークシールド、ピピンは天空の盾をそれぞれ使います。これでメラゾーマは来なくなります。

その後はピエールがファイト一発で攻撃を強化してダメージを与えていきます。ピピンは常に自分に祝福の杖を使います。ピピンは打撃、激しい炎ともに祝福の杖の回復量を超えるダメージを受けないので、常にHPを最大に保つことができます。しげまるは最初の数ターンで確実に死にます。

問題は焼けつく息です。ピエールがマヒした時はピピンがストロスの杖を、ピピンがマヒした時はピエールが満月草を(1回だけ)使います。ここまでは良いのですが、ピエールのマヒを回復したターンにピピンに何らかの攻撃が当たった場合、次のターンを瀕死の状態で迎えなければならなくなります。そして、次のターンにさらに攻撃を受けるとピピンが死に、崩されてしまいます。その場合はピエールが世界樹の葉を使いますが、復活直後はスカラの効果が残っているもののマホカンタの効果は切れているため、天空の盾を使い直す必要があります。この辺りが最大の危険と言えます。

また、ピピンに2回以上焼けつく息が効くと満月草が尽きているため直後の治療はできませんが、ピピンが死ぬのを待って世界樹の葉を使えば持ち直すことは可能です。

4400以上ダメージを与えたら炎のリングで微調整し、4460程度まで削ります。次にピエールを戦闘不能にします。この間、ピピンは常に祝福の杖を自分に使います。ピエールが死んだら、ピピンは世界樹の葉でしげまるを復活させます。この時にピピンが何らかの攻撃を受けていれば、次のターンは【しげまる、ピピン(瀕死)】という状態で迎えられます。その後しげまるはひたすら防御し、ピピンは自分に祝福の杖を使い続けます。ゲマが激しい炎を吐くか、打撃がピピンに当たればピピンは死亡します。もしゲマの攻撃がしげまるにヒットしても、ピピンはHPを回復しているので、次のターンに世界樹の葉でしげまるを復活させれば再度やり直せます。

するとしげまるのみが生き残りますが、この状態は『魔神の鎧技』の発動条件に当てはまるので、しげまるはその次のターンに先制で爆弾石を使って勝利します。

……この方法でも、最大の死因は焼けつく息2人同時にマヒしてしまうことです。この辺はどうしても運任せになってしまいますが、これはゲマの攻略を行う上で避けて通れない問題です。

実際の戦闘では13回目の挑戦で撃破することに成功しました。また、ピピンの鎧をドラゴンメイルから刃の鎧に変更すれば、資金調達を楽にすることができます。但し、はね返しダメージを期待できる反面、最後のターンにダメージをはね返して倒してしまった、ということになりかねません。執筆陣も実験段階ではこのような事態を経験しました。




ゲマを倒したらしげまるを追放し、ピエールを預けてタイチを仲間に加えます。その後、女の子1人でドラゴンオーブを取りに行きます。依然として道中で死ぬ可能性が高いので、竜の目をはめ込んだ段階で一旦戻り、2段階に分けて攻略します。

そして、いよいよ大神殿に乗り込みます。まず、天空の鎧を守っている蛇手男と神殿の入り口にいる竜戦士×2を風神の盾で飛ばします。人間が3人以上いるとモンスターは入れないので、女の子とピピンをルイーダに預け、男の子、主人公、タイチの3人で行きます。

ここで一旦大神殿から出て、ラマダ戦に備えてパーティを組み替えます。なお、ラマダ戦終了時には馬車の中にいる仲間にも経験値が入ってしまうので、ラマダ戦に臨むメンバー以外は預けるか殺しておきます。また、戦闘前の問いかけに対してはすべてつれない返事をして、呪いを回避します。




<ラマダ>

HPMP攻撃守備素早Ex標準ターン数レベルアップ
200026520055850080020タイチ1→12
行動パターン:打撃/ベギラゴン/マヒャド/激しい炎(比率は3:1:1:1程度)
特徴    :主人公が生存していないとイベントが発生しない。

【ステータス】

 LVHPMP攻撃守備素早
タイチ 1 40 6 144 195 20
主人公 7 54 19 29 10 15

【装備】

タイチ奇跡の剣 神秘の鎧 風神の盾 知力の兜
主人公

【持ち物】

タイチ妖精の剣 天空の盾 ファイト一発
主人公

▼敵から受けるダメージ

 タイチ主人公
打撃30〜38113〜146
ベギラゴン15〜1845 〜 55
マヒャド55〜6755 〜 67
激しい炎22〜3265 〜 85

※タイチが受けるダメージは妖精の剣使用後の値である。


▼タイチが与えるダメージ

打撃82 〜105
ベギラゴン反射36 〜 44
マヒャド反射18 〜 22

※打撃のダメージはファイト一発使用後の値である。


【攻略法】

タイチは第1ターンに妖精の剣、第2ターンに天空の盾を使用して守備を固めます。その前にマヒャドや打撃で殺されたらリセットです。

よって、勝利条件は第1ターンの行動がベギラゴンか激しい炎、第2ターンがマヒャド以外であることです。ここまで到達する確率は(1/3×5/6=5/18)と3割にも満たないのですが、守備さえ固めてしまえば負けることはないので、あとはいつもの通り奇跡の剣バイキルト攻撃で速攻で片をつけます。なお、主人公は放っておけば確実に死亡します。




ここでレベルアップしたタイチと別れ、大神殿の奥深く侵入します。主人公は優先的にパーティに加わってしまうので、女の子、主人公、ピエールの3人で行きます。

雑魚敵は強く、この段階の女の子1人(もしくは素早さの種不使用の男の子1人)ではとても対処しきれません。ボブルの塔でも苦戦したメタルドラゴンやシュプリンガーに加えて、エビルスピリッツのバイキルト攻撃、ダークシャーマンのベギラゴン、バルバロッサのメラミなどを食らうと本当にすぐ死にます。仕方がないので、ここでもメガンテの腕輪と世界樹の葉を駆使して進んでいきます。イブールまでの距離は遠いので、それぞれ10個ずつは用意しておきます。なお、大神殿に入れるのは3人だけですが、馬車の中のメンバーのアイテムは使い放題なので、適当な荷物持ち係を作って持たせておきます。

大神殿には幾つか宝箱がありますが、イブールを倒すと敵が出なくなるので、後でゆっくり取ります。途中にいる兵士は風神の盾で飛ばせますが、歩き回って他の雑魚敵に遭遇し、メガンテの腕輪を失うのももったいないので、すべて無視します。そして、イブール戦直前に天空の盾と祝福の杖をイエッタに渡します。




<イブール>

HPMP攻撃守備素早Ex標準ターン数レベルアップ
45009518083210001000180イエッタ1→13
行動パターン:輝く息→マホカンタ→痛恨の一撃→防御→イオナズン→凍てつく波動【ローテーション】
特徴    :マホカンタの重ねがけはしない。

【ステータス】

 LVHPMP攻撃守備素早
イエッタ 1 48 0 156 126 23

【装備】

イエッタグリンガムの鞭 炎の盾 知力の兜

【持ち物】

イエッタ天空の盾 祝福の杖

【準備】

イエッタは無装備では賢さ8なので、命令を聞きません。従って知力の兜で賢さを23まで上げ、確実に命令を遂行させます。また、炎の盾を装備しないと輝く息で1のダメージを受けることがあります。わずか1のダメージですが、この戦闘ではこれを受けるか受けないかで決定的な違いが出てきます。

輝く息で1ダメージを受けた場合、次の痛恨の一撃でイエッタは確実に死ぬため、その前に回復する必要が出てきます。輝く息のターンに祝福の杖を使い、凍てつく波動のターンに天空の盾を使えばしのげますが、これでは打撃の回数が減って時間がかかりますし、万一イエッタがイブールを先攻してしまったらアウトです。

従って炎の盾を装備しない場合はマホカンタを逐一天空の剣で解除し、第2ターンにマホカンタを使わせてその隙に回復するという方法を取ることになりますが、この場合1ローテーションにつき1ターンずつ余分に時間がかかることになります。ただでさえ200ターン近くかかる単純作業なので、ミスを防ぐ意味でも手早くケリをつけるべきです。


▼イエッタが受けるダメージ

痛恨の一撃(防御時)47固定

▼敵に与えるダメージ

打撃28〜36
炎(ドラゴンの杖使用)55〜72
イオナズン反射57〜70

▼基本戦術

イブールの行動イエッタ
輝く息天空の盾
マホカンタ─(最初の1回のみ打撃)
痛恨の一撃防御
防御祝福の杖
イオナズン打撃
波動打撃

※マホカンタは解除しないので、1回しか使ってこない。


【攻略法】

輝く息のターンにイエッタは天空の盾を使います。他に生きている仲間がいれば、輝く息の直撃を浴びせて昇天させます。その後は基本戦術のようにすれば全く消耗することなく持ちこたえられるので、イオナズン反射と打撃のダメージを蓄積していけば確実に倒せます。なお防御のターンにはほとんどダメージを与えられないので、祝福の杖で回復を行い、効率的に戦闘を進めます。

また、攻撃手段としてはイオナズンのターンにドラゴンの杖を使う方法もありますが、次の波動を食らうと『ボーッとしている』と表示されて1ターン無駄になります。行動表の通り2ターン連続で打撃した方がわずかに期待値が高いので、ここではグリンガムの鞭を装備させて攻撃します。

与えるダメージの期待値は、イオナズン反射の63.5と打撃の32×2で、1ローテーションの間に計127.5となります。これを36回繰り返せば4590ダメージに達するので、(36×5=180)ターン程度で倒すことができます。

なお、他にレベル1ピエール等がいればより楽に倒せますが、今回は『レベル1×1人』で攻略することにこだわってみました。また、
『レベル1×1人』でしかも『アイテム3個』という条件を付加して倒すことも可能です。




イブールを倒したら主人公だけは復活します。ルーラや空飛ぶ靴等は効きませんが敵も出ないので、宝を取りながら戻ります。フローラと再会後グランバニアに戻り、全員無料で復活します。ただ、男の子や女の子のアイテムや装飾品は預かり所に行ってしまうので、重要アイテムを持たせている場合には事前に他の仲間に渡しておきます。




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