筆者のタイプウェル遍歴:その10(2015.7.9)


●コンテンツ

[タイプウェルオリジナル:総合レベルZHに到達(2015.1.4)]
[タイプウェルオリジナル:ノーミス総合レベルZIに到達(2015.6.26)]
[タイプウェルオリジナル:総合レベルZGに到達(2015.6.27)]


●タイプウェルオリジナル:総合レベルZHに到達(2015.1.4)

【到達点ごとの指標】

種目 XX到達時ZJ到達時ZI到達時ZH到達時
達成日 2002.5.31 2003.6.21 2003.9.15 2015.1.4
のみ 30.068秒29.142秒28.420秒28.179秒
混在 33.746秒32.592秒32.363秒31.916秒
すべ 40.970秒39.806秒37.858秒36.579秒
数字 23.100秒21.559秒20.587秒18.111秒
総合ポイント 1120096113151811407041150072
旧総合 3456420349604835118823552665
殿堂1 4447913449514245114334562239
殿堂2 1644549258931729267794682208

※日付はタイピング日記のもの。以下同様。

【練習回数の比較】

種目XX到達時ZJ到達時ZI到達時ZH到達時
のみ176258324457
混在154182191242
すべ260312385449
数字170280314732
合計760103212141880

練習環境は会社と自宅に分散し、しかもマシン毎に分かれている。一つ一つの環境では大した回数ではないが、合計してみると2000回に迫っていた。このうち7割以上は2004年以前のものである。特に2003年には総合ZI到達後もさらなる境地を目指して打ち込みまくったものだ。2014年10月の練習再開後、数字のみを約3カ月、合計295回集中的に打ち込み、ようやく総合ZHに到達した。

【総合ZHへの軌跡】

日付総合P のみ混在すべ数字備考
2003.9.151140704 28.420秒32.363秒37.858秒20.587秒総合ZI
2003.9.281140992   37.714秒  
2003.10.41141956 28.179秒    
2003.10.51143324   37.030秒  
2003.10.121144218  31.916秒  混在ZJ
2003.11.31145120   36.579秒 すべZE/停滞開始
2007.11.51146302    19.996秒数字ZE
2007.11.81146548    19.873秒 
2007.11.101146952    19.671秒 
2007.11.111148068    19.113秒 
2007.11.121148540    18.877秒数字ZD
2007.11.181148952    18.671秒 
2007.11.201149670    18.312秒停滞開始
2015.1.41150072 28.179秒31.916秒36.579秒18.111秒総合ZH

2003年9月に総合ZIを達成後、11月初まで練習を続けて総合ZHへの折り返し点に到達した。しかし毎パソにハマったこともあり、この時点でモチベーションが枯渇し、長期にわたる停滞が始まった。2004年7〜8月にはミス制限練習に取り組んだが、ノーミス総合XAに到達した時点で満足して練習を中止した。その後2005年10月、2007年5月に思い出したように打ったが、かつての自分にはそう簡単に届かないことを確認しただけだった。2007年11月には国語R、英単語の次の標的として数字を打ち込み、計2.275秒更新して総合レベルZH直前まで到達した。だが、第7回毎パソ決勝での惨敗を契機にタイピング自体から遠ざかった。その後、他のソフトは断続的に打ったものの、TWオリジナルに関しては長期にわたりモチベーションが沸かなかった。

……

それから約7年が経過した。2014年9月の第6回タイピングサミットでW/Hさん制作のリアルタイムランキング付きタイプウェルを打ち込み、このソフトでライバルと競うことの楽しさを久々に見出した。特に国語K基本常用語ではかり〜さんの記録を意識して4年ぶりに26秒台を叩き出すに至った。そして、もう少しリハビリすれば2010年の自己ベストを更新できるのではないかと錯覚した。だが、なかなか24秒台を出せずにいるうちに腱鞘炎らしき症状に陥り、止むを得ずタイプウェル国語Kを練習メニューから削った。

代わりに、国語Kほど指の動きを必要としないオリジナル数字を7年ぶりに再開した。2007年の積み残し事項として数字ZC(17秒台)とオリジナル総合ZHが手の届くところにあり、リハビリすれば充分に達成は可能と考えていた。

ところが、7年間のサヴォリによる退化は想像以上だった。ZCどころか、20秒を切るのも困難だった。しかしWeatherTypingかなやTODラリアットを打ち込む合間にコツコツとリハビリを継続し、2014年末には更新を狙えるところまで力を取り戻した。本当は年内に達成したかったのだが、2015年初にようやく更新に成功し、同時に総合ZHに届いた。

【ランキング順位の推移】

日付総合P順位殿堂P殿堂順位
2007.11.3114512014362627025
2007.11.10114654812368274525
2007.11.17114806812374218123
2007.11.24114967012381095822
2014.12.27114967029467111930
2015.1.10115007228468220830

2003年の送信日や順位は、当時の記録が残っていないため不明だ。一方、後半戦の大半は2007年11月の成果だ。当時は3週間で2人抜いた。だが、その後7年間も放置したため、必然的に順位は大きく低下した。

また、殿堂でも3週間で3人抜いた。その後、2009年10月〜2010年6月の国語Kでも稼いだ。だが、4年半放置する間に再び順位は低下した。

【練習時の工夫】

2014年内は、「WeatherTypingかな→TODラリアット完全人間→TW数字」というメニューを継続した。その結果、WeatherTypingかなではLevel11に到達し、TODラリアット完全人間でもTOD2004やTOD2003の自己ベストを上回った。数字は長期戦を前提として取り組み、これらの種目の陰でコツコツとリハビリを続けていた。国語Kで総合ZHを目指す時とは違って、実力以上のスコアを無理に求めることなく、ミス制限練習をじっくりと進めた。

その過程で、各種パラメータを軒並み更新した。特に数字ではトップスピード1100の壁を突破し、1102.9まで伸びた。これは国語Kや国語R、英単語の自己記録をも上回り、全TWシリーズ中の最大値である。ミス1%以内記録やノーミス記録も大きく伸ばした。

パラメータ過去記録更新履歴
トップスピード813.0(2003.9.15) →838.0(2007.11.3) →1000.0(2007.11.5) →1041.7(2007.11.21)
1102.9(2014.10.XX)
ワーストスピード446.1(2003.9.7) →460.1(2007.11.11) →477.7(2007.11.11) →487.8(2007.11.17)
→488.6(2007.11.18) →492.2(2014.12.28)
ベストラップ3.722秒(2003.9.15) →3.688秒(2007.11.3) →3.672秒(2007.11.5) →3.655秒(2007.11.5)
→3.624秒(2007.11.5) →3.512秒(2007.11.6) →3.416秒(2007.11.10)
→3.151秒(2007.11.11) →3.063秒(2014.12.29)
ワーストラップ4.283秒(2003.9.15) →4.234秒(2007.11.5) →4.184秒(2007.11.8) →4.154秒(2007.11.10)
→4.112秒(2007.11.11) →4.097秒(2007.11.11) →3.927秒(2007.11.12)
3.872秒(2007.11.20)
1行目ラップ4.191秒(2003.8.2) →4.188秒(2007.11.5) →4.057秒(2007.11.5) →3.891秒(2007.11.7)
→3.844秒(2007.11.7) →3.757秒(2007.11.10) →3.729秒(2007.11.17)
→3.693秒(2007.11.18) →3.664秒(2007.11.20) →3.486秒(2014.12.26)

※トップスピード1102.9を出した日は10月13〜21日のいずれか。

【今後のTWプレイ方針】

総合ZH到達は、始まりに過ぎない。数字だけでもまだ伸ばす余地がある。加えて、手を触れてもいない他の3種目にも更新の余地は残されている。だが、12年にわたり更新を阻まれてきたのもまた事実だ。更新できるとしてもそう簡単にはいかないだろう。ミス制限練習をうまく採り入れ、モチベーションが枯渇しないように気を配りつつ、方向性を探りたい。


●タイプウェルオリジナル:ノーミス総合レベルZIに到達(2015.6.26)

正確性に関しては壁を乗り越えるための訓練を継続した。初期段階から王道であるミス制限練習を採用し、ミス2以内、ノーミスのそれぞれの記録を大きく伸ばした。

【ミス2以内記録の推移:序盤戦】

日付総合P のみ混在すべ数字備考
2004.8.1110394632.027秒37.176秒42.721秒22.076秒すべXX、総合XA
2004.8.7110602231.508秒    
2014.10.301107982   21.096秒数字ZG
2014.11.141110412   19.881秒数字ZE、総合XS
2014.11.191110672   19.751秒 
2014.12.21111670   19.252秒 
2014.12.161113172   18.501秒数字ZD
2015.1.311113758   18.208秒 
2015.2.21114422   17.876秒数字ZC
2015.2.91114982   17.596秒 
2015.2.281115470   17.352秒 

【ノーミス記録の推移:序盤戦】

日付総合P のみ混在すべ数字備考
2004.8.7110267031.862秒37.176秒42.721秒23.044秒総合XA
2014.10.301106566   21.096秒数字ZG
2014.12.21110254   19.252秒数字ZE、総合XS
2014.12.161111756   18.501秒数字ZD
2015.2.91113566   17.596秒数字ZC

2004年7〜8月にミス制限記録を一通り出し、総合XAに到達した。2014年10月の練習再開後、まずは数字のみを伸ばした。このため、総合ポイントの伸びにはあまり期待していなかった。それでも、最終的に約5秒伸びたため、総合ポイントも約1万伸びた。

【ミス2以内記録の推移:中盤戦】

日付総合P のみ混在すべ数字備考
2015.3.4111560231.475秒    
2015.3.5111891030.648秒   のみXB
2015.3.7112104630.114秒   総合XX
2015.3.10112201029.873秒   のみXA
2015.3.11112361829.471秒    
2015.3.151123722   17.300秒 
2015.3.18112383429.443秒    
2015.3.19112772628.470秒   のみXS
2015.4.1113008627.880秒   のみXX、総合ZJ
2015.4.111130874   16.906秒数字ZB
2015.4.19113269427.425秒    
2015.4.21113315427.310秒    
2015.4.291133402   16.782秒 
2015.4.29113412227.130秒    
2015.5.4113544226.800秒   のみZJ
2015.5.4113627826.591秒    

【ノーミス記録の推移:中盤戦】

日付総合P のみ混在すべ数字備考
2015.3.5111575031.316秒    
2015.3.13111651031.126秒    
2015.3.14111781030.801秒   のみXB
2015.3.14111957030.361秒    
2015.3.18112324229.443秒   のみXA、総合XX
2015.3.28112385029.291秒    
2015.4.1112949427.880秒   のみXX
2015.4.51130028   17.329秒総合ZJ
2015.4.111130874   16.906秒数字ZB
2015.4.19113269427.425秒    
2015.4.29113273027.416秒    
2015.4.29113387427.130秒    

小文字のみのミス制限練習を開始した3月以降、総合ポイントも面白いように伸びていった。総合ZJ中盤まではこの種目の伸びが主力となった。

【ミス2以内記録の推移:終盤戦】

日付総合P のみ混在すべ数字備考
2015.6.131138948 35.841秒  混在XB
2015.6.151139528 35.551秒   
2015.6.161139596 35.517秒   
2015.6.171141902 34.364秒  混在XA、総合ZI
2015.6.211143778 33.426秒  混在XS
2015.6.30114418426.504秒33.397秒42.721秒16.782秒 

【ノーミス記録の推移:終盤戦】

日付総合P のみ混在すべ数字備考
2015.6.131136544 35.841秒  混在XB
2015.6.191137744 35.241秒   
2015.6.201139096 34.565秒  混在XA
2015.6.211139446 34.390秒   
2015.6.261140032 34.097秒  総合ZI
2015.6.28114040427.130秒33.911秒42.721秒16.906秒混在XS

ミス2以内(1%以内)での、そして最終的にはノーミスでの総合ZI到達を、通常記録での総合ZGのフラグの一つと位置付けていた。5月以降は小文字のみの更新が滞ったため、6月に混在を解禁し、総合ZIに到達した。

なお、いずれの種目も、通常の記録とほぼ並行して更新した。リハビリを兼ねたミス制限練習が、結果的に通常の記録の更新にも大きな役割を果たした。但し、正確性に関する練習方針は種目ごとに使い分けた。

種目正確性に関する練習方針
数字速度重視。正確性は後からついてくると考える
のみ敢えてミス2以内を狙わず、ミス3も許容する
混在最初からノーミスを狙う

数字や小文字のみでは、無理にミス制限記録を狙わず、ミスの少ない状態を普段から意識するに留めた。その結果、必要以上に萎縮することなく、正確性を保ったまま速度が伸びていった。一方、混在やすべキーというShiftの絡む種目では、1ミスが原因となって3ミス以上連鎖する確率が非常に高い。それならば、最初から1ミスもできないという緊張感とともに打った方が好結果につながると判断した。現時点で、この方針は機能している。今後より高いレベルを目指す際には壁にブチ当たるかもしれないが、今はまだ壁を意識する段階ではない。


●タイプウェルオリジナル:総合レベルZGに到達(2015.6.27)

【到達点ごとの指標】

種目 ZJ到達時ZI到達時ZH到達時ZG到達時
達成日 2003.6.21 2003.9.15 2015.1.4 2015.6.27
のみ 29.142秒28.420秒28.179秒26.128秒
混在 32.592秒32.363秒31.916秒31.916秒
すべ 39.806秒37.858秒36.579秒36.579秒
数字 21.559秒20.587秒18.111秒16.782秒
総合ポイント 1131518114070411500721160934
旧総合 3496048351188235526653563527
殿堂1 4495142451143345622394573101
殿堂2 2589317292677946822085047049

※日付はタイピング日記のもの。以下同様。

【練習回数の比較】

種目ZJ到達時ZI到達時ZH到達時ZG到達時
のみ258324457892
混在182191242262
すべ312385449455
数字2803147321042
合計1032121418802651

2015年1月に総合ZHに到達後、総合ZGに到達するまでに、合計755回の練習が必要だった。TWオリジナルのみをこれだけ打ち込んだことはかつてない。総合ZH到達時は数字を主力としたが、その後は小文字のみのポイントも必要だった。

【総合ZGへの軌跡】

日付総合P のみ混在すべ数字備考
2015.1.41150072 28.179秒31.916秒36.579秒18.111秒総合ZH
2005.1.111150132    18.081秒 
2005.1.251150342    17.976秒数字ZC
2005.2.21150542    17.876秒 
2005.2.91151102    17.596秒 
2005.2.151151822    17.236秒 
2005.2.251152410    16.942秒数字ZB
2005.4.11153606 27.880秒   のみXX
2005.4.51155422 27.426秒    
2005.4.111155494    16.906秒 
2005.4.191155498 27.425秒    
2005.4.211155958 27.310秒    
2005.4.291156926 27.130秒  16.782秒 
2005.5.41159082 26.591秒   のみZJ
2015.6.271160934 26.128秒31.916秒36.579秒16.782秒総合ZG

2月までは数字だけを伸ばした。その結果、ZBという当初は想定し得なかった領域に到達した。だが、このまま伸ばし続けてZAを狙うよりも、小文字のみを解禁すべきという結論に達した。理由は3つある。

(1) 最も効率的に総合ポイントを稼げる。総合ポイントを大きく伸ばすには、数字だけでは限界がある。仮に最終目標が総合ZG到達であれば、数字をZX(13秒台)まで伸ばせば手が届く。これも厳しい目標であるが、他の種目では12年間更新を阻まれ続けており、体感的な難易度は大して変わらない。だが、最終目標は総合ZGよりも遥かに上だ。そして、仮に数字を世界記録であるM2(10秒台)まで伸ばしたとしても、総合ZG中盤で伸びが止まる。つまり、総合ZFを、あるいはそれよりも上を狙う場合、他の3種目を、特に小文字のみを伸ばすことが必須となる。

(2) 殿堂ランキングの順位を効率良く上げる。Group ψを狙うだけならまだしも、Group ωを狙うなら、数字以外の攻略が必須だ。一方、Group ω達成者(特に上位者)の大半はオリジナル長者である。即ち、オリジナルを総合ZD以上に上げて殿堂ポイントのインフレを引き起こすことで、殿堂内順位を大きく上げているのだ。

(3) 腱鞘炎対策。もはや国語Rや英単語のみならず、国語Kでも腱が痛むことがある。数字の速度も700打鍵/分を突破しており、遅かれ早かれ腱鞘炎の症状が出ると思われた(実際、6月下旬に発現した)。一方、オリジナルの他の3種目は、打鍵数はそこまで必要でなく、比較的リスクが低い。

【実践】

小文字のみも数字と同様、ランダムでなく単語である。
Interstenoで経験した16言語と同様、頻出ワードを抽出し、練習を積み重ねることで、克服できると考えた。そこで、3月からIntersteno対策と並行して小文字のみの攻略を開始した。その際、以下を念頭に置いた。

・PCの時計を13〜15時台に設定する。
・頻出ワード、凶悪ワード、ミスの癖を収集し、分析する。
・当面はミス制限練習を実施する。但しミス上限値は設定せず、4ミスを超えたらEscとする。

PCの時計を操作するのは、出現ワードを絞り込むためだ。これが、ランダム練習から単語練習へ移行するための第一歩となる。数字では昇順文字列が出現するし、小文字のみでも頻出ワードをある程度特定できる。頻出ワードを(苦手ワードやミスの癖を含め)抽出し、高速化を阻む要因を分析して一つ一つ潰していくことで、TW英単語に似た攻略が可能となる。

また、ミスを制限するのは、指の動きを確実に染み込ませるためだ。確かに、正確性を維持した時の速度が一定の段階が到達したらミス制限を解除して記録を狙うこともある。だが、最初からミスバカ記録を連発する練習は、無意味だと思っているしモチベーションも上がらない。あくまでもInterstenoの多言語対策の一環と捉え、ミスの少ないタイピストを目指すべきと考えた。

以上の方針は、少なくとも総合ZG到達までは機能した。実際、以下のように、各種パラメータを軒並み更新した。

【数字の各種パラメータの更新履歴】

パラメータ過去記録更新履歴
トップスピード1102.9(2014.10.XX) 1162.8(2015.1.11)
ワーストスピード492.2(2014.12.28) →525.9(2015.1.18) →548.4(2015.3.22)
ベストラップ3.063秒(2014.12.29) →3.000秒(2015.2.25) →2.970秒(2015.3.29) →2.922秒(2015.4.19)
ワーストラップ3.872秒(2007.11.20) →3.828秒(2015.1.1) →3.814秒(2015.2.1) →3.797秒(2015.2.5)
→3.766秒(2015.2.13) →3.735秒(2015.2.15) →3.720秒(2015.2.25)
→3.610秒(2015.3.11) →3.581秒(2015.6.15)
1行目ラップ3.486秒(2014.12.26) →3.470秒(2015.2.15) →3.454秒(2015.3.15) →3.313秒(2015.3.29)

【小文字のみの各種パラメータの更新履歴】

パラメータ過去記録更新履歴
トップスピード646.6(2003.9.6) →647.9(2007.11.5) →657.9(2007.11.18) →674.2(2015.3.8)
→753.8(2015.3.19) →768.2(2015.3.30)
ワーストスピード330.6(2003.8.2) →331.1(2015.4.19) →333.7(2015.4.26) →343.2(2015.4.29)
346.0(2015.5.4)
ベストラップ4.772秒(2003.7.13) →4.703秒(2015.5.4) →4.688秒(2015.5.5) →4.609秒(2015.5.28)
4.407秒(2015.5.30)
ワーストラップ5.973秒(2003.8.3) →5.938秒(2015.4.7) →5.783秒(2015.4.19) →5.770秒(2015.4.22)
→5.766秒(2015.4.29) →5.656秒(2015.6.14) →5.578秒(2015.6.17)
5.469秒(2015.6.27)
1行目ラップ5.516秒(2003.7.27) →5.339秒(2003.10.4) →5.204秒(2015.4.1) →5.079秒(2015.4.19)
→5.049秒(2015.6.3) →4.969秒(2015.6.10)

【ランキング順位の推移】

日付総合P順位殿堂P殿堂順位
2014.12.27114967029467111930
2015.1.10115007228468220830
2015.1.31115034228468974130
2015.2.14115110227471132029
2015.2.21115182226473228428
2015.2.28115241025474978928
2015.4.25115595824486316628
2015.5.2115692623489654528
2015.5.9115824623494386827
2015.5.16115908221497495525
2015.7.4116093420504704924

2015年に入ってから、約半年で9人抜いた。だが、2007年11月当時の12位にはまだまだ遠い。順位には全然納得していない。せめて上位1%以内(つまり13位以内)には復帰したい。だが、そのためには総合レベルZF到達が必須となる。

一方、殿堂でも約半年で6人抜いた。だが、2007年11月当時の22位にはまだまだ遠い。順位で言えば2つの差だが、現在のランキングで22位に上がるには殿堂ポイントがあと約40万も必要だ。

【練習方法】

今回の特徴は、複数種目を並行して練習しつつも、メインとなる種目を絞ったことだ。総合ポイントを大きく伸ばすには、数字の集中打のみでは限界がある。だが、4種目の並行練習は時間的にも体力的にもかなりの負担になる。そこで、時期ごとにメイン種目を定め、他の種目を指慣らしとして活用した。結果的に、複数種目を伸ばすことができ、単一の種目にかかる負担が減少した。

また、最終的に定着した練習方法は次の通り。休日など時間のある時は、リハビリ枠を設けてメイン種目を別の時間帯に打つこともあった。Interstenoオンライン大会の時期には、TWオリジナルのウォーミングアップとしてInterstenoを打つこともあったし、その逆もあった。

時期指慣らしメイン種目クールダウン
2014.10〜2015.2WeatherTypingかな
TODラリアット完全人間
数字記録整理、日記執筆等
2015.3〜2015.6前半数字のみ
2015.6後半〜のみ混在

【練習時の工夫】

長期戦を前提として取り組んだ。実力以上のスコアを無理に求めることなく、ミス制限練習をじっくりと行ってリハビリに心掛けた。キーボードに暴行を加えることも無かった。一つの理由は、タイピングを実施できる時間帯の変化だ。休日風呂後を有効に使えた古き良き時代は終わり、子供の寝静まった夜間や昼寝の時間が中心となった。キーボードを殴ったら子供が目覚めてしまい、筆者や妻がせっかく寝かしつけた努力が水泡に帰すどころか、タイピングをそこで中止せざるを得なくなる。どうしても暴行本能や破壊衝動を止められない時は、自分自身に向けた。即ち、眠くてどうしようもない時はビンタをぶちかました。また、Twitterに罵詈雑言を書き殴ることによるストレス発散にも、一定の効果があった。

また、更新や総合ZG到達に向けていくつかのフラグを設定した。代表的なのは、TOP15圏内を0.5秒以内に詰めることだ。数字でも小文字のみでもなかなかこの値には届かなかったが、更新できそうにない時の格好の目標となった。さらにやり込めば、TOP99圏内を1.0秒以内に詰めることもフラグになり得ると思う。また、到達可能位置を総合ZCに乗せることも一つのフラグと考えていた。実際には1196178まで伸びた段階で総合ZGを達成した。総合ポイントが伸びない時も到達可能位置がじりじりと伸び続けたのは救いだった。

加えて、Interstenoオンライン大会に多言語で参戦するにあたり、未知の言語の練習と小文字のみのミス制限練習を並行して実施すれば相乗効果が得られると考えた。この方針は少なくとも総合ZG到達までは機能した。Interstenoでは最終的に17言語中16言語に参戦し、総合得点6万点を突破して世界ランキング6位という成果を得た。

最後に、細かいことだが「文字・画面サイズ設定」を最大にしたことが間違いなく寄与した。オリジナルに限らずタイプウェルでは、文字を認識できずに打鍵が停止することが圧倒的に多い。特に改行時の誤推測は深刻だ。しかし文字サイズの変更はこの致命的なボトルネックをある程度解決した。

【今後のTWプレイ方針】

まず、小文字のみZIの壁を破りたい。また、混在やすべキーの通常記録にも伸ばす余地がある。これらの中間目標を達成する過程で、総合ZFも次第に見えてくるだろう。殿堂ではまずGroup No.2 ψ(プサイ)に到達し、その後も少しずつ上位陣に迫っていきたい。次の順位アップにはあと約35万ポイント稼ぐ必要があり、まだまだ先の話だが。ミス制限練習も当面は続ける。当面はノーミス総合ZHを、将来はノーミス総合ZGを目標とする。

オリジナル以外では英単語総合ZIが目標だ。またTW憲法の積み残しも片付けたい。もちろんモチベーション維持が大前提となる。何らかの理由でモチベーションが低下したら、更新はそこで止まるだろう。


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