種目 | XX到達時 | ZJ到達時 | ZI到達時 | ZH到達時 |
---|---|---|---|---|
達成日 | 2002.5.31 | 2003.6.21 | 2003.9.15 | 2015.1.4 |
のみ | 30.068秒 | 29.142秒 | 28.420秒 | 28.179秒 |
混在 | 33.746秒 | 32.592秒 | 32.363秒 | 31.916秒 |
すべ | 40.970秒 | 39.806秒 | 37.858秒 | 36.579秒 |
数字 | 23.100秒 | 21.559秒 | 20.587秒 | 18.111秒 |
総合ポイント | 1120096 | 1131518 | 1140704 | 1150072 |
旧総合 | 3456420 | 3496048 | 3511882 | 3552665 |
殿堂1 | 4447913 | 4495142 | 4511433 | 4562239 |
殿堂2 | 1644549 | 2589317 | 2926779 | 4682208 |
※日付はタイピング日記のもの。以下同様。
種目 | XX到達時 | ZJ到達時 | ZI到達時 | ZH到達時 |
---|---|---|---|---|
のみ | 176 | 258 | 324 | 457 |
混在 | 154 | 182 | 191 | 242 |
すべ | 260 | 312 | 385 | 449 |
数字 | 170 | 280 | 314 | 732 |
合計 | 760 | 1032 | 1214 | 1880 |
練習環境は会社と自宅に分散し、しかもマシン毎に分かれている。一つ一つの環境では大した回数ではないが、合計してみると2000回に迫っていた。このうち7割以上は2004年以前のものである。特に2003年には総合ZI到達後もさらなる境地を目指して打ち込みまくったものだ。2014年10月の練習再開後、数字のみを約3カ月、合計295回集中的に打ち込み、ようやく総合ZHに到達した。
日付 | 総合P | のみ | 混在 | すべ | 数字 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
2003.9.15 | 1140704 | 28.420秒 | 32.363秒 | 37.858秒 | 20.587秒 | 総合ZI |
2003.9.28 | 1140992 | 37.714秒 | ||||
2003.10.4 | 1141956 | 28.179秒 | ||||
2003.10.5 | 1143324 | 37.030秒 | ||||
2003.10.12 | 1144218 | 31.916秒 | 混在ZJ | |||
2003.11.3 | 1145120 | 36.579秒 | すべZE/停滞開始 | |||
2007.11.5 | 1146302 | 19.996秒 | 数字ZE | |||
2007.11.8 | 1146548 | 19.873秒 | ||||
2007.11.10 | 1146952 | 19.671秒 | ||||
2007.11.11 | 1148068 | 19.113秒 | ||||
2007.11.12 | 1148540 | 18.877秒 | 数字ZD | |||
2007.11.18 | 1148952 | 18.671秒 | ||||
2007.11.20 | 1149670 | 18.312秒 | 停滞開始 | |||
2015.1.4 | 1150072 | 28.179秒 | 31.916秒 | 36.579秒 | 18.111秒 | 総合ZH |
2003年9月に総合ZIを達成後、11月初まで練習を続けて総合ZHへの折り返し点に到達した。しかし毎パソにハマったこともあり、この時点でモチベーションが枯渇し、長期にわたる停滞が始まった。2004年7〜8月にはミス制限練習に取り組んだが、ノーミス総合XAに到達した時点で満足して練習を中止した。その後2005年10月、2007年5月に思い出したように打ったが、かつての自分にはそう簡単に届かないことを確認しただけだった。2007年11月には国語R、英単語の次の標的として数字を打ち込み、計2.275秒更新して総合レベルZH直前まで到達した。だが、第7回毎パソ決勝での惨敗を契機にタイピング自体から遠ざかった。その後、他のソフトは断続的に打ったものの、TWオリジナルに関しては長期にわたりモチベーションが沸かなかった。
……
それから約7年が経過した。2014年9月の第6回タイピングサミットでW/Hさん制作のリアルタイムランキング付きタイプウェルを打ち込み、このソフトでライバルと競うことの楽しさを久々に見出した。特に国語K基本常用語ではかり〜さんの記録を意識して4年ぶりに26秒台を叩き出すに至った。そして、もう少しリハビリすれば2010年の自己ベストを更新できるのではないかと錯覚した。だが、なかなか24秒台を出せずにいるうちに腱鞘炎らしき症状に陥り、止むを得ずタイプウェル国語Kを練習メニューから削った。
代わりに、国語Kほど指の動きを必要としないオリジナル数字を7年ぶりに再開した。2007年の積み残し事項として数字ZC(17秒台)とオリジナル総合ZHが手の届くところにあり、リハビリすれば充分に達成は可能と考えていた。
ところが、7年間のサヴォリによる退化は想像以上だった。ZCどころか、20秒を切るのも困難だった。しかしWeatherTypingかなやTODラリアットを打ち込む合間にコツコツとリハビリを継続し、2014年末には更新を狙えるところまで力を取り戻した。本当は年内に達成したかったのだが、2015年初にようやく更新に成功し、同時に総合ZHに届いた。
日付 | 総合P | 順位 | 殿堂P | 殿堂順位 |
---|---|---|---|---|
2007.11.3 | 1145120 | 14 | 3626270 | 25 |
2007.11.10 | 1146548 | 12 | 3682745 | 25 |
2007.11.17 | 1148068 | 12 | 3742181 | 23 |
2007.11.24 | 1149670 | 12 | 3810958 | 22 |
2014.12.27 | 1149670 | 29 | 4671119 | 30 |
2015.1.10 | 1150072 | 28 | 4682208 | 30 |
2003年の送信日や順位は、当時の記録が残っていないため不明だ。一方、後半戦の大半は2007年11月の成果だ。当時は3週間で2人抜いた。だが、その後7年間も放置したため、必然的に順位は大きく低下した。
また、殿堂でも3週間で3人抜いた。その後、2009年10月〜2010年6月の国語Kでも稼いだ。だが、4年半放置する間に再び順位は低下した。
その過程で、各種パラメータを軒並み更新した。特に数字ではトップスピード1100の壁を突破し、1102.9まで伸びた。これは国語Kや国語R、英単語の自己記録をも上回り、全TWシリーズ中の最大値である。ミス1%以内記録やノーミス記録も大きく伸ばした。
パラメータ | 過去記録 | 更新履歴 |
---|---|---|
トップスピード | 813.0(2003.9.15) | →838.0(2007.11.3)
→1000.0(2007.11.5)
→1041.7(2007.11.21) →1102.9(2014.10.XX) |
ワーストスピード | 446.1(2003.9.7) | →460.1(2007.11.11)
→477.7(2007.11.11)
→487.8(2007.11.17) →488.6(2007.11.18) →492.2(2014.12.28) |
ベストラップ | 3.722秒(2003.9.15) | →3.688秒(2007.11.3)
→3.672秒(2007.11.5)
→3.655秒(2007.11.5) →3.624秒(2007.11.5) →3.512秒(2007.11.6) →3.416秒(2007.11.10) →3.151秒(2007.11.11) →3.063秒(2014.12.29) |
ワーストラップ | 4.283秒(2003.9.15) | →4.234秒(2007.11.5)
→4.184秒(2007.11.8)
→4.154秒(2007.11.10) →4.112秒(2007.11.11) →4.097秒(2007.11.11) →3.927秒(2007.11.12) →3.872秒(2007.11.20) |
1行目ラップ | 4.191秒(2003.8.2) | →4.188秒(2007.11.5)
→4.057秒(2007.11.5)
→3.891秒(2007.11.7) →3.844秒(2007.11.7) →3.757秒(2007.11.10) →3.729秒(2007.11.17) →3.693秒(2007.11.18) →3.664秒(2007.11.20) →3.486秒(2014.12.26) |
※トップスピード1102.9を出した日は10月13〜21日のいずれか。
日付 | 総合P | のみ | 混在 | すべ | 数字 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
2004.8.1 | 1103946 | 32.027秒 | 37.176秒 | 42.721秒 | 22.076秒 | すべXX、総合XA |
2004.8.7 | 1106022 | 31.508秒 | ||||
2014.10.30 | 1107982 | 21.096秒 | 数字ZG | |||
2014.11.14 | 1110412 | 19.881秒 | 数字ZE、総合XS | |||
2014.11.19 | 1110672 | 19.751秒 | ||||
2014.12.2 | 1111670 | 19.252秒 | ||||
2014.12.16 | 1113172 | 18.501秒 | 数字ZD | |||
2015.1.31 | 1113758 | 18.208秒 | ||||
2015.2.2 | 1114422 | 17.876秒 | 数字ZC | |||
2015.2.9 | 1114982 | 17.596秒 | ||||
2015.2.28 | 1115470 | 17.352秒 |
日付 | 総合P | のみ | 混在 | すべ | 数字 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
2004.8.7 | 1102670 | 31.862秒 | 37.176秒 | 42.721秒 | 23.044秒 | 総合XA |
2014.10.30 | 1106566 | 21.096秒 | 数字ZG | |||
2014.12.2 | 1110254 | 19.252秒 | 数字ZE、総合XS | |||
2014.12.16 | 1111756 | 18.501秒 | 数字ZD | |||
2015.2.9 | 1113566 | 17.596秒 | 数字ZC |
2004年7〜8月にミス制限記録を一通り出し、総合XAに到達した。2014年10月の練習再開後、まずは数字のみを伸ばした。このため、総合ポイントの伸びにはあまり期待していなかった。それでも、最終的に約5秒伸びたため、総合ポイントも約1万伸びた。
日付 | 総合P | のみ | 混在 | すべ | 数字 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
2015.3.4 | 1115602 | 31.475秒 | ||||
2015.3.5 | 1118910 | 30.648秒 | のみXB | |||
2015.3.7 | 1121046 | 30.114秒 | 総合XX | |||
2015.3.10 | 1122010 | 29.873秒 | のみXA | |||
2015.3.11 | 1123618 | 29.471秒 | ||||
2015.3.15 | 1123722 | 17.300秒 | ||||
2015.3.18 | 1123834 | 29.443秒 | ||||
2015.3.19 | 1127726 | 28.470秒 | のみXS | |||
2015.4.1 | 1130086 | 27.880秒 | のみXX、総合ZJ | |||
2015.4.11 | 1130874 | 16.906秒 | 数字ZB | |||
2015.4.19 | 1132694 | 27.425秒 | ||||
2015.4.21 | 1133154 | 27.310秒 | ||||
2015.4.29 | 1133402 | 16.782秒 | ||||
2015.4.29 | 1134122 | 27.130秒 | ||||
2015.5.4 | 1135442 | 26.800秒 | のみZJ | |||
2015.5.4 | 1136278 | 26.591秒 |
日付 | 総合P | のみ | 混在 | すべ | 数字 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
2015.3.5 | 1115750 | 31.316秒 | ||||
2015.3.13 | 1116510 | 31.126秒 | ||||
2015.3.14 | 1117810 | 30.801秒 | のみXB | |||
2015.3.14 | 1119570 | 30.361秒 | ||||
2015.3.18 | 1123242 | 29.443秒 | のみXA、総合XX | |||
2015.3.28 | 1123850 | 29.291秒 | ||||
2015.4.1 | 1129494 | 27.880秒 | のみXX | |||
2015.4.5 | 1130028 | 17.329秒 | 総合ZJ | |||
2015.4.11 | 1130874 | 16.906秒 | 数字ZB | |||
2015.4.19 | 1132694 | 27.425秒 | ||||
2015.4.29 | 1132730 | 27.416秒 | ||||
2015.4.29 | 1133874 | 27.130秒 |
小文字のみのミス制限練習を開始した3月以降、総合ポイントも面白いように伸びていった。総合ZJ中盤まではこの種目の伸びが主力となった。
日付 | 総合P | のみ | 混在 | すべ | 数字 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
2015.6.13 | 1138948 | 35.841秒 | 混在XB | |||
2015.6.15 | 1139528 | 35.551秒 | ||||
2015.6.16 | 1139596 | 35.517秒 | ||||
2015.6.17 | 1141902 | 34.364秒 | 混在XA、総合ZI | |||
2015.6.21 | 1143778 | 33.426秒 | 混在XS | |||
2015.6.30 | 1144184 | 26.504秒 | 33.397秒 | 42.721秒 | 16.782秒 |
日付 | 総合P | のみ | 混在 | すべ | 数字 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
2015.6.13 | 1136544 | 35.841秒 | 混在XB | |||
2015.6.19 | 1137744 | 35.241秒 | ||||
2015.6.20 | 1139096 | 34.565秒 | 混在XA | |||
2015.6.21 | 1139446 | 34.390秒 | ||||
2015.6.26 | 1140032 | 34.097秒 | 総合ZI | |||
2015.6.28 | 1140404 | 27.130秒 | 33.911秒 | 42.721秒 | 16.906秒 | 混在XS |
ミス2以内(1%以内)での、そして最終的にはノーミスでの総合ZI到達を、通常記録での総合ZGのフラグの一つと位置付けていた。5月以降は小文字のみの更新が滞ったため、6月に混在を解禁し、総合ZIに到達した。
なお、いずれの種目も、通常の記録とほぼ並行して更新した。リハビリを兼ねたミス制限練習が、結果的に通常の記録の更新にも大きな役割を果たした。但し、正確性に関する練習方針は種目ごとに使い分けた。
種目 | 正確性に関する練習方針 |
---|---|
数字 | 速度重視。正確性は後からついてくると考える |
のみ | 敢えてミス2以内を狙わず、ミス3も許容する |
混在 | 最初からノーミスを狙う |
数字や小文字のみでは、無理にミス制限記録を狙わず、ミスの少ない状態を普段から意識するに留めた。その結果、必要以上に萎縮することなく、正確性を保ったまま速度が伸びていった。一方、混在やすべキーというShiftの絡む種目では、1ミスが原因となって3ミス以上連鎖する確率が非常に高い。それならば、最初から1ミスもできないという緊張感とともに打った方が好結果につながると判断した。現時点で、この方針は機能している。今後より高いレベルを目指す際には壁にブチ当たるかもしれないが、今はまだ壁を意識する段階ではない。
種目 | ZJ到達時 | ZI到達時 | ZH到達時 | ZG到達時 |
---|---|---|---|---|
達成日 | 2003.6.21 | 2003.9.15 | 2015.1.4 | 2015.6.27 |
のみ | 29.142秒 | 28.420秒 | 28.179秒 | 26.128秒 |
混在 | 32.592秒 | 32.363秒 | 31.916秒 | 31.916秒 |
すべ | 39.806秒 | 37.858秒 | 36.579秒 | 36.579秒 |
数字 | 21.559秒 | 20.587秒 | 18.111秒 | 16.782秒 |
総合ポイント | 1131518 | 1140704 | 1150072 | 1160934 |
旧総合 | 3496048 | 3511882 | 3552665 | 3563527 |
殿堂1 | 4495142 | 4511433 | 4562239 | 4573101 |
殿堂2 | 2589317 | 2926779 | 4682208 | 5047049 |
※日付はタイピング日記のもの。以下同様。
種目 | ZJ到達時 | ZI到達時 | ZH到達時 | ZG到達時 |
---|---|---|---|---|
のみ | 258 | 324 | 457 | 892 |
混在 | 182 | 191 | 242 | 262 |
すべ | 312 | 385 | 449 | 455 |
数字 | 280 | 314 | 732 | 1042 |
合計 | 1032 | 1214 | 1880 | 2651 |
2015年1月に総合ZHに到達後、総合ZGに到達するまでに、合計755回の練習が必要だった。TWオリジナルのみをこれだけ打ち込んだことはかつてない。総合ZH到達時は数字を主力としたが、その後は小文字のみのポイントも必要だった。
日付 | 総合P | のみ | 混在 | すべ | 数字 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
2015.1.4 | 1150072 | 28.179秒 | 31.916秒 | 36.579秒 | 18.111秒 | 総合ZH |
2005.1.11 | 1150132 | 18.081秒 | ||||
2005.1.25 | 1150342 | 17.976秒 | 数字ZC | |||
2005.2.2 | 1150542 | 17.876秒 | ||||
2005.2.9 | 1151102 | 17.596秒 | ||||
2005.2.15 | 1151822 | 17.236秒 | ||||
2005.2.25 | 1152410 | 16.942秒 | 数字ZB | |||
2005.4.1 | 1153606 | 27.880秒 | のみXX | |||
2005.4.5 | 1155422 | 27.426秒 | ||||
2005.4.11 | 1155494 | 16.906秒 | ||||
2005.4.19 | 1155498 | 27.425秒 | ||||
2005.4.21 | 1155958 | 27.310秒 | ||||
2005.4.29 | 1156926 | 27.130秒 | 16.782秒 | |||
2005.5.4 | 1159082 | 26.591秒 | のみZJ | |||
2015.6.27 | 1160934 | 26.128秒 | 31.916秒 | 36.579秒 | 16.782秒 | 総合ZG |
2月までは数字だけを伸ばした。その結果、ZBという当初は想定し得なかった領域に到達した。だが、このまま伸ばし続けてZAを狙うよりも、小文字のみを解禁すべきという結論に達した。理由は3つある。
(1) 最も効率的に総合ポイントを稼げる。総合ポイントを大きく伸ばすには、数字だけでは限界がある。仮に最終目標が総合ZG到達であれば、数字をZX(13秒台)まで伸ばせば手が届く。これも厳しい目標であるが、他の種目では12年間更新を阻まれ続けており、体感的な難易度は大して変わらない。だが、最終目標は総合ZGよりも遥かに上だ。そして、仮に数字を世界記録であるM2(10秒台)まで伸ばしたとしても、総合ZG中盤で伸びが止まる。つまり、総合ZFを、あるいはそれよりも上を狙う場合、他の3種目を、特に小文字のみを伸ばすことが必須となる。
(2) 殿堂ランキングの順位を効率良く上げる。Group ψを狙うだけならまだしも、Group ωを狙うなら、数字以外の攻略が必須だ。一方、Group ω達成者(特に上位者)の大半はオリジナル長者である。即ち、オリジナルを総合ZD以上に上げて殿堂ポイントのインフレを引き起こすことで、殿堂内順位を大きく上げているのだ。
(3) 腱鞘炎対策。もはや国語Rや英単語のみならず、国語Kでも腱が痛むことがある。数字の速度も700打鍵/分を突破しており、遅かれ早かれ腱鞘炎の症状が出ると思われた(実際、6月下旬に発現した)。一方、オリジナルの他の3種目は、打鍵数はそこまで必要でなく、比較的リスクが低い。
・PCの時計を13〜15時台に設定する。 ・頻出ワード、凶悪ワード、ミスの癖を収集し、分析する。 ・当面はミス制限練習を実施する。但しミス上限値は設定せず、4ミスを超えたらEscとする。 |
PCの時計を操作するのは、出現ワードを絞り込むためだ。これが、ランダム練習から単語練習へ移行するための第一歩となる。数字では昇順文字列が出現するし、小文字のみでも頻出ワードをある程度特定できる。頻出ワードを(苦手ワードやミスの癖を含め)抽出し、高速化を阻む要因を分析して一つ一つ潰していくことで、TW英単語に似た攻略が可能となる。
また、ミスを制限するのは、指の動きを確実に染み込ませるためだ。確かに、正確性を維持した時の速度が一定の段階が到達したらミス制限を解除して記録を狙うこともある。だが、最初からミスバカ記録を連発する練習は、無意味だと思っているしモチベーションも上がらない。あくまでもInterstenoの多言語対策の一環と捉え、ミスの少ないタイピストを目指すべきと考えた。
以上の方針は、少なくとも総合ZG到達までは機能した。実際、以下のように、各種パラメータを軒並み更新した。
パラメータ | 過去記録 | 更新履歴 |
---|---|---|
トップスピード | 1102.9(2014.10.XX) | →1162.8(2015.1.11) |
ワーストスピード | 492.2(2014.12.28) | →525.9(2015.1.18) →548.4(2015.3.22) |
ベストラップ | 3.063秒(2014.12.29) | →3.000秒(2015.2.25) →2.970秒(2015.3.29) →2.922秒(2015.4.19) |
ワーストラップ | 3.872秒(2007.11.20) | →3.828秒(2015.1.1)
→3.814秒(2015.2.1)
→3.797秒(2015.2.5) →3.766秒(2015.2.13) →3.735秒(2015.2.15) →3.720秒(2015.2.25) →3.610秒(2015.3.11) →3.581秒(2015.6.15) |
1行目ラップ | 3.486秒(2014.12.26) | →3.470秒(2015.2.15) →3.454秒(2015.3.15) →3.313秒(2015.3.29) |
パラメータ | 過去記録 | 更新履歴 |
---|---|---|
トップスピード | 646.6(2003.9.6) | →647.9(2007.11.5)
→657.9(2007.11.18)
→674.2(2015.3.8) →753.8(2015.3.19) →768.2(2015.3.30) |
ワーストスピード | 330.6(2003.8.2) | →331.1(2015.4.19)
→333.7(2015.4.26)
→343.2(2015.4.29) →346.0(2015.5.4) |
ベストラップ | 4.772秒(2003.7.13) | →4.703秒(2015.5.4)
→4.688秒(2015.5.5)
→4.609秒(2015.5.28) →4.407秒(2015.5.30) |
ワーストラップ | 5.973秒(2003.8.3) | →5.938秒(2015.4.7)
→5.783秒(2015.4.19)
→5.770秒(2015.4.22) →5.766秒(2015.4.29) →5.656秒(2015.6.14) →5.578秒(2015.6.17) →5.469秒(2015.6.27) |
1行目ラップ | 5.516秒(2003.7.27) | →5.339秒(2003.10.4)
→5.204秒(2015.4.1)
→5.079秒(2015.4.19) →5.049秒(2015.6.3) →4.969秒(2015.6.10) |
日付 | 総合P | 順位 | 殿堂P | 殿堂順位 |
---|---|---|---|---|
2014.12.27 | 1149670 | 29 | 4671119 | 30 |
2015.1.10 | 1150072 | 28 | 4682208 | 30 |
2015.1.31 | 1150342 | 28 | 4689741 | 30 |
2015.2.14 | 1151102 | 27 | 4711320 | 29 |
2015.2.21 | 1151822 | 26 | 4732284 | 28 |
2015.2.28 | 1152410 | 25 | 4749789 | 28 |
2015.4.25 | 1155958 | 24 | 4863166 | 28 |
2015.5.2 | 1156926 | 23 | 4896545 | 28 |
2015.5.9 | 1158246 | 23 | 4943868 | 27 |
2015.5.16 | 1159082 | 21 | 4974955 | 25 |
2015.7.4 | 1160934 | 20 | 5047049 | 24 |
2015年に入ってから、約半年で9人抜いた。だが、2007年11月当時の12位にはまだまだ遠い。順位には全然納得していない。せめて上位1%以内(つまり13位以内)には復帰したい。だが、そのためには総合レベルZF到達が必須となる。
一方、殿堂でも約半年で6人抜いた。だが、2007年11月当時の22位にはまだまだ遠い。順位で言えば2つの差だが、現在のランキングで22位に上がるには殿堂ポイントがあと約40万も必要だ。
また、最終的に定着した練習方法は次の通り。休日など時間のある時は、リハビリ枠を設けてメイン種目を別の時間帯に打つこともあった。Interstenoオンライン大会の時期には、TWオリジナルのウォーミングアップとしてInterstenoを打つこともあったし、その逆もあった。
時期 | 指慣らし | メイン種目 | クールダウン |
---|---|---|---|
2014.10〜2015.2 | WeatherTypingかな TODラリアット完全人間 | 数字 | 記録整理、日記執筆等 |
2015.3〜2015.6前半 | 数字 | のみ | |
2015.6後半〜 | のみ | 混在 |
また、更新や総合ZG到達に向けていくつかのフラグを設定した。代表的なのは、TOP15圏内を0.5秒以内に詰めることだ。数字でも小文字のみでもなかなかこの値には届かなかったが、更新できそうにない時の格好の目標となった。さらにやり込めば、TOP99圏内を1.0秒以内に詰めることもフラグになり得ると思う。また、到達可能位置を総合ZCに乗せることも一つのフラグと考えていた。実際には1196178まで伸びた段階で総合ZGを達成した。総合ポイントが伸びない時も到達可能位置がじりじりと伸び続けたのは救いだった。
加えて、Interstenoオンライン大会に多言語で参戦するにあたり、未知の言語の練習と小文字のみのミス制限練習を並行して実施すれば相乗効果が得られると考えた。この方針は少なくとも総合ZG到達までは機能した。Interstenoでは最終的に17言語中16言語に参戦し、総合得点6万点を突破して世界ランキング6位という成果を得た。
最後に、細かいことだが「文字・画面サイズ設定」を最大にしたことが間違いなく寄与した。オリジナルに限らずタイプウェルでは、文字を認識できずに打鍵が停止することが圧倒的に多い。特に改行時の誤推測は深刻だ。しかし文字サイズの変更はこの致命的なボトルネックをある程度解決した。
オリジナル以外では英単語総合ZIが目標だ。またTW憲法の積み残しも片付けたい。もちろんモチベーション維持が大前提となる。何らかの理由でモチベーションが低下したら、更新はそこで止まるだろう。