[ 2014.9.13(Sat) ] | [ 2014.9.14(Sun) ] | [ 2014.9.15(Mon) ] |
[ 設営 ] [ 自己紹介タイム ] [ WeatherTyping個人戦 ] [ DC版TOD対戦 ] [ ルパン:スコアアタック ] [ DC版TOD対戦2 ] [ WeatherTyping対戦 ] |
[ DC版TOD対戦3 ] [ 常設タイプウェルとタイピョエル ] [ WeatherTyping団体戦 ] [ DC版TOD団体戦 ] [ TOLレクチャー ] [ DC版TOD対戦4 ] [ カードゲーム ] |
[ DC版TOD対戦5 ] [ カードゲーム&ボードゲーム ] [ TOL(月姫打ONLINE)団体戦 ] [ 総括と課題 ] |
対戦相手 | 結果 | 勝率 | 内容 |
---|---|---|---|
TKさん | 0勝1敗 | 0.0% | 6章2700点差の完敗 |
かわずさん | 1勝2敗 | 33.3% | 3章勝利、5・6章敗北 |
かり〜さん(通常) | 11勝14敗 | 44.0% | 総じて1・2章で敗北、5・6章で勝利 |
かり〜さん(条件付き) | 8勝3敗 | 72.7% | WORDBOXや正確性重視では有利に |
リアフィさん | 2勝0敗 | 100.0% | 5・6章で圧勝 |
karuさん | 2勝0敗 | 100.0% | 5章辛勝、6章圧勝 |
この3日間で、5人と計44章対戦した。エンペラーは9回撃破。その8割以上が、かり〜さんとのガチバトルだ。1日目も2日目も飲酒タイピングサミットには参加せず、DCが空いたタイミングで打ちまくった。一方、かり〜さん以外の人との対戦は計8戦と、極端に少なかった。しかも、うち2戦はTOD団体戦なので、個人的な対戦は計6戦である。原因は、ローマ字入力での勝負を意図的に避けたことだ。また、参加人数とイベントが増加して野良対戦の時間が絶対的に減る状況下で、筆者がDCを占有する事態はなるべく避けた。
WeatherTyping個人戦 | 総合13位(3勝1敗) |
WeatherTyping団体戦 | 4チーム中1位(個人としてはエキシビション含め2勝) |
DC版TOD団体戦 | 3チーム中2位(個人としては1勝1敗) |
TOL団体戦 | 4チーム中1位(個人としては1勝1敗) |
常設タイプウェル | 16種目中6種目で1位(国語K4種目、のみ、混在) |
ルパン | HARDで260万点台、NORMALで332万点台 |
※e-typing大会、TypeRacer大会には参戦せず。
……
第6回タイピングサミットで一番やりたかったことは、かり〜さんとのガチバトルだ。このため、参加者募集開始直後にかり〜さんに連絡を取った。その結果、タイパー10周年オフ以来3年ぶりに対戦が実現することとなった。従って、リハビリはかな入力のみ実施することとした。
また、昨年12月の毎パソオフで見出した超新星、TKさんにも連絡を取った。但し、筆者がローマ字入力をリハビリしてTOD対戦を挑んだところでもはや相手にもならない。よって、むしろ他の人との対戦や、他のソフトでの対戦を念頭に置いていた。TKさんにとっても良い刺激になるだろうし、一ギャラリーとしてもTKさんが並み居る強豪に対してどのような戦いぶりを見せるのか、並々ならぬ興味があった。
リハビリに関しては、不安を抱えていた。昨年の第5回タイピングサミット当日に第二子が誕生して以来、特に休日の育児負担が増したためだ。1日のうちベストの時間(例えば休日風呂後)にタイピングをやることは一切できなくなった。このため、昨年より2カ月半早く、6月下旬にはリハビリを開始した。また、限られた練習時間の大半を、かな入力、特にDC版TODとWeatherTyping(ワード1)の強化に注ぎ込んだ。
かり〜さんとの対戦はDC版TODがメインになると予想された。だが、従来と同様の練習では自分の殻を破れないと考えた。このため、7月まではTOD2004、8月にはTODラリアットをメインとした。その結果、TOD2004の背水の陣999体(カンスト)や光速の指15500突破、TODラリアットのザ・パーフェクト443を筆頭に、主要なドリルの記録を軒並み更新した。また、打鍵速度の限界突破を狙うため、敢えてDCキーボードではなく東プレRealforce89Uを選択した。一方、ローマ字入力や英文入力のリハビリを実施しなかったため、根本的な限界突破には結びつかなかった。
サミット直前の2週間ではDC版TODを打ち込み、サミットのメインとなるDC版の仕様および、DCキーボードの感触を思い出すことに専念した。しかし、Shiftの仕様の違いやDCキーボードの同時押し不認識の問題を完全に解決することはできず、記録は伸び悩んだ。結局、コインキーパーの記録を0秒90更新しただけだった。
さらに、今回はWeatherTyping大会でも上位進出を目指し、大会使用ワードであるワード1(word.txt)を用いてリハビリを実施した。その結果、昨年の記録を計2978更新した。もはやLevel10は珍しくなくなり、TOP50のうち半数以上を占めるまでになった。しかし、シングルプルイではEscと溜め打ちを駆使するのに対し、対戦では初速と正確性を重視するため、完全に真逆の能力が必要となる。実際、ロビーに出撃しても叩きのめされるだけであり、不安を抱えたまま当日を迎えた。
また、サミット期間中の戦略として、13日には一旦帰宅し、十分に睡眠を確保することとした。かり〜さんとの激闘が予想される13日夕方と14日午前にピークを合わせるためだ。一方、14日には宿泊し、以後はタイピングというよりもカード&ボードゲームを楽しもうという目論見だった。
なお、昨年のWT大会の結果のうち、ゆっきー。さん、れんれんさん、パルキーさんの4回戦の詳細が「不明」となっていた。ずっと気になっていたが、設営の間に隙を見てhistory.wtファイルを各PCから回収し、解析完了。幸いなことに、大会結果に変動は無かった。
設営が一段落したところで、交代でメシ。昨年の反省を踏まえ、天下一品ラーメンを避けて、FirstKitchenでパスタを食しておく。なお、今年は受付担当となったため、特に11:30の開場直後は集金や概要説明等に追われた。DC版TODがスタンバイしており、かり〜さんもいるのに、対戦ができないもどかしさよ! とはいえ、昨年はW/Hさん、一昨年はぽかたんとむなが同様の仕事をこなしていたわけだ。また、受付をやっていると参加者ほぼ全員と話せるというメリットもある。貴重な経験の一つであったと考えよう。
1. ハンドルネーム 2. 普段の生息域 3. サミットに来た目的 |
筆者の所属は当然、全日本タイピスト連合のタイパー登山部だ。今年はAC版TODでカンストという実績こそあるものの、他にタイピングでの貢献はほとんど無い。一方、登山部では既に計5山に登った。ちょうどトムラウシ山のTシャツを着用していたため、宣伝しておいた。また、サミットに来た目的は当然「かり〜さんとのガチガチな対戦」だ。ローマ字入力のリハビリは全くしていないため、対戦も基本的にかな入力のみですよ、と最後の一言で述べておいた。
また、リアフィさんがTW国語Kの総合ポイントで迫ってきた(=近いうちに抜いてやる)と宣戦布告してきたため、後でTOD対戦に誘うことにした。
トランプ | プレイヤー | ワード数 | 速度 | 正確性 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|
ダイヤQ | dqかな | 20 | 554 | 84 | 46536 |
スペードQ | W/H | 5 | 626 | 83 | 8659 |
ハートQ | つっきー | 4 | 627 | 72 | 6019 |
※20ワード先取。
JISかなの威力でえげつなく圧勝。いい思いをさせていただきつつ、上位グループに。ワード運にも恵まれ、練習の成果をまずまず出すことができた。但し、対戦の対策がほとんどできていなかったため、溜め打ちをせず初速重視で打つと正確性がガタ落ちだ。
1回戦結果 | プレイヤー | ワード数 | 速度 | 正確性 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|
K組1位 | Tak | 30 | 849 | 82 | 69618 |
I組2位 | paraphrohn | 23 | 828 | 86 | 54263 |
L組1位 | dqかな | 25 | 463 | 69 | 39933 |
J組2位 | ジュニア | 9 | 398 | 74 | 13252 |
Tak、paraphrohnというQWE最強クラスとの対決が、この2回戦で早くも実現した。この試合は事実上の決勝戦と呼ばれていたらしい。だが、筆者は対戦向けの対策が甘く、無念にも敗退して13〜24位グループに。まず、サーバを立てた時に設定を間違えたらしく、20ワード先取のはずが30ワード先取となっていた。このため、計87ワードも打ち続けることになった。終盤では腕がパンプアップし、まともに動かなくなった。また、Shift等で詰まった場合には、その時点で打鍵を停止して体力を回復させ、次のワードに備えていた。ところが、これが裏目に出た。打鍵を停止している間は打鍵速度(そして得点)が低下し続けるという恐ろしい事実を全く意識していなかった。というのも、シングルプレイでは詰まった瞬間にEsc確定だからだ。
2回戦結果 | プレイヤー | ワード数 | 速度 | 正確性 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|
新F組3位 | dqかな | 20 | 557 | 79 | 44002 |
新I組1位 | 炎舞玖寺 | 11 | 659 | 82 | 19813 |
新E組3位 | のん | 9 | 743 | 87 | 19392 |
2回戦と比較して、QWERTY勢の凶悪さが激減した。のんさんはTW国語Rで総合ZH、炎舞玖寺さんも総合ZJという強豪であるはずなのに、先程の死闘に比べれば遥かに余裕を持って臨むことができた。だが、正確性は相変わらず回復せず、結果として多くのワードを奪い取られた。この試合に勝利したことで、13〜16位グループに。
3回戦結果 | プレイヤー | ワード数 | 速度 | 正確性 | 得点 | 最終順位 |
---|---|---|---|---|---|---|
新新G組1位 | dqかな | 20 | 541 | 83 | 44902 | 13 |
新新E組1位 | いおん | 9 | 707 | 87 | 18452 | 14 |
新新F組1位 | かめお | 3 | 717 | 88 | 6309 | 15 |
新新I組1位 | かわず | 3 | 672 | 85 | 5712 | 16 |
この試合でも負ける気はしなかった。上位グループに残れなかった鬱憤を晴らすべく、画面に現れるワードを容赦なく打ち砕く。速度も正確性も全く納得できない数字だったが、試合には勝利。最終順位は13位となった。
……
速度は、昨年と比較しても大して変わらなかった。正確性は、むしろ低下した。即ち、シングルプレイで記録を伸ばすだけではダメで、対戦を繰り返して実力を磨き上げる必要がある。WeatherTypingの対戦における実力とは、初速を重視して多くのワードを奪い取ることと、苦手なワードをある程度克服すること、そして長期戦を闘い抜くための持久力を身につけることだ。ここまで課題が明確になったのだから、来年のサミットまでによりパワーアップし、Level10に相応しい結果を残したい。
3回戦結果 | プレイヤー | ワード数 | 速度 | 正確性 | 得点 | 最終順位 |
---|---|---|---|---|---|---|
新新C組1位 | Tak | 26 | 804 | 77 | 53653 | 1 |
新新D組1位 | リアフィ | 30 | 547 | 63 | 51691 | 2 |
新新B組1位 | TK | 14 | 803 | 83 | 31102 | 3 |
新新A組1位 | かり〜 | 6 | 495 | 73 | 10840 | 4 |
※決勝のみ30ワード先取。
猛者がひしめく壮絶なバトルを勝ち上がってきた4名による決勝戦。QWERTYとJISかなが2名ずつというのも良いバランスだ。なお、たくりんは昨年に続く決勝進出である。昨年はparaphrohnさん帰宅に伴う代打だったが、今年は実力で勝ち進んできた。そして試合はたくりんとリアフィさんの壮絶な取り合いに。リアフィさんは30ワード先に奪取したものの、正確性63%が響いて大きくスコアを落とし、たくりんの優勝となった。
……
また、個人賞として「速度賞(速度の平均値)」「正確性賞(正確性の平均値)」を考えてみた。JISかなの速度は1.5倍して補正している。速度賞はリアフィさん、正確性賞はむなが1位となった。速度に関しては、リアフィさんがたくりんとの僅差の争いを制した。この2名が850台で、次点はTKさんの810台であった。正確性に関しては、むなが97.0%を叩き出し、昨年に続いてゆっきー。さんを抑えた。なお、全参加者の平均値は、速度が668.3打/分、正確性が82.1%だった。全体的に、速度が上がり、正確性が下がった。
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karuさんとは今回が初対面だ。ローマ字入力での対戦を挑まれたため、受けて立つ。だが、退化しきった現在の実力で果たして相手になれるのか大変不安だった。むしろ失礼ではないかとも思った。実際、5章ではかつては得意だった長文をバンバン取られ、雑魚戦終了時点では明らかに劣勢だった。だが、マジシャン前半でkaruさんの打鍵速度が低下し、かつCONTINUEしたため、攻勢に転じる。結果、まさかの大逆転となった。6章では少しだけローマ字入力の勘が戻ったらしく、至る所でワードを奪いまくった。研究室とエンペラー第二形態でkaruさんをCONTINUEに追い込み、圧勝。とはいえ、筆者に全盛期の実力があれば、少なくともエンペラー戦でのCONTINUEは防げたはずだ。ローマ字入力のリハビリをしてこなかったのは要反省だ。
続いて、この日のみの参加というリアフィさんとかな入力で対戦。TW国語Kでは筆者の記録に迫り、かつ先程のWeatherTyping大会で準優勝してその実力を発揮した強豪だ。だが、TOD対戦ではまだ筆者に一日の長がある。結果、フルボッコに。リアフィさんはDCキーボードの同時押し不認識、DC版TODのShiftの仕様に苦戦している印象を受けた。次回はTOD2004で対戦したい。
……
WeatherTyping大会終了後、いよいよサミット参戦の主目的であるかり〜さんとのガチバトルを開始した。
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まずはNormal設定で、特に条件を設定せずに全章対戦。1章では前半こそやや押し気味に進めたが、MISSIONで盛り返される。終盤のライフで競り負けたのも痛く、315点差の敗北。この315点差がなかなか遠い。2章では落穂拾い戦術と初速勝負を適宜織り交ぜるつもりが、MISSIONで間合いに入れず、差をつけられる。後半でも取ったり取られたりで、差が縮まらないまま終了。3章ではいつもの落穂拾い戦術で挑むつもりが、またしてもMISSIONでフルボッコに。ここで8体以上取られると、正確性100%を維持していない限り勝利は絶望だ。頼りの正確性も上がらず、528点差の完敗。
4章では待望の土星語を引いた(結局、6回闘ってすべて土星語を引いた)。ところが、かり〜さんは筆者以上に土星語に習熟しているという厳然たる事実が判明し、かえって劣勢に立たされる。MISSION直後の男性の救出に失敗したため、カエルルートに。カエルは奪い取ったが、代わりにライフを取られ、250点しか縮まらない。ストレングス戦では打鍵速度を最大限に活かして頑張ったが、わずかに及ばず力尽きた。5章以降は長文一本勝負で優位に立ち、押し気味に試合を進める。今年前半にやり込んだAC版スコアアタックの効果もあったようだ。マジシャン戦では2発以上喰らわないように留意しつつ、可能な限り速度を引き上げた。6章ではMISSION1以降でじりじりと差を拡大していく。MISSION2では凶悪ワード「へーるぼっぷすいせい」でお互い詰まりまくり、まさかの失敗と相成ったが。
……
引き続き、1P側と2P側を入れ替えてフルセット勝負。というのも、各章のMISSIONでダイヤを獲得した場合、1P側にのみ200点が入るという仕様があるためだ。ついでに、MISSIONクリア時に画面にゾンビが残っていた場合、その分のBase Pointも1P側にのみ入る。そこで、サッカーにおけるホーム&アウェー方式のように、可能な限り条件を平等にしておきたかった。もっとも、毎回ダイヤが出るわけではないし、この200点+αが勝敗に響くケースは意外と少ない。実際、この試合では全章で600点以上の差がついた。
1章ではかり〜さんの初速が一段と上がる一方、筆者の初速はむしろ下がり、劣勢に立たされる。ワード数でも正確性でもボロ負けする状況では、この劣勢を覆すのは不可能だ。2章でもMISSIONや子供の父親救出後の室内の8体など、苦手な場所で大差がついた。ワード数の差は2であり、善戦したように見えるが、実際には要所で取られている。3章では落穂拾い戦術を徹底する一方、MISSIONでは積極的に打ち合う。躊躇していて間合いに入れず全部取られる状況だけは避けるという目論見だった。これが奏功し、半分以上のゾンビを奪い取った。タワー戦でもいい感じに稼ぎ、結果は予想外の大差に。
4章では一転して劣勢に。土星語で大差がつき、その後も噛み合わずに自滅した。指が思うように動かず、正確性85%という屈辱的な結果に。5章では広場でカテゴリー「ALT」を引き、ほぼ全部奪い取る。かり〜さんの数少ない弱点である英数字であり、かつ筆者はこのカテゴリーを暗記していた。その後の長文一本勝負はほぼ互角であり、広場の10ワード差がそのまま5章結果に響いた。6章ではMISSION2で一気に差を拡大し、その後も伸び伸びと打って勝利。
3年前はかり〜さんに5章以降で勝てなかった。6章のMISSIONは、むしろかり〜さんの得点源だった。ここをひっくり返したのは大きい。
【難易度HARD】
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【難易度NORMAL】
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両方とも2P側で打つ。難易度HARDでは2面までフルコンだったが、3面で崩壊した。その後も要所でミスが出て、2014.8.5の記録に遠く及ばず。
難易度NORMALでは1・4面でフルコンを決め、大きく稼ぐ。だが、3面では終盤の長文+短文×2を「左→右→中」と全部倒そうと欲張った結果、2発喰らった。9面でも6ミスと崩壊し、2002.5.24に記録した自己ベストを上回れず。
【WORDBOX対戦】
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【正確性重視での対戦】
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WORDBOX状態では、長文が得意な筆者がやや有利だ。さらに、ゾンビが2体出ても、落穂拾い戦術のお蔭で、どちらか1体は取れることが多い。従って、1・2章で勝利。ところが、3章では全体的にワードがさほど長くならない。MISSIONは5文字相当のままだし、タワー後半でも5文字相当が6文字相当になるだけだ。その結果、通常の3章対戦と同じように進行した。ワード数で差がついた分を正確性を上げて補ったが、僅差で敗北。
4章ではMISSION直後の男性の救出が困難だ。案の定失敗し、カエルルートへ。カエルをかり〜さんに取られたが、ライフを取り返し、250点差に抑える。そしてストレングス戦でワードをむしり取り、逆転に成功した。5章ではクァール&ズィール、ハイエロとの闘いがアツい。だが、2人のうち1人は確実に打ち切るため、安定感があった。そしてマジシャン前半ではお互い長文対策を積んできたため、数発喰らったものの以前よりは安定して撃破! 6章では雑魚戦は通常とほぼ同様に進む。だが、エンペラー戦は非常に厳しい。第一形態では鉄球4連で連携しないとダメージ確定だし、第二形態では基本的にズィールモードしか倒せない。数発喰らって難易度が落ちると、ようやくハイエロやタワーとも闘えるようになる。
……
続いて正確性重視で対戦。以前考案した新ルールを適用した。
正確性 | 現Accuracy Point | 新Accuracy Point |
---|---|---|
100% | 1200 | 3000 |
99% | 800 | 2400 |
98% | 1800 | |
97% | 600 | 1200 |
96% | 600 |
※正確性96%以下の場合は現Accuracy Pointと同様。
即ち、正確性97%以上を目指すと有利になる。また、現状の得点体系では正確性99%と98%でAccuracy Pointが同点であり、99%を目指すモチベーションが生まれない。その結果、96%もしくは98%をギリギリ保ちつつ、初速と打鍵速度を上げてゾンビを奪い取るという戦術が主流である。新体系ではここに差をつけて、より高い正確性を目指す一助にしたいと考えた。新Accuracy Pointの値は適当に考えただけであり、今後データ収集を繰り返して、より実態に合った数値に近づけていきたい。かり〜さんからは、「章ごとに変えても良いのでは」という提案もあった。
さて対戦開始。1章で早速、正確性最重視の特性が現れる。かり〜さんの鬼のような初速が封印される一方、筆者も打鍵速度が上がらない。なお、開始直後は両者とも100%を目指す気満々だったが、途中でミスしてからは99%狙いに、そして98%狙いに素早く切り替えた。正確性1%の違いが600点ということは、ゾンビを約12体余分に倒さなくてはならない。必然的に、初速も打鍵速度も上がる。だが、これ以上正確性を落としてはならないと考えると、おのずと限界がある。この辺の駆け引きが面白い。
2章でも同じような傾向が続く。筆者は後半で1ミスが原因でミス連打を叩き込んだことが数回あり、正確性96%が絶望的になった。このため、正確性無視でゾンビを取りに行かざるを得なくなった。対してかり〜さんは正確性98%を維持しつつ余裕の試合運び。結局、ワード数でもかり〜さんが勝ち、正確性ボーナスと合わせて2266点の大差となった。
3章では普段から落穂拾いで正確性100%を狙うため、さほど意識することなく進む。だが、途中で筆者が先にミスしたため、一気にプレッシャーがかかる。ゾンビ12体分の差を詰めるのは容易ではない。ところが、かり〜さんが最後のワードで痛恨の1ミス! これが無ければかり〜さんが正確性100%を達成し、ボーナス3000点を獲得して勝利していたところだ。
4章では、普段は正確性98%や96%を維持しつつ、速度重視でワードを奪い合う。だが、この対戦ではお互いにコンボが積み上がるという珍しい光景が見られた。正確性100%狙いは厳しいが、98〜99%は十分に狙える。MISSIONではまたしても土星語が出現したが、正確性重視でも問題なく打ち抜けていく。ストレングス戦でややミスが目立ったが、お互い98%で終了。5章ではマジシャン前半がもともと正確性最重視なので、正確性98〜99%を狙っていく。かり〜さん相手に99%狙いでは速度が低下しすぎるため、結局98%にまとめた。敢えて99%を狙ってワードを取られた場合にどうなったか、興味深い。
この時点で22:50となり、会場ロックアウトが迫っていた。よって、名残惜しいことこの上ないがここで対戦を打ち切る。かり〜さんは全章98%以上をキープし、正確性A評価を獲得していた。筆者は2章で93%を叩いたのが響き、無念にもB評価に。これが響き、年俸でも逆転を許した。
正確性1%につきボーナス600点差はやや多めというのが、試合終了後の共通認識だ。確かに、2章や5章のようにゾンビ数で差がつく章ではある程度の点差が必要だ。だが、1章や3章のようにゾンビ数の差を埋めるのが難しい章では300点差くらいでも良いのではないか。また、この試合ではたまたま、正確性の高い方が例外なく勝利した。今後は、正確性が高いのに得点では敗れるというデータも収集し、より実態に即した正確性ボーナスを検討したい。
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※しゅんぽっぽさん、dqかなはかな入力。珠さんはローマ字入力。速度比較の際には、かな入力を1.5倍して補正。
速度や正確性で上回っても、ワードを取れないと勝てない。1回戦では対戦経験の少なさが露呈され、20ワードしか取れずに敗北した。2回戦以降は乱打でワードを奪う方針に切り替える。だが、しゅんぽっぽさんの瞬発力(初速に加えて、素早くトップスピードに乗せる力)は凄まじく、なかなかワードを取れない。また、Shiftの多いワードが出た時や、Shiftで詰まりまくった時には、珠さんに容赦なくむしり取られる。それでも、2回戦以降は速度を維持したままワードを取ることができ、4連勝で終了。
……
筆者はここで一旦帰宅した。この選択は、2年前の第4回タイピングサミットと同様だ。十分な睡眠を確保し、明日午前中の試合に備える。
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※1回目は6章途中でバグにより進行不能となった。
今日のかり〜さんはノリにノッていた。手の付けられない強さとはまさにこのことだ。1章・2章とも、至る所でワードとアイテムを奪われまくった。3章だけは落穂拾い戦術でずる賢く立ち回り、タワー戦でもそこそこ稼いで勝利。
4章ではまたしても土星語が出現し、やや押され気味に。その後も劣勢を覆すことはできなかった。そして5章でも、長文が思うように取れない。さらに、広場で出現したカテゴリー「おおらか」をほぼ全部取られた。その後必死に追い上げるが、速度も正確性も上がらない。一方、かり〜さんは広場でリードを奪ったことで精神的余裕が生まれ、その後の長文一本勝負でも伸び伸びと打っていた。その結果、初速・正確性・打鍵速度の噛み合った理想的な打鍵が続いていた。マジシャン戦でもこの傾向は続き、このサミットで初の5章敗北を喫した。
6章では筆者がリベンジに燃え上がる。冒頭の長文を2体ずつ分け合うと、次の斧雑魚でもガチな打ち合いが続く。その後もほぼ互角の状況を保ったままMISSION1を終えた。というよりも、MISSION1でかり〜さんが奮闘し、4体ずつ分け合ったと思う。研究室入口ではかり〜さんが2体取った。ところが! ここで進行不能バグが発生した。ワードを打ち切った後、ゾンビだけが残り、そのまま喰らい続けるというもの。先に進まないので、放置して終了するしかない。なお、6章のプレイがある程度進行した場合は年俸から6章途中までのスコアを逆算できる。しかし、研究室入口まででは4・5章のスコアを上回れないため、今回は逆算できなかった。
……
これではお互いスッキリしないため、5章から再開。今度は広場でそこそこ長いカテゴリーが出たため、ここでの不利は回避した。以後もほぼ互角の展開が続き、辛うじて勝利。6章でも気合を入れて臨むが、今サミット初の6章勝利を目指すかり〜さんも相当強い。その結果、昨日では稼ぎどころだったはずのMISSION1・2やタワー戦、エンペラー戦でも五分の闘いが続いた。結果を見てびっくり。わずか21点差だった! これは熱い!
チーム名 | リーダー | メンバー |
---|---|---|
豆りんご | ひろりんご | しゅんぽっぽ、豆大福、W/H、ゆっきー。、かわず、karu、samin、さとみん |
低身長 | paraphrohn | TK、ぁゅ姫、珠、れんれん、mayo、ウェルコネ、たけぽん、yasm |
Tak | Tak | dqかな、かり〜、炎舞玖寺、いおん、やだ、ジュニア、fantom、おびらん |
開発者 | kurimans | ぷんだ、eigh、cocoa、華麗なお姉様、オリプス、かめお、パルキー、モルタルコ |
筆者はチームTakの副将として参加した。我らがチームTakは、6回戦終了時点でチーム開発者に次ぐ2位と好位置を確保していた。そして、7回戦でかり〜さんが爆発しまくって圧勝し、トップに躍り出た。となると、副将としての責任は重大だ。結果はこうなった。
チーム名 | プレイヤー | ワード数 | 速度 | 正確性 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|
Tak | dqかな | 30 | 511 | 85 | 65152 |
低身長 | TK | 14 | 725 | 84 | 28420 |
開発者 | ぷんだ | 10 | 703 | 91 | 21324 |
豆りんご | しゅんぽっぽ | 1 | 305 | 61 | 930 |
しゅんぽっぽさんと筆者がJISかな、TKさんとぷんだがQWERTY。筆者の強みは、TOD2004のワードをある程度打ち慣れていることだ。一方、e-typingやTW慣用句・ことわざは最後に本気モードで打ったのが4年前であり、心許ない。実戦でも、TOD2004のワードを中心に取っていく。また、昨日の個人戦の反省を踏まえ、ワードの序盤でミスしても打鍵をやめないように心掛けた。だが、TOLやTODと違って、途中で試合状況を確認する精神的余裕が全く無い(1ワード見送れば別だが)。いつ終わるとも知れぬ闘いは、55ワード目を打ち切ったところで唐突に決着がついた。勝てたとは思っていなかったので、結果を見てびっくり。
チーム名 | プレイヤー | ワード数 | 速度 | 正確性 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|
豆りんご | ひろりんご | 30 | 778 | 81 | 63018 |
低身長 | paraphrohn | 29 | 812 | 87 | 68289 |
Tak | Tak | 18 | 742 | 83 | 36951 |
開発者 | kurimans | 15 | 776 | 81 | 31428 |
ワード1で驚異的な強さを誇るひろりんご・paraphrohnのQWE2強に、TOD2004・e-typing・TW慣用句・ことわざを万遍なく打ち込んでいるTak・kurimansが挑むという興味深い試合。中盤までは接戦だったように記憶しているが、終盤に2強が抜け出し、熾烈な争いを展開しながらゴール。速度・正確性とも上回ったparaphrohnさんが得点では勝利したものの、ルール上ではワード数を合計することとしていたため、ひろりんごさんの勝利となった。
我らが大将のたくりんもしっかり18ワード奪取し、総合ワード数で2位のチーム豆りんごに40以上の圧倒的大差をつけて優勝。賞品はチームメンバーのみ参加できるじゃんけん大会で決定することとなり、運だけで2回勝ってタイピングサミット特製扇子を獲得した。さらに、次点の炎舞玖寺さんとおびらんさんがe-typingのTシャツを獲得した。
続いて、この団体戦でいい働きをした4名によるエキシビションマッチが勃発した。
チーム名 | プレイヤー | ワード数 | 速度 | 正確性 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|
豆りんご | ひろりんご | 22 | 764 | 83 | 46502 |
低身長 | paraphrohn | 17 | 795 | 89 | 40094 |
Tak | dqかな | 30 | 500 | 76 | 57000 |
Tak | かり〜 | 16 | 463 | 71 | 26298 |
先程の8回戦の時点で十分にハイレベルだったが、このエキシビションマッチではさらにレベルが上がる。しかも、ひろりんご・paraphrohnの両名にはつい8日前にロビーで3回続けてフルボッコにされたトラウマがある。しかし、ワードが違えば勝機はあるかもしれない。
この試合では、最も打ち慣れているはずのTOD2004のワードを取られることが多かった。一方、e-typingやTW慣用句・ことわざのワードを意外と取ることができた。但し、合計85ワードという壮絶な死闘においては、終盤に入ると疲労が蓄積してくる。従って、時々休憩を入れて次のワードに備える必要がある。8回戦と比較して速度が低下したのはこのためだ。また、対戦相手が強くなると焦りが生じ、正確性も低下する。そして、途中で試合状況を確認する精神的余裕は相変わらず無かった。終了した時は、壮絶な疲労感に支配されており、勝利したことに気付いたのはしばらく経過してからだった。
後でき〜やの動画を見直したところ、序盤はひろりんごさんに先行されていたが、中盤に追い上げて逆転し、終盤にもさらに差を拡大していた。最後は2ワード連続で奪取し、30ワードに到達していた。勝因は、ワード運以外に思い当たらない。かな入力に有利な、というよりも筆者にとって打ちやすいワードが数多く来たと思う。本当の実力とやらは、未知のワードが混ざった時に明らかになるだろう。
チーム | リーダー | メンバー |
---|---|---|
Aチーム | TK | 豆大福、ぷんだ、Pocari、W/H、パルキー |
Bチーム | kurimans | Tak、いおん、オリプス、eigh、dqmaniac |
Cチーム | paraphrohn | cocoa、かわず、ゆっきー。、むなすぃ、たけぽん |
チーム分けが発表された直後から、各チームで集まって作戦会議を行い、相手チームの誰にどの章を担当させるかを決定した。我らがBチームでは、各人に得意な章を聞き、なるべくそれに沿うように決定した。差がつきやすい2・5・6章に強い人を割り振るというセオリーも一応参考にしたが、そこには固執しなかった。というのも、特にAチームはTKさんをこれらの章に起用してくることが想定されたためだ。彼を止められるのはkurimansしかいない。そしてこちらの読みが外れた場合、他の誰が闘ってもフルボッコにされ、勝敗が決してしまう。それならば、メンバーにとって打ちやすい章を担当してもらった方が好結果につながると判断した。
対戦は時間短縮のため、Aチーム対Bチーム、Bチーム対Cチームの試合が同時並行で行われた。筆者はまず3章でCチームのかわずさんと対戦した。かわずさんとは今回が初対戦であり、情報が全く無い。従って、無の境地で挑む。初速と打鍵速度では明らかに負けていたが、いつもの落穂拾い戦術で、正確性を高めることに専念する。MISSIONでも初速勝負を避けてずる賢く立ち回り、終盤のワードもそこそこ取って、雑魚戦終了時点で勝利を確信。タワー戦でも優位に立つ。難問の「太陽にほえろ!」も対策済みなので、迷わず取る。1問だけ誤答を選択したが、かわずさんが正解を素早く打ち切るという運に恵まれ、ダメージを免れた。後半の短文一本勝負でも互角に闘い、正確性を98%まで引き上げて、1240点差の勝利。
続いて6章でAチームのTKさんと対戦した。5章まででチーム全体で362点差と劣勢であるという、実に絶望的な状況だ。甘んじて公開処刑を受ける。ワードを取れるのは、TKさんが詰まりまくった時だけだ。特にMISSION1では2体か3体取ったと思う。また、タワー戦は筆者が優位に立てる数少ない場所なので、それなりに頑張った。エンペラー第三形態のクイズもある程度暗記済みなので、初速ゼロで打ち始めて3つとも奪取する。TKさん相手に3ワード、約190点取れるのは大きい。6章全体を見れば焼け石に水だが。結果は、2692点差の大敗だった。ローマ字入力のリハビリ不足という状況を考慮すれば、健闘したと言えるかもしれない。だが、チームとして大敗を喫した責任の大半は筆者にあるわけで、猛省すべきだ。
DC版TOD団体戦の結果はこちらを参照。団体戦トータルでは、Bチームに3054点、Cチームに4804点の大差をつけて圧勝したAチームの完全優勝に終わった。TKさんという絶対的なエースが、得失点差の大半を稼ぎ出していた。我らがBチームはCチームに勝利し、1勝1敗で2位となった。
また、個人賞として「貢献賞(平均得失点差)」「正確性賞(正確性の平均値)」を考えてみた。貢献賞はTKさん、正確性賞は筆者が1位となった。TKさんの貢献度が圧倒的すぎる。筆者に2692点、たけぽんさんに3332点の大差をつけた。正確性は、6章のデータを取得できないため、参考程度だ。TKさんとの6章対戦の正確性は90%台前半まで低下したはずだ。なお、全参加者の平均値は、得失点差が0、正確性が90.3%だった。
dqかな | かり〜 | |
---|---|---|
1章 | 2555(92%, 20words) | 3168(93%, 30words) |
2章 | 4272(92%, 40words) | 4558(95%, 45words) |
3章 | 3225(90%, 19words) | 3763(95%, 26words) |
4章 | 3922(88%, 37words) | 3403(87%, 31words) |
5章 | 5026(92%, 40words) | 3989(94%, 19words) |
6章 | 6057(--%, --words) | 5001(--%, --words) |
評価 | 正特C他A | 正特C他A |
年俸 | 3億9748万円 | 2億9521万円 |
前半の章では毎回負けているので、並々ならぬ気合を秘めて臨む。だが、それで勝てれば苦労はしない。朝の対戦ほどの大差にはならなかったが、1章は明らかに力負けだ。2章ではMISSIONや子供の父親救出後の8体で粘ったが、あと5ワードの差を埋めることはできなかった。さらに3章でも、2章までの集中力が切れてしまい、打鍵速度のみならず正確性まで落ちて万事休す。
4章でようやく息を吹き返した。だいぶ感触を取り戻した土星語でそこそこ稼ぐと、その先でも勝負をかけていく。即ち、落穂拾い戦術ばかりに頼るのではなく、積極的に初速勝負を挑む。これが功を奏し、後半でも互角の闘いを展開できた。そしてストレングス戦で一気に差を拡大した。5章以降はかり〜さんに疲労が蓄積してきたのだと思う。長文を安定して確保し、1000点差以上つけて勝利。
……
かり〜さんとは今日6勝7敗、通算で11勝14敗であり、サミット前に目標として掲げていた「勝ち越し」には届かなかった。但し、条件付き対戦(WORDBOX、正確性重視)を含めると19勝17敗だ。いずれも、凄まじい激闘であった!
・選択キャラは、初心者向けにはシエルが良い(防御力に優れるため)。 ・但し、使い慣れているキャラがあれば、そちらを極めても良い。 ・相手のフィールドをよく見る ・相手が日本語8文字、特に打ちづらいワードで詰まっている時に攻撃する ・相手のEnterに付き合って毎回Enterを押す必要は無い →「黄+黄」のように攻撃が来ない場合は無視して良い →逆に、「赤+赤」のように攻撃が来る場合、即Enterで対応するのは基本 |
また、WeatherTypingの個人戦も団体戦も終了したため、隙を見て各PCからhistory.wtを回収しておく。これで、万一転記ミスや記録漏れがあった場合でも、全試合の結果を再現できる。将来は、結果まとめ作業を自動化したい。各PCのログファイルをLAN経由で自動収集し、結果詳細のExcelファイルまで自動生成する。順位はもちろん、平均速度や正確性も計算する。また、WTのみならず他の種目でも可能な限り自動化したい。
……
飲酒タイピングサミットに出撃してきたメンバーが少しずつ帰ってきた。paraphrohn・TK・かり〜・筆者により、タイピョエル対決が勃発した。TW国語RやTW国語Kの基本常用語の現時点の実力(≠最高記録)が似通っているため、勝ったり負けたりで白熱する。筆者が普段タイプウェルを打ち切る確率は1%に満たない。従って、一発勝負でZGを叩き出すのはまず不可能で、ZI〜XXの間で分散する。詰まらず打ってZIを出せば勝率は高い。だが、詰まりまくってXXまで落ちると大抵負ける。但し、両者ともZIを出して盛り上がることもあるし、両者とも崩れてXXに沈んだり、片方がEscを叩いてギブアップすることもある。途中からは負け抜けルール(負けたら次の人に代わる)を設定し、4人合わせて40戦くらいしたような!
さらに、kurimans VS TKのローマ字入力最強勢どうしのDC版TOD対決がここで実現した。
kurimans | TK | |
---|---|---|
2章 | 3120(85%, 29words) | 5553(92%, 60words) |
3章 | 3051(90%, 13words) | 4488(96%, 33words) |
4章 | 3278(84%, 29words) | 4007(86%, 41words) |
5章 | 3677(87%, 23words) | 4752(93%, 38words) |
※1章はかわずさんとTKさんが対戦したらしい。筆者は見逃した。
※6章の対戦が終わる前に部屋を出たため、メモを取り損ねた。
彼らの対戦を見るのは昨年12月の秋葉原オフ以来となる。当時は14戦してkurimansの9勝(勝率64.3%)という結果が残っている。但し、各章の点差はほぼ500点以内であり、実力は伯仲していた。だが、この日に限れば、TKさんの爆発ぶりが際立っていた。kurimansが飲酒後という要因もあったのだろう。5章マジシャン戦でCONTINUEするなど、相当調子が悪かったようだ。
とはいえ、TKさん相手にここまで闘えるのは、今回のサミット参加者の中にはkurimansしかいない。サミット参加者以外では、最近全力疾走で29秒台を連発しているあきうめ君しかいないと思われる。またどこかのゲーセンで第二のTKさんを見出さない限りにおいては。
同室となったたにごんが、秀逸なカードゲームを3種類も持参していた。yasmさん、たくりんを含め4人で、3時頃までこれらに興じる。たにごんのカードを配る時のさばき方が非常にカッコイイ。
最初にプレイしたのはマスクメン。大富豪に似ている。6種類の色のカードを強弱をつけながら出していき、自分の手札がなくなったら勝利。これを4回繰り返し、順位点が一番多い人が最終的に勝利する。なお、マスクメンという名称は、プロレスラーをデビューさせるというのがテーマだからだ。
次、赤ずきんは眠らない。はらぺこ狼、赤ずきん、親豚、子豚の役割を互いに演じながら、騙し合いを楽しむゲームだ。狼になった場合は赤ずきんか豚を捕食すると得点になる。狼以外になった場合は、狼を罠にハメると得点になる。狼が一度に狙えるのは1人だけであり、得点は「赤ずきん>親豚>子豚」の順に高い。例えば赤ずきんを捕食できれば高得点だが、罠にハマると一気に失点する。その間に子豚が漁夫の利を占めることもある。
最後にLove Letter。わずか16枚のカードで構成されており、決着も速い。姫やその側近に手紙を届けるというテーマがあるらしく、最終的には姫や大臣、将軍を持っていると勝率が高い。だが、手札が相手にバレると速攻で退場させられることもある。単純なようでなかなか楽しめる。
9:00に会議室に戻り、TypeRacerを何度か打ってみる。ここで良い結果が出れば、10:30から予定されているTypeRacer大会に参戦する意思はあった。ところが、文章の冒頭でミス⇔BSの無限ループにハマってばかりで、全く打ち進めない。結果も60〜80WPM台と低迷した。全盛期の半分であり、タイピストを名乗るにはあまりにも恥ずかしい。この程度の実力で大会に参戦するのは失礼だ。というよりも、試合の進行が遅れて他の参加者に迷惑だ(TypeRacerの対戦は一番遅い人が打ち終えるまで終わらないため)。◆カードゲーム
そろそろ風呂が閉じる時間が迫っていたため、速攻で済ませておく。その後、今日の概要をメモ代わりにTwitterでつぶやいてから、カード&ボードゲームに臨む。
●2014.9.15(Mon)
就寝が27:05だったため、その後8時頃まで寝ていた。その後も睡眠不足は解消されなかったため、タイピングの比重を少し下げて臨む。
dqmaniac | かわず | |
---|---|---|
5章 | 4075(94%, 27words) | 4378(93%, 32words) |
6章 | 5463(--%, --words) | 5906(--%, --words) |
評価 | 正特C他A | 正特C他A |
年俸 | 3億4866万円 | 3億3904万円 |
5章序盤の広場まで進行した時点で、敗北を悟った。3章のように短文を正確に打つだけなら問題無いが、5章では速度も重要だ。ところが、速度を一定以上に上げようとしても、指が思い通りに動かない。確かに睡眠不足もあったが、根本的にはリハビリ不足が原因だ。雑魚戦終了時点で、推定1000点差となった。このまま無策で負けるのは悔しい。そこで、マジシャン前半では残り5個あるライフを最大限に活かし、超攻撃的な打鍵で臨む。この試みは、半ば成功しかけた。かわずさんの初速と打鍵速度は明らかに下がったため、筆者がほぼすべてのワードを奪った。ところが、重大な副作用が現れた。高速入力時に指が動かないことに変わりはなかったため、必然的にミス連打。あっという間にCONTINUEと相成った。その後も2発、計7発も喰らうという信じ難い醜態を晒した。1000点差を300点差まで詰めた点は評価できるが、先にCONTINUEしては本末転倒だ。
6章でも要所で指が止まる。研究室前、研究室内と連続で喰らい、またしてもライフ1個に。研究室のライフも取れず、タワー戦で焦って誤答を選択し、またしても屈辱的なCONTINUEとなった。もうグダグダだ。エンペラー第三形態では、解答を暗記していて初速ゼロで打ち始めたのにもかかわらず、かわずさんに逆転されるという体たらくだった。なお、年俸で勝利したのは、スタッフロール全員打ち切りによるボーナス(1P側のみに加算)のお蔭である。
チーム | リーダー | メンバー |
---|---|---|
Aチーム | dqmaniac | TK、やだ、パルキー、Tak、mayo、Den |
Bチーム | たにごん | W/H、paraphrohn、のん、いおん、き〜や、Chacha |
Cチーム | Pocari | ひろりんご、かわず、つっきー、かめお、オリプス、れんれん |
Dチーム | むなすぃ | cocoa、eigh、ジュニア、fantom、samin、りのん |
4チームあるため、まず準決勝としてAチーム対Bチーム、Cチーム対Dチームの対戦(各7戦)を行い、次に勝者どうしによる決勝戦と敗者どうしによる3位決定戦を実施した。時間短縮のため、総当たり戦にはしなかった。また、各試合の勝利条件は1ROUND(180秒)先取とした。また、各チームの上位3試合に限り、選択キャラは事前に進行役に教えておく方式を採用した。
我らがAチームはまずBチームと対戦した。筆者は大将戦でたにごんと当たるため、敗色濃厚である。従って、メンバーには大将戦の前に4勝を挙げて欲しかった。ところが! 開幕で連敗を喫し、早くも後がなくなった。2回戦では昨日レクチャーしたき〜や(Bチーム)がその内容を忠実に守り、mayoを破るという何とも皮肉な結果に。レクチャーが役立ったことはもちろん嬉しいが、我がチームとしては全く嬉しくない。3回戦でたくりんが勝利して一息つくも、4回戦では昨年、今年とレクチャーしてきたパルキーさんがまさかの敗退。今度こそ本当の崖っぷちだ。paraphrohn、W/H、たにごんという強敵を相手に3連勝しなければならないとは!
ところが、ここから3連勝するのだから分からない。まず、実力が未知数だったやださんが、最上級者と言って良いプレイ内容でparaphrohnさんを完封! 卓越したベース速度に加えて、あのHISUIの使いっぷりはただ者ではない。さらに、アルクェイドを用いた赤赤速攻が持ち味というTKさんが、期待通りのハマりっぷりでW/Hさんを沈めた! これでチームとしては3勝3敗となり、勝敗は大将戦に委ねられることに。
筆者の中でたにごんのTOLの実力は魔王ぽかたんに比肩するレベルである。11年前の第2回タイピングサミットではTPM(たにごん、Pocari、MADRIGAL)に1時間くらい負け続けたトラウマがある。今回、反転秋葉を選択して正面からの打ち合いに持ち込んだのも、半ば自暴自棄が理由だった。そしてたにごんの選択も反転秋葉。こちらは、打鍵力の差を見せつけて正面から叩き潰す気満々である。正直逃げ出したい気持ちMAXだった。
戦闘開始直後、最初の赤赤の応酬では打鍵力の差が如実に表れ、いきなり不利に立たされる。このままでは削り殺される……! だが、そこから奇跡のワード運とブロック運が来た。反転秋葉の攻撃力の高さを利用し、早め早めに攻撃を仕掛けていく。赤赤を無理に狙わず、赤青をメインとする。これでたにごんの反転秋葉を何度か削った後、たにごんが抱え落ちをやらかすという運にも恵まれ、奇跡の逆転勝利!
……
続いて、Dチームを相手に決勝戦。mayoがsaminさんとのぁ〜ん代表・副代表対決でまさかの敗北を喫するという事件はあったが、準決勝で敗れたDenさんとパルキーさんが奮起し、4回戦終了時に2勝2敗とまずまずの結果に。そしてやださんがまたしても完璧なHISUI使いを見せ、eighさんを完封! TKさんも凄まじい打鍵力を如何なく発揮し、cocoaさんのCIELを粉砕! この時点で4勝2敗となり、優勝決定! そういえば、Dチームは全員がCIELを選択していた。確かにCIELは初心者にとって最適なキャラだが、決して完璧ではないということだ。
大将戦ではむなと当たった。選択キャラは反転秋葉とCIELであり、昨年の決勝と全く同じ組み合わせとなった。昨年の再現をする気満々で臨むが、これは大きな間違いだった。この試合では、悪いところがすべて出た。まずローマ字入力のリハビリ不足により、至る所で詰まりまくった。その結果、攻撃を繰り出すべきタイミングで繰り出せないし、攻撃力も昨年より明らかに低下していた。その間にむなの的確な攻撃によりじりじりと追い詰められていく。そして、トドメは最もやってはいけない抱え落ちで自滅した。悔しい!
メンバーの皆様のお蔭で、チームとしては優勝した。賞品は数が限られていたため、じゃんけん大会で受賞者を決定することに。だが、筆者は昨日のWeatherTyping団体戦で既にもらっていたこともあり、そして先程のむな戦で惨敗した手前もあり、辞退した。結局、パルキーさんがe-typingのTシャツを、mayoがサミット特製扇子を獲得した。
…… …… ……
大会終了時点で、16:00頃になっていた。17:00までに会議室を空ける必要があるため、素早く撤収を開始した。全体を仕切る人がいなくてバタバタしていたが、皆ができることを確実にこなしてくれたお蔭で、無事に撤収を完了した。昨年と違って、色紙に寄せ書きをする余裕がなかったのは残念だが。
その後、幹事組(ぽかたん、むな、W/H、き〜や、筆者)+4名(たにごん、おびらん、yasm、Chacha)で夕食兼反省会。場所は3日連続のサイゼリヤとなった。幹事組での反省会はSkypeで別途実施するが、顔を合わせての場はここしかない。また、幹事組以外の人の意見を聞けるのも貴重な機会だ。なお、サイゼリヤの他の席では他の参加者も夕食を兼ねた打ち上げを行っていた。さらに、秋葉原ではeighさんとTKさんを中心にAC版TODスコアアタック大会や正確性100%縛り対戦会が開催されたらしい。こちらにも是非参加したかったが、それはまたの機会ということで。
問題点は、参加者の増加に伴い手狭になってきたことだ。このため、幹事組で新たな会場を検討した。だが、今回はレイアウトの工夫によって昨年の混雑感がある程度解消されたため、来年もう一度この会場を使用することに決定した。但し、より条件の良い会場を確保できた場合は変更もあり得る。
また、関西など別の場所での開催に際しては、良い会場の確保に加えて、地元の幹事の育成も欠かせない。また、東京開催時ほどの需要は今のところ見込めないため、必然的に財政状況も厳しくなる。従って、まずは東京で実績を重ねつつ、将来に向けて種をまいておきたい。
TOD2004には、忘れずにCA/CU/COパッチ(Ver1.012)を適用しておいた。このため、入力制限の問題はほぼ解消された。ところが、この最新パッチを適用するとLAN対戦ができなくなるらしい。また、かな入力のShift問題を含めほぼすべての入力系の問題を解決するため、TODラリアットの動作検証を試みた。だが、Windows7機では動作しないという新たな問題が発生した。また、XP機ではTOD2004の動作がやや鈍いという指摘もあった。
DCは2台。これ以上増やすのは困難だと思う。DCよりも、それを映すTVの方が持ち込みが大変だからだ。今回も会場の設備のTV1台と、むなが持ち込んだプロジェクター、そして備品として購入したスクリーンで対応した。筆者はキーボード2個のみ持ち込んだ。足が破損していたという昨年の反省を踏まえ、ヤフオクで新たに1個落札し、事前にスコアアタックを実施して動作確認しておいた。但し、本体はW/Hさんに持ち込んでもらった。というのも、購入後14年経過したDC本体の動作がいよいよ怪しくなってきたためだ。対戦が最高潮に盛り上がっている時に、突然DC本体の再起動が入り、「チェック中です」などと表示されてはたまらない。もう1台は、ぽかたんがヤフオクで落札してきた。
各イベントについては、昨年実施したアンケートで集まった意見を踏まえて幹事組でルール設定や大会実施体制を改善した。その結果、一つ一つのイベントに対する満足度は上がったと考える。また、しゅんぽっぽ社長と嶌貫様のご厚意により、賞品を充実させることができ、参加者からも好評を得た。
一方で、サミット全体がイベントで盛りだくさんとなり、野良対戦の時間が明らかに減少した。多くの参加者にとって、野良対戦ができる時間帯はかなり限定された。午後は基本的にイベントであり、午前はそのための練習、夜は飲み会となったためだ。イベントの満足度が高いうちはこれで良いかもしれないが、野良対戦を望む声が多く出てきた場合は対策が必要だ。
次回に向けた対策としては、1人あたり3戦で順位を決めることが考えられる。その代わり、敗者復活戦を実施する余裕が無くなるため、1回戦で負けた場合は下位グループ入りが確定するという以前の欠点が復活する。また、記録係を増員して進行を早めることは必須であろう。また、記録係は当日声をかけるのではなく、事前に募集し、作業内容を打ち合わせておく必要があるのではないか。
下剋上については、今回試験的に実施した。組み合わせの運に左右される部分を少しでも改善したいという意図だった。だが、結局この問題は解消されなかった。確かに1回戦で敗れた人にはチャンスが巡ってくるものの、2回戦で敗れると上位12名に残れないという点では変わらない。今回に関しては、筆者がこの罠にハマった。また、実際に参加したのは計34人だったため、対戦表の一部に穴が発生した。その結果、同じ1回戦でもトランプ運により4人対戦のところもあれば2人対戦のところもあるという状況が発生した。この問題を解消するには、シード制の採用が考えられる。どういう基準で何人シードするかは別途議論が必要だが。
企画段階では、10分間で出した最高記録を採用するというアイデアもあった。今回は時間の都合で不採用となったが、次回実施してみるのも面白いと思う。また、より時間が取れるなら、かなや英語をやってみても良さそうだ。
また、担当章の決定に関しては、自チーム内で決定する(同じ人が同じ章を担当するのは不可)という以前の方式に戻した。また、チーム分けは予選のTOD2004全力疾走の順位により決定した。以上により、よりガチな対戦が増えるであろうと予測したが、実際にはそうでもなかった。
原因は、全力疾走のタイムは、特に後半の章の実力との相関が弱いためと考えている。確かに、予選上位のTK・kurimans・paraphrohnクラスになると、確かに実力が頭一つ抜けていて、後半の章でも圧倒的に強い。だが、全力疾走37〜39秒台の人たちの実力は様々だ。前半に強い人もいれば、後半に強い人もいる。この問題を解決するには、予選で他の種目(例:百人斬り)や複数の種目を採用することだ。但し、その分だけ時間がかかる。
W/Hさんとき〜やによる進行も的確で、実にスムーズに2組ずつ対戦が進んでいった。但し、時間的余裕があれば、4チームによる総当たり戦をやっても良かったと思う。また、上級者どうしの対戦では2ROUND先取とした方が盛り上がったかもしれない。
改善点は、記録の方法だ。今回は「使用キャラ」「総打鍵数」「正確性」「総列数」「最大コンボ」「獲得ROUND数」を各試合でメモする予定だった。だが、実際には試合終了直後にEnterを連打していて記録表示画面をすっ飛ばす事例が続出した。ログ取得ができない以上、結果表示画面で一旦止めて記録するしかない。次回はここを徹底したい。
タイプウェルは、常に誰かが打っている印象だった。W/Hさん制作のソフトウェアが全PCに導入されたのが大きい。記録が即座に集計されてランキングに反映される。筆者も、かり〜さんのスコアに刺激を受けて、TW国語Kを久々に打ちまくった。
また、非公式のイベントとしてeighさん制作のタイピョエル(対戦型タイプウェル)が大変盛況だった。特に、ローマ字入力とかな入力で対戦できるのが熱く、WeatherTypingの対戦並みに盛り上がる一幕もあった。
筆者は、1日目に一旦帰宅し、2日目に宿泊するという選択をした。これは、1日目と2日目にベストの状態(つまり十分に睡眠を確保した状態)でかり〜さんとのガチTOD対戦に臨みたかったためだ。一方、2日目の夜にカードゲーム等を楽しみ、3日目はまったりモードで過ごすこととした。また、飲み会には2日間とも参加せず、その時間をかり〜さんとの対戦に充てた。長いようで意外と短い3日間を有効に使うため、ほぼ最適な選択だったと思う。
また、前回初めて実施したアンケートの結果は、有効に使わせて頂いた。参加者から得られた回答に基づき、場内レイアウトや大会ルールを中心に幅広く見直しを実施した。これだけ規模が拡大してくると、幹事組だけでは気付かない点はどうしても出てくる。従って、アンケートは次回以降も継続的に実施し、改善すべき点は改善していきたい。そして、参加者全員が楽しめるサミットにしていきたい。
一方、参加者としては、強ければ強いほど楽しめると考えている。このため、タイピングの実力を維持・増強する努力は欠かせない。しかし、平日は仕事、休日は育児という状況下で、タイピングに割くことのできる時間は質・量とも絶対的に足りない。従って、選択と集中で行くしかない。来年以降も、かり〜さんとのガチバトルを実施するならば、かな入力のみに絞り込む。DC版TODとWeatherTypingに限ってもまだまだ強くなる余地がある。さらに、WeatherTypingではたにごんがTOL大会終了直後にさくっとLevel11.3を叩き出していた。自宅ではLevel12まで出ているらしい。来年の第7回タイピングサミットに向けて良い目標ができた。
一つのキーワードは、最適化のさらなる研究と習熟であろう。だが、いずれ速度の壁にブチ当たるのは確実だ。その壁を打破するには、ローマ字入力や英文入力における打鍵速度の限界突破が一つのキーワードとなるだろう。せっかくモチベーションが高まっている今のうちに、中長期的な戦略を立案し、実力を向上させていきたい。