タイピング日記

第6回毎日パソコン入力コンクール開戦! 今回も全日本タイピスト連合の一員として参戦する。なお、決勝大会では初見課題を打つことになるため、昨年までとは大きく異なる対策が必要となる。まずは社説打ちだ。

なお、打鍵力底上げのためにタイプウェル憲法タイプウェルも打ち込む。


2006.4.16(Sun)

初見英文、4800文字/10分突破

●社説打ち

種目5分間10分間
英文計測忘れ(ミス4)4536文字(ミス4)
2326文字(ミス1)4827文字(ミス2)
和文810文字(ミス2)1685文字(ミス9)
906文字(ミス3)1737文字(ミス8)

英文1回目はShift文字が多くて消耗し、焦って5分時点での計測を忘れた挙句、最終結果も4500文字ギリギリと散々だった。2回目は打ちやすい文章であり、特に後半は実に気持ち良く飛ばした。後半だけ見れば何と2501文字打ち、トータルでも自己初の4800文字台に乗せた。毎パソ決勝で上位争いをするための最低条件が「2500文字/5分」と見ているので、今後はまず「2400文字/5分」を安定させつつ、打ちやすい文章であれば2500文字に到達できるようにしたい。

和文1回目は前半が打ちづらい文章だった。後半必死に追い上げたが1700文字にすら届かず。しかも正確性が疎かになり、一気にミスを重ねた。2回目は前半ぶっ飛ばして900文字台に乗せたが、終盤疲労が蓄積して一気に転落した。「ドビルパン」を「ドビルバン」と打つなど、動体視力不足も露呈された。もっとも、これはむしろ時事知識不足と言ったほうが良いかもしれない。

●TW憲法E

今日もXSの章を順次XXにしていく方針で。まずはChapter10から。全体的に打ちやすい文章であり、1回目であっさりと678.263(XX、ミス2.6%)に更新。Article97をノーミスで打ち切ってZJを出すなど、条項も3つ更新した。そしてEsc2回を経て4回目、さらにミスを抑えて693.134(ミス1.7%)に更新! Chapter2の記録を上回ってBest章に。総合ポイントは計193アップ。

次、Chapter9。既にXXに到達しているが、まだ伸びそうな気がしたので。そして早速2回目に680.336(ミス3.6%)に更新したが、後半詰まっているので納得いかねえ! だが4回目にきっちり修正して707.841(ZJ、ミス1.8%)に更新! 自己初の通し練習ZJ! 総合ポイントは計132アップ。短い章なので大幅更新しても伸びが鈍い。

次、Chapter1。4回目で667.157(XX、ミス3.9%)に更新。同時に条項を8個更新し、Article7-2では久々にZHを叩き出した。総合ポイントは計113アップ。だが、納得いかねえ! 一時は青4個くらいリードしたのに、ラスト付近のArticle7-9で青1個まで削られたからだ。その後風呂を挟んで51回挑んだが、すべてEsc。一番悔しかったのが、風呂の直後の16回目。前半は絶好調で、一時は青7個リードしたが、Article6-2のCourtで詰まったのをきっかけに崩壊してEscを強いられた。悔しいので打ち続けたが、Shift文字やmatters of state等の連打で左手が殺され、最後はThe Emperorすらろくに打てなくなって歯軋りしつつ終了。

総合ポイントは計438増えて1121267となった。新たに2つの章をXXに上げただけでなく、自己初のZJも叩き出したが、悔しさの方が大きい。一方で、更新のためにEscを連打して結局何も残らないのは気分的に虚しいだけでなく、実用タイピングの練習として大いに疑問を感じる。Chapter1の更新にこだわる時間と気力があるのなら、Chapter3〜6をEsc禁止で100回打つべきだろう。

●TW国語R

慣用句。打ち切りは4回のみで、36.3秒(ミス9)が最高。冒頭でトップスピード863.3を出し、7行目「抜き差しならない」でロスしたが押し切った。だがこれでもXAに届かない。

TW国語Rを日本語読みすると打てないのは、漢字の読みが一通りに決まっているからだ。確かに日本語としてはTW仕様の読みが正しいが、実用タイピングでそんな変換は絶対にやらない、というものが多数ある。0.1秒の世界でTW仕様の読みを正確に判断するのは至難だし、毎パソやパソコンスピード認定試験に向けた対策としては不適切な気がする。TW国語Rは指の動きの活性化のためと割り切って使うべきだろう。

慣用句TW正解TW不正解理不尽度
融通が利くゆうずうゆうづうS
人事でないひとごとじんじS
骨を埋めるうずめるうめるS
轍を踏むてつわだちA
体をなすたいからだA
体をかわすたいからだA
明日に備えるあすあしたB
五十歩百歩ごじっぽごじゅっぽB
面目がつぶれるめんぼくめんもくB
体が続くからだたいC
舌鼓したつづみしたづつみC
白旗を揚げるしろはたをあげるしらはたをかかげるC
安物買いの銭失いやすものがいやすものかいC

理不尽度Cのものはテメエが根本的に間違っている。とっとと覚えろ。理不尽度Bのものは間違ってはいないが、打鍵数が多かったり運指に無理があったりする。理不尽度Aのものは実用タイピングで役立たず。「体をなす」を「たいをなす」と打って変換連打というのはアホだ。「からだを、変換、なす」で抜けるべきだ。理不尽度Sのものは実用タイピングで絶対にこういう読み方はしない、というものの最たる例。「融通」はYUUZUUよりもYUUDUUの方が明らかに打ちやすい。

もっとも、現時点の実力ではたとえ正確に読めても指が反応できない。BGミス、GTミス、MNミス等を連発したり、「聞きしに勝る」のKIで詰まりまくったり、「そっぽを向く」や「心」で右手が死亡したり。「心」についてはCOCOROも試したが、Cに左手中指を運ぶ際にかなりのロスになることが判明した。TW英単語の拡張A-Fが打ちづらいのと同じ理由だ。


2006.4.15(Sat)

初見和文、毎パソ1級相当出た!

●社説打ち

種目5分間10分間
英文2329文字(ミス3)4583文字(ミス4)
2336文字(ミス4)4682文字(ミス4)
和文836文字(ミス3)1713文字(ミス4)
1017文字(ミス0)1786文字(ミス4)

英文1回目はスピードに乗れず、後半一気に落ちた。実に打ちづらい文章だった。2回目は後半もそこそこ粘ったが、今一つ伸びず。

和文1回目は前半の「教育基本法」が打ちづらかったが、後半盛り返した。「ニート」の変換が一発でできないことを予測して無変換で抜けた。実際にはIME2003だと変換可能なようだが、比較的新しいカタカナ語に対しては基本的に無変換が正解だろう。あと嫌がらせが「携帯」。文脈にもよるが「形態」になることが多い。和文2回目は電子マネーの話。非常に打ちやすく、前半に限れば毎パソ1級相当のスコアを叩き出した! カタカナ語が多く漢字が少ない文章だったのが幸いした。だが後半のライブドア上場廃止の話は非常に打ちづらく、一気にペースダウン。“ ”で囲むとか反則。あと「現行規則」が「現行規制」に見えるなど、動体視力不足も露呈された。ついでに「現行」が「原稿」になって2ミス。

●TW憲法E

XSの章を順次XXにする方針で。まずは既にXX近いスコアを出しているPreambleから。1回目は648.827(ミス4.3%)と惨敗。1ミスで黄ゲージが1個蓄積するため、ミスを抑えるか打鍵速度を上げるかしないと更新は難しい。2回目はdulyをduryと打ってたまらずEsc。3回目はParagraph2で詰まりまくり、青4個から黄2個まで崩されてEsc。そして4回目。青4個のリードを2個まで減らされながらも671.009(XX、ミス3.7%)に更新! 総合ポイントは103しか増えず。まぁこんなもんか。

次。9日にぶち切れたChapter7。1回目は652.451(ミス4.0%)で、僅差の2位。Board of Auditとfollowing、determinedがマジで癌。青2個のリードをここだけで失った。だが条項を4つ更新しており、やり込み次第で更新できると確信する。2〜3回目は冒頭でかみ合わずEsc。4回目はArticle84のshallが打てずEsc。この単語はTW憲法Eに頻出するが、sahllミスが多いので要注意だ。そして5回目。今までに詰まったところを正確に打ち抜けていき、青5個貯めてゴール! 677.466(XX、ミス2.1%)に更新! 条項も4つ更新した。ラストのArticle91ではかみ合いまくってZIに。総合ポイントは計378アップ。こうでなくてはな。

次、Chapter8。4年前にXSを出しており、唯一今年に入ってからレベルアップ更新していない章だ。1回目は前半出遅れて持ち直せず、653.646(ミス3.9%)に沈む。2〜3回目はArticle93-2で崩壊してEsc。さらにEscを経て5回目、あちこちで詰まりながらもかろうじて青1個で押し切り、670.852(XX、ミス3.0%)に更新。だが、納得いかねえ! 絶対もっと打てる。よってひたすら打ち続け……13回目にしてようやく三度目の打ち切り。670.563(ミス4.5%)で惜しくも2位。これも中盤まで伸びず、ラストスパートに賭けたがaccordanceでトドメ。納得いかねえ! だが14回目、これまでの学習効果を生かして正確に攻め続け、688.825(ミス2.2%)に更新! enact, concernedに削られたのは残念だが。総合ポイント計179更新。

総合ポイントは計660増えて1120829となった。XSの章を3つXXにしたが、先週までのような大幅な伸びはもう望めないようだ。しばらくの間はXXの章を増やす方針だが、気が向いたら条項別練習を解禁して1125000を目指すかもしれない。

●TW国語R

慣用句のみ打つ。筆者にとって、国語Rの中では唯一ローマ字読みができない鬼門種目だが、毎パソ対策としてはかえって好都合だ。1回目の打ち切りは39.6秒(ミス14)。その後じりじり更新したが、結局6回打ち切って36.9秒(ミス5)が最高だった。相当かみ合ってようやくこの程度であり、2003.6.14XAを出したのはまぐれとしか思えない。硬直がひどすぎるし、BGミス、HNミス等も多すぎる。あわよくば更新しようと考えていたが、とんでもない思い上がりだった。毎パソ対策という初心に帰り、必要な鍛錬のみを行うべきだろう。


2006.4.14(Fri)

初見和文、1800文字/10分突破

●社説打ち

種目5分間10分間
英文2336文字(ミス7)4009文字(ミス80)
和文954文字(ミス3)1832文字(ミス6)

昼休み。英文は2枚目を打ち終わった時に2行すっ飛ばしに気付き、探索で30秒以上ロス。しかも、修正できたと思っていたら50行目と51行目が逆になっていて、ここだけで一気に71ミス。行すっ飛ばしは想像以上に怖い。パソコンスピード認定試験ではミスのペナルティなど無いに等しいが、毎パソでは即死である。それなのに、対策は特にない。初見なので暗記が通用しないし、蛍光ペンで目立たせる等の工夫を当日行うことも多分不可能だ。しかも当日渡される課題用紙は恐らくソフトと改行位置が一致していないため、ミスチェックが極めて困難だ。

なお、この行すっ飛ばし以外にも9ミス。昨日の安定感はやはりまぐれだったようだ。特に、-tinoミスを計3回もやらかした。東プレRealforceに慣れすぎると富士通FKB8720ではどうしても出るミスだが、3回も同じミスを繰り返すのは無能以外の何物でもない。

和文は文字数が爆発し、自己初の1800文字台に突入した。だが、ミスが目立ちまくりだ。動体視力不足が原因のミスもあるが、「審判所→審判書」「十数万件→銃数万件」は知識次第で防げたものだ。馬鹿正直に「しんぱんしょ」「じゅうすうまんけん」などと入力する必要などない。「しんぱんじょ」「とおすうまんけん」で切り抜ければ何の問題もなかった。今後、このような事例をデータベース化して記憶する作業が不可欠になるだろう。従来のワープロ競技会における「辞書を鍛える」という作業が、毎パソ対策では「IME2003の初期化辞書での変換を記憶する」作業に置き換わる

……

残業のため、帰宅後はタイピングをやる気力なし。


2006.4.13(Thu)

初見英文、4700文字/10分突破

●社説打ち

種目5分間10分間
英文2251文字(ミス1)4630文字(ミス2)
和文798文字(ミス16)1621文字(ミス20)

昼休み。英文は前半こそスローペースだったが、後半追い上げて4600文字台に。

和文は火ダルマ。パソコンスピード認定試験では初段ラインに悠々届くが、毎パソでは失格確定だ。対中関係に関する文章だったが、まず「反日」をすべて「半日」として計7ミス。「胡錦濤」「胡主席」の変換方法が分からず計5ミス。おまけに「遼寧省瀋陽」で2ミス。「遼」「瀋」なんてどうしろってんだ。他にも「史上→市場」「体制下→体制化」「始める→はじめる」「向かう→むかう」というミスに気付かなかった。

このうち不可抗力は「濤」「遼」「瀋」の3つだけだ。IME2003では「どとう→変換3」「りょうねい」「しんよう→変換4」で出せるが、会社PCはIME2000なので出しようがない。だが、他のミスについては自分を許せない。「半日」ミスはたった1回の思い込みが原因で同じミスを7回繰り返した。「胡錦濤」「胡主席」で用いられている「胡」についても、「ごま」「こしょう」「こちょう」等がなぜ思い浮かばない? そして「史上→市場」「体制下→体制化」「始める→はじめる」「向かう→むかう」に至ってはもはや動体視力不足という問題ではない。テメエの脳が腐敗しているとしか思えない。

同じミスを繰り返す糞馬鹿野郎に未来はねえ!

社説打ちを続けるよりも、漢字の勉強を小学校からやり直せ!

パソコンスピード認定試験ではミスを気にせず1700文字打てば初段ラインに届くが、毎パソではノーミスを安定させなければ勝利はない。対策としては、ラスト30秒を投入して打鍵結果を確認することを考えている。900文字が810文字に減っても、4ミスが1ミスになればトータルではプラスになるからだ。それに、「最後の最後でミス爆死」という痛ましい事故も防げるしな。

……

帰宅後も社説打ち。

種目5分間10分間
英文2330文字(ミス0)4777文字(ミス0)
和文845文字(ミス0)1690文字(ミス3)

英文ノーミス! 現時点の実力ではまぐれとしか言いようがない。画面をほとんど見ず、指先の感覚だけでミスを見抜く訓練を進めているが、まだまだ完成度は低い。11月までに、指先の感覚を現在の2倍以上に鍛える必要がある。これが完成して初めて、決勝で闘うためのスタートラインに立てる。一方、文字数も初の4700文字台を叩き出した。前半はやや遅れたが、トータルで見ればようやく毎パソ初段相当にまで浮上した。東プレRealforceの特性を生かし、-tionで攻めまくったのが奏功したのだろう。逆に、最上段の正確性が心許ない。数字やハイフンについては、画面を見なければ不安すぎる。

和文は栃木リンチ殺人の話。「リンチ」が一発変換されない点が嫌がらせだが、無変換で切り抜ければ問題なし。そしてようやく自己初の前半ノーミスが出た。文字数は不満だが、毎パソ基準では準1級である。今後は準1級を安定させると同時に、前半900文字の安定を目指したい。後半は「よう求める」が「用もとめる」になったのを見逃して3ミス爆死。文字数が同じだと改行時チェックでも見抜けない。


2006.4.12(Wed)

初見和文、1700文字台連発

昼休み、帰宅後とも冴え、英文4500文字台、和文1700文字台を連発した。文章が打ちやすかっただけかもしれないが、ミスも2以内に抑えておりいい感じだ。だが、まだまだ遅すぎる。このままでは惨敗する。今後も社説打ちをメイン戦略とする点は変わらないが、ベース速度を上げるためにそろそろ他の練習も取り入れようと思う。どれをやるかはその日の気分で決めることとし、次第に練習内容を最適化していく。

・TW憲法E(通し練習中心だが、条項別練習解除でZJ狙いもあり得る)
・TW英単語(ミス1%以内XX→ミス制限解除でZJ狙い)
・TW憲法R(通し練習のみでMachine再達成狙い)
・TW国語R(慣用句のみ。ローマ字読み禁止)

和文対策としてのローマ字入力について、TOD、e-typing、TW国語R(慣用句以外)、打鍵トレーナー等も高速化のためと割り切れば利用可能だが、最大の弊害は「ローマ字読みに頼ってしまう」点だ。実用入力では日本語だけを見て打つのだから、練習時も当然そうすべきだろう。なお、少なくともパソコンスピード認定試験終了までは和文はすべてローマ字入力だが、その後は来年以降を見据えて「東プレRealforceで正確にかな入力を行う訓練」もやりたい。現状の実力では濁点入力時に右手薬指が「わ」に触れて爆死する事故が非常に高い頻度で発生するため、実用的ではない。だが、これさえ何とかできれば毎パソ和文にかな入力で本格参戦する道も開けてくるだろう。

●社説打ち

種目5分間10分間
英文測定忘れ(ミス1)4547文字(ミス2)
和文922文字(ミス1)1719文字(ミス2)

昼休みはいい感じ。英文は前半で指が動かずもたついたが、結局4500文字ラインは超えた。和文はさらにいい感じ。フランスの雇用策撤回の話だが、変換が思い通りに決まりまくった。後半は北朝鮮の拉致の話。固有名詞が多く、IME2000では「拉致」が一発で出ないのでややペースダウンしたが、前半のリードのおかげで悠々1700文字台。

……

帰宅後も社説打ち。

種目5分間10分間
英文2294文字(ミス2)4543文字(ミス2)
和文797文字(ミス2)1700文字(ミス2)

英文はようやく東プレRealforceにアジャストできてきた。短い社説であれば10分で打ち切れるので、続きを用意しておかなくてはならない。GANGASさんのサイトの新聞コラム・社説を打とうの中では、EditorialよりもOpinionがやや長めなので適している。

和文は昨日に続いて比較的打ちやすい文章だった。拉致問題(毎日)と蛇の目判決(朝日)だったが、まずIME2003だと「拉致」が一発変換されるので非常に打ちやすい。ところどころ出てくる人名も「金英男」「金桂冠」「金正日」など一発変換は難しいが細切れにすれば切り抜けられるものが多かった。但し韓国の大統領は「武」だけ打って後はスペースで埋めるしかなかった。ちなみに「のむひょん」で一発変換はできない。「のてう」で「盧泰愚」が出るので1文字は救えたことに気付いたのは打ち終わった後だった。


2006.4.11(Tue)

初見和文、ようやく1700文字/10分突破

●社説打ち

種目5分間10分間
和文750文字(ミス4)1454文字(ミス7)

昼休みは時間がなかったので和文のみ。今日は指名入札廃止の話だったが、これも打ちづらい文章だった。「国土工通称」「国交賞」と変換されるため、「省」を分離して「はぶく→BS」で抜けるしかなかった。これは国土交通省がマイナーなのではなく、IME2000リリース時点では存在しなかったからだろう。他の省庁も、IME2000では「文部か楽章」「そう無償」「構成労働省」と変換される。そういえば労働省は昔から存在した。

固有名詞は少なかったが、今日打った範囲で唯一出現した日本経団連会長の名前は無理。読み方は分かるがIME2000での出し方が分からない。「ひろし」で変換を連打しても出ないし(候補は100個以上あるが)、「すずり(硯)」とも違う。結局スペースで代用して1ミス妥協。ちなみに、余録では「カタクリの異名」連打で撃沈した。

それにしても、和文では5分間で余録に到達することはまずない。パソコンスピード認定試験でも毎日新聞余録のような打ちづらい文章は出ないとヤマを張り、むしろ他紙の社説を打つべきか。

……

帰宅後も社説打ち。

種目5分間10分間
英文2194文字(ミス4)4470文字(ミス4)
和文875文字(ミス1)1736文字(ミス3)

英文は昨日ほど打ちづらい文章ではなかったが、相変わらず指が心地良く睡眠中。後半少しずつ覚醒したが、前半の遅れを取り戻せなかった。それにしても、英文は相変わらず毎パソ決勝で最下位確定というレベルを抜け出せない。優勝ラインは間違いなく3000点を超えるだろうし、トップ3入りにも初段は必須と見ている。毎パソ得点2190では最下位確定だ。

和文は打ちやすかった! パレスチナ(毎日)万歳! 地方公務員(読売)万歳! 打っていて非常に爽快だった。思い描いた変換が一発で決まっていく心地良さを存分に味わった。前半は毎パソ基準で初の「初見準1級」に届いた。社説打ちはともすれば単調な練習に陥りがちなので、たま〜にこういう成功体験を味わっておかないとな。

ちなみに自宅PCではIME2003なので「総務省」が一発で出た。「国交省」「国土交通省」「経済産業省」「文部科学省」「厚生労働省」いずれも一発だ。だが日本経団連会長の名前は出てこない。Googleで少し調べたところ「せきがく→BS」が一番速いらしい。「碩学」という言葉は初めて知りました(笑


2006.4.10(Mon)

和文のネックは遅すぎるローマ字入力

和文は初見でも平均1700文字/10分程度は打てると思っており、実際少しずつこの数字に迫っていた。だが、今日は完膚なきまでに打ち砕かれた。今日打った2つの文章は両方とも非常に打ちづらかった(そして読みづらかった)が、根本原因はローマ字入力が遅すぎることだ。指が動かずもどかしくて仕方がない。東プレRealforceでかな入力は自殺行為なので(濁点打鍵時に「わ」に触れて瞬殺される)、ローマ字入力をゼロから鍛え直す必要がある

英文も遅すぎて話にならない。パソコンスピード認定試験の初段レベルは悠々上回っているが、このままでは毎パソ決勝で最下位に落ちぶれることは確実だ。なお、英文は画面をほとんど見ずに打っている。指先に神経を集中し、明らかにミスった時以外はひたすら紙を凝視している。「紙←→画面」の視点の往復に時間を費す余裕はない。

●社説打ち

種目5分間10分間
英文2205文字(ミス1)4499文字(ミス3)
和文700文字(ミス3)1489文字(ミス5)

英文は1ページ目で各段落がなかなか終わらず、終わってもかなり右の方で改行していた。つまり空いているところがほとんどなかったため、1行すっ飛ばしを防ぐのが非常に難しかった。Ozawa, Maehara, Koizumiといった打ちづらい日本人名が頻出してスピードを削られたのも痛かった。後半追い上げたが4500ラインにすら届かず。

和文はさらに打ちづらかった。普天間基地の話だが、まずは頻出単語の「移設」で変換2回必要というのが嫌がらせ。さらには「額賀福志郎」「吉和」「名護市」「稲嶺」など一発で出ない固有名詞のオンパレード。余録に至っては「森祇晶」まで出てきた。「祇」の読み方すら分からなかったので、とっさにスペースで代用して1ミス甘受で抜けた。「祇園(ぎおん)」という言葉が浮かんだのは打ち終わった後だった。毎パソならともかく、パソコンスピード認定試験なら1ミスしても1文字多く打てば取り返せる。迷っている時間のほうがもったいない。それにしても、前半だけ見ると毎パソ基準で準2級であり、屈辱的惨敗だ。

……

帰宅後も社説打ち。

種目5分間10分間
英文測定忘れ(ミス3)4337文字(ミス3)
和文765文字(ミス6)1554文字(ミス9)

英文は固有名詞が多い上に指が心地良く睡眠を始めていて、万事休す。しかも5分時点の計測を忘れた。ストップウォッチだとこの辺が不便だ。別のストップウォッチを併用してアラームを鳴らす等の対策が必要だろう。

和文はまたしても屈辱的惨敗。地方への税源移譲の話だが、「財政」と「税制」、「財源」と「税源」を脳も指も区別できない。頭で「ざいせい」と読んでいても指は勝手に「ZEISEI」と叩く。そして「移譲」は変換5回必要だが、すべて「委譲」として大爆死。「いじょう」を変換すると「以上、異常、異状、委譲、移譲」の順に候補が表示されるが、右側だけを見続けていたのが敗因。その後「変換4回」という点だけがインプットされたため、何の疑いもなく「委譲」に変換し続けた。それにしても、「紙←→画面」の視点往復をやっているとこの辺の微妙な差異が本当に見えない。動体視力以前に、通常の視力が足りない。


2006.4.9(Sun)

TW憲法E、通し練習のみで総合レベルXXに到達

●社説打ち

種目5分間10分間
英文2317文字(ミス2)4535文字(ミス2)
和文896文字(ミス2)1643文字(ミス5)

今日は英文・和文ともに打ちやすい文章であり、特に前半はいい感じだった。後半の落ち込みが糞すぎるが、抜本的に伸ばす手段をそう簡単に見出せたら苦労はしない。社説打ちを1ヶ月継続し、どこまで伸ばせるかを見極めることにしよう。

●TW憲法E

スコアコメント
Chapter3652.243(ミス3.5%)1回目はマウスポインタが邪魔でEsc。2回目に大爆発キターーーーー!!!!!
序盤はあちこちでミスって思うように伸びなかったが、中盤一気に加速!
青ゲージがどんどん貯まり、終盤で16個に。
search, seizureの連打も切り抜け、そのままほとんど落ちず青15個でゴール!
Chapter5660.298(ミス3.8%)Worst章になっていたので一気に打ち砕く。途中HouseをHOuseと打ったりして
かなりロスしたが、力で粉砕。青12個でゴール!
Chapter7-あまりの打ちづらさにぶち切れてEsc。
Chapter1652.447(ミス4.6%)
664.420(ミス3.5%)
1回目はミスしまくり。Shiftに足元をすくわれて伸びない。青2個で押し切るのがやっと。
2回目はshallで詰まってEsc。
3回目は青4個で押し切り。-tionでぶっ飛ばした。XXにギリギリ届かなかったのは無念だが。
Chapter6650.244(ミス4.2%)
664.030(ミス3.9%)
下記参照

総合ポイントはChapter3で約600、Chapter5で約700伸びた。Chapter7でEscを叩いたところで風呂。その後Chapter1で約300稼ぎ、総合レベルXXまであと500と迫る。次の標的はChapter3, 5の更新によりWorst章に転落したChapter6だ。頻出するThe Supreme Courtがきついが、今の筆者なら更新できるはずだ。

1回目はestablishedで詰まってあっさりEsc。2回目も前半詰まりまくってかなり苦しかったが、青2〜3個をキープする。終盤追い上げて青6個まで稼ぎ、押し切った! この時点でXXまであと200ほどであり、今日中の到達を目指してさらに打ち込む。3回目は先頭のTheで詰まってEsc。はぁ。そして4回目。これもきつかった。前半XXペースでぶっ飛ばしたがArticle79-2でびびりまくって急落。青ゲージが一気に3個吹っ飛び、青1個まで追い詰められた。だがそこから立て直し、終盤で青ゲージ6個まで押し戻した!

TW憲法E、総合レベルXXキターーーーー!!!!!

総合ポイントは計2300ほど増えて1120169となった。ついに通し練習オンリーで総合XXに到達! 
ネットランキングでは2002.12.3以来40ヶ月ぶりに3位に復帰した。上は遠すぎるが(笑

F7画面を見ると練習時間は5時間32分19秒。非常に少なく見えるが、これは今年に入ってから新規にフォルダを作成したからだ。2001〜2003年の分を合わせれば、この3倍は打っていると思う。

それにしても、Chapter3は大幅更新が難しいと思っていたが、やれば伸びるものだ。結局すべてのChapterを650以上に引き上げた。今後も条項別練習をやり込む気はあまりなく、気が向いた時にちまちまと通し練習を打っていこうと思う。TW憲法Eは初見英文の対策にはなり得ないが、英文打鍵力自体の向上には役立つと思われる。XX目前で止まっている章がいくつかあるので、順次XXにする方針で。

ちなみに総合レベルXXということは平均666.7文字/分であり、毎パソ英文では3333文字/5分、美佳テキストの総合ポイントでは4000に相当する。単純に比較はできないが、頭や指の暗記により、少なくともここまでは出せる可能性があると思う。一方、TW英単語についてはランダム要素と動体視力の問題があり、短期決戦向けのトレーニングが別途必要だ。TW英単語の総合ZJはまだまだ遠い。


2006.4.8(Sat)

打鍵力底上げのために

初見の文章を1週間打ってきて抱いた感想は、筆者のタイピングは糞遅い(fu*king slow!)ということだ。このままでは英文も和文も決勝大会で確実に惨敗する。優勝ラインは英文2500文字以上、和文1000文字以上と想定されるのに、遠く届かない。

よって、打鍵力底上げのためにTW憲法EとTW憲法Rを打ち込んでみよう。ちなみに、和文はすべてローマ字入力で打っている。指が思い通りに動かなくて実にじれったいが、初見ではまだかな入力よりも速くて正確なのでやむを得ない。長期的には初見かな長文の鍛錬が必要だと思うが、さしあたり7月のパソコンスピード認定試験に間に合わせるにはローマ字入力を鍛えるしかない。

●社説打ち

種目5分間10分間
英文2093文字(ミス0)4382文字(ミス4)
和文760文字(ミス2)1487文字(ミス4)

英文は前半が、和文は前半後半とも遅すぎる。

●TW憲法E

スコアコメント
Chapter3637.978(ミス4.1%)序盤のリードは青8個止まりだったが、中終盤で耐え抜いて青4個で逃げ切り。
これでようやく全文打ち切り時の記録を全章で上回った。
Chapter8655.401(ミス3.3%)
663.443(ミス2.2%)
public entitiesがpublieになったり、establishで詰まったりしてEsc2回。
もはや1回のミスが致命傷。
Chapter10653.358(ミス2.2%)
664.026(ミス3.2%)
後半詰まりすぎ。exactingやshallが打てずEsc2回。スペースミスも痛い。
Chapter9674.667(XX、ミス1.8%)これでようやく2個目のXX。但しConstitutionで詰まってEsc1回。
Chapter11661.471(ミス3.5%)
673.612(XX、ミス2.6%)
冒頭のThis Constitutionで2回Esc。あちこちで詰まりすぎ。
特にArticle103のoccupy positions correspondingがきつい。

総合ポイントは約1000増えて1117856となった。相変わらず、通し練習オンリーでの総合XXは見えない。ネットランキングでは1つ上がって5位に復帰した。


2006.4.7(Fri)

初見英文、4500文字/10分突破

●社説打ち

昼休み、社説打ち。

種目5分間10分間
英文2309文字(ミス0)4677文字(ミス1)
和文784文字(ミス2)1645文字(ミス7)

英文はようやく4500文字/10分を突破した。毎パソ基準でも1級に届き、初段にも迫りつつある。速く打つことを心がけたのは確かだが、固有名詞が少ない文章だったのが幸いした。ミスも予想外に少なく、いい感じだ。今後は、多少打ちづらい文章でも確実に4500文字を超えられるように、そして打ちやすい文章であれば5000文字を狙えるように、引き続き鍛えたい。

和文は相変わらず前半が遅すぎる。漢字が多くて文字数を稼げなかったためだが、それでも最低850文字は打ちたい。後半は漢字が少なかったため一気に伸びた。但しミスの多さはいただけない。一発変換が通らない語句が多かったため、細かい変換作業に目がついていけず変換ミスを至る所で犯した。パソコンスピード認定試験ではミス7のペナルティが-7文字なので問題ないが、毎パソではボーナス点を獲得しないとまず勝てないのだから、変換時の確認にもう少し時間をかけても良いかもしれない。

なお和文については、雷さんより「2006→2006/04/07自動修正の殺し方」を教えていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。その方法とは……Word97では「挿入→入力支援→入力支援」で「登録名の先頭の数文字の入力で〜」のチェックを外す。Word2002, 2003では「挿入→定型句→定型句」で「登録名の先頭の数文字の入力で〜」のチェックを外す。それにしても、このような余分な機能をデフォルトで有効にしないで欲しい。

……

帰宅したら24時前。タイピングをやる気力なし。


2006.4.6(Thu)

昼休みは睡眠。その後は残業残業。帰宅後、タイピングをやる気力なし。


2006.4.5(Wed)

●社説打ち

昼休み、社説打ち。

種目5分間10分間
英文2004文字(ミス2)3870文字(ミス3)
和文786文字(ミス1)1547文字(ミス1)

英文は-tionを-tinoと打つミスを繰り返し、疑心暗鬼になってペースダウン。追い討ちをかけたのが45行目のすっ飛ばし。気付いたのは2ページを全部打ち終わった後であり、探索で10秒はロスした。パソコンスピード認定試験ではページ終了時に行の過不足があると気付くからまだ良いが、毎パソではこのチェック方法が使えない。

和文はミスこそ抑えたが相変わらず文字数が伸びない。余録部分が打ちづらいのは確かだが、それならば前半で850文字打ってリードを奪うべきだ。それにしても、ローマ字入力だと指の動きが遅いし硬直も目立つ。打っていてもどかしくて仕方がない。リハビリが必要だな。

……

帰宅後も社説打ち。

種目5分間10分間
英文2092文字(ミス0)4171文字(ミス2)
和文747文字(ミス3)1534文字(ミス6)

英文は初の前半ノーミス達成。もっとも、Wordのスペルチェックや自動校正のおかげでミスに気付いたことが1回だけあった。よって「ツール→オプション→スペルチェックと文章校正」の「自動スペルチェック」「自動文章校正」のチェックを外した。あとは2006と打ってEnterを叩くと勝手に2006/04/05になる機能を殺したいが、方法が分からない。仕方なく、2006と打った直後にEnterを叩かないようにしている。


2006.4.4(Tue)

第6回毎パソ:見通しと対策

●第6回毎パソ:見通し

第6回毎パソでは英文Bへの参加をほぼ決定しているが、そう簡単に勝てるとは考えていない。決勝が初見課題というのはまさに致命傷である。昨年までの対策は一切通用せず、戦略の抜本的な再構築が必要だ。まず、初見課題ではノーミス安定が至難である。最大の問題は、決勝大会当日に渡される課題用紙が恐らくあの見づらいPDF版であり、ソフトと改行位置が一致していないということだ。ミスチェックの生命線となる「改行時の確認」が封印されるため、行/段落すっ飛ばし事故が非常に高い確率で発生するだろう。この意味で、今回の決勝は誰が優勝してもおかしくないという状況になるし(毎パソ側にとってはそれが一番望ましいのだろうが)、全員失格という失態も十分に考えられる。繰り返すが、初見かつ改行位置不一致の課題でミスを8文字以内に抑えるのは想像を絶する難事なのだ。

また、文字数も伸びない。「紙←→画面」の視点の往復がかなりのロスになるからだ。特に東プレRealforceではかすりミスが非常に怖いので、画面を見てのミスチェックが絶対に必要だ。この辺が、TW憲法Eや美佳テキストなど、画面に表示される英文を見ながら入力する練習とは大きく違うところだ。以上により、現時点では5分間に2000文字前後打つのが精一杯である。これを最低でも2250文字、できれば2500文字まで引き上げなければ、11月決勝での勝利はない。

そしてライバルたちの動向も気になるところだ。第4〜5回毎パソでTakさん、もこりさん、へじさん、A.Yuzoさんといった名だたるZタイパーたちを抑えて優勝できたのは、「暗記」「300回超の練習」という戦略が機能したためだ。しかし、今回はこの両翼をもがれる。また、今まで暗記が面倒だからという理由で参戦してこなかった、豆大福さんをはじめとする高速タイパーたちの参戦も脅威だ。単純な打鍵力勝負では歯が立たないからだ。

●第6回毎パソ:対策

では対策をどうするか。初見文章の攻略で、いかに行・段落すっ飛ばしを回避し、ミスを減らすか。そのためには、美佳テキストやTW憲法E等の決まった英文を打ちまくるだけではダメで、英語力と英文打鍵力の両方を伸ばすしかない。従って、現時点で最もリーズナブルな対策は、「初見課題を毎日打ちまくること」以外にない。最新の社説を打つことで初見課題への耐性をつけると同時に、英文読解力を底上げする。この社説打ちは「パソコンスピード認定試験」対策も兼ねているため、英文・和文両方で5分間・10分間の文字数を測定する。

まずやらねばならないことはWordの設定だ。糞うざったい「オートコレクト」「入力オートフォーマット」「一括オートフォーマット」を全部殺すのは言うまでもない。IMEのオートコレクトと違って、能動的に使いこなせないのであれば生かしておく価値などない。また、和文では「禁則文字」の設定を解除する(ツール→オプション→文字体裁→禁則文字→指定→全削除)。ちなみに、昨日ひどい目にあった「Microsoftナチュラルインプット問題」に関しては、IMEツールバー(?)の赤い爆弾みたいなアイコンをクリックし、「IMEスタンダード」を選択することで回避できた。また、文字数はWordの「文字カウント」機能で測定する。

●社説打ち

昼休み、社説。GANGASさんがまとめて下さった
新聞コラム・社説を打とうから和文・英文の社説を見繕ってきて、パソコンスピード認定試験仕様の課題用紙を作成して打つ。

種目5分間10分間
英文2137文字(ミス3)4346文字(ミス3)
和文796文字(ミス3)1593文字(ミス5)

昨日よりは改善されたが、まだまだ不安すぎる。英文はパソコンスピード初段ラインを悠々上回っているが、毎パソ基準だと準1級。せめて450文字/分は打ちたい。和文はWord関連の問題を解決し、行末にいちいち改行を入れなくなった分が伸びただけだ。パソコンスピード初段ボーダーには届いたが、余裕はほとんどない。毎パソ基準だとたとえノーミスだったとしても2級止まりだし。和文が伸びないのは変換効率が悪く、細切れに確定(しかも不必要なEnter確定)させているためだ。

一方、ミスが根絶できないのは現時点では仕方ない。むしろ、行・段落すっ飛ばしを回避できている点を評価すべきだろう。英文で-tionが-tinoになるミスは頻繁に発生するが、いちいち画面を確認していてはスピードが落ちるし、どこまで打ったかが分からなくなる。パソコンスピード認定試験ではミスのペナルティが甘いので、画面を一切見ずに打つくらいでちょうど良いだろう。毎パソでは特別点を狙わなければ勝ち目がないが、実際には8ミス以内だけを意識するのが精一杯という気がする。

……

帰宅後も社説打ち。

種目5分間10分間
英文1967文字(ミス2)4042文字(ミス3)
和文762文字(ミス2)1440文字(ミス3)

惨敗。固有名詞だらけで打ちづらい文章であったこと、平日帰宅後という悪条件であったこと、東プレRealforce89Uのかすりミスを警戒して頻繁に画面を確認したことを差し引いても、糞すぎる。特に和文は致命的だ。これではパソコンスピード認定試験初段など夢のまた夢だ。


2006.4.3(Mon)

第6回毎パソ開戦!

●第6回毎パソ概要発表

第6回毎パソの概要が発表された。筆者にとって最重要な点はこちらの「15.全国大会の特別賞の枠組み、課題文章について」に集約されている。

内閣総理大臣賞は同一人物が何度でも獲得可能となった。ようやく本来の姿になったと言えるだろう。従って、今年も英文Bへの参加が有力か。但し、決勝大会では課題文章が「初見」。つまり暗記は無意味だ。6月大会とか10月大会で16日間練習をやる意味もなくなった(ノーミスを安定させるためにある程度の練習はするだろうが)。TW憲法や美佳テキストのような、暗記次第で伸ばせるものを集中的に打つ練習にも意味は無い。パソコンスピード認定試験と同様、てきとーな英文・和文を見繕ってきて打ちまくるという準備が新たに必要となる。

他に気になる点は、毎パソExpertの認定だ。「過去の大会で取得した段級位も対象」だそうだが、Web大会では1級までしか認定されない。つまり現時点で∞(Infinity)レベルの該当者は存在せず、Grade1も筆者だけが該当する(773さんと筆者以外は数字1級がネックになる)。まずは全国初のGrade1をさくっと取得して利確しておくか。そして今後∞(Infinity)レベルを獲得するためには決勝大会で初見の課題を打って初段を出す必要がある。英文は昨年の決勝大会で四段を獲得済みだが、和文と数字は1級止まりだからだ。そして現時点の実力では、和文も数字も初見初段は無茶苦茶厳しい。それに数字に関しては初段ラインが上がってやがるしな(2450→2600)。

以上により、6月大会では英文Bのみに参戦しようと思う。目的は「決勝出場権確保」のみであり、三段を出せば十分だ。暗記を採用するかどうかは微妙だ。今までと比較すると暗記のモチベーションが激しく低下するため、効率も悪くなるからだ。とはいえ、ノーミスを安定させるため、そしてライバルたちに簡単に負ける気はさらさらないため、最終的に採用する可能性はそれなりにある。一方、10月大会は現状のシステムだと参加する意義が無いので、6月大会でミス爆死でもやらかさない限りはパスだ。

●社説打ち

まずはいつものように課題用紙を作成し……と思ったが、今回はソフト上で貼り付けができないので面倒だ。英文は1行51文字で、単語が行をまたいだらその瞬間に改行しているようなので、全部手作業で改行位置を合わせていく。なお和文は1行35文字で変化なし。

ついでに、パソコンスピード認定試験仕様の問題用紙も作成した。こちらは毎パソとは1行あたりの文字数が違うし、1ページあたりの行数も決まっている。そして帰宅後、YAMEさんが以前紹介していたStop Watcherというストップウォッチをダウンロードしてきて10分間計測しつつ打ってみた(5分経過は目視確認)。これは「パソコンスピード認定試験」対策として、現在の実力を知るためだ。平日帰宅後上等。どーせ決勝本番ではびびりまくって暴落するのだ。休日風呂後よりも、平日帰宅後の眠い状況で打ったスコアが、より実力を反映していると見るべきだろう。

パソコンスピード認定試験では1行あたりの文字数と1ページあたりの行数の設定が必要になる。そこで珍しくWordを起動する。しかし……

英文:オートコレクト&入力オートフォーマットざけんな!死ね!
和文:Microsoftナチュラルインプットざけんな!死ね!

英文は2006が2006/04/03に勝手に修正される。それでも変換がないからまだ楽な方だ。和文は無理。「平成18年1月14日付」のように数字が半角に変換されるのが致命傷だ。「ツール→オプション→編集と日本語入力」で設定してもダメ。仕方なくメモ帳に打ち込む。1行目に「132456789013245678901324567890132456」と打って1行あたり36文字に合わせていく。但しこの方法だと、後で1行目を消さなくてはならないし、印刷する直前にWordに貼り付けなくてはならない。やはりWord上の日本語入力設定をいじってまともに入力できるようにする必要がある。

結果はこうなった。

種目5分間10分間
英文B1996文字(ミス2)4035文字(ミス2)
和文B727文字(ミス3)1370文字(ミス8)

5分間というのは毎パソ仕様。10分間というのはパソコンスピード認定試験仕様。数字はタルいのでパス。いやー、退化してますな(笑)。毎パソ基準では英文が準1級相当、和文が2級相当。和文に至ってはパソコンスピード認定試験の初段にすら届かない。

苦戦した原因の一つは……パソコンスピード認定試験仕様だと、1行打つごとに「改行」を入れる必要があるからだ。打鍵途中に不自然なタイミングでEnterが入るので、体勢を崩される。英文はWordの行数設定ではしのげない。カーニングがうざすぎるからだ(設定をいじれば対策可能かもしれないが)。和文はWordの行数設定で多分しのげるが、今度は日本語入力設定が「Microsoftナチュラルインプット」になり、変なオートコレクトも走りまくりだ。例えば「平成18年1月14日付」(数字がすべて半角)と変換された時点で終了だ。今日はメモ帳に打ち込むことで対処したが、いずれ対策を考えなくてはならない。

しばらくの間は社説を打ちまくることにしよう。GANGASさんがまとめて下さった新聞コラム・社説を打とうを駆使してみよ〜う。


2006.4.2(Sun)

●TW憲法E

気が向いたのでChapter4を打つ。前半に青10個近いリードを奪ったのが効いて、中終盤がきつかったが青8個にまとめて655.941(ミス4.1%)に更新。終盤、Houseの先頭のShiftを外した時が無茶苦茶きつかった。続いてChapter3を打つが、序盤からミスを連打して大きく削られ、我慢できずEscというパターンを2回繰り返し、計6分14秒も無駄にした。毎パソ本番ではEscなんてできねえんだよ! テメエは考えが甘すぎるんだよ! 3回目はヘロヘロになりつつ打ち切ったが、630.153(ミス4.5%)止まり。終盤で腕も指も死亡し、search、seizureの連打になすすべもなく崩された。青9個あったリードがみるみるうちに削られ、結局黄3個でXSにすら届かないという屈辱的惨敗。shallのaに当たらないのがきつかった。右手のh打鍵が遅れてsahllになるのが原因だ。分かっていても腕が命令を聞かない。

このところ英文の鍛錬をサボった影響か、確実に退化が進行している。これだからサボリは悪なのだ。総合ポイントは640だけ増えて1116875。通し練習オンリーでの総合XXは厳しすぎる。Chapter3,4で2000ポイント稼ぐ目論見がここまで外れるとは。

●いぬうちK

ラリーのみ。3回プレイして164回(7位タイ)が最高。「ちぇーんにつながれているいぬ」きつすぎ。無理。


2006.4.1(Sat)

●いぬうちK

公式サイトから最新版を入手した。今回の修正点は「エンディング中にEscを押すと犬の育成を続行できる」バグが消えたこと(体験版のみ)。よって、30週に到達したらまた新しく犬を登録する必要がある。

ラリーは172回(1位タイ)が最高。「ていきてきにしゃんぷーする」で詰まって死。なお、172回目のワードが「むれでせいかつするいきものです」であり、なんと15文字。つまり、171回目から難易度がまた1レベル上がることを確認した。


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