筆者のタイプウェル遍歴:その7(2007.11.22)


●コンテンツ

[タイプウェル国語R:総合レベルXXに到達(2007.9.15)]
[タイプウェル英単語:総合レベルZJに到達(2007.10.13)]
[タイプウェル英単語:ミス1%以内総合レベルZJに到達(2007.11.3)]


●タイプウェル国語R:総合レベルXXに到達(2007.9.15)

【到達点ごとの指標】

種目 XB到達時XA到達時XS到達時XX到達時
達成日 2001.7.24 2001.10.12 2003.6.17 2007.9.15
基本 36.731秒34.478秒32.730秒31.061秒
カタカナ 39.893秒37.361秒35.621秒33.371秒
漢字 37.941秒36.208秒33.239秒31.986秒
慣用句 37.320秒37.320秒35.575秒32.156秒
総合ポイント 1091384110015511101051120365
旧総合 3395413341834234938483517274
殿堂1 4377659440835244929424525602
殿堂2 980635117089425579673208937

【到達点ごとの累計練習回数】

種目XB到達時XA到達時XS到達時XX到達時
基本5088265414
カタカナ4570147237
漢字5080136196
慣用句394398225
合計1842816461072

※2002年5〜6月のDvorak練習の回数は除く。

【総合XXへの軌跡】

日付総合P 基本カタカナ漢字慣用句備考
2003.6.171110105 32.730秒35.621秒33.239秒35.575秒総合XS
2003.7.121110612  35.114秒  停滞開始
2007.8.251111276    34.911秒4年ぶりの更新
2007.8.261112088 32.324秒    
2007.8.271112467    34.532秒 
2007.9.11114834 31.612秒34.858秒 33.845秒応用XX、慣用句XS
2007.9.41115260 31.422秒34.812秒   
2007.9.61116151  33.921秒  カタカナXS
2007.9.81118519 31.061秒 33.188秒32.250秒慣用句爆発
2007.9.101119069  33.371秒   
2007.9.111119319   32.938秒  
2007.9.151120365   31.986秒32.156秒漢字XX、総合XX
2007.9.161120485 31.001秒    
2007.9.221121749 30.593秒32.923秒   

2003.6.17に総合レベルXSを達成して以来、伸びが止まった。2003.11.3までは断続的に打っていたが、その間の更新はカタカナ語0.5秒のみ。毎パソにハマり始めたこともあり、以後TW国語Rはほとんど打たなくなった。2004年7〜8月にはミス制限練習を行ったが、結局ミス1%以内Machineすら達成できずに投げ出した。

一方、今回は35日間(サヴォリを除くと実質27日)の練習で効率的に総合ポイントを伸ばした。この期間内の打ち切り回数は応用常用語123回、カタカナ語102回、漢字62回、慣用句131回、計418回であった。かつてこれほどTW国語Rを集中的に打ち込んだことはない。6年前に総合XAを狙った時も、4年前に総合XSを狙った時も、TW国語Rオンリーの練習には精神が耐えられないと直観し、他の種目と並行して練習していた。

【ミス1%以内記録の推移】

日付総合P 基本カタカナ漢字慣用句備考
2004.7.171083819 38.314秒36.049秒40.224秒43.280秒カタカナ語は2003.3.8の記録
2004.8.11086497    40.602秒 
2004.8.71086970    40.129秒 
2004.8.81091180 36.209秒   総合XB
2004.8.151091548 36.025秒    
2004.8.161095349   36.423秒  
2004.8.221096998    38.480秒 
2004.8.281097246 35.901秒   応用XA
2007.8.231102402 34.766秒  35.594秒慣用句XA、総合XA
2007.8.251102952    35.044秒 
2007.8.281104996 33.744秒   応用XS
2007.8.291105828 33.328秒    
2007.8.301107933   34.318秒 漢字XA
2007.9.11110777 31.906秒   応用XX、総合XS
2007.9.81113571    32.250秒慣用句XS
2007.9.221115839  33.781秒  カタカナ語XS

応用常用語については、古くは2002.8.23に壱号機(ノートPC)で出した34.355秒(ミス1)という記録がある。また、慣用句では2001.7.24に会社PCで37.320秒(ミス3)を出した。一方、2004年には弐号機(デスクトップPC)で新たにミス制限記録を蓄積し始めた。この時は総合XAまであと2855ポイントにまで迫りながら、ミス制限ローマ字読み練習の無意味さを悟り、練習を終了した。ちなみに、古代の記録を合成すれば、2004.8.16に総合XAに到達していたことになる。

今回は弐号機の記録を一部引き継ぎつつも、基本的には四号機のみで記録を蓄積した。また、最初からミス制限記録を狙ったことは一度もない。前半かみ合った時に初めてミス1%以内を意識し、そのままミスを抑えて打ち切った記録がほとんどである。また、最後までミス1%以内を意識せずに全力で打ち切ったら、結果的に1%以内だったことも何度かあった。特に応用常用語は2002年の自己ベストをあっさり打ち破り、最終的にXXに突入した。他の種目でも爆発更新を重ね、予想を上回る速度で総合ポイントが伸びていった。

ミス1%以内記録が比較的順調に伸びたのは、ここ数年の間にミスを抑えて長文を打ち切る訓練を重ねたためだろう。毎パソ和文でも、パソコンスピード認定試験でも、ミスを抑えることを意識していた。その結果、TW国語Rでも前半さえミスを抑えて乗り切れば後半は狙ってミス1%以内を出せるようになった。もっとも、ノーミス記録は一度も出ていない。こちらは一段上の正確性が必要になるし、最初からノーミスを狙っていかなくては出せない。

【日本語読みの鍛錬】

なぜ今回はTW国語Rオンリーの練習に耐えられたのか。

一つの理由は、2007.8.27に応用常用語でトップスピード1000の壁をブチ破ったことだ。これがあったから、総合XXは決して不可能ではないと思えた。この意識改革が、以後の希望となった。

だが、本質的な理由は他にある。今回の総合XX到達の原動力となったのは日本語読みである。最後は漢字のローマ字読みの感覚が戻ってきたおかげで総合XXに到達できたが、そこに至るまでの約8600ポイントはすべて日本語読みで稼いだ。特に、慣用句重視という戦略では一定の成果を得られた。慣用句は総合XS到達時にはカタカナ語と並んで苦手な種目だったが、この1ヶ月で3.3秒伸び、最終的には漢字に迫る記録を叩き出した。他の種目の伸びは、応用常用語2.1秒、カタカナ語2.2秒、漢字1.3秒にとどまっており、慣用句の伸びが顕著だった。

ちなみに、総合ポイントを伸ばすだけならば応用常用語を集中打するのが最も効果的だ。2007.9.22のランキング集計時点では、総合XX達成者の中で応用常用語がXX止まりなのは筆者を含め5人だけであり、今後伸ばす余地はあると思う。しかし、今回それを実行する気にはなれなかった。動体視力+反射神経が最重視され、スペースを叩きまくるこの種目の攻略は、筆者の目指す「タイピストとしての姿」とは方向性が異なるからだ。

【練習終了の理由】

今回の成果は決して納得できる水準ではない。ランキングでは1121000〜1123000の間に激戦区があるので、最低限そこまでは突破したかった。しかし、一つの指標として採用していた有効練習率が5%台にまで落ち込んだため、練習終了を決断した。1時間打っても有効な練習がたった3分というのは明らかに時間の無駄であり、精神衛生上も非常に悪い。このままTW国語Rに執着するよりも、やるべきことはいくらでもある。

有効練習率が低いのはEsc率が高いからだ。Escを叩くきっかけで最も多いのは打鍵ミス、次に多いのが読解ミスだが、これ以外でも赤ゲージが出たら99%以上の確率でEscを叩く。目標設定(自己ベスト-2.0秒)は記録を更新するにつれて加速度的に厳しくなるから、Esc率が増え有効練習率が落ち込むのは必然だ。そしてEsc回数が増えると、高々400文字を打ち切る程度の持久力すら失われていく。これはタイピストとしてあるまじき事態である。

【今後のTWプレイ方針】

今後TW国語Rを再開することは、よほどのモチベーションに恵まれない限りないと思う。少なくとも年内は毎パソ対策とTOD2で手一杯だろうし、来年もTW憲法など他の種目を優先したい。それに、TW国語RとTW英単語が同じ総合レベルというのは筆者の中ではありえない。従って、TW英単語の総合ZJ狙いの方が優先順位が高い。但しこちらも本格的に狙うのは来年だ。

【ランキング順位の推移】

日付総合P順位
2007.8.251110612121
2007.9.11112467106
2007.9.8111615190
2007.9.15111931980
2007.9.22112048575
2007.9.29112174969

練習開始後5週間で52人抜いた。と言っても元々が低すぎただけであり、69位でも納得には程遠い。上位1%以内(つまり71位以内)には復帰したが、せめてランキングページの1枚目(50位以内)に入らなければ超一流とは言えない。一方、この5週間で他の人に一切抜かれなかった点は評価して良いだろう。実際にはサブマリンしている人がいるのかもしれないが、筆者の知ったことではない。

さて、今後は数ヶ月(数年?)にわたってサヴォリが確定している。果たして何位まで叩き落とされることやら。


●タイプウェル英単語:総合レベルZJに到達(2007.10.13)

【到達点ごとの指標】

種目 XA到達時XS到達時XX到達時ZJ到達時
達成日 2001.7.3 2002.4.21 2003.7.19 2007.10.13
基本 38.356秒36.263秒33.883秒32.796秒
A-F 42.115秒39.896秒37.703秒35.948秒
G-P 40.237秒37.351秒35.587秒33.406秒
Q-Z 40.542秒39.436秒36.458秒34.946秒
総合ポイント 1100394111079111224861130108
旧総合 3371006344559135009613524600
殿堂1 4349402443708445005124534174
殿堂2 890123151527227055653441116

【到達点ごとの累計練習回数】

種目XA到達時XS到達時XX到達時ZJ到達時
基本195273304388
A-F87121140242
G-P7099129194
Q-Z65100133225
合計4175937061049

※2002年5〜6月のDvorak練習の回数は除く。

ちなみにyasmさんは2001年3月時点で練習回数2700回を超えておられる。TW英単語の誕生以来7年以上経過した現在では、もっと打っている人もいるだろう。確かにTWで記録のみを狙うとどうしてもEscばかりが増加して、打ち切り回数は稼げない。だが、それを考慮しても筆者自身の練習量が絶対的に不足しているという事実は銘記しておくべきだ。

【総合ZJへの軌跡】

日付総合P 基本A-FG-PQ-Z備考
2003.7.191122486 33.883秒37.703秒35.587秒36.458秒応用ZJ、総合XX
2003.8.241122753  37.436秒   
2003.9.61122920  37.269秒  停滞開始
2007.9.301123658    35.720秒4年ぶりの更新。拡張Q-ZでXX
2007.10.11124432    34.946秒 
2007.10.31124531  37.170秒   
2007.10.41127382 33.292秒37.032秒34.056秒 拡張G-P爆発
2007.10.61128040  36.374秒   
2007.10.91128086  36.328秒   
2007.10.101129406 32.796秒36.000秒   
2007.10.111129701  35.948秒33.813秒 拡張A-FでXX、拡張G-PでZJ
2007.10.131130108   33.406秒 総合ZJ
2007.10.141132159  34.719秒 34.124秒 

2003.7.19に応用英単語の大爆発で一気に総合レベルXXを達成したが、その後は伸び悩んだ。2003.11.3まで断続的に打ったが、その間の更新は拡張A-Fの0.4秒のみ。毎パソにハマり始めたこともあり、以後TW英単語はほとんど打たなくなった。2004年7〜8月と2005年10〜11月にミス制限練習を行ったが、その後2年近く空白期間が続いた。

一方、今回は14日間(サヴォリを除くと実質11日)の練習で効率的に総合ポイントを伸ばし、総合ZJに到達した。この期間内の打ち切り回数は応用英単語50回、拡張A-F44回、拡張G-P43回、拡張Q-Z59回、計196回であった。8〜9月のTW国語Rと比較しても、期間・練習回数とも少ない負担で効率的に打ち込んだ

【ミス1%以内記録の推移】

日付総合P 応用A-FG-PQ-Z備考
2003.10.111097862 39.553秒42.778秒38.200秒42.054秒拡張G-Pは2003.3.29の記録
2003.10.121102178 37.395秒   応用XS、総合XA
2003.10.191103731  41.225秒   
2003.10.251104189    41.596秒 
2003.11.31104252    41.533秒 
2004.8.81105283    40.502秒弐号機でのベスト記録
2005.10.81103904 37.610秒41.204秒39.250秒40.422秒四号機で新規開始
2005.10.91106938 37.281秒40.733秒38.392秒39.375秒拡張Q-ZでXA
2005.10.131107955   37.375秒 拡張G-PでXS
2005.10.141108531  40.157秒   
2005.10.151108955 37.155秒39.985秒  拡張A-FでXA
2005.10.161110986  38.985秒 38.344秒総合XS
2005.10.171111017   37.344秒  
2005.10.221111454   36.907秒  
2005.10.231111986   36.375秒  
2005.10.291113251 36.859秒  37.671秒拡張Q-ZでXS
2005.10.301117313 34.828秒   応用XX
2005.11.11117329  38.969秒   
2005.11.31119530  37.344秒 37.095秒拡張A-FでXS
2007.9.301119795   36.110秒  
2007.10.11120587 34.432秒   総合XX
2007.10.31120935    36.747秒 
2007.10.41123215 33.292秒   応用ZJ
2007.10.131123837    36.125秒 
2007.10.161124358  36.823秒   
2007.10.201126245   34.223秒 拡張G-PでXX

ミス1%以内記録は、2004年までは弐号機で蓄積していた。この時は総合XA中盤で練習を終了している。一方、2005年10月には四号機で新たにミス制限記録を蓄積し始めた。これは毎パソ対策を兼ねてミス制限に特化した練習であり、ノーミス総合XSを達成するとともに、ミス1%以内では総合XX目前まで到達した。

今回はこの四号機の記録を上書きする形で記録を蓄積した。但しTW国語Rと同様、最初からミス制限記録を狙ったことは一度もない。前半かみ合った時に初めてミス1%以内を意識し、そのままミスを抑えて打ち切った記録がほとんどである。また、特に正確性を意識せずに全力で打ち切ったら結果的に1%以内だったことも何度かあった。特に応用英単語では2005年の自己ベストをあっさり打ち破り、最終的にZJに突入した。他の種目でもじりじりと更新を積み重ね、総合ポイントは着実に伸びていった。

ミス1%以内記録が比較的順調に伸びたのは、ここ数年の間にミスを抑えて長文を打ち切る訓練を重ねたためだろう。毎パソ英文でも美佳テキストでもパソコンスピード認定試験でも、ミスを抑えることを意識していた。その結果、TW英単語でも前半さえミスを抑えて乗り切れば後半は狙ってミス1%以内を出せるようになった。もっとも、ノーミス記録は一度も出ていない。こちらは一段上の正確性が必要になるし、最初からノーミスを狙っていかなくては出せない。

【ランキング順位の推移】

日付総合P順位
2007.9.29112292033
2007.10.6112738230
2007.10.13112970129
2007.10.20113215926

練習開始後3週間で7人抜いた。TW英単語はTW国語Rと比較すると上位層が薄いため、1万ポイント近く伸ばしても順位はあまり上がらなかった。将来は上位1%以内(つまり16位以内)に復帰したいという野望があるが、今後さらに1万ポイント伸ばしてもそこまでは届かない。一方、この3週間で他の人に一切抜かれなかった点は評価して良いだろう。実際にはサブマリンしている人がいるのかもしれないが、筆者の知ったことではない。

【その他の総括】

今回はTW英単語のみを集中的に攻略した。2007.8.27にTW国語Rの応用常用語でトップスピード1000の壁をブチ破ったことが、TW英単語にも著しくプラスに作用した。すなわち、TW英単語の総合ZJは決して不可能ではないと思えるようになり、以後の希望と更新に直結した。なお、2007.10.13には応用英単語で、2007.10.20には拡張G-Pと拡張Q-Zで、トップスピード1000突破を果たした。

とはいえ、TWの更新に必要なのは「ワード運90%、休日風呂9%、実力1%」であることに変わりはない。確かに、最後の最後でinclinationが出た時に高速かつノーミスで打ち抜くのは実力であり、その実力を効率的に増幅させるのは休日風呂だ。だが、肝心の加速ワードを最後の最後で引くのははっきり言って運だ。ここでNew ZealandとかoppositeとかopportunityとかP.M.とかHollywoodとかが来て即死する確率の方が圧倒的に高いのだ。

こんな即死ワードが出る時点で、更新は100%不可能である。こういう即死ワードが出ない時のみを選んで練習を積み重ね、加速ワードで当たり前のように加速する訓練をするというのが、TWで記録を狙う練習の本質だ。これはワード運待ちという不毛な単純作業以外の何物でもない。だからTWばかりをサルのようにやり込んでも、毎パソには全く通用しない。……にもかかわらずここ4週間ほどTW英単語を打ちまくっているのは、11月の毎パソ決勝に向けた新秘策を隠蔽するためだ。

TW英単語はTW国語Rと違って、無理せずとももう少し伸びると見込んでいる。一つの指標として採用している有効練習率は10%前後を保っているためだ。今後は毎パソ対策の比重を高めるが、TW英単語も継続的に打っていこうと思う。


●タイプウェル英単語:ミス1%以内総合レベルZJに到達(2007.11.3)

【ミス1%以内記録の推移】

日付総合P 応用A-FG-PQ-Z備考
2007.9.301119795   36.110秒  
2007.10.11120587 34.432秒   総合XX
2007.10.31120935    36.747秒 
2007.10.41123215 33.292秒   応用ZJ
2007.10.131123837    36.125秒 
2007.10.161124358  36.823秒   
2007.10.201126245   34.223秒 拡張G-PでXX
2007.10.241127154  35.914秒  拡張A-FでXX
2007.10.281129933 32.890秒 34.000秒34.373秒拡張Q-ZでXX
2007.11.31130079   33.854秒 拡張G-PでZJ、総合ZJ
2007.11.51131598   32.335秒  


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