対戦相手 | 結果 | 勝率 | 内容 |
---|---|---|---|
switchさん | 1勝0敗 | 100.0% | 6章3937点差。 |
よす(Tyoshiki)さん | 1勝0敗 | 100.0% | 5章勝利。マジシャン万歳。 |
テルさん | 5勝0敗 | 100.0% | 5章以外で全勝。 |
対戦相手 | 結果 | 勝率 | 内容 |
---|---|---|---|
へじさん | 0勝2敗 | 0.0% | 3章で正確性100%を出されて惨敗 |
kurimansさん | 0勝1敗 | 0.0% | 6章2950点差。 |
A.Yuzoさん | 1勝1敗 | 50.0% | 4章敗北、5章勝利 |
ジュニアさん | 5勝1敗 | 83.3% | 1章敗北、他は勝利 |
eighさん | 1勝0敗 | 100.0% | 初対戦。1章勝利 |
ちょくだいさん | 1勝0敗 | 100.0% | 5章で正確性で上回った |
permil(豆大福)さん | 1勝0敗 | 100.0% | 2章894点差 |
特筆すべきは、かな入力で格上の相手と闘って全勝したことだ。昨年9〜12月にDC版TOD、12月〜今年2月に毎パソ和文(JISかな)、2月にPS2版TODと継続的に打ってきた甲斐があったというものだ。ローマ字対戦に関しては、事前のリハビリが不十分だったが、予想外に健闘した。ま、今回はかな入力でのTODガチバトルがメインだったということで。
その後、日程が2月25日に変更となり、筆者にとっては極めて好都合なことに1週間の余裕が生まれた。毎パソに関しては、強力なライバルの参戦を知らずモチベーションが全く上がらなかったため、12日に早めに切り上げた。以後はPS2版TODでかな入力を中心にリハビリを行い、当日に臨んだ。
なお、ローマ字入力に関してはほとんどリハビリの時間が取れなかった。ここ半年ほど取り組んでいるTOD全般の仕様解析作業の一環として、TOD2003とTOD2004の全ワードをExcelシートに入力していたくらいだ。従って、オフ当日もリハビリに充てていた。
また、WeatherTypingに関しては2009年12月を最後に全く打っていない。当時はJISかなで数日打ち込んでスコア97461(Level9)まで到達したが、Level10には届かなかった。今回は事前にリハビリするどころか、眼中にすら無かった。ワードを忘れているとかいう段階ではない。対戦の方法すら忘れていて、設定を他の方にやってもらうという体たらくだった。大規模オフと言えばWeatherTypingだったはずなのに、これはナメすぎだろう。
なお、東プレRealforce接続時にテストプレイと称してかな入力で全力疾走を流し打ったが、40秒台と振るわなかった。一方、ぷんだはローマ字入力で百人斬りを打ち、3分16秒53という記録を筆者のビジュアルメモリの最上位に残してくれた。筆者の自己ベストより4秒35も速い。果たして将来抜けるだろうか。
その後、事前に購入しておいたおにぎり3個でさくさくっと昼食を済ませた。ぽかたんが持ち込んだ新たなボードゲームを眺めたり、参加者の皆さんと歓談したりしているうちに、WeatherTypingの試合が始まっていた。
|
|
しかし、ゆぞレベルになるとそうはいかない。4章では「さて、ゆぞにボコられるか〜」という事前の挨拶通りの展開となった。3:2くらいの割合でワードをむしり取られる。いわゆる落穂拾い戦術も、相手の初速と打鍵速度が大きく上回る場合は通用しない。MISSION前に土星語が出現しなかったのも響き、760点差の大敗を喫した。続く5章では、「巻き返しタイムハツド〜ウ」。長文一本勝負が多いこともあり、互角の状況を保って喰らいついていく。そしてマジシャン戦を迎えた。そこまでの正確性が推定95%と低く、正直自信は無かった。だが、ここで正確性のギアを一段と上げたのが功を奏した。ゆぞが数発喰らい、初速と打鍵速度も落とす一方、筆者は正確性最重視でもさほど速度が落ちない。結果的にほぼすべてのワードを奪い取り、一気に勝負をつけた。マジシャンバンザーイ
|
|
kurimansが化け物すぎた。2004年11月の毎パソオフ以来の対戦だったが、当時と比較してもTOD対戦の腕は一段と上がったようで、あきうめ君と対戦しているような絶望感だった。6章対戦で、全く間合いに入れなかった。初速・打鍵速度・正確性すべてが極めてハイレベルであり、取るべきワードの状況判断やクイズにも強く、隙が見出せない。エンペラー戦も当然のようにノーダメージで突破していた。彼があきうめ君と今闘ったらどうなるのだろう。
続くへじ戦では、事前にローマ字とかなとどちらが良いか尋ねたところ「どちらかと言えばローマ字」とのことだったため、甘んじてシゴキを受ける。kurimans戦ほど絶望的ではなかったが、安定してワードを取れない。正確性100%を狙って順調にコンボをつなぐへじに対して、筆者はミスを甘受してでも必死にワードを取りにいく(そして取れない)状況であり、勝てる気がしなかった。
…… …… ……
続いて、かな入力での対戦が勃発した。というよりも、是非とも対戦してみたかったテルとswitchさんを半ば無理矢理に誘い込んだ。
|
|
3章ではワードが長くなるため、いよいよヤバくなってくる。ライフを取られ、ほぼ互角の状況から抜け出せない。タワー前半ではクイズ慣れという多少のアドバンテージがあるはずだが、「太陽にほえろ」等の難問が出なかったため、差をつけることができなかった。この章だけは勝敗が最後まで分からなかった。というよりも、これは負けたかなと思った。結果を見てびっくり。正確性ボーナスもワード数もほぼ同じで、わずか26点差という競った勝負に!
なお、2章開始前に俺さんが乱入を希望してきた。が、設定がかな入力だと伝えた瞬間に逃げられた。e-typingかなでは筆者に迫る記録を持つ強豪のはずだが!? もっとも、後で筆者もテルにローマ字入力での対戦を申し込まれた時に「(今の実力では)勝負にならないから」と逃げたため、お互い様と言うべきか。
この後WeatherTypingの3回戦に呼ばれたため、残念ながら4章以降の対戦はできなかった。WeatherTypingから戻ってみると、5章まで終わった状態でPAUSEされていたため、switchさんに声を掛けて6章で対戦した。
switchさんもタイプウェル国語Kで総合ZHを達成している強豪だが、特にかな入力からは長い間離れているようで、この対戦は一方的な展開となった。ほぼすべてのワードをむしり取り、エンペラーの猛攻も確かダメージ1発に抑えて圧勝。
…… …… ……
続いてジュニアさんとローマ字対戦。彼と全章対戦したのはこれが初めてかな? 各章を終えた段階で、周囲に対戦を希望する人がいれば代わるつもりだった。だが、WeatherTypingの上位どうしの対戦や決勝戦と重なったらしく、あまり人がいなかった。よって結局全章対戦。
ジュニア | dqmaniac | |
---|---|---|
1章 | 3162(94%) | 2945(93%) |
2章 | 4094(88%) | 4973(96%) |
3章 | 3594(89%) | 4702(96%) |
4章 | 3443(88%) | 4896(97%) |
5章 | 4289(90%) | 6257(98%) |
6章 | 5214(--%) | 7309(--%) |
評価 | 正D特C他A | 正B特C他A |
年俸 | 2億7668万円 | 6億6565万円 |
1章は初速合戦。ジュニアさんの初速がかなり速く、なかなかワードを奪えない。初速で上回る相手に対しては、正確性も落ちる。MISSIONやボス戦でも隙が無く、巻き返せなかった。だが、2章以降は尻上がりに正確性を上げていく。初速ではやや分が悪いが、短文での打鍵速度はほぼ互角で、正確性では上回る。この状況では、落穂拾い戦術が機能する。相手の表情や傾向を読み、いかに相手の狙いを外してワードを奪うか。そして、相手が詰まった時にいかに付け込むか。逆に、自分が詰まった時のカバーをどうするか。この辺の駆け引きが面白い。
3章以降はワードが長くなるため、ワード後半の加速で優位に立つ。加えて、3章でタワー、4章で土星語&ストレングス、5章でマジシャンという稼ぎどころがあるため、次第に点差が拡大していった。正確性を引き上げればおのずと結果はついてくる。しかし、相手が初速もしくは打鍵速度で上回る場合、正確性を引き上げるのが困難になる。この辺の両立がTOD対戦の課題だ。基本的には初速と打鍵速度を上げるしかないのだが。
◆自己紹介タイム
懇親会の前に帰宅する参加者もいるとのことで、その前に自己紹介タイムが設けられた。以下のフォーマットに基づいて簡潔に。
1. ハンドルネーム・所属・年齢 2. 今日はどこからきたの? 3. 現役?引退? 4. 主な活動場所 5. 一言 |
筆者の所属は当然、全日本タイピスト連合のタイパー登山部だ。実際、昨年はタイピングでの貢献は毎日パソコン入力コンクールの2月Web大会で和文2000点台を出したのみなのに対し、登山部では計5山に登った。最後の一言でも、新人勧誘活動をしておいた。
年齢に関しては、百の質問への回答と同様、∫[0,6]2xdx(いんてぐらるぜろからろくまでにえっくすでぃーえっくす)と言ってやろうと思っていた。個人情報をタダで知りたいなら積分を思い出すなり独習するなりの努力をしろ、と。だが、皆さん割と素直に年齢を言っているため、このネタはまたの機会に残しておいた方が良さそうだと判断した。
また、現役か引退かと問われれば公式には後者だ。実際、タイピング日記の更新を停止してから4年3カ月も経過したし、タイプウェルやWeatherTypingの記録更新に費やすだけの時間とモチベーションを確保できない。毎パソに関しても、モチベーションの維持に失敗した挙句に惨敗を喫した。だが、TODに関してだけは今でも情熱を持って打ち込んでおり、現役に近いと言える。
登山に関して、まずは4月に高尾山から! と勧誘したところ、数名の方から参加に前向きな回答をいただいた。ここで登山(というよりもハイキング)の爽快さを満喫してもらって、徐々に山のレベルを上げ、最終的に3000m級かそれ以上の山に一緒に登りたい。
ぽかたんに至っては、何と4団体への勧誘活動を行っていた。登山部の他に、エクストリームタイピング、カード&ボードゲーム、そして忘れてはいけない全日本タイピスト連合本体への勧誘も。
アラサー | おっさん | |||
---|---|---|---|---|
1章 | ジュニア | 3897(97%) | 2391(93%) | yasm |
2章 | しゅんぽっぽ | 2763(75%) | 5406(91%) | Pocari |
3章 | A.Yuzo | 4276(91%) | 2528(78%) | batu |
4章 | ぷんだ | 5202(98%) | 2401(90%) | Den |
5章 | switch | 3861(92%) | 4980(97%) | むなすぃ |
6章 | へじ | 6161(--%) | 4786(--%) | dqmaniac |
合計 | 26160 | 22492 | ||
評価 | 正特C他A | 正特C他A | ||
年俸 | 3億7416万円 | 3億1603万円 |
5章までで2000点差つけられた状況で、へじ相手に6章対戦。実に絶望的な状況だ。先ほどの3章対戦でのボロ負けの再現だけはさせないつもりで挑む。短文・長文とも上回るへじに対して、必死に喰らいつく。要所で少しずつ差が積み重なったが、MISSION2までは500点差くらいで持ちこたえていたと思う。だが、エンペラー戦でついに力尽き、第二形態で一気に差が拡大した。トータルでは1375点差の完敗。ぐは〜っ! かなで打たせろ〜〜〜っ!!!(←心の叫び)
続いて若者チームと対戦。ここだけは勝利を挙げる目論見だったが、再び散った。
アンダー25(若者) | おっさん | |||
---|---|---|---|---|
1章 | mayo | 2588(76%) | 2256(78%) | batu |
2章 | riafi | 3426(87%) | 5308(95%) | むなすぃ |
3章 | kurimans | 5150(99%) | 3064(94%) | Den |
4章 | き〜や | 2910(80%) | 3822(91%) | yasm |
5章 | ちょくだい | 3421(95%) | 5831(97%) | dqmaniac |
6章 | テル | 7140(--%) | 4241(--%) | Pocari |
合計 | 24635 | 24522 | ||
評価 | 正特C状B他A | 正特C他A | ||
年俸 | 2億9267万円 | 3億2092万円 |
2章でむながriafiさん相手に「俺は2章強いよ?」と圧勝宣言し、実際ボッコボコにしていたのが印象的だった。タイプウェル国語Rで4レベル上の相手をだ。筆者もそのくらいできると良いのだが。
筆者は5章でちょくだいと対戦。2005年11月の毎パソオフ以来の対戦である。ここまでの総合得点のリードは約400点で、心許ない。6章を担うぽかたんの負担を可能な限り軽減するためにも、なるべく多くの点差をつけて勝たなくてはならない。ちょくだいは正確性が極めて高いため、ワードの途中で詰まると逆転される可能性がある。だが、初速と打鍵速度では筆者が上回るため、相手よりも少しだけ上回る程度の打鍵速度を維持しつつ、正確性も同時に重視する。結果的に、情け容赦なくワードをむしり取りまくった。マジシャン前半ではちょくだいの正確性にも刺激されて一段とギアが上がり、ノーミスのままほぼすべてのワードを奪い取った。後半までつないだコンボが26で途切れたのは残念だったが。
これで総合得点の差が約2800点に拡大し、おっさんチームとしても1勝を挙げられると誰もが考えていた。ところが! テルのローマ字入力はそんな我々の予測を遥かに越えていた。ぽかたんがここまでボッコボコにされるとは! 2899点差というあり得ない大敗であり、トータルでもまさかの大逆転を許した。会場騒然!
結果的に、筆者が5章で正確性98%を逃し、かつコンボも止まったのがチームとしての敗北につながったという見方もできる。正確性98%にしていれば200点上積みだったし、コンボが継続していればぽかたんに6章冒頭でのゲージ回復(+150点)をプレゼントできる可能性もあったのだ。この点は猛省すべきだろう。団体戦では次の章を担うメンバーのことも考えて、さらにえげつなく稼がなくてはならないのだ。
最後にアラ25チームと対戦し、三たび散った。
チーム25(アラ25) | おっさん | |||
---|---|---|---|---|
1章 | 俺 | 4398(98%) | 2132(90%) | Den |
2章 | permil | 4389(91%) | 5283(98%) | dqmaniac |
3章 | いしばっち | 2419(71%) | 4309(90%) | yasm |
4章 | W/H | 5065(96%) | 1815(67%) | batu |
5章 | eigh | 3164(92%) | 5773(96%) | Pocari |
6章 | Tak | 6900(--%) | 4569(--%) | むなすぃ |
合計 | 26335 | 23881 | ||
評価 | 正特C他A | 正特C他A | ||
年俸 | 3億9769万円 | 3億3107万円 |
1章で2300点差つけられた状況で、2章でpermilと当たった。彼には2006年3月の第4回WeatherTyping大規模オフで1章で敗北した記憶が残っており、初速勝負では分が悪いと判断した。つまり、選択すべき戦術は自動的に落穂拾いとなる。特に、MISSIONで何もできずにワードをむしり取られる状況は絶対に避けなくてはならない。ところが、意外なことに初速ではやや優位に立ったため、MISSIONでは落穂拾いをしつつも正確性重視に切り替える。相手の打っていないワードを瞬時に見極めつつ正確に狙い打ち、コンボ20弱でMISSIONを終えた。以後もつないでいく。後半のライフも奪い取りつつ、2章最後の人を救助するあたりまで39コンボつないだ。残念ながらこの辺でミスしてコンボは途切れたが、ハイエロ戦でもそこそこ稼いで終了。ワード数でも46対44で、僅差で上回った。1章での点差を埋めるには至らなかったが、894点差での勝利はまずまずの結果だ。
その後は一方的な対戦が続いた。3〜5章では経験豊富なプレイヤーが初心者をフルボッコにする展開に。4章を担うbatuさんには、「相手の打っていないワードを確実に取る」という策を授けておいたが、今回は相手が悪かった。そして6章では、正確性を増したたくりんがむなをボッコボコにし、引導を渡した。
…… …… ……
ちなみに、総合得点争いは3連勝したアラサーチームの圧勝に終わった。アラサーチームは、他チームと比較すると弱点が少なく、隙が無い布陣であった。3連敗したおっさんチームは、総合得点でも若者チームに193点差で敗れ、無念にも最下位に甘んじた。
団体戦が終了した時には既に19:30近くになっており、懇親会に直行した。だが、これではテルとのかなガチバトルの続きができず、お互い消化不良なことこの上ない。少し前に到着したよすとも示し合わせて、懇親会の途中で抜け出すことにした。なお、懇親会ではいつものようにアルコール摂取を控え、この後の対戦で最高のパフォーマンスを叩き出すべく準備を整えた。
|
|
4章では当然のごとく土星語を取得し、全部奪う勢いで打ちまくる。ちなみに、土星語はMISSION終了後、人を助け損なったルートでも継続して出現する(こともある)ことを確認した。さらに進み、キーアイテム「黄金のカエル」(+400点)を奪取! これで圧倒的優勢を確保し、以後も伸び伸びと打ちまくる。ストレングスの長文一本勝負でも互角の勝負を繰り広げた。
5章ではよすと対戦。実はこれが初対戦だったりする。よすがリア充を満喫し、タイピングから離れている今こそが、最大の勝利チャンスだ。勝つ機会はこれが最初で最後かもしれない。絶対に逃すものかという変な気合を篭めて打ちまくる。ベース速度は明らかによすが上だ。ハマった時の打鍵速度が筆者の1.5倍はあり、ワードがあり得ない速度で消えていく。だが、弱点が無いわけではない。Shiftワークで詰まることがなぜか多い。一方、筆者はベース速度では劣るが、Shiftを含めて詰まることが少ない。このような両者の特性により、マジシャン直前まではほぼ互角だった。勝負はマジシャン前半だ。ここで正確性のギアを一段と上げ、ワードを奪う!奪う!奪う! よすがコンティニューする間にほぼすべてのワードをむしり取り、一気に勝負をつけた。
6章では再びテルと対戦。DC版のかな対戦にまだ慣れていないうちに叩くべし。短文をむしり取り、長文では正確性を最大限に活かし、じりじりと差を拡大していく。MISSION1では互角だったが、タワーや廊下、MISSION2ではやや押し気味に進めた。そしてエンペラー戦が楽しすぎた。かつてあれほど苦戦した難易度Very Hardの最凶エンペラーを相手に、全く喰らう気がしなかった。何しろ筆者が詰まってもほぼ確実にテルが打ち切る。逆もまた真で、安心感がある。
Shiftワークでの勝因は、DC版とPC版のかな入力の仕様の違いによるところが大きい。例えばTOD2003とTOD2004では、Shiftを押しながら「ょく」「ょん」等を入力できる。PS2版やラリアットではそれに加えて、Shiftを押しながら「ー」を入力できる。ところが、DC版やAC版ではそのいずれもできない。IME2003では「てぃ」「じょ」等もShiftを押しながら入力可能だが、DC版TODやAC版TODでは通用しない。後はワード慣れの要素も少なからずあると思う。だが、きっと次回オフでは立場が逆転するんだろうなー。
最後にテルVSよすのガチバトルを観戦。
テル | よす | |
---|---|---|
4章 | 3083(83%) | 4173(85%) |
5章 | 4462(86%) | 4595(86%) |
6章 | 5614(--%) | 6032(--%) |
評価 | 正D特C状B他A | 正D特C他A |
年俸 | 2億1915万円 | 2億7986万円 |
4章では、打鍵速度で上回るよすが優勢に試合を進める。土星語ではかな入力者にとって一撃必殺に近い「!%¥?」が出現したが、両者ともタイプウェルオリジナルの「すべてのキー」で鍛え抜いているため、やや減速しつつも問題なく打ち抜けていく。
5章では一転して競り合いとなった。大抵の場合、少なくとも一人はワードを一瞬で打ち抜くため、後ろで見ている筆者が認識する前に消えていることもある。対戦している時よりも観戦している時の方が、ワードが早く消えるように見えるのは気のせいだろうか。それとも、先程の筆者との対戦でリハビリが完了し、早くも本来の力を取り戻したのだろうか。いずれにせよ、こんな化け物たちを相手によく勝てたなと思う。さて、勝敗を分けたのはやはりマジシャン戦だった。テルが痛恨のコンティニューを犯し、150点ロス。これが無ければ勝利という、ギリギリの展開だった。
6章の対戦も極めてハイレベルだった。難易度Very Hardのエンペラーも、テルとよすにかかれば借りてきた猫に等しい。確かノーダメージで終了したと思う。また、観戦していて痛感したのは、両者とも最適化を幅広く採用し、しかも極めて高いレベルで習熟していることだ。それにより、一見難しいワードが瞬時に消え去っていく。例えば「よーよーげんしょう」。筆者は正確性維持のため、馬鹿正直に薬小薬小で打っている。ところが、後で聞いてみると中小中小で最適化しているという。速度重視では確かにこの方が速い。また、「ん」を左人で、下段を親指で打つこともよくあるという。一方、筆者の最適化は「ぽ」(薬小)、「おんな」(人人中)、「なみ」(中人)など基本的なレベルにとどまっている。将来のさらなる成長に向けて、最適化は避けては通れない道だろう。
スタッフロールはテルVS筆者で。筆者は少なくとも200回以上(AC版、DC版で各100回以上)打っているため、キーパーソンの名前は脳と指の両方で暗記済みだ。そしてかな入力では打鍵数が少ないため、表示される前に打ち終わることもしばしばだ。狙い目はやはり「あらきみか」さん。打鍵数が最も少なく、連打も無く、左右交互打鍵である。詰まらなければ一瞬で打ち終わる。
22時を過ぎた頃に素早く撤収し、よすのピアノ(DQ4アリーナとかDQ1街とかDQ1城とかDQ7フィールドとか)を聴かせてもらったりかな入力トークをしたりした後に解散。感想はただ一つ、
…… …… ……
最後に、今後について少し述べておく。
かなでは将来再びあるだろうテル、よすとのガチバトルに備えて、しばらくリハビリを継続してみたい。彼らが本来の力を取り戻し、DC版やAC版でのTOD対戦に慣れてきた時にどこまで闘えるか、とても楽しみだ。かり〜さんにも参加してもらって、かな入力の頂上決戦を是非ともやってみたい。さらに、PS2版でのWORDBOX百人斬りクリアという極めて困難な目標もある。
ローマ字では(かなと比較して遅いため)モチベーションの継続が難しいが、より多くの人と対戦できるというメリットがある。今後もオフに参加する際には最低限のリハビリを行い、体を作っていきたい。現在はかな入力を中心にPS2版を打っているが、それが一段落したら次はローマ字入力でも打ちたいと考えている。