筆者のタイプウェル遍歴:その12(2018.11.17)


●コンテンツ

[タイプウェル英単語:ノーミス総合レベルZJに到達(2016.12.4)]
[タイプウェル英単語:総合レベルZIに到達(2018.8.5)]
[タイプウェル英単語:ミス1%以内総合レベルZIに到達(2018.8.25)]
[タイプウェル英単語:ノーミス総合レベルZIに到達(2018.11.17)]


●タイプウェル英単語:ノーミス総合レベルZJに到達(2016.12.4)

【総合ZJへの軌跡】

日付総合P 基本A-FG-PQ-Z備考
2004.7.171075308 45.744秒43.429秒44.804秒44.971秒総合XD
2004.7.181080284 43.256秒   総合XC
2004.7.191089845 38.509秒 44.737秒 基本XA
2004.7.241098278   39.019秒42.256秒拡張G-PでXA、総合XB
2004.8.71099109  42.598秒   
2004.8.81100863 38.509秒42.598秒39.019秒40.502秒総合XA
2005.10.151102941 37.155秒41.234秒40.032秒41.483秒四号機で新規開始、基本XS
2005.10.191104098   38.875秒41.483秒
2005.10.201106096    39.485秒拡張Q-ZでXA
2005.10.221106644  40.686秒   
2005.10.231109252  39.578秒37.375秒 拡張A-FでXA、拡張G-PでXS
2005.10.271110002 37.155秒39.578秒37.375秒38.735秒総合XS
2005.10.311110361  39.219秒   
2016.9.301113569 35.551秒   基本XX
2016.10.11114019 35.388秒39.095秒   
2016.10.81120286 34.759秒36.867秒36.211秒37.118秒拡張A-F、Q-ZでXS、総合XX
2016.10.91123625 33.584秒35.878秒  基本ZJ、拡張A-FでXX
2016.10.101125095   35.477秒36.382秒拡張G-PでXX
2016.10.161126002    35.475秒拡張Q-ZでXX
2016.10.181126742   34.737秒  
2016.10.231127126  35.494秒   
2016.10.311127501   34.362秒 停滞開始
2016.11.261128372   33.491秒 拡張G-PでZJ
2016.12.41130506 33.584秒35.494秒33.491秒33.341秒拡張Q-ZでZJ、総合ZJ

2005年10月には総合レベルXSで満足し、ノーミス練習を停止した。2016年10月に、TW国語Rのノーミス練習が総合レベルXSで行き詰まったのを契機に、TW英単語のノーミス練習を再開した。毎パソやInterstenoでミスを抑えた打鍵のトレーニングを継続していたのは大きく、総合レベルXX中盤までは2週間弱であっさりと到達した。

だが、そこからは苦難の始まりだった。拡張G-PのノーミスZJに1カ月を要した。基本のノーミス32秒台を並行して狙ったが、全く噛み合う気配が無かった。ミス制限時に高速化する訓練はしてこなかったため、700文字/分を超えると壁にブチ当たった。最後は拡張Q-Zで噛み合ってノーミスZJに到達し、予想とは違う形で総合レベルZJに到達した。拡張Q-Zが基本や拡張G-Pよりも速いなんて自分の中ではあり得ないのだが。


●タイプウェル英単語:総合レベルZIに到達(2018.8.5)

【到達点ごとの指標】

種目 XA到達時XS到達時XX到達時ZJ到達時ZI到達時
達成日 2001.7.3 2002.4.21 2003.7.19 2007.10.13 2018.8.5
基本 38.356秒36.263秒33.883秒32.796秒31.126秒
A-F 42.115秒39.896秒37.703秒35.948秒33.228秒
G-P 40.237秒37.351秒35.587秒33.406秒31.288秒
Q-Z 40.542秒39.436秒36.458秒34.946秒32.672秒
総合ポイント 11003941110791112248611301081140560
旧総合 33710063445591350096135246003583155
殿堂1 43494024437084450051245341744592729
殿堂2 8901231515272270556534411166063701

【到達点ごとの累計練習回数】

種目XA到達時XS到達時XX到達時ZJ到達時ZI到達時
基本195273304388711
A-F87121140242612
G-P7099129194448
Q-Z65100133225435
合計41759370610492206

※2002年5〜6月のDvorak練習の回数は除く。

練習環境は会社と自宅に分散し、しかもマシン毎に分かれている。一つ一つの環境では大した回数ではないが、合計してみると2000回を超えていた。

2007年6月に総合ZJに到達後、総合ZIに到達するまでに、合計1157回の練習が必要だった。この数字は、従来の総合レベル上昇時を上回り、過去最高である。うち403回が2007年、30回が2013年、87回が2016〜2017年、637回が2018年の数字である。2007年に総合ポイント1137230まで到達したが、そこから総合ZIまでに11年近い年月を要した。練習回数も2018年の方が多い。

ちなみにyasmさんは2001年3月時点で練習回数2700回を超えておられる。TW英単語の誕生以来18年以上経過した現在では、もっと打っている人もいるだろう。確かにTWで記録のみを狙うとどうしてもEscばかりが増加して、打ち切り回数は稼げない。だが、それを考慮しても筆者自身の練習量が絶対的に不足しているという事実は銘記しておくべきだ。

【総合ZIへの軌跡】

日付総合P 基本A-FG-PQ-Z備考
2007.10.131130108 32.796秒35.948秒33.406秒34.946秒総合ZJ
2007.10.141132159  34.719秒 34.124秒拡張A-Fで34秒台
2007.10.201132349   33.216秒  
2007.10.211132404   33.161秒  
2007.10.241133474 32.401秒 32.881秒 拡張G-Pで32秒台
2007.10.271134408 32.090秒  33.812秒拡張Q-ZでZJ
2007.10.281135460 31.564秒   基本ZI
2007.11.31135492    33.780秒 
2007.11.51136038   32.335秒  
2007.11.111136576  34.710秒 33.251秒 
2007.11.221137230  34.056秒  停滞開始
2018.5.261137356 31.501秒   11年ぶりの更新
2018.5.271137357  34.055秒   
2018.6.21137529  33.883秒  拡張A-FでZJ
2018.6.31137679   32.185秒  
2018.6.91138295 31.256秒 32.059秒  
2018.6.171138325  33.853秒   
2018.6.231138950  33.228秒   
2018.6.301139981 31.126秒 31.288秒 拡張G-PでZI、停滞開始
2018.8.51140560 31.126秒33.228秒31.288秒32.672秒拡張Q-Zで32秒台、総合ZI

爆発的な更新はほとんど無い。1.0秒以上の更新は2007.10.14の拡張A-Fのみだ。しかも2回に分けて更新したため、一気に1秒以上という更新は実は一度も無かった。特に終盤は、小規模な更新を積み重ねた。

2007年10月に総合レベルZJを達成後も、毎パソ対策の陰で更新を続けた。10月中に基本がZIに突入したのが大きく、総合レベルZIへの折り返し地点にはあっさりと到達した。その後は速度に比較的余裕のある拡張3種目を少しずつ伸ばした。だが、毎パソ本番での歴史的惨敗を契機に、長期にわたりタイピングから離れることとなった。特に英文や英単語の練習は、2013年のTypeRacer参戦までほぼ何もしなかった。

転機となったのは2015年のInterstenoオンライン大会オフライン大会への参戦だ。これを機に英文の練習を本格的に再開した。さらに、2016年9〜12月にはTW英単語で正確性重視の練習を実施し、ノーミス総合レベルZJまで到達した。だが、通常記録は1ポイントたりとも更新できなかった。拡張Q-Zで0.090秒差の2位が出たのが最高だった。

Intersteno2018終了後、八号機(Windows10機)で一から記録を入れ直した。当面はノーミス記録を蓄積していた六号機(WindowsXP機)をメインとするつもりだった。だが、その後八号機への移行が急速に進んだため、TW英単語の環境を移行するタイミングを逸した。結果的に、八号機で六号機のノーミス記録も含め更新を目指すこととなった。

Intersteno2019で17言語85000点を狙うには、ベース速度の強化が欠かせない。また、TW英単語の記録は2007年に中途半端な状態で止まっていた。特に拡張A-FはZJ寸前、拡張G-PはZI寸前で止まっており、総合ZIとともに11年間も積み残し事項として残っていた。これらの指標は是非とも達成したかった。また、TW英単語でトップスピード1100の壁をブチ破れば、これまた11年間更新できていないTW国語Rにも波及し得ると考えた。

【ランキング順位の推移】

日付総合P順位殿堂P順位
2007.10.20113215926350804427
2007.10.27113347425355352727
2007.11.3113546022362627025
2007.11.10113603822368274525
2007.11.17113657622375452623
2007.11.24113723021381095822
2018.5.26113723051592144918
2018.6.9113767950593968518
2018.6.16113829549596517117
2018.6.30113895049599287417
2018.7.7113998148603777317
2018.8.11114056047606370117

基本的に、誰かを抜くか、GANGAS更新停止カウントダウンが開始(新規+更新人数<10)された時にのみ送信することに決めていた。

2018年に入ってから、約2カ月半で6人抜いた。だが、総合ZI直前でもたついている間に2人に抜かれた。上位1%以内(つまり21位以内)、そして2007年11月当時の21位への復帰は全く見えない。最低限、総合レベルZH到達が必須となる。そこに至るまでにはまだまだ壁があるだろう。

一方、殿堂では1人抜いて17位に再浮上するに留まった。現状の順位には納得も満足もしていない。Group ωに到達するまでは、TW英単語以外も含め断続的に挑戦を繰り返すことになるだろう。

【練習時の工夫】

2017年以前との最大の違いは、Intersteno用の英語配列を採用したことだ。2018年6月にGANGASさんにこの配列の使用の可否を問い合わせた結果、「ランキングに参加可能」とのお墨付きを頂いた。具体的には、[']を[Shift+7]でなく[:]で打つ。本来2打鍵を要するこの記号が1打鍵で済むのは非常に大きい。特に基本英単語ではこの記号が頻出するため、平均0.5秒は縮まる見通しだった。結果的に、拡張3種目はこの記号が出てこない状態で更新した。とはいえ、[']が出るたびに消耗したりEscしたりすることがなくなり、肉体的にも精神的にも著しくプラスになった。これを応用して、TWオリジナル数字のスペースを他のキーに配置する等の案も考えられる。既に採用している人もいるらしい。

拡張Q-Z以外は正確性を意識して、最後に速度重視に切り替えた。一方、拡張Q-Zは最初から速度重視で打ち、正確性は後からついてくると考えた。

さらに、良きライバルまよまよとの競争が著しくプラスに作用した。きっかけは、2018.6.27のTwitter上での宣戦布告である。「(9/15-17開催の第10回タイピング)サミットまでにTW英単語でまよまよを抜く! できなければ(サミットに)参戦しない!」と宣言した。当時のまよまよの総合ポイントは1142375。TW英単語の実力が少し上で、練習量がほぼ同じと思われ、かつサミットまでに伸ばしてくるであろう萌え萌え姫まよまよは最適な標的となった。結局サミットまでに抜くという目標は果たせなかったが、総合レベルZI到達に向けた大きな推進力となったのは間違いない。

【練習パターン】

幾つかセオリーはあるものの、昔と同じことをやっていたのでは更新などできない。試行錯誤を重ね、少しずつ変化させた。

期間練習パターン
第一期2018.5.7-7.8指慣らし→基本→AF→GP→基本
第二期2018.7.9-7.21指慣らし→基本→AF→GP→基本→QZリハビリ
第三期2018.7.22-7.25指慣らし→基本→QZ→GP→基本→AF
第四期2018.7.26-8.5基本→QZ→GP→基本→AF

基本は指慣らしを充分に実施しないと速度が乗らない。一方、基本で高速に打つ感触を維持すると拡張が伸びる。この性質をうまく利用した。

指慣らしは、当初はTypeRacerの多言語500cpm挑戦(6月以降は実質ギリシャ語とベトナム語のみ)で実施した。500cpm程度の速度で指を充分に温めておき、TW英単語で平均750cpmを狙う。7月末にベトナム語で100wpmを達成し、ようやくTW英単語に集中することができた。それ以降(第四期)は、最初に基本を緩めに打つことで指慣らしとした。また、TW英単語のみを集中的に攻略した。それ以外の速度重視の種目(TW国語R等)に着手する時間的・肉体的余裕が無かったためでもある。

さらに、左殺しの種目(拡張A-F、拡張Q-Z)は分散させた。そもそも第一期には拡張Q-Zを練習メニューから外した。理由は、左腕がパンプアップすると他の種目に甚大な影響を及ぼすことだ。基本や拡張G-Pにも左腕を酷使する単語が多数出現するため、左腕がパンプアップするとまず打ち切れない。従って、その前に練習を停止する必要がある。但し、第二期以降は左殺し対策が次第にできてきたため、少しずつ練習の負荷を高めた。

また、2018.7.22を境に拡張Q-Zの優先順位を上げた。当初は拡張A-Fで納得の行く記録(通常32秒台、ミス1%以内33秒台前半、ノーミスZJ)を出してから拡張Q-Zに軸足を移すつもりだった。だが、拡張A-Fがなかなか伸びないため、サミットまでにまよまよを抜くというスケジュールから逆算して拡張Q-Zへの着手を早めた。

【フラグの設定】

更新や総合ZI到達に向けて幾つかのフラグを設定した。代表的なのは、TOP15圏内を0.5秒以内に詰めることだ。実際にはどの種目でもなかなかこの値には届かなかった。総合ZI到達の少し後に基本のTOP15をZIで、拡張Q-Zと拡張A-FのTOP15をZJで埋め尽くすのが精一杯だった。だが、更新できそうにない時の格好の目標となった。

さらにやり込めば、TOP99圏内を1.0秒以内に詰めることもフラグになり得ると思う。実際にはこれはなかなか難しい。基本のTOP99から33秒台を駆逐したのは総合ZI達成後であり、TOP99圏内は2.0秒弱が精一杯だった。

また、Intersteno等を意識し、TOP99の平均ミス数を減らすことを心掛けた。その結果、基本では5.4前後、拡張G-Pでは6.0前後まで順調に減ってきた。一方、拡張A-Fでは6.7前後、拡張Q-Zでは9.2前後となかなか減らなかった。左手を酷使するモードであり、かつ拡張Q-Zでは本格的な練習再開が遅れたことが原因と考えられる。なお、総合ZI達成後は傾向が逆になった。即ち、基本と拡張G-Pでは平均ミス数が増加に転じた。一方、拡張A-Fと拡張Q-Zでは6.0前後まで順調に減少していった。

さらに、到達可能位置を総合ZGに乗せることも一つのフラグと考えていた。総合ポイントが伸びない時も到達可能位置がじりじりと伸び続けたのは救いだった。結局1158627止まりだったが。その後も伸ばし続けて2018.8.23に1160182まで伸び、総合ZGに乗せた。

……

以上の方針は、少なくとも総合ZI到達までは機能した。実際、以下のように、各種パラメータを軒並み更新した。

【基本の各種パラメータの更新履歴】

パラメータ過去記録更新履歴
トップスピード972.4(2007.10.13) →1010.1(2007.10.13) →1038.1(2007.11.XX) →1049.0(2007.11.21)
→1073.3(2018.6.23) →1102.9(2018.7.7)
ワーストスピード578.9(2003.7.19) →591.1(2007.10.13) →609.8(2007.10.25) →630.3(2007.10.27)
ベストラップ3.531秒(2007.10.13) →3.500秒(2007.10.14) →3.456秒(2007.11.10) →3.408秒(2007.11.21)
→3.345秒(2018.6.17) →3.252秒(2018.7.7)
ワーストラップ4.406秒(2007.10.10) →4.399秒(2007.10.22) →4.375秒(2007.10.27) →4.375秒(2007.10.28)
→4.329秒(2007.10.28) →4.237秒(2007.11.5) →4.139秒(2018.5.26)
4.132秒(2018.6.9)
1行目ラップ4.150秒(2007.10.11) →4.046秒(2007.10.13) →3.938秒(2007.10.14) →3.923秒(2007.11.15)
3.781秒(2018.5.26)

※2013.11.10にトップスピード1153.8も出たが、2位以下とかけ離れていたため異常値とみなしていた。
※過去記録とは、2007.10.13の総合ZJ到達(拡張G-Pで33.406秒を出して達成)以前の記録を指す。

【拡張A-Fの各種パラメータの更新履歴】

パラメータ過去記録更新履歴
トップスピード961.5(2007.10.6) →968.5(2007.10.16) →985.2(2007.10.28) →1007.6(2007.10.30)
→1020.4(2007.11.10) →1034.5(2018.6.24)
ワーストスピード544.7(2007.10.10) →560.7(2007.10.14) →567.6(2007.11.8) →577.2(2007.11.22)
595.2(2018.6.20)
ベストラップ3.782秒(2007.10.8) →3.775秒(2007.10.22) →3.626秒(2018.5.13) →3.578秒(2018.7.1)
3.562秒(2018.7.7)
ワーストラップ4.750秒(2007.10.6) →4.718秒(2007.10.14) →4.516秒(2007.10.14) →4.471秒(2018.5.19)
4.399秒(2018.8.5)
1行目ラップ4.349秒(2007.10.11) →4.328秒(2007.10.14) →4.223秒(2007.10.17) →4.186秒(2007.11.6)
→4.162秒(2007.11.18) →4.133秒(2018.6.3) →4.076秒(2018.6.5)
3.987秒(2018.6.24)

【拡張G-Pの各種パラメータの更新履歴】

パラメータ過去記録更新履歴
トップスピード993.4(2007.10.3) →998.3(2007.10.14) →1020.4(2007.10.20) →1054.5(2007.10.20)
→1071.4(2018.7.14) →1083.0(2018.7.28)
ワーストスピード583.7(2007.10.11) →590.6(2007.10.25) →621.8(2007.11.18) →625.0(2018.6.3)
ベストラップ3.625秒(2007.10.13) →3.500秒(2007.11.3) →3.494秒(2018.5.12) →3.390秒(2018.6.9)
ワーストラップ4.543秒(2007.10.11) →4.500秒(2007.10.14) →4.433秒(2007.10.21) →4.312秒(2007.11.3)
→4.296秒(2018.5.17) →4.281秒(2018.6.9) →4.261秒(2018.6.30)
4.250秒(2018.7.5)
1行目ラップ4.093秒(2007.10.10) →4.036秒(2007.10.16) →3.905秒(2007.10.20) →3.783秒(2018.5.29)

【拡張Q-Zの各種パラメータの更新履歴】

パラメータ過去記録更新履歴
トップスピード980.4(2007.10.4) 1013.5(2007.10.20)
ワーストスピード537.9(2007.10.3) →541.0(2007.10.14) →556.6(2007.10.14) →572.5(2007.10.28)
→592.9(2007.11.17) →600.0(2016.12.4) →609.8(2018.8.5)
ベストラップ3.736秒(2007.10.4) →3.641秒(2007.10.14) →3.640秒(2007.10.22) →3.616秒(2007.10.31)
3.473秒(2007.11.10)
ワーストラップ4.776秒(2003.7.13) →4.760秒(2007.10.17) →4.664秒(2007.10.25) →4.653秒(2007.10.27)
→4.534秒(2007.10.27) →4.438秒(2007.10.28) →4.433秒(2007.11.11)
1行目ラップ4.422秒(2007.10.10) →4.391秒(2007.10.14) →4.217秒(2007.10.14) →4.168秒(2007.10.20)
→4.120秒(2007.11.1) →4.047秒(2018.7.25) →3.937秒(2018.8.4)

※唯一拡張Q-Zに関しては、2007年の記録を更新しきれていない。本格的な練習再開の時期が遅かったためだ。

【今後のTWプレイ方針】

殿堂でのGroup ωを最終的な目標とする以上、今後も長期戦を前提として取り組む。TW英単語ではまよまよを追いかけながらじりじりと総合ZHを目指す。とはいえ、難易度の割に殿堂ポイントの伸びは鈍く、コストパフォーマンスが悪い。

そこで、TWオリジナルで総合レベルZEを目標とする。数字以外の3種目を均等に伸ばすとすれば、小文字のみZG、混在ZG、すべてのキーZCが一つの目安となる。殿堂ではまず650万点を目指す。ミス制限練習も継続して採用する。ミス1%以内総合1175000とノーミス総合ZFを、通常記録の総合ZEを目指す際のフラグと位置付けている。実際には両方とも既に到達済みなので、後は通常記録で総合ZEを達成するだけだ。

国語Rの総合ZJもまだ諦めていない。TW英単語でトップスピード1100の限界をブチ破ったため、国語Rでもある程度の伸びが見込まれる。英単語の次は国語Rでまよまよを目標とする構想もある。但し殿堂ポイントの伸びは英単語よりもさらに鈍いため、優先順位は低い。

またTW憲法の積み残しも片付けたい。もちろんモチベーション維持が大前提となる。何らかの理由でモチベーションが低下したら、更新はそこで止まるだろう。

なお、2018年内にTW英単語を打鍵するのは11月末までである。12月以降はInterstenoオンライン大会への対策に充てる。TW英単語やTWオリジナルの再開は、早くて2019年5月になる。

【苦手の原因】

筆者にとって、TW英単語は苦手種目である。これは厳然たる事実であり、これを認めないことには始まらない。

総合レベルZIの相手に対し、実用入力(ここではInterstenoや毎パソ、TypeRacer等を指す)では高確率で勝てる。だが、TW英単語の総合レベルは11年間ZJのままだった。この間、壁を破るべく練習したこともあった。速度重視、正確性重視両方のアプローチを試した。だが、2007年の記録を打ち破ることはできなかった。なぜここまで苦手なのか。そして、総合レベルZIを達成できる人は何が違うのか。

・理不尽な改行
 →[m(改行)y], [go(改行)od], [inquir(改行)e]等。TW英単語では改行のたびに推測もしくは初速が必要となる。推測して外すことも多く(例:inquireをinquiry)、その場合は例外なく即死する。不利すぎ。一方、実用入力ではこのように単語の途中で不自然にぶった切られることがまず無い。ハイフネーションされるにしても、[after-(改行)noon]のように、推測が容易な形に必ずなっている。

・動体視力の欠如(特に開幕ダッシュ時と改行時)
 →TW英単語で記録を狙うには、開幕ダッシュが必要だ。筆者はこれが非常に苦手で、約9割のトライアルは1行目前半でEscとなる。一方、実用入力に開幕ダッシュは不要だ。むしろ正確性重視でそろりと滑り出し、徐々に加速していく。

・終盤まで800文字/分以上を保つことの難しさ
 →ZHペース(800文字/分)では、前半すら持ちこたえられず15秒で崩壊する。一方、実用入力ではXAペース(600文字/分)で10分打ち続けることができる。実際、後者の速度を維持できれば充分であり、後者の速度に適応してしまった。その結果、短距離種目で高速を保つ練習が不足している。

・トップスピード不足
 →同上。筆者は基本と拡張A-Fでギリギリ1100がやっとであり、トップラップはZG(3.252秒)止まりだ(2018.11.8にようやく基本でZFラップが出た)。その結果、少しでも詰まると速度不足のため更新は絶望となり、Escとなる悪循環だ。正確性重視で乱打を嫌うあまり、速度の上限を解放しきれていないのが原因の一つと考えられる。

【総合レベルZIを達成できる人は何が違うのか】

・コンパクトモード
 →理不尽な改行にはこれで対処可能であり、実際こちらで打っている人もいる。但し筆者はこちらも動体視力不足で打てない。流れる文字を瞬時に読み切ることができず、頻繁に停止するため、かえって記録が低下する。

・動体視力が優れている(?)
 →短距離種目が得意な人は開幕ダッシュや改行も得意としており、そのためには動体視力も優れている(?)

・Esc無しで速度を保ちつつ打ち切る練習を重ねている
 →従って終盤まで体力が持つ。また、速度を保つためには乱打も辞さないことも勝因と考えられる。その結果、打ち切り回数も多い。4モード合計で1万回を超えることも珍しくない。

・トップスピードが速い
 →基本で1100超は当たり前。トップラップはZF、あるいはそれ以上に達する。多少詰まっても、速度重視で立て直せる。

……

以上を踏まえて練習を工夫……したのだろうか。いや、していない。今後総合ZHを目指していくにあたり、工夫の余地は充分にあると思う。


●タイプウェル英単語:ミス1%以内総合レベルZIに到達(2018.8.25)

【総合ZIへの軌跡】

日付総合P 基本A-FG-PQ-Z備考
2007.11.31130079 32.890秒35.914秒33.854秒34.373秒拡張G-PでZJ、総合ZJ
2007.11.51131598   32.335秒 拡張G-P32秒台
2016.10.91131634  35.878秒  9年ぶりに再開
2016.10.121131787  35.725秒   
2016.10.231132001  35.511秒   
2016.10.231132018  35.494秒   
2016.10.301132073  35.439秒   
2016.11.61132169  35.343秒   
2016.11.141132507 32.721秒    
2016.11.261132985  34.865秒  拡張A-F34秒台
2016.12.41134017    33.341秒拡張Q-ZでZJ
2018.5.191134402  34.480秒  1年半ぶりに再開
2018.5.201135390 32.227秒    
2018.5.261135858 31.993秒   基本ZI
2018.5.261136842 31.501秒    
2018.5.271136962  34.360秒   
2018.6.21137439  33.883秒  拡張A-FでZJ
2018.6.31137589   32.185秒  
2018.6.91138079 31.256秒    
2018.6.91138205   32.059秒  
2018.6.171138235  33.853秒   
2018.6.301138495 31.126秒    
2018.7.81138687  33.661秒  停滞開始
2018.8.51138809  33.539秒   
2018.8.121139386   31.482秒 拡張G-PでZI
2018.8.191139939    32.788秒拡張Q-Zで32秒台
2018.8.251140432 31.126秒33.539秒31.482秒32.295秒総合ZI

ミス1%以内総合ZJは2007年中に達成済みだった。また、2016年にノーミス総合ZJを目指す際に副次効果としてミス1%以内でも1134017までは到達していた。

2018年も基本的に毎回ミス1%以内の打ち切りを目指した。このため、通常の総合ポイントとほぼ同様に伸び続けた。2018.8.19に総合ポイントが1139939となり、通常の総合ポイントと同様に総合ZI寸前でまた長期間停滞するかと思われた。だが、意外なことに1週間後にあっさりと総合ZIに到達した。

その後もミス1%以内記録は順調に伸び続けて、2018.10.8にはついに通常の総合ポイントに追いついた。というよりも、速度の伸びが頭打ちになり、正確性を上げてロスを極限まで抑制しないと更新できなくなった。


●タイプウェル英単語:ノーミス総合レベルZIに到達(2018.11.17)

【総合ZIへの軌跡】

日付総合P 基本A-FG-PQ-Z備考
2016.12.41130506 33.584秒35.494秒33.491秒33.341秒拡張Q-ZでZJ、総合ZJ
2018.5.191130982   33.015秒  
2018.5.261135148 31.501秒   基本ZI
2018.6.171135368   32.795秒 拡張G-Pで32秒台
2018.6.241136226  34.636秒  拡張A-Fで34秒台、停滞開始
2018.8.51137323  33.539秒  拡張A-FでZJ
2018.9.161138077    32.587秒拡張Q-Zで32秒台
2018.9.291138985   31.887秒 拡張G-PでZI
2018.10.141139453   31.419秒  
2018.11.171140092 31.501秒32.900秒31.419秒32.587秒拡張A-Fで32秒台、総合ZI

2016年はノーミス総合ZJに到達した時点で燃え尽きたため、そしてIntersteno対策に切り替えたため、TW英単語の練習を中止した。2018年は通常記録で総合ZIを、そしてまよまよを目指す過程で、ミス1%以内総合ZIを、最終的にはノーミス総合ZIを目指した。

2018.5.26に基本を一気にZIに更新したまでは良かった。だが、その後基本の伸びが半年にわたり完全に止まったのは想定外だった。その後は、出遅れていた拡張A-FをZJに上げることをまず目指した。その過程では1カ月以上にわたり伸び悩んだ。通常記録も総合ZI直前で1カ月停滞しており、最も苦しい時期だった。2018.8.5にようやくこの目標を達成した後は、拡張Q-Z、G-Pのノーミス記録を順次更新した。拡張G-Pのノーミス記録が基本を上回ったのも、そして最後は常にノーミス記録の更新を狙っていた基本でなく気が向いた時だけ狙っていた拡張A-Fを更新してノーミス総合ZIを達成したのも、想定外だった。最後に拡張A-Fを0.639秒更新し、寸止めにならずギリギリで総合ZIに到達できたのは、運が良かったとしか言いようがない。

今後ノーミス記録を伸ばし続ける前提として、通常記録をさらに伸ばす必要がある。ノーミス記録が通常記録に追いつくのも美しい形ではあるが、そこからさらに速度を伸ばしていかないと将来のノーミス総合ZHには届かないだろう。まずは拡張G-Pに抜かれてしまった基本のノーミス記録をいい加減に更新したい。そして、通常記録で総合ZHを目指す過程で、拡張3モードも少しずつ伸ばしていきたい。


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