タイピング日記

第6回毎日パソコン入力コンクールの2月Web大会終了。今回も全日本タイピスト連合の一員として参戦した。

毎パソ終了後、何となくタイプウェル憲法Eを開始。まずは年初の目標通り3章を100回打ち切る。話はそれからだ。


2007.2.28(Wed)

蚤のためサヴォリ。帰宅後、風呂に入った時点では打つ気満々だったが、いざPCを立ち上げると急速に睡魔に襲われた。退化が心配だ。


2007.2.27(Tue)

TW憲法E、5章XXに

●TW憲法E(3章100回通し+5章XX狙い)

指慣らしをしている間は睡眠率99%であり、TW憲法でもろくな成果が出ないと考えたが、意外に健闘した。

TIMESCOREMISSCOMMENT
10分08秒11685.0434.0%黄4個。35-1で力尽きた。2位

まずEsc1回。冒頭で左手が動かず、普段なら青2個まで伸びるはずの2条項目で黄に転落したため。

気を取り直して再開。冒頭は伸び悩んだが、Article13〜16でXX〜ZJを並べて盛り返し、青5個まで伸ばす。中盤はreligion, religious, そして魔のArticle23で崩され、貯金がじりじり減少したが、飛ばせるところで飛ばして青2〜3個で持ちこたえる。その後29-1, 29-3, 30という難所で再び崩されたが、かろうじて青1個で粘り続ける。終盤は更新を意識した焦りもあったが、それ以上に目の霞みと指の誤動作がきつい。難関の35-1で、スペースミスに気付かず約2秒経過したため黄2個まで崩され、その後持ち直せず。XA以下の条項は8個あった。やはりロスが大きすぎる。

……

少し休憩後に5章。

TIMESCOREMISSCOMMENT
4分26秒16657.57X4.7%黄1個。ラスト数条で黄に転落。2位
4分21秒66668.8984.3%青4個。今度はラストの追い上げでXXに更新!

1回目はいい感じに青ゲージを貯め、中盤までに青5個。しかーし後半は急性疲労症候群に襲われた。最難関のArticle69でXBを叩いて青3個に後退し、73の短文連打ではミスと硬直を繰り返す。特に73-1と73-4がひどい。ここでリードを吐き出し、最後は黄に転落した。せめてもう少し持久力があればXXも見えたのに。但し収穫もあった。appointはap,pointと分けろ! この単語は少なくとも2箇所出てくるが、pの連打で詰まってロスと疲労に直結することが多かった。攻略法を見出したのは大きい。

2回目の前にEsc1回。Article67の1ページ目最後のHouseで詰まって萎え。

気を取り直して2回目。序盤は疲労が原因の空振りが多く、ろくにリードを奪えなかった。Article69では最後のdays.で詰まってXBを叩き、この時点で青2個程度だった。しかーしその後7条項連続でXX以上を叩き出し、青4個まで持ち直す。難関の73-4と73-7で崩れて青1個まで追い詰められたが、最後の2条項を自己ベストで乗り切った!

Chapter5 668.898(ミス4.3%)! XXキターーーーー!!!!!

しかしまだまだミスが多く、改善の余地がある。従って3回目の打ち切りを狙ったが、Stateで左手が硬直するようでは未来なし。早々にEsc。

3章で7条項、5章で5+10条項を更新。総合ポイントは3章で57、5章で55+215、計327増えて1124384になった。また、XX未達成の章は4章と6章のみとなった。


2007.2.26(Mon)

TW憲法E:5章後半のミス連打を改善せよ!

●TW憲法E(3章100回通し+5章XX狙い)

軽めの蚤があったため、あまり伸びないだろうなーと予測しつつ開始。

TIMESCOREMISSCOMMENT
10分23秒80667.8064.3%赤2個。ギリギリXX死守。きつすぎる。4位

序盤は平日帰宅後にしては順調で、一時は青4個リードしたが、これではまだまだ不足だ。1箇所詰まるごとに青1個ずつ吹っ飛ぶのが本当にきつい。中盤であっさりと黄に転落後、しばらく2〜3個で耐えていたが、難関の29-1, 29-3, 30で崩壊した。昨日と同様、taxationで鼻水が出て黄5個まで転落。終盤は680ライン、670ラインが気になってさらに崩され続けた。苦手条項である35-1では要所でミスを連発してXAに沈んだ。shallが鬼門すぎる。sahllミスとl連打の空振りの両方を同時にしのぐのは至難の業だ。なお、最難関のArticle23はXGに沈んだ。Academicで詰まった時点で終了だ。また、XA以下の条項は11個に達した。これでよくXXに踏みとどまったものだ。

……

少し休憩後に5章。

TIMESCOREMISSCOMMENT
4分39秒71625.7135.2%黄8個? Minisetrミスの嵐で自滅。5位
4分33秒66639.5464.2%黄5個? Ministerを改善したが他で自滅。2位
4分31秒26645.2113.6%黄4個。前半遅かったが後半正確性を上げて粘った。2位

1回目はMinisterが癌。左手が殺されているとMinisetrになる。分かっていても防げない。また、最難関のArticle69はXBに沈んだ。confidenceは多少改善されたが、今日はそれ以前の問題で、Representatives, passes, rejects, Cabinet, shall, unlessなどでことごとく詰まって爆死。後半の条項でもミスを連打して崩壊した。ミスさえ抑えれば絶対もっと打てる!

2回目はMinisterを少し改善。M, inis, terと分ける。ちょうどオズの魔法使いのDorothyをD, orothyに分けたように。これでミスがかなり減ったが、他が改善されず。Article69は惜しいところで更新できず。3行目までは耐えたが、4行目のRepresentativesにつかまった。73-4もきつい。standards established の左手イジメが厳しい。まだ納得いかねえ! 絶対もっとマシな打ち方ができる!

3回目はMinisterに加え、他もある程度改善。前半は疲労が原因で詰まって出遅れたが、後半粘った。Article69は全行で満遍なく詰まり、またしても惜しいところで更新を逃した。風呂の後ならもう少しマシな打ち方ができると思うが、そのためにもリハビリを積み重ねておかなくてはならない。

3章で1条項、5章で1+5+3条項を更新。総合ポイントは3章で11、5章で3+36+16、計66増えて1124057になった。3章打鍵メインのつもりが、いつの間にか5章ばっかり打っている。


2007.2.25(Sun)

毎パソ2月Web大会:結果詳細

●毎パソ結果詳細

2月Web大会の英文と数字の詳細が到着した。1分間ごとのラップは次の通り。

種目LAP1LAP2LAP3LAP4LAP5Total
英文6815886786736183238
数字4154344654694622245

英文は昨年の2月Web大会のように700を超えるラップこそなかったが、ラップ1・3・4で670を超え、悠々六段ペースを保った。ラップ2で崩れているのはびびったためで、ラップ5が遅いのは暗記範囲(3231文字)の打ち切りが見えて守りに入ったためか。なお、記録が3232文字なのにラップの合計が3238になっているのは、改行コードの違いによるものと考えられる。

数字は序盤から凄まじい飛び出し。最上段だとどうしても序盤は遅くなるため、ラップ1で400を超えることは難しいが、今回は速度と正確性がかみ合った理想的なスタートダッシュが決まった。中盤も安定して460以上を保ち、初段ラインはこの時点でほぼ確定した。ラップ5が今一つ伸びていないのは、24ページを集中練習していなかったためだ。もっとも、10月大会に続き今回も、ノーミスの自信は持てなかった。練習時のノーミス率が66.7%では無理もない。この辺は次回以降の課題とすべきだ。

●TW憲法E(3章100回通し+5章XX狙い)

休日出勤のため、平日帰宅後と同程度のスコアしか出ないだろうと思いつつ打つ。また、練習方法を少し変更した。3章連打は今一つ効率が悪いため、XX目前の5章とセットで1回ずつ打つことにする(結局今日は2回ずつ打ったが)。これも1日1回ずつ1週間打てばXXには行けるだろうとの目論見で。ついでに、難関のArticle69を最低限XSに、できればXXに上げたい。

TIMESCOREMISSCOMMENT
10分25秒85665.6283.4%赤3個。ラスト数条でXXから転落。3位。
10分12秒77679.8303.3%黄6個? 涙と鼻水うざすぎ! 3位。

目標設定きつすぎ! 青貯まらねえ! ゲージの吹っ飛ぶ速度が速すぎ!

1回目は序盤青2個止まりで、すぐに黄に転落した。後はズルズルと黄が増え続けるのみ。終盤の粘りも及ばず、赤まで転落した。後半はゲージよりも右上のSPMをチラチラと見ていたが、ラスト数条で無念にもXXから転落した。追い上げようにも腕と指が命令を聞かなかった。風呂後のペースはそれほど速かったということだ。なお、この更新によりTOP15からXSを駆逐した。また、Article26-2を更新したため、昨年の記録を打ち破っていない条項は29-1, 29-3, 30のみとなった。

2回目。序盤は青4個が最大で、中盤粘ったが26-1で崩れて黄に転落した。そして31で鼻水をすすったのが原因で集中力が飛んだ。ここで黄3個にまで増え、以後持ち直せず。涙と鼻水うざすぎ。寒さに加えて、TW憲法のフォントサイズが小さすぎるのが原因だ。これを10分間凝視するのは厳しすぎる。XA以下の条項は8個に達した。昨日の更新時と比較すると、やはりロスが大きすぎる。なお、この更新によりTOP15から635未満を駆逐した。

……

少し休憩後に5章。後半の短文連打がきつかったはずなので、先行逃げ切りで行くしかない。しかーしそううまくいけば苦労はしない。

TIMESCOREMISSCOMMENT
4分43秒69616.9376.2%黄10個。マジできつすぎ。6位。
4分36秒07633.9775.7%黄6個。青3個のリードでは後半持たない。2位。

1回目は惨敗。冒頭のExecutiveでつまずき、Ministerで詰まりまくって爆死を繰り返す。Minister of Stateは嫌がらせとしか思えない。そしてexercise, executive, precedeなど数々の左手殺し。この章でXXを出すなどキチガイとしか思えない。なお、目下Worst条項であるArticle69を微更新したため、WJO値が少し上がった。と言ってもまだXAだが。

2回目。前半は青3個まで貯まったが、後半特に73条の短文連打でみるみるうちに転落していった。打ちづらいワードのみが集まっている。苦行としか思えない。最後はヤケクソスパートをぶちかましてかろうじてXSに滑り込んだが、更新には程遠い。なお、Article69はまたしてもXAに沈んだ。ここの難しさは衆議院・参議院に加えてconfidence連打とresign en masseだ。

続けて3回目に突入したが、序盤で詰まりまくって黄ゲージ3個となりEsc。やはり連打が厳しい。3章とは別のきつさがある。

3章で5+7条項、5章で3+6条項を更新。総合ポイントは3章で16+75、5章で14+122、計227増えて1123991になった。


2007.2.24(Sat)

TW憲法E、3章爆発! XXに到達!

●TW憲法E(3章100回通し)

待ちに待った休日風呂後の爆発に向けて、調整を進める。2回目までが風呂の前、3回目が風呂後。

TIMESCOREMISSCOMMENT
10分29秒90661.3484.0%黄2個。中盤黄4個まで崩されたが終盤スパート。2位。
10分11秒09681.7012.7%青16個。風呂前にXX達成! ミス率も過去最少。
10分01秒48692.5923.1%青10個。風呂パワー炸裂! が、10分切りにはわずかに及ばず。

1回目打ち切り前にEsc1回、後に3回。冒頭のArticle10が無茶苦茶打ちづらい。necessary for being a Japanese で左手が硬直しまくって動かず、aとsをことごとく空振りするのが原因だ。ここで崩れると大抵Article11までに黄2個に達して戦意喪失する。それに加えて、-itonミスや、スペースやピリオドの空振りが原因で青ゲージが1〜2個平気で吹っ飛んでいく。

1回目は体が覚醒しておらず、指の動きが鈍すぎた。序盤からb, cなど下段のキーを空振りしまくる。shallのl連打もきつい。早々に黄ゲージに転落し、ズルズルと黄4個に。しかーし終盤で執念のスパート! Article35以降の11条項中7条項を更新し、一時は黄1個にまで押し戻した。だが、最後のArticle40で再び崩れて結局2個。

しばらく休憩後に2回目。序盤から一気に突っ走って青10個を突破。中盤の押しも冴え渡り、順調に青ゲージを増やしていく。13個、15個、そして17個に! 終盤はそれ以上増えなかったが、15〜16個をキープしつつ打ち進み、最終的に青16個でゴール!

Chapter3 681.701(ミス2.7%)!
ついにXXキターーーーー!!!!!

なお、打鍵終了時に「新記録樹立!!」が出ている間に総ミス数を確認できることに今更気付いた。このトライアルでは188。総打鍵数6943に占めるミス率は2.7%であり、何と過去最少だ。また、XA以下の条項が計8個(XA3個、XB4個、XC1個)というのは昨日の更新時と同じで、全体的に安定して速かった。そして、この更新によりTOP15から630未満を駆逐した。

3回目は風呂の後。序盤からぶっ飛ばし、一気に青8個まで稼ぐ。中盤も飛ばすべきところでぶっ飛ばし、青10〜11個に持ち込む。これで更新は当確になったため、後は守りに入る。スペースミス、Shiftミス、ピリオド空振り、-itonミスなどトラップは満ち満ちているため、下手にぶっ飛ばすよりもロスを抑えることを優先する。そして最後まで青10個をキープしてゴール!

Chapter3 692.592(ミス3.1%)!
さらに爆発キターーーーー!!!!!

search and seizureにも慣れてきたかな。しかし目標ラインが大幅に上昇したため、今後は序盤のスピードが問題となる。総ミス数は213と微増したが、これは特に序盤で力任せにねじ伏せたからだろう。しかし後半守りに入ったのが功を奏し、XA以下の条項はわずか4個(Article23がXD、26-2, 29-1, 30がXA)という安定感だった。それにしても惜しかったのが所要時間! わずか1.49秒差で10分切りを逃した。ZJは難しいとしても、10分を切れるまでは引き続きChapter3に粘着すべきか。一方、この更新でChapter3のスコアがChapter9,10に次いで3位に浮上した。ありえねえ。他の章がヌルすぎる

今日は13+15+18条項を更新。総合ポイントは142+665+608増えて1123764になり、TW憲法Kを、そしてTW英単語をも超えた。ネットランキングではいつの間にか6位まで落ちていたが、この更新で4位まで押し戻した。上は遠いが(笑

条項別練習は昨年も今年も一切やっていないが、Chapter3のXS条項に限れば23と35-1の2個を残すのみとなった。23は言わずと知れた最難関。35-1はsearches and seizuresが初登場する難関。また、今年に入ってから更新していない条項は4個のみ(26-2, 29-1, 29-3, 30)となった。いずれも、とっとと更新したい。

当初はChapter3を100回打つ予定だったが、軌道修正するかもしれない。最難関のChapter3がXXになったため、WTHのXX到達が現実味を帯びてきたからだ(残ったのはChapter4,5,6)。また、現時点では条項別練習を封印している。これは、毎パソ向けの長文鍛錬の一環として打っているからだ。だが、条項別練習を解禁すれば総合ZJが見えるという状況になったら封印解除するかもしれない。


2007.2.23(Fri)

毎パソ2月Web大会:結果発表

第6回
毎日パソコン入力コンクール2月Web大会の結果がここで発表されている。第4〜7部では今回も全日本タイピスト連合メンバーが上位にランクイン。特にkurimansさん、茂木さん、やめたん、優勝おめでとう!

筆者は「第4部 英文B 一般の部」「第7部 数字・記号 一般の部」の2部門を制覇。

種目文字数ミス数得点段位
英文323203879六段
数字224502694初段

ノーミス爆発×2キターーーーー!!!!!
本番での自己ベスト×2達成!!!!!

特に英文はたにごん戦で昨年10月大会以来となる2勝目を挙げ、全国初の六段認定をも獲得した。数字は本番の自己ベストを87ポイント更新。二段にはまだまだ遠いが。また、究極の資格である「毎パソExpert ∞(Infinity)」の取得条件を満たしているのは相変わらず筆者だけだ。Grade1の2人目に関してはJinさんが数字の1級獲得により有力候補となった。

●TW憲法E(3章100回通し)

ちゃんぐむ〜♪鑑賞でかなり眠くなったが、残業後という最悪のコンディションだった昨日よりはまだマシなはずだ。従ってノルマを果たす。

TIMESCOREMISSCOMMENT
10分26秒39665.0543.7%青8個。一気にXXに迫った!
10分34秒60656.4414.3%黄5個。中盤耐えたが終盤力負け。3位。

1回目を打つ前にEsc1回。冒頭で硬直とミスを連発し、2条項目で黄2個とかありえねー。気を取り直して再開。今度は序盤からミスを抑えて快調に打ち進む。途中で何度かダレてしまい、青8〜9個で足踏みした時期が少しあったが、中盤のresidence以降で再びぶっ飛ばし、一時は青13個までリード! 後半では目が霞み始め、指もスムーズに動かなくなってじりじり落ちたが、踏ん張って青8個でゴール!

Chapter5,6の記録も上回り、あと青ゲージ2個でXXというところまで到達した。勝因は正確性と安定感の向上。これに尽きる。ミス率は今年に入ってからでは初めての4%切りだし、XA以下の条項が8個しかない(XA6個、XC2個)という安定ぶりも光っている。それにしても、平日帰宅後という悪条件下でここまで伸ばせるとは想定外だった。確かに従来の練習がヌルかった点は否めないが、少しは英文打鍵力が向上しているのだろうか。この調子なら休日風呂後は目標を680に上方修正してさらに攻めるべきか。

例のバグ回避のためEscを1回かました後、2回目。今度は序盤で黄に転落し、あっという間に黄4個まで崩された。中盤スパートして黄2個まで持ち直したが、終盤耐えきれず。1回目の更新で目標ライン(自己ベスト)が上がったのも原因の一つだろう。目標が上がれば青ゲージの増加速度は鈍り、青ゲージの減少速度や黄ゲージの増加速度は速くなる。

今日は9+7条項を更新。総合ポイントは328+38増えて1122349になった。また、1回目はドサクサに紛れて難関のArticle23で猛然とぶっ飛ばし、XSに更新した。これでXA条項は残り4個(69, 2, 7-9, 59-4)となり、殲滅は時間の問題だ。いずれもChapter3ではないし、まだ条項別練習をやるつもりはないので、実際に殲滅できるのはもう少し先になると思うが。


2007.2.22(Thu)

毎パソ2月Web大会:和文総括

この種目は1週間しか打っていないため、日ごとの各指標の推移を見てみる。

●日ごとの各指標の推移

日付回数文字数ミス数得点BS数ノーミス率コメント
2/12151045.11.401206.730.366.7%初段に到達。暗記はせず、紙を見て打鍵。
2/1381152.51.251310.630.150.0%二段に到達。暗記は第3段落まで630文字。
2/1491198.91.891351.937.855.6%三段に到達。暗記は第5段落まで1004文字。
2/1571217.60.861427.439.985.7%四段手前で停止。暗記は余録表題まで1244文字。
2/1671253.60.001504.641.6100.0%五段に到達。暗記は余録第1段落まで1369文字。
2/17171302.10.651521.958.964.7%六段に到達。安定感は低下。
2/1881369.60.131635.553.987.5%八段に到達!

概ね15日を境に暗記が定着してきた。その結果、「わ」誤爆が明らかに減少し、ノーミス率も向上している。この日は文章全体の変換の再検討を行ったが、それもプラスに作用した。17〜18日は休日を利用して質量ともに充実した練習を行い、一気にスコアを伸ばした。

●到達点ごとの所要日数と練習回数

到達点 第4回2月Web第5回2月Web 第6回6月大会第6回2月Web
1級1200点 1日目/5回1日目/2回 1日目/5回1日目/4回
二段1400点 13日目/48回3日目/18回 2日目/27回2日目/23回
四段1500点 22日目/84回5日目/38回 6日目/62回5日目/41回
六段1600点 28日目/115回9日目/66回 7日目/75回6日目/52回
八段1700点 15日目/110回 12日目/115回7日目/71回
九段1750点 27日目/190回 14日目/133回
十段1800点 29日目/208回 18日目/170回
拾壱段1850点 52日目/314回 28日目/204回
拾弐段1900点 56日目/342回 42日目/267回
拾参段1950点 48日目/294回

※初見の1〜2回だけ別の日に打った場合は、練習期間・回数に含めない。

今回はスタートダッシュが完璧に決まった。東プレRealforce89Uの採用も結果的には正解で、短期集中の理想的な練習だった。しかし、十段安定を狙う段階でこのような効率的な状況をキープできるかどうかは分からない。これは次回以降の課題だ。

●その他のデータ

  第4回2月Web第5回2月Web 第6回6月大会第6回2月Web
練習期間 29日68日 49日7日
サボリ日数 0日7日 3日0日
総練習回数 126回413回 305回71回
1日あたり練習回数 4.34回6.77回 6.63回10.14回
通算ノーミス率 73.0%81.1% 68.5%69.9%
連続ノーミス記録 22回21回 18回13回
十段以上 0回79回 73回0回
連続十段以上 14回 7回
棄権回数 不明42回 45回3回
最高記録 16561948 19701700
本番記録 14401913 1809

※初見の1〜2回だけ別の日に打った場合は、練習期間・回数に含めない。
※総練習回数は本番を含む。
※1日あたり練習回数はサボリ日を除いて算出。

今回は初期段階のみの練習であり、全力打鍵の域に到達していなかったため、5回、6回と連続で打っても苦にならなかった。1日あたりの練習回数が多いのはこのためだ。また、ノーミス率は7割手前まで伸び、棄権回数も少なかった。これらの指標についても、十段安定を狙う段階でどう変化するかは未知数である。

●総括

今回の和文練習の目的は主に6つあった。

・数字と並行で練習し、「毎パソ数字鬱」を回避する。
・東プレRealforce89Uを用い、正確性最重視時のかな入力の可能性を探る。
・特に、濁点打鍵時の「わ」誤爆の矯正の可能性を探る。
・そもそも1週間でどこまで伸びるのか試す。
・メイン練習ソフトとしてMP Trainerを採用し、弱点強化につなげる。
・あわよくば1週間で十段を安定させ、本番に奇襲参戦する(←超無謀

本番への参戦は想定していなかった。「1週間で十段安定」は、従来の実績を見てもまずあり得ない。しかし他にも重要な目的が多かったため、本番期間終了まで1週間を切った時点で練習を開始した。

最大の目的は、「毎パソ数字鬱」の回避であった。特に今回は本番実施直前になっても不調だったため、数字オンリーの練習を行えば間違いなく発狂すると予想された。鬱や不調の原因は明らかに「練習量に比例した成果が出ないこと」である。直接の解決策は数字の練習で成果を挙げることだが、それが難しければ他の種目で同等の成果を挙げれば良い。そこで、練習量に比例してどんどん伸びることが明白な和文を練習することにした。この方針は大正解であった。

次に重要な目的は、東プレRealforce89Uの採用実験である。従来、毎パソなど正確性最重視時のかな入力を行う時には富士通FKB8720を採用していた。これは、東プレRealforceでは「わ」のキーが非常に軽いため、濁点打鍵時に右手薬指が「わ」に触れて爆死という事故が頻繁に発生したためである。小指と同時に薬指も下方向に沈む癖が原因と考えられるが、この癖を矯正することはできなかった。しかし、将来決勝に参戦する際には東プレRealforceに慣れる必要がある。そのための調査を現段階で行うことは有益と考えた。また、数字では東プレRealforce89Uへのシフトが完了していたため、いちいちキーボードをつなぎ変えるのが面倒という理由もあった。

また、そもそも本気モードで1週間練習した時にどこまで伸びるのかという点も興味深かった。6月大会の練習では1週間で六段まで伸ばしたが、今回はキーボードが異なるため以前の実績は通用しない。さらに、1週間という短期決戦では暗記の完成が望めないため、基本的には紙を見て打つ。果たして過去の実績を超えることができるのか、当初は半信半疑であった。

また、今回は毎パソソフトを一切使用せず、Roadさん作のMP Trainerを本格採用した。毎パソ練習ソフトでは提供してくれないラップタイム、段落通過タイム等のデータを駆使して長所・短所の分析を行い、重点強化ポイントを見出して一つ一つ潰していった。今回は本番を打つわけでもないため、毎パソソフトを使う理由はなかった。

……

以上の明確な目的意識を持って和文を1週間やり込んだ結果、当初想定をはるかに上回る成果を得た。毎パソ数字鬱を回避できたのも大きいが、和文で東プレRealforce89Uを採用する目処が立ったのはそれ以上に大きい。確かに初見に近い状態では「わ」誤爆に苦しめられた。だが、脳と指の両方で暗記を進め、画面に集中できるようになるとこのミスは激減した。仮にミスを犯しても即座に修正できるし、そもそも「わ」誤爆を犯しやすいところは限定されてくるため、対策もしやすくなる。

また、わずか1週間の練習で八段に到達した事実は自信になった。その過程で大きな力を発揮したのは、意外にも暗記であった。当初は1週間という短期決戦では暗記の完成が難しいと考えていたが、実際に1週間打ち込むと予想を上回るペースで暗記が定着していった。もちろん細部の正確な再現にはまだ不安が残るし、本番参戦の目安となる「十段安定」には届いていない。しかし今後東プレRealforce89Uで十段安定を狙うための、そして将来決勝に和文で参戦するための基礎はできたと評価できる。

最後に、かえすがえすも残念なのは、今回は大会に参戦できなかったことだ。十段を狙う本格的な勝負に持ち込むにはあと1週間欲しかった。だが、元はと言えば2006.12.1から計画的に練習を始めなかったテメエが悪い。今回は11月決勝前の英文の蓄積がないのだから、それを計算に入れて例年よりもさらに早い段階から練習を開始する必要があったのだ。それなのに、モチベーション不足などともっともらしい言い訳をこしらえて、TODラリアットや数学、ラチェット大戦5、読書なんぞに現を抜かしていた。和文でも対決すべきライバルがいれば……とは敢えて言うまい。自分との闘いができなかった。それがすべてだ。


●TW憲法E(3章100回通し)

残業後に3章通し×2はマゾの極致だが、ノルマは果たす。

TIMESCOREMISSCOMMENT
10分52秒28638.6494.7%黄10個。ギリギリで赤転せず。5位。
10分52秒56638.3824.3%黄10個。赤も見えたが執念で押し戻した。6位。

1回目は序盤で青5個のリードしか奪えず、前半のうちに黄に転落した。その後二度と青を拝むことはなかった。後半は疲労から一気に萎え、黄ゲージが蓄積した。赤転しなかったのがせめてもの意地だ。要所で指が動かず、スペースとShiftのタイミングが合わないばかりか、勝手に別の単語を打つこともある。スパートしようものなら直後に詰まってミス量産だ。

2回目を行う前にEscを2回。1回は昨日も述べた謎の現象を回避するためにわざとEsc。もう1回は暖房が邪魔でEsc。この季節に10分超の長期戦を行う場合、暖房を入れると急速に眠くなるし、切ると鼻水と涙が出て打鍵を妨害する。一体どうしろと?

2回目はやはり序盤で青5個程度のリードしか奪えず、前半のうちに黄に転落した。しばらくの間は黄1〜2個で耐えていたが……

22:55のTV番組表取得割り込み邪魔!死ね!
何でダイアログを最前面に出して割り込みやがるんだよ!

ここで黄2個増加し、一気に萎えた。毎パソ練習時もそうだったが、本当に忘れた頃にやってくる。ダイアログ中のOKボタンをぶっ叩き、マウスやAlt+Tab等でTW憲法E画面にフォーカスを合わせるまでは復帰できない。終盤は赤ゲージもちらほらと見えたが、赤転落だけは許せなかったため決死のラストスパートをぶちかまし、かろうじて黄10個で終了した。

あと各条項を打ち終えた後にスペースもEnterも不要(打ったらミス扱いでビープ音が鳴る)という仕様には一生慣れることはできないと思う。要するにピリオドの直後にスペースもEnterもなくいきなり大文字が来るのだ。英文としてあるまじき仕様であり、リズムが崩れるので、ミスを甘受しつつ故意にスペースを打っている。Chapter3は全部で52条項あるため、少なくとも51ミス(つまり全打鍵数中の0.7%強)はここで発生する。

1回目でようやくTOP15欄が埋まった。実際にはこれが24回目の打ち切りとなる。トライアスロン全文打ち切り、弐号機や会社PCなど別の環境で打った分があるためだ。確認のため、過去の日記を参照するなどしてChapter3の打ち切り時の記録一覧を作成した。それにしても練習量がまだまだ甘すぎだな。2005年の美佳テキストのやり込みでもそうだったが、せめて3桁の打ち切り回数がないと「練習した」とは言えないと思う。

今日は5+3条項を更新。総合ポイントは46+28増えて1121983になった。


2007.2.21(Wed)

毎パソ2月Web大会:数字総括

●週ごとの各指標の推移

回数文字数ミス数得点BS数ノーミス率コメント
1/6〜1/12161758.30.502066.657.056.3%東プレRealforce106で練習開始。伸び悩む。
1/13〜1/19211892.00.332239.352.971.4%1級に接近するが、届かず。
1/20〜1/26221980.00.362340.652.472.7%1級到達。しかし再び伸び悩む。
1/27〜2/2242037.00.422402.456.762.5%ミスとBS数が減らず、初段断念。
2/3〜2/9272065.70.332444.354.366.7%東プレRealforce89Uに切り替え、初段到達。
2/10〜2/16302127.30.472503.653.570.0%初段率3割。安定には程遠い。
2/17〜2/18162119.90.382505.166.762.5%最後まで不安定。それでも本番決行。

スコアの伸びは鈍く、本番が近づいても平均スコアは2500点そこそこだった。初段安定という目標は遠く霞んで見えなかった。ミス数、BS数も最後まで改善されず、ノーミス率も最後まで66.7%ラインから抜け出せない超低空飛行だった。

●到達点ごとの所要日数と練習回数

到達点 第5回2月Web第6回6月大会 第6回10月大会第6回2月Web
準1級2000点 4日目/14回1日目/4回 1日目/3回2日目/2回
2100点 6日目/25回2日目/10回 1日目/4回2日目/4回
2200点 12日目/45回5日目/40回 3日目/11回8日目/18回
2300点 24日目/89回6日目/44回 6日目/21回11日目/30回
1級2400点 35日目/108回10日目/77回 8日目/30回15日目/42回
2500点 54日目/172回13日目/106回 18日目/65回23日目/68回
初段2600点 74日目/245回21日目/154回 22日目/87回31日目/98回
2700点 42日目/258回

※段位基準は第6回毎パソに合わせている。

数字は、従来から常に他の種目と並行して練習してきた。このため、従来と比較して練習回数で不利になることはなかった。しかし、今回は東プレRealforce106(All30g、[ ] キー除去禁止)による最上段入力という暴挙を1ヶ月間続けたため、最後まで伸び悩んだ。その結果、到達点目標への所要日数・回数は軒並み10月大会を下回った。日数に関しては6月大会時の成長ペースよりも遅れた。

●その他のデータ

  第5回2月Web第6回6月大会 第6回10月大会第6回2月Web
練習期間 75日56日 43日44日
サボリ日数 16日4日 3日4日
総練習回数 263回319回 168回156回
1日あたり練習回数 4.46回6.13回 4.20回3.90回
通算ノーミス率 71.9%70.8% 79.2%66.7%
連続ノーミス回数 14回21回 18回7回
1級以上 78回193回 106回77回
連続1級以上回数 15回30回 18回11回
初段以上 1回44回 28回16回
連続初段以上回数 1回6回 7回4回
棄権回数 38回41回 48回5回
最高記録 26212730 26582694(願望)
本番記録 25762586 26072694(願望)

※総練習回数は本番を含む。
※1日あたり練習回数はサボリ日を除いて算出。

練習期間・回数は10月大会とさほど変わっていない。しかし通算ノーミス率や連続ノーミス回数の大幅な低下に象徴されるように、安定感が大幅に低下した。唯一改善されたのは棄権回数だが、これは「どうせ棄権して打ち直してもろくな結果が出ない」という思考によるものである。10月大会の時のように、1回1回のトライアルの集中力が高まったわけではない。

今回の練習の低調ぶりは、本番直前の2週間のデータに如実に現れている。

 練習回数文字数ミス数得点BS数ノーミス率1級以上率初段率
6月大会平日342063.10.382436.756.670.6%67.6%2.9%
休日342151.70.122569.853.891.2%94.1%52.9%
合計682107.40.252503.355.280.9%80.9%27.9%
10月大会平日272147.70.072569.939.492.6%92.6%40.7%
休日372150.00.302548.642.075.7%86.5%40.5%
合計642149.00.202557.640.982.8%89.1%40.6%
2月Web平日272090.90.332474.553.674.1%74.1%11.1%
休日342131.50.412514.456.170.6%76.5%38.2%
合計612113.50.382496.855.972.1%75.4%26.2%

※文字数、ミス数、得点、BS数は期間内平均値。

10月大会で平日帰宅後の練習があれほど改善されたのが嘘のようだ。スコアだけでなく、BS数、ノーミス率、1級以上率、初段率など、すべての指標で6月大会の水準まで逆戻りである。それに加えて、休日の練習でさえも平均スコアが2500点そこそこであり、初段率も3割台にとどまった。つまり、本番で初段を狙うには明らかに力不足だったことが分かる。

●総括

今回の数字参戦の目的は主に5つあった。

・東プレRealforce106(All30g)を用いた速度強化の可能性を探る。
・[ ] キー除去禁止という条件下で初段に到達できるか見極める。
・メイン練習ソフトとしてMP Trainerを採用し、弱点強化につなげる。
・本番での自己ベスト(2172文字ノーミス、2607点)を更新し、前回に続く初段認定を獲得する。
・歴代毎パソ自己ベスト(2275文字ノーミス、2730点)の更新を目指す。

東プレRealforce106(All30g)の採用、および [ ] キー除去の禁止は当初から念頭に置いていた。当初は、この軽いキーボードでミスを極限まで減らす鍛錬を積むことは無駄にならないと考えていた。英文と同様、ハマった時の速度は非常に魅力的であり、安定感を上げていけば二段も夢ではないと考えた。また、決勝大会で [ ] キーを除去することは非現実的である。このため、[ ] キー除去禁止という条件下で初段に到達できるかどうかを見極める必要があった。

しかしこの鍛錬は想像を絶する厳しさであった。1級を目指す過程で幾度となく挫折を味わったし、その後も1週間単位で伸び悩んだ。結局この条件下で初段を出すことはできず、2500点台ですらたった4回しか出せなかった。2月に入っても状況が改善されなかったため、以後は2月Web大会本番に間に合わせるために東プレRealforce89Uに切り替え、[ ] キーの除去も解禁した。

また、今回は直前まで毎パソソフトを使用せず、Roadさん作のMP Trainerを本格採用した。最大の理由は、ミス箇所を知るためである。10月大会まではキーロガーを採用していたが、昨年末に導入したNorton Internet Security 2007ではセキュリティ機能が一段と強化されたため、キーロガーが一瞬で消される。毎パソソフトでは相変わらずミス箇所を表示してくれないため、MP Trainerが唯一の選択肢となった。さらに、これまた毎パソ練習ソフトでは提供してくれないラップタイム、段落通過タイム等のデータを駆使して長所・短所の分析を行い、重点強化ポイントを見出して一つ一つ潰していった。本番決行当日に毎パソソフトにアジャストする必要が別途生じたが、このタイミングさえ誤らなければMP Trainerの方がメリットが大きい。

一方、今回は反省点も数多い。結果的に本番での自己ベスト(多分)を叩き出したが、やはり過程はひどいものだ。本番決行直前の1週間の平均が2500点そこそこなんてありえない。その結果、密かに狙っていた自己初の二段を出すどころか、初段安定すら悲しくなるほど遠かった。89Uへのアジャスト期間を2週間確保したのはまだいいとしても、毎パソソフトへのアジャストがわずか半日というのは無謀すぎた。これはひとえに、今回の2月Web大会に向けた戦略の欠如によるものだ。練習開始時期が遅れたのが一番の失敗だし、その後も89Uへの切り替えが遅れるなど要所で対策が後手後手に回った。次回参戦では今回の反省点を踏まえ、改善すべき点は改善して結果を出さなくてはならない。


●TW憲法E(3章100回通し)

TIMESCOREMISSCOMMENT
10分33秒70657.3734.0%青ゲージ5個。ついに更新!
10分37秒66653.2944.5%黄3個。粘ったが力負け。2位

1回目は序盤で青7個くらいしかリードを奪えなかったが、中盤粘って10個まで拡大。-tion、-sionが決まりまくった。これで更新が見えたため焦ってミスを連発したが、最後まで青5個以上で持ちこたえた! 脳と指が文章を思い出したためか、全体的にミスによるロスが減少した。でもミス率4.0%はまだまだ多く、さらに正確性を向上させる必要がある。それにしても、まさか平日帰宅後という悪条件下で更新できるとは思わなかった。やり込み度が低かったということだな。休日風呂後のXX到達が楽しみだ。

これでWorst章がChapter4に変化した。また、唯一XBだったArticle23をようやくXAに更新したため、Worst条項がArticle69に変化した。XA条項は残り5個だ。通し練習オンリーの打ち込みで全部消去できるか。

2回目を行う前にEscを2回。まず、Chapter3の通し練習を連続して行うと表示がおかしくなる。進捗率ゲージは常に真っ黒(つまり100%)になっているし、そのうち「ミス率の上限 25%(52回)を超えました。」と出て終了する。どこかの条項別練習と同じ扱いになっているらしい。気を取り直して最初から打ったが、今度はマウスポインタが邪魔で再びEsc。

2回目。冒頭のTheで2秒くらい詰まり、いきなり黄ゲージのスタート。その後盛り返して青5個までは持っていったが、discrimination, speechで順当に詰まって青ゲージが吹っ飛んでいく。終盤ではsearch and seizure, opportunity, witnesses, jeopardy, redressに削り殺された。それでも、2日前に比べれば2回連続で打ち切るのもさほど苦ではなくなってきた。

今日は10+8条項を更新。総合ポイントは295+88増えて1121909になった。


2007.2.20(Tue)

毎パソ2月Web大会:英文総括

●週ごとの各指標の推移

日々の最高スコアに注目しても無意味なので、今回は週ごとの平均値の推移を見てみる。

回数文字数ミス数得点BS数ノーミス率コメント
1/6〜1/1272290.61.572639.138.457.1%暗記開始。初段止まり。
1/13〜1/19232662.20.523131.247.082.6%暗記定着期間。四段まで出た。
1/20〜1/26252881.60.243423.158.692.0%21連続ノーミス。五段到達。
1/27〜2/2253052.80.163639.055.184.0%五段狙いの重圧から解放され、3700点台に。
2/3〜2/9293070.80.593604.371.079.3%東プレRealforce89Uへの切り替え。
2/10〜2/11153215.50.073848.457.393.3%日記隠蔽期間。あり得ない高値安定ぶり。

数字との並行練習だったため回数こそ少なかったが、4週目までは順調に平均スコアが伸びた。8〜9割台の安定したノーミス率にも支えられ、文字数は伸びミス数は減った。5週目は東プレRealforce89Uへの切り替えのため一時的に伸び悩んだが、この1週間の「溜め」が3連休での爆発に結びついたという見方もできる。

●到達点ごとの所要日数と練習回数

到達点 第5回10月大会第5回決勝大会第5回2月Web 第6回10月大会第6回2月Web
初段2800点 2日目/11回2日目/19回 2日目/8回4日目/5回
二段3000点 3日目/23回2日目/26回 3日目/12回5日目/7回
三段3200点 4日目/33回4日目/78回 8日目/25回6日目/15回
四段3400点 7日目/54回6日目/115回 14日目/46回10日目/29回
3500点 7日目/57回7日目/135回 17日目/55回12日目/34回
五段3600点 11日目/88回8日目/169回 18日目/61回16日目/50回
3700点 18日目/128回12日目/252回 32日目/95回19日目/56回
六段3800点 19日目/134回15日目/299回 60日目/148回33日目/109回
3900点 105日目/403回 68日目/178回33日目/112回

※初見の1回だけ別に打った場合は、練習期間・回数に含めない。
※第5回決勝大会と第5回2月Web大会は同一の課題。

昨年の第5回2月Web大会との最大の違いは、11月の決勝大会が初見課題で行われたため、11月中に暗記および練習の蓄積ができなかったことである。前回は11月の300回以上の練習の蓄積があったため、暗記を保持したまま和文と数字に注力し、最後に2週間ほど打って感覚を思い出す程度で良かった。しかし今回はゼロからのスタートとなっただけではなく、数字との並行練習になったため英文だけに集中できなかった。

このため、10月大会と同様、限られた練習量で最大限の成果を出すことが求められた。その結果、過去最少の練習回数で次々と到達点目標をクリアしていった。また、日数も10月大会よりは少しずつ短縮した。六段を狙う過程で伸び悩んだが、これは東プレRealforce106(All30g)で打つ実験を行っていたためであり、最初から89Uに絞っていればあと1週間は短縮できたと思う。

10月大会終了後に課題としたのは、六段到達以降の練習である。今回は練習回数こそ少なかったが、練習密度は一気に改善された。最後の2日に限れば、練習回数15回に対してノーミス14回(達成率93.3%)、六段以上12回(達成率80.0%)という凄まじく高密度な練習ができた。これが、本番での六段達成に向けた大きな自信となった。

●その他のデータ

  第5回10月大会第5回決勝大会第5回2月Web 第6回10月大会第6回2月Web
練習期間 27日17日14日 68日34日
サボリ日数 1日0日0日 6日4日
総練習回数 184回335回106回 181回123回
1日あたり練習回数 7.09回19.71回7.57回 2.92回4.10回
通算ノーミス率 77.3%78.8%83.0% 78.6%83.9%
連続ノーミス回数 20回25回19回 23回21回
五段以上 61回74回74回 84回57回
連続五段以上回数 20回15回23回 22回15回
六段以上 4回4回20回 10回12回
棄権回数 9回35回7回 21回2回
最高記録 383038283969 39203989
本番記録 373735453854 37553879(願望)

※練習期間には、暗記だけして打たなかった日も含む。
※初見の1回だけ別に打った場合は、練習期間・回数に含めない。
※総練習回数は本番を含む。
※1日あたり練習回数はサボリ日を除いて算出。

「サボリ日数」「1日あたり練習回数」は褒められた数字ではない。「連続ノーミス回数」「連続五段以上回数」も低調だ。これは、数字との並行練習や残業等の要因によるものだろう。一方で、棄権回数が激減し、通算ノーミス率も過去最高を記録するなど、安定感は高水準を保った。東プレRealforce106(All30g)を採用したことで、逆に指先の感覚が研ぎ澄まされたためと考えられる。

●総括

今回の英文参戦の目的は主に5つあった。

・たにごん戦を行う。昨年の10月大会以来の2勝目を目指す。
・歴代毎パソ自己ベスト(3307文字ノーミス、3969点)の更新を目指す。
・本番での自己ベスト(3211文字ノーミス、3854点)を更新し、六段認定を獲得する。
・東プレRealforce106(All30g)を用いた速度強化の可能性を探る。
・メイン練習ソフトとしてMP Trainerを採用し、弱点強化につなげる。

たにごん戦を行うということは、目指す水準が一段上になる。何しろ相手は、1〜2日の練習で軽く五段を叩き出すたにごんなのだ。六段を安定させ、あわよくば七段を窺うレベルに到達しなくては、勝負にならない。そしてこのようなハイレベルの闘いにより、記録更新も見えてくる。なお、当初は昨年と同様に大会期間最後まで競う方針だった。しかし、10日に予想外に伸びて六段が安定しただけでなく、歴代自己ベストをも更新した。その後1週間打ってもさらなる成果を得ることは難しいと判断したため、急遽予定を変更して11日に本番を決行した。

東プレRealforce106(All30g)の採用も当初から念頭に置いていた。昨年の決勝大会の敗因の一つが、このキーボードの軽さに対応しきれなかったことだからだ。また、ハマった時の速度は非常に魅力的であり、安定感を上げていけば七段も夢ではないと考えた。実際、今回の練習では、六段手前までは106でも十分に安定感を維持できることを確認した。しかし六段を目指す段階では、それまでにはなかったミスが目立つようになり、以後は89Uに切り替えざるを得なかった。やはり長い目で見れば89Uの安定感が勝る。

さらに今回は、直前まで毎パソソフトを使用せず、Roadさん作のMP Trainerを本格採用した。毎パソ練習ソフトでは提供してくれないラップタイム、段落通過タイム等のデータを駆使して長所・短所の分析を行い、重点強化ポイントを見出して一つ一つ潰していった。本番決行当日に毎パソソフトにアジャストする必要が別途生じたが、このタイミングさえ誤らなければMP Trainerの方がメリットが大きい。

一方、今回は反省点も数多い。結果的に本番での自己ベストを(多分)叩き出し、最低限の勝負形に持ち込むことには成功したが、そこに至る過程は褒められたものではない。本番決行直前の1週間の平均が五段ギリギリなんてありえない。その結果、密かに狙っていた自己初の七段も出せなかったし、たにごん戦では日記隠蔽という姑息な戦術を使わざるを得なかった。89Uへのアジャスト期間はあと1週間確保すべきだったし、毎パソソフトへのアジャストがわずか半日というのもやや危険だ。これはひとえに、今回の2月Web大会に向けた戦略の欠如によるものだ。練習開始時期が遅れたのが一番の失敗だし、その後も89Uへの切り替えが遅れるなど要所で対策が後手後手に回った。次回参戦では今回の反省点を踏まえ、改善すべき点は改善して結果を出さなくてはならない。


●TW憲法E(3章100回通し)

帰宅が少し遅かったため、激しく眠い。だがノルマは果たす。

TIMESCOREMISSCOMMENT
10分41秒74649.1414.0%黄2個。耐えた! 2位
10分53秒09637.8634.8%黄7個? 序盤で黄色に転落すると無理。4位

1回目は序盤で青7個くらいまで貯めたが、そこから先は伸びず。更新するには前半で10個以上の貯金が欲しいが、現実はそう甘くない。血のにじむ思いで稼いだ青ゲージが、1箇所詰まっただけで1〜2個吹っ飛ぶのだ。中盤は青2個〜黄1個の範囲で綱渡り状態が続いた。しかし終盤、Article35-1のsearches and seizuresがきつく、ここで黄ゲージに転落してからは青転できなかった。必死に粘ったが、結局黄ゲージ2個で終了。それでも、650近いスコアを平日帰宅後に叩き出したのは快挙だ。休日風呂後ならXXも夢ではなさそうだ。最難関のChapter3をXXにすれば、Chapter4,5,6のXXも見えてくる。

2回目は疲労が蓄積していて思うように指が動かず、序盤で黄に転落した。その後も苦しい戦いが続く。指が勝手に別の単語を叩いたり、Shiftやスペースのタイミングが合わなくなったりという状況では黄ゲージの増加を止められない。それでも少しは指が文章を思い出したらしく、昨日のようにXSラインを割ることはなかった。それにしてもこの種目を打つと途中で必ず涙と鼻水が出てくる。やはり文字が小さすぎて目が疲れるんだろうな。せめて毎パソソフトくらいのフォントサイズで打ちたい。

今日は9+3条項を更新。総合ポイントは144+25増えて1121526になった。


2007.2.19(Mon)

毎パソ2月Web大会:本番は桶狭間的奇襲!

大会期間終了に伴い、(願望を含む)結果を発表する。

種目文字数ミス数得点段位
英文323203879六段
数字224502694初段

ぬおおおお!! 会心の一撃!! (注:ノーミスなら)
ノ ー ミ ス 2 つ 来 い ッ !
来 や が れ ヲ ラ ァ ア ア ッ !

本番ではびびりまくって実力を発揮できない時と、程よい緊張感に支えられて練習時にも出なかった実力を発揮できる時があるが、今回は英文・数字ともに間違いなく後者だった。それにしても、本番決行直前まで不振に悩み抜いたのが嘘のような結果だった。まさに桶狭間的奇襲であったと言えるだろう。

……いや、ちょお運が良かっただけか。

なお、和文は7日間の練習で八段まで到達したが、十段には遠く届かなかったため、本番には参戦しなかった。

●毎パソ英文

2007.2.10に東プレRealforce89Uへのアジャストが急速に進み、歴代毎パソ自己ベストが出た時点で翌日の本番決行を決断した。同時に、タイピング日記の更新を停止。mixi日記でも英文の情報公開を停止した。たとえこの後1週間打ち続けても、大幅なスコアの伸びは望めない。従って、たにごん戦を考えると「毎パソ投了」で日記を止めておくのが最善だろう。

本番では中盤の驚異的な追い上げで一気に六段当確ペースに持ち込んだのが大きく、終盤も耐えて暗記範囲(第6段落3行目末まで3231文字)を打ち切り! 結果は、ノーミスなら本番での自己ベストである。なお、従来の自己ベストは昨年の2月Web大会で出した3211文字ノーミス、3854点である。

●毎パソ数字

対決を約束したライバルがいなかったため、自分との闘い。練習時のスコア経過は日記に記した通りであり、本番直前になっても初段到達の確信を持てなかった。だが、2007.2.18風呂後の2回目に決行した本番では風呂効果とアドレナリンが程よくブレンドされ、凄まじい集中力が発揮された!

序盤から正確性を重視しつつ、飛ばせるところは積極的にぶっ飛ばす。指の動きに違和感を覚えたところでは一旦止まって確実に打ち直す。それでも指が走りまくり、序盤(12ページまで)を2分03秒で突破!

初 段 ラ イ ン 当 確 !

中盤に入ってもペースは衰えない。程よい緊張感を伴い、速度と正確性がバランスよく結合された理想的な打鍵が展開される。ところどころミスって打ち直しているが、ロスを最小限に抑えて打ち抜けていく! 中盤(20ページまで)終了が3分56秒。今回の課題では練習時でも出したことのない凄まじいペースだ!

終盤に突入。正確性最重視に切り替えるが、まだ指が走る走る走る! 21〜22ページをほぼノーミスで突破。そしてトラップの多い23ページもノンストップで打ち切り! この時点で残り13秒くらいあったと思う。しかーし24ページはほとんど練習していない。ペースを落とし、正確性最重視でそろそろと打ち進む。練習時の自己ベストである2218文字ラインを悠々突破すると、さらに先に進み、3行目2列の354.729まで慎重に叩き込んだ!

こんなところまで打ったことがなかったため、手製の出題数字一覧表を見て文字数を確認。何と2245文字! 1ミスでもしていたら初段には届かないが、ノーミスなら文句なしの本番自己ベスト! なお、従来の自己ベストは昨年10月大会の2172文字ノーミス、2607点である。文字数だけなら昨年6月大会で2249文字(1ミス)を出しているが。


●TW憲法E(3章100回通し)

毎パソも終わったことだし、次に何をやるか。昨年の今頃TW憲法トライアスロンの準備をしていたので、今年も長文鍛錬の一環としてTW憲法を打つか。ちょうど2007年の目標として3・4章の100回練習を掲げていることだし。そこで、まずは憲法Eで通し練習のスコアが最も低いChapter3から打つ。

TIMESCOREMISSCOMMENT
11分02秒63628.6744.2%赤ゲージ2個。きつすぎ。Shiftとshallが猛烈にきつい。
11分00秒75630.4674.1%赤2個。スペースミスが糞すぎる。

SCOREは文字/分。TIME(秒)は「60×打鍵数(6943)÷SCORE」で算出している。1回目は6位、2回目は4位だが、納得できない。XSにすら届いていないし、自己記録更新の目標に対して赤ゲージというのではねえ。

1回目は序盤こそ青2〜3個で頑張ったが、中盤あっさりと黄ゲージに転落すると後はガンガン落ちていくのみ。せめてXSラインだけはキープしたかったが、終盤のsearch, seizure, jeopardy等で爆死した。shallを打てないのは、眠いと左右の連携ができずsahllミスを頻発するからだ。

2回目は既に疲れきっていたため、余分な力を抜くことを意識して打つ。序盤こそスピードに乗れず速攻で黄ゲージに転落したが、その後黄ゲージの蓄積速度を食い止めて粘る。最後はまたしても赤ゲージが見えて萎えたが、630ラインを死守した。

3回目を打つ気にはなれなかった。毎パソ英文は5分、美佳テキストは3〜4分で打ち終わるが、憲法のChapter3は10分以上かかる。これを3回連続で打つのは厳しい。なお、1回目は計7条項更新。2回目はArticle40のみ更新。総合ポイントは1回目で60、2回目で30増えて1121357になった。今後は平日にリハビリして休日に記録を狙う方針で3週間くらい打ち込み、どこまで伸びるか見極めてみよ〜う。封印している条項別練習を解禁するかどうかは、途中経過を見て判断する。


トップページに戻る
タイピングページに戻る
タイピング日記最新版へ
2007年2月前半のタイピング日記へ
2007年1月後半のタイピング日記へ