秋葉原では恐らく最も有名な、セガ系列のゲーセン。ここを「聖地」とみなすゲーマーは数多い。TODでもその名に恥じないレベルの高さを誇り、達人の1人でもあるKeNoさんが2001年2月に9947という圧倒的なスコア(当時)を刻んだことでも有名。
JR秋葉原「電気街口」から出て駅前広場を通過し、大通りを渡ったところにある。なお、2000年春頃には「ハイテクランドセガ」という名称だった。
……残念ながら、2004年11月現在はTODが撤去されているらしいが!
→2014年10月現在、秋葉原CLUB SEGA新館にはTODが残されている。ここの難易度がVERY EASYになった時に、筆者はスコア9960を記録したことがある。
・秋葉原レジャーランド(あきはばられじゃーらんど)
2014年11月現在、TODが残っている数少ないゲーセンの一つ。2014年4月には、筆者がNORMAL台でカンストを記録した。しかしその後1カ月もしないうちにハイスコアが消去されてしまった。その後は2014年10月に筆者が刻んだ9566が最高記録となっている。
・居合すっぽ抜け(いあいすっぽぬけ)
DC版/PC版/PS2版のドリルモード「居合斬り」のこと。長文は得意種目だったはずだが、退化していると詰まりまくることから、このように命名。
・イカサマアタック(いかさまあたっく)
ワード表示とほぼ同時にダメージを受けること。ワードの表示位置を把握し、心の準備ができていても打ちようがないことからこう呼ばれる。AC版では6章の斧雑魚で、DC版では2章の高速フクロウなどで、特に難易度が高い場合に発生する。
・池袋GIGO(いけぶくろぎーご)
TOD設置台数ではほぼ常に日本一を誇ってきた、セガ系列のゲーセン。一時は4台も(!)設置されていた。そして2004年11月現在でも、全国でも珍しい(唯一の?)2台設置をキープしている。
→その後TODは撤去され、2014年10月時点で現存していない。
・エセ技(えせわざ)
AC版TODでは、ミスした後にEscで入力を解除し、再び打ち直してノーミスで打ち切ると、ミスがカウントされない。実際にはミスしているのにそれがカウントされないことから、「エセ」と命名された(命名者はむなすぃさん?)
ゲーセンでの対戦時にはこの技を駆使できるかどうかで、スコアが大幅に変わってくる。一見すると速度で大差がついているように見えても、ゆっくり正確に打っている方が勝つこともあるから面白い。だが、相手がエセ技に慣れていると反射神経、状況判断、そして打鍵速度の勝負に帰着するのもまた事実だ。
スコアアタックでは、エンペラー戦終盤でミスした場合の緊急回避にこの技を用いる。一方、6章序盤でミスした場合は、エセ技を使用してもスコアが伸びない。
・FJ連打(えふじぇいれんだ)
ローマ字入力および英語入力において、カエルの群れの冒頭の18匹や百人斬りの1文字(斧、ウジ虫等)では、FとJの出現確率が高い。この性質を利用して、事前にFとJを連打しておいて出現と同時に撃破することができる。Battle modeのカエルの群れで冒頭にリードを奪う時や、百人斬りのタイム短縮を狙う時に、この技を用いる。但し、稀に他の文字が出ることもあるため、心の準備をしておきたい。なお、かな入力では特に出やすい文字はない。
・エンディング(えんでぃんぐ/ending)
実は、スタッフロールをタイピングできる。漏らさず打っていくとゾンビが飛び出してきて踊り出す。そして8体のゾンビを踊らせると……。
(1) DC版TODの「スペシャルモード」(VS CPU modeのこと)をプレイするためのパスワードが表示される。全部で3種類ある。
(2) 年俸に追加点が入る。全A評価の場合は約1億3728万円となるため、高年俸を狙うなら是非とも獲得しておきたい。
・落穂拾い(おちぼひろい)
対戦時の戦術の一つ。命名者はみすたさんかjxnzさんだったかな? 特に2章と3章で有効である。相手の初速が自分と同程度かやや速い場合、敢えて初速合戦に持ち込まず、相手の打っていないワードを正確に狙い打つ。場合によってはEscを駆使して競合を避ける。2章ではこれを知らないとMISSION等で全ワードむしり取られて惨敗を喫することになりかねない。また、3章ではこの戦術を用いて正確性100%付近を目指すのが半ば常識となっている。しかし、相手の初速や打鍵速度が自分を大きく上回る場合、間合いに入れず結局全ワードをむしり取られることになる。
・斧雑魚(おのざこ)
6章ホールや廊下に出現する、武器を投げる雑魚を主に指す。投げてくるのは斧ではなくナイフであるという説もある。(platanusさんは「サイバーナイフザル」と表現していた。)
2人プレイ1コインを、男性と女性のペアで達成すること。2004年12月時点でTODロケテスト開始以来5年が経過したが、まだまだカップル1コインの稀少価値は高い。女性のTODプレイヤーが少なく、まして1コインクリアラー(あるいはそれに近い実力者)となるとかなり限定されるからだ。まずはオフ会等でパートナーを見つけることが先決だ。
筆者はローマ字入力でもかな入力でも既に達成済みである。というかパートナー様のおかげです。ありがとうございます。
・かな入力(かなにゅうりょく)
ローマ字入力優勢の時代にあっても、マニア受けを目指したであろうTODはかな入力にもしっかり対応している。一般にかな入力ではローマ字入力よりも打鍵数が少ない。だが、TODでは濁音・半濁音やShiftを使う文字が多く、手の移動範囲も広いため、メリットはほぼ相殺される。また、実はTODではかな入力時の方がワードが長いところがある(例:エンペラー戦鉄球3連・鉄球4同時)ので、1コインクリアを狙う際にはかな入力の方が難しい。
・カンスト(かんすと)
「カウンターストップ」の略。TODプレイヤーのみならず、ゲーマーの最終目標の1つとなる行為。DC版の一部のドリル(斧、カエル等)では、比較的容易に達成できる。
だが、2002年6月にアーケードのTODであきうめさんが達成したEASY台のカンスト(9999点)には、全国のTODマニアたちも恐れおののいた。あのカンスト以来、彼に続く達成者が出ていないことを考えると、難易度の高さがよく分かる。
→2014年4月にはNORMAL台で筆者がカンストを達成した。ロケテスト開始から約15年後にスコアアタックに臨み、カンストに到達できたのは、感慨無量である。
・完全人間(かんぜんにんげん)
TOD2003以降追加された、Master modeの中の正確性種目。120秒間に次々と現れる長文をノーミスで撃退していく。目安として24体撃破すればスコアは1万点を超え、「完全人間」の称号を獲得できる。筆者はタイプウェル国語Kを打つ前のウォーミングアップと、打った後のクールダウンにこの種目を採用していた。最終的に、TOD2003とTOD2004では29体撃破し、12000点台に乗せた。
・旧ROM(きゅうろむ)
2000年3月まで出回っていたAC版ROM。2000年4月以降はほとんどのゲーセンで修正版ROM(新ROM)に入れ替わっている。だが、一部のゲーセンには今なお旧ROMが存在する。
旧ROMには少なくとも2種類存在する。渋谷・新宿・京都などに存在したもの(5章後半以降の難易度が高い)と、三宮マジカルに存在したもの(5章後半以降の難易度が低い)がある。
→2014年10月現在、旧ROM設置店は無いと思われる。
・ゲージ回復(げーじかいふく)
ワードを正確に入力していくことにより、PERFECTゲージを伸ばし、ライフを回復すること。1回満タンにするごとにライフが1個回復する。回復後もゲージを伸ばし続けるとライフ回復の速度が増す。145コンボ以降は、10ワードごとに1個ずつライフが回復する。また、ライフが上限値(大抵のゲーセンでは5個)に達している時にゲージ回復してもライフは増えないが、1回につき150ポイントがスコアに加算される(→「はみ出し回復」)。
一方、ライフ回復後にPERFECTコンボが途切れた場合は、次第にライフ回復が遅くなる。従って、正確さに自信がある場合は常にPERFECT99を保ち、自信がない場合はここぞという時にライフを回復できるようにゲージを操作すると良いだろう。
・KeNoレンジャー(けのれんじゃー)
正確性の鬼、KeNoさんを中心に結成されたTODスコアアタック軍団。EASY台9000点以上、NORMAL台8000点以上という入隊資格は厳しく、入隊を許されたのはむなすぃさんとyosshi-さんのみ。もっとも、入隊資格を満たしていながら敢えて蹴った人もいるとかいないとか。
一時は秋葉原や三宮、京都のゲーセンに9000点台のスコアを叩き込みまくるなどやりたい放題に暴れ回っていたが、あきうめさんのカンスト(EASY台9999点)達成以来活動は衰えたようである。
・剣モード待ち(けんもーどまち)
6章スコアアタックで用いられる技の一つ。エンペラー第一形態の1回目の攻撃は鉄球3連で固定である。一方、2〜6回目は「鉄球3連」「鉄球4同時」「剣モード」の3種類の攻撃をランダムに選択してくる。このうち得点が入るのは剣モードのみである。一方、鉄球4同時でスカシを成功させれば攻撃自体をなかったことにできる。すると期待値的には剣モードの回数が増え、スコアも伸びる。
9000点台を狙う場合は、残ライフ数に余裕がある限りスカシを狙い、剣モードが来るのを待つのが良い。但し剣モード1回によるスコアアップは高々65点程度なので、はみ出し回復(150点)を複数回狙える場合はスカシを無理に(失敗のリスクを取って)狙う必要はない。
・高速3連(こうそくさんれん)
(1) 5章マジシャン後半戦の、小火球を同時に3発繰り出す攻撃。入力速度・反射神経に加えて、ワードを打ちながら次のワードを読むテクニックが要求される。先頭文字重複バグ(複数のワードの最初の1文字が重なるバグ)に見舞われるとパニックに陥ることは必至であり、上級者にとってもかなりの脅威。
(2) 6章エンペラー第一形態の、少しずつ時間をおいて鉄球を3発繰り出す攻撃。(1)と区別するため、「鉄球3連」と呼ぶこともある。攻略法はマジシャン後半の高速3連と同様だが、要求されるスピードは一段上だ。なお、2人プレイでは鉄球4連に変わる。
・梗塞の指(こうそくのゆび)
TOD2003、TOD2004のMaster mode、PS2版TODのEXPERT DRILLのSPEED種目である「光速の指」のこと。長文は得意分野だったはずなのに、調子が悪いと詰まりまくる。そのような時には「光速」とは言い難く、指が「梗塞」しているとしか思えないことから、このように命名。
・5章ハイエロ後の雑魚×2(ごしょうはいえろごのざこにひき)
AC版の難易度設定NORMAL以上の台ではほぼ確実にダメージを食らう場所として有名。攻略法は主に次の4通りか。
(1) ターゲッティング解除を利用して「上1文字→解除→下→上」の順に高速かつ正確に打つ。打てば止まる性質を最大限に利用する。
(2) 素早く「上→下」と打つ。上の雑魚のワードが打ちやすい場合や、速さに自信がある場合(特にかな入力)は、この方法が確実。
(3) 1発食らうのを甘受してノーミスで突破し、後でゲージ回復する。ミスが許されないスコアアタックでは、この方法がメインとなる。
(4) 左(上)の雑魚が前面に来るのを待ってから打ち始め、敵の攻撃パーツを吹っ飛ばして空振りさせる(KeNoさんの方法)。
・コンボ(こんぼ/combo)
ワードを正確に入力し続けてPERFECTゲージを伸ばすことを、俗に「コンボをつなぐ」「コンボを伸ばす」などと言う。また、例えばPERFECT数が35の場合、「35コンボ」などと言う。「コンボが途切れる」と言えば、入力をミスしてPERFECT数が0になることを指す。格闘ゲーム(タイピングゲームだとOzawa-Kenか)で必殺技を出す際のコンボからの転用と思われる。
1コインクリアラー:platanusさんの凄まじいやり込みにより、平均点が恐らく全国最高まで上昇した伝説のゲーセン。特に5章のボーナスライフ獲得はほぼ不可能で、ネームエントリーも至難。筆者も1回だけ行ったことがある。
・渋谷GIGO(しぶやぎーご)
TODのロケテストが行われた場所として有名。女性客への配慮に工夫が見られ、実際女性客が多いようだ。筆者にとっては、単に通勤経路の途中にあるために本拠地となっていた。旧ROM1コインクリア、新ROM1コインクリア、かな入力での1コインクリアなど、初回はすべてここで達成している。
JR渋谷駅「ハチ公口」から出て、ハチ公広場を通り抜けて巨大なスクランブル交差点を渡り、道玄坂(進行方向左)を少し上って道路の左側。
ちなみに2004年になってから難易度がMEDIUM EASYに変わってしまった。それどころか、たまにEASYに変わることすらある。よって、接待プレイにしか利用しなくなった。さらに2005年には勤務地が変わり、オフ会以外では行かなくなった。
→その後TODは撤去され、2014年10月時点で現存していない。
・渋谷CLUB SEGA(しぶやくらぶせが)
2004年に入ってからもNORMAL台が残っているため、こちらで打つことが多くなった。通勤経路からは少し外れるが、付近にBook 1stや大戸屋があるので、そちらに用事がある時についでに寄ったりする。
→その後TODは撤去され、2014年10月時点で現存していない。
・スコアアタック(すこああたっく)
6章プレイ終了後、スタッフロール、レーダーチャート表示、PROFILE ENTRY画面を経て最終的にスコアブックに登録されるスコアを標的としたハイスコア挑戦を指す。もしくは、他のプレイヤーとの競争を指す。CONTINUEするとスコアが低下するため、必然的に1コインクリアの上位の概念となる。このサイトでは、スコアアタックに関する情報をこちらに蓄積している。
・スコア表示コマンド(すこあひょうじこまんど)
旧ROMでのみ有効。コイン投入後に「左→左→右→右→右→左→右→左→右→Enter」(左=左キーボードのSpace、右=右キーボードのSpace。Enterはどちらでも可)と入力すると、画面上方にスコアが表示されるようになる。1人プレイでも可能だが、この状態で対戦するとさらに盛り上がる。
・ストレングス(すとれんぐす/STRENGTH)
4章のボス。入力する文章の長さに驚かされるが、入力時間にはやや余裕があるため、ある程度ワードを覚えればほとんど食らうことなく倒せるだろう。
だが、6章エンペラー第二形態の「ストレングスモード」はラストバトル中でも最強の難易度を誇る。1コインクリアを狙うには、万一の事態に備えてエンペラー第二形態戦開始時にライフを3個以上残しておきたい。
・全A評価(ぜんえいひょうか)
ゲーム終了後に表示される「入力速度・正確さ・反射神経・特殊キー入力・状況判断力」のレーダーチャートで、全項目でA評価であること。入力速度と正確さを両立させる時点でかなり難しいが、それに加えて特殊キーへの苦手意識をなくしたり、敵の出現パターンを把握したりしないと達成は難しい。ちなみに、AC版で全A評価の1コインクリアならば年俸は大抵19億円台となるが、稀に1〜2億円台になることもあり、かなり謎。ちなみにPC版やPS2版では22億円台まで見たことがある。
なお、AC版やDC版では少なくとも計3章以上プレイしないと全A評価は出せない。5章→6章の最短コースでプレイすると、いずれか1項目(大抵は状況判断力)がB評価になることが多い。トレーニングモードでは反射神経がB評価になることが多い。また、DC版では全章プレイしても全A評価は出せず、特殊キー入力がB評価になることが多い。
→2014年に
・全力失速(ぜんりょくしっそく)
DC版/PC版/PS2版のドリルモード「全力疾走」のこと。初速の遅い筆者にとってこの種目は鬼門中の鬼門で、疾走するどころか至る所で失速しまくっていることから、このように命名した。
・ゾンビパニック(ぞんびぱにっく/zombie panic)
2004.12.22発売のプレイステーション2版TODの通称。遅いロード時間、途中で中止できないドリル、そして高速入力(同時押し?)を認識しない仕様という三重苦に悩まされる。但し、追加要素であるMINI GAMEはなかなか面白い。このサイトではゾンビパニック関連の情報をこちらに蓄積している。
※付属のキーボードを使わず、東プレRealforce89Uを接続すれば、高速入力を認識する。
(1) 読んで字の如し。2人プレイと同義。
(2) 「協力プレイ」の対義語として使う場合は、意味が違ってくる。相手をコンティニューさせることを第一目的とし、対戦技を駆使して相手のライフを削っていく。これは、TOD大会で「先にコンティニューした方が負け」という公式ルールがあることに由来する。いくらゾンビを倒しても、たとえダブルスコア、トリプルスコアのリードを奪っても、コンティニューすればその瞬間に負けなのだ。
・対戦技(たいせんわざ)
「対戦プレイ」において、相手をコンティニューさせるために用いられる技。コンティニューさせるためにはダメージを食らわせなければならない。従って、どのゾンビがどちらを攻撃してくるかを把握しておくのが大前提だ。そして……
(1) マジシャン前半やエンペラー戦第二形態で制限時間内にワードを打ち切れなければ、2人同時にダメージを喰らう。そこで、相手のライフが自分のライフよりも少なく、かつ相手がワードを打ち切れそうにない場合に故意に打鍵を停止し、ダメージを喰らう。まさに「肉を切らせて骨を断つ」極悪技。
(2) 5章ガレージ、マジシャン前、6章エレベーターで上昇後の廊下などでは、相手を攻撃するゾンビを自分が打つふりをして、タイミングを見計らってEscでキャンセルする。相手がゾンビの攻撃対象を把握していない場合は、ほぼダメージ確定である。
・達人(たつじん)
TOD2003、TOD2004のVS Expert mode、PS2版TODのVS TYPING MASTERS内で対戦できる、実在するTOD達人のこと。TOD2004以降では一部の人が入れ替わったり、パワーアップしていたりする。目立てば標的にされるのは世の常であり、2002年には達人入れ替えオフが敢行された。また、TOD2004のネット対戦では「達人狩り」を目的とした高速タイパーが多数出没した。
類義語:Expert
・タワー(たわー/TOWER)
3章と6章に登場するボス。タイピングとは関係ない三択クイズに回答しなくてはならず、かなりのヲタク知識を要求される。3章では6問、6章では8問正解しないと倒せない。3章は飛ばすことができるが、クリアするには6章は避けて通れない。問題と解答の丸暗記以外に勝利の道はない。
なお、6章エンペラー第二形態の「タワーモード」ではクイズは出題されないが、ストレングスモードに次ぐ強敵だ。また、エンペラー第三形態でもクイズが出てくるが、ここではどの選択肢を選んでも喰らうことはない。エンディングの分岐(3通り)に影響するだけである。
・TOD(てぃーおーでぃー)
(1) タイピングマニアにとっては「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド」の略。元祖「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2」をHOD2と略すことからこう呼ばれるようになったらしい。
(2) 一般のゲーマーにとっては「テイルズ・オブ・ディスティニー」の略らしい。
(3) 一般人にとっては人名に見えるらしい。(例:トッド・ハミルトン)
・TOD2(てぃーおーでぃーとぅー)
2008.3.6に発売されたPC版TOD。ラリアット以前のTODとは異なり、HOD3をベースとした内容に一新されている。筆者の独断と偏見では、タイピングゲームの中でも高評価の部類に入る。だが、前作が神すぎたために「前作の劣化バージョン」と言わざるを得ないのが残念だ。それとも、前作と同様、今後小規模なバージョンアップを繰り返すのだろうか。このサイトではTOD2関連の情報をこちらに蓄積している。
・TOD2003(てぃーおーでぃーにせんさん)
2002.12.5に発売されたPC版TOD。上級者向けのやり込みモードであるMaster mode(光速の指、完全人間、小脳思考)や、筆者を含む8名のTOD達人と対戦できるVS Expert modeが追加された。ワードも入れ替わっている。このサイトではTOD2003関連の情報をこちらに蓄積している。
・TOD2004(てぃーおーでぃーにせんよん)
2003.12.4に発売されたPC版TOD。対戦に特化したBattle mode(Arcade、光速の指、全力疾走等)や、子供向けの新モードであるKids modeが追加された。Network modeでは専用サーバを介して対戦が可能となった。VS Expert modeに関してはMADRIGALさんが降板し、たにごんさんとYAMEさんが加わった。ワードも半分以上が入れ替わっている。また、描画速度の改善等により、TOD2003よりも処理能力が強化された。このサイトではTOD2004関連の情報をこちらに蓄積している。
→対戦用の専用サーバは2008年?に廃止されたが、LAN対戦はもちろん可能である。
・TOD USエディション(てぃーおーでぃー ゆーえすえでぃしょん)
2001.9.20に発売されたPC版TOD。英語版TODの逆輸入版であり、日本語環境でプレイできる。原作にほぼ忠実に英語化されているが、一部のドリルの仕様が変更されている。また、日本人にとって最も困難と思われるのが、タワーの攻略である。このため、「OptionsのQuiz難易度をEasyに設定すると正答が事前に表示される」という救済措置も導入された。もちろん、TODマニアとしてはQuiz難易度Hardでの全章ノーコンティニュークリアを目標としたい。これを機に英語に親しんでみるのも良いだろう。このサイトではTOD USエディション関連の情報をこちらに蓄積している。
・鉄球スカシ(てっきゅうすかし)
エンペラー第一形態の鉄球4同時で、鉄球のうち1〜2個がプレイヤーを直撃せずどこかへ飛んでいってしまう現象。ダメージを受けないのになぜか次以降の難易度が下がる。また、攻撃自体がなかったことになるため、結果的にエンペラー第一形態の攻撃回数が1回増える。
最高難度のエンペラーに太刀打ちする実力がない時、あるいはスコアアタック時の剣モード待ちの時に、残りライフ数に余裕があれば故意にこの現象を狙うのも一つの手段だ。
→初期位置がエンペラーの膝より下にある鉄球に関しては、確実に成功する(eighさんの情報)。
※類義語:スカシ
・鉄球4同時(てっきゅうよんどうじ)
エンペラー第一形態の、鉄球を4発同時に繰り出す攻撃。攻略法はマジシャン後半の高速3連と同様。ローマ字入力では鉄球3連よりも容易だが、かな入力では文字数が多いので難しい。
(1) ゲーム開始前に設定できる難易度設定は5段階。AC版ならVERY EASY, MEDIUM EASY, NORMAL, MEDIUM HARD, VERY HARD(店員さんに頼んで設定してもらうべし)。DC版ならVery Easy, Easy, Normal, Hard, Very Hardとなる。ゾンビの攻撃速度やワードの文字数、斧の頻度等に影響する。
(2) ゲーム内部では(1)とは別に、16段階の難易度設定が存在する。ダメージを受けずに進むと難易度が上がり、ダメージを受けたり鎮静剤を獲得したりすると難易度が下がる。コンティニューした時や、連続してダメージを受けた時には、見た目にもはっきり分かるほどに難易度が下がる(ゾンビの攻撃スピードが遅くなり、ワードも短くなる)。
・年俸アタック(ねんぽうあたっく)
ゲームクリア時にレーダーチャートの下に表示される年俸の金額を競う行為を指す。スコアアタックの上位の概念である。スコアアタックでは全A評価を獲得する必要が無く、6章のみのスコアにこだわれば良い。従って、プレイ時間短縮を目的とした5章→6章という戦術も成立する。これに対し、年俸アタックでは全A評価が大前提なので計3章以上打つ必要がある。しかも5章のスコアメイクも必要となる。このサイトでは、年俸アタックに関する情報をこちらに蓄積している。
2章ラストと5章中盤に登場するボス、「ハイエロファント」(HIEROPHANT)の略。他のボスよりも名前が長いために省略されることが多い。6章エンペラー第二形態のハイエロファントモードも「ハイエロモード」と呼ばれる。
・パスワード(ぱすわーど/PASSWORD)
(1) AC版やDC版アーケードモードをクリアし、スタッフロールを打ち切ってゾンビ8体を舞踊させると、DC版の「スペシャルモード」(VS CPU modeのこと)をプレイするためのパスワードが表示される。3種類が確認されている。
(2) 実は、隠されたパスワードも存在する。有名なものは次の2つか。実際にはもっとある。(Jinpeiさんのサイトを参照)
WORDBOX……ほぼすべてのモードで出現ワードが長くなる
CNAWEIA……ドリルモードを全部出現させる
(3) PS2版やラリアットでは、初期状態ではアーケードモードで1章しかプレイできない。ドリルモードやミニゲームも、限られた種目しかプレイできない。だが、プレイを進めるうちに現れるパスワードを入力することで、次第にプレイできる範囲が拡大されていく。代表的なものはこちら(PS2版)とこちら(ラリアット)。
・はみ出し回復(はみだしかいふく)
ライフが上限値(大抵のゲーセンでは5個)に達している時にゲージ回復すること。この場合、ライフは増えないが、1回につき150ポイントがスコアに加算される。高スコアを狙う際に必要不可欠だ。
類義語:ライフオーバー
・速さよりも正確性(はやさよりもせいかくせい)
デフォルトのハイスコアランキングのコメントにもある通り、クリアするコツはまさに「速さよりも正確性」だ。そして、正確性の真価を問われるのはクリアできるようになってからである。1コインクリアを安定させたり、高いスコアを狙ったりするには、ゲージ回復によりライフを、そしてスコアを稼ぐ必要がある。
・不完全人間(ふかんぜんにんげん)
TOD2003、TOD2004のMaster mode、PS2版TODのEXPERT DRILLのACCURACY種目である「完全人間」のこと。1万点以上のスコアを出すと「完全人間」の称号を獲得できる。だが、1ミスでもするとどんなに大量のゾンビを打ち切ってもスコアは9999止まりである。このため、ミスした場合は「不完全人間」と称する。
・2人プレイ1コイン(ふたりぷれいわんこいん)
2人プレイを行い、2人とも一度もコンティニューすることなくクリアすること。2人とも1コインクリアができるか、それに近い実力を有しているのが望ましい。1人で1コインクリアする時と比べて、分担が必要になるところがあるため、一般に難易度は高い。だが……
(1) 協力プレイの場合、2人の息が合えば1+1=2ではなく、1+1=3の効果を出すことも可能。研究次第では、1コインクリアの経験が無い人どうしの組み合わせでも1コインに成功するかもしれない。
(2) 対戦プレイの場合、相手を妨害することに専念すれば、1+1=1の効果しか出ないこともある。だが、達人クラスになるとそれでも1コインクリアできてしまったりする。
・プロファイルエントリー(ぷろふぁいるえんとりー/PROFILE ENTRY)
トータルスコア(6章のスコア)がプレイした台(もしくはDC、ビジュアルメモリ等)の歴代ベスト8に入った場合、名前・年齢・職業・コメントを入力できる。このうち年齢以外の項目は、スコアブックに反映される。同点で8位に入った場合は日付の新しい方が優先されるが、同じ日に同点で8位に入った場合は不明。
なお、AC版旧ROMやDC版、PC版では、レーダーチャートと年俸が表示される画面の右下に表示される6章のスコアと比較して、プロファイルエントリー後に表示されるスコアブックに掲載されるスコアが数百点変動することがある。筆者の実験では、-1200〜+200の変動を確認した。これは、スタッフロール入力中に正確性が変動し、正確性ボーナスが変化するためである。
2人プレイの場合はやや勝手が違う。2人とも1コインでクリアした場合や、片方が6章途中で死亡した場合にはエントリーできない。だが、片方が5章までで死亡し、1人で6章をプレイした場合にはエントリーできる。
※類義語:ネームエントリー
・ボーナスライフ(ぼーなすらいふ)
1〜5章では、章クリア時に獲得スコアに応じて偏差値が計算されている。この値が63.0以上の場合はボーナスとしてライフが1個入る。1コインクリアできるかそれに近い実力があれば、大抵のゲーセンではすべての章でゲットできる。だが、ゲーセンのレベルが高い場合はノーダメージノーミスでクリアでもしない限り獲得は難しい。さらにゲーセンのレベルが上がると、歴代1位のスコアを出しても届かないことすらある。
DC版/PC版/PS2版のドリルモード「ミスミス・ショット」のこと。正確性を鍛える種目だが、ある段階までスコアが伸びてくると反射神経や打鍵速度も同時に追求することになる。当然ながらそうするとミスが激増するため、このように命名した。
・ミスするくらいなら喰らえ!(みすするくらいならくらえ!)
KeNoレンジャーの合言葉。TODスコアアタックでKeNoさんが残した名言。正確性100%を逃した時のダメージは計り知れない。まず、エセ技を発動しない限りAccuracy Pointが400ポイント下がる。さらに、コンボが停止するため、その後のはみ出し回復連発で得られたであろう数百ポイントが一瞬にして消滅する。これに対して、ダメージを受けるだけならライフが1個減るだけで済む(スコア換算150ポイントのロス)。どちらを優先するかは明らかだろう。
2006.12.7発売のPC版の新作。どこがラリアットなのかよく分からないが、基本的にはPS2版TODをPC向けに移植したバージョンである。このため、MINI GAME等を楽しめるほか、かな入力におけるShiftの仕様がほぼ完全に修正されている。そして最大のウリは「TOD2体験版の収録」だ。従って「TOD2体験版付きラリアット」というのは正しい表現ではなく、ラリアット付きTOD2体験版と言うべきだ(笑
ラリアットの特徴は、VS TYPING CLONEの追加と一部ワードの入れ替えくらいか。VS TYPING MASTERSやネットワーク対戦機能は削除された。また、起動のたびにCDチェックを要求されたり、Alt+Tabで画面を切り替えると勝手にPAUSEされたりと、全体的に機能は改悪されている。このサイトではラリアット関連の情報をこちらに蓄積している。
・6章MISSION1(ろくしょうみっしょんいち)
6章にはMISSIONが二つ存在する。このうち、エレベーターで上昇後の廊下の突き当たりで発生するMISSIONを指す。AC版の難易度設定NORMALの台では、5章ハイエロ後の雑魚×2と同様、ほぼ確実にダメージを食らう。攻略法は次の3通りか。
(1) 十分な入力速度・正確さ・反射神経を確保する(全国トップクラスの実力でも至難)。
(2) 事前の斧雑魚に2発食らっておくと難易度が下がるので、それを利用すればクリア可能(Jinpeiさんの方法)。
(3) ある程度実力が上がってくると、事前の斧雑魚に1発食らうだけでも何とかクリア可能。
悪評高いPS2版TODの中で、好評を得ているミニゲームの1つ。ボーナスステージを全部打ち抜けるにはかなりの動体視力が必要。最後の長文面を突破するには、少なくともMachineクラスの速度が必要。このサイトでは、ワードシューティングに関する情報をこちらに蓄積している。
・WORDBOX(わーどぼっくす)
DC版以降のTODのPassword Entryにこのパスワードを打ち込むと、ほぼすべてのモードで出題ワードの長さが約2倍になる。ストーリーモードを難易度Very Hardで楽々ノーコンティニュークリアし、Drill modeでセガワープロ検定1級をはるかに上回るスコアを出している上級プレイヤーでも、WORDBOX状態ではかなりの苦戦を強いられるだろう。特に、TOD2004以降のザ・パーフェクトや百人斬りが面白い。このサイトでは、WORDBOXに関する情報をこちらやこちらに蓄積している。
・1コインクリア(わんこいんくりあ)TODのみならず、アーケードゲーマーの1つの目標となる行為。最初に投入した1枚のコインだけでクリアすること。但し、大抵の場合1プレイ100円なのだが、稀に1プレイ200円とか50円、30円のゲーセンもあるので、より正確には「ノーコンティニュークリア」「1クレジットクリア」と言った方が良いかもしれない。ちなみに、厳密には1〜6章すべてをクリアすることを指すが、時間短縮や疲労などの理由で4章以前のうちいくつかを省略することもよくある。このサイトでは、1コインクリアに関する情報をこちらに蓄積している。